観戦記2013:Jリーグ第3節 VSサガン鳥栖 (3月16日)
2013年3月23日 スポーツ
■ 鉄の城・ベストアメニティスタジアムへ
本年のJ1は関東甲信越のチームが2チームが昇格する一方、
北海道・関西2クラブが降格したことによって長距離遠征の機会が
減少する。
必ずしも、潤沢ではない筆者の懐事情を考慮すれば、良いことにも
思えるのだが、一方ではアウェイ遠征の魅力ともいえる旅行感覚が
ないということは残念なところである。とはいえ、まだ足を運んだこと
がない大分の昇格があるなど、昨年とは異なる楽しみがあるので、
そこをまたポジティブに捉えたいと思う。
そんなこんなで、今年初の長距離遠征はサガン鳥栖のホームである
佐賀県鳥栖市へ。距離的には遠いかもしれないが、福岡空港⇒博多
⇒鳥栖のアクセス環境は非常に快適。特に鳥栖のホームであるベスト
アメニティスタジアムは駅から徒歩5分クラスの絶好のポジションにある。
外観の雰囲気が「鉄の城」といった風貌で私は非常に気に入っている。
サッカー専用スタジアムのためピッチからも近いことから素晴らしい臨場感。
経費や規模も含めて、日本サッカーの発展のためにお手本となるスタジアム。
■ 前 半
<過去3試合では一番良い入り方。しかし、ネットを揺らせず>
この日、フロンターレの布陣は大分戦の後半の形でスタートする。
柏・大分と開幕から2試合は頭からかみ合わない展開が続き、苦しんだ
ところがあったのだが、この日は良いかたちが作れていた。
鳥栖のプレスを上手くかわしながら前線にボールを繋ぎ、ゴール前に迫る
という流れ。守っては鳥栖にシュートを許さない。この流れで得点を奪えれば
良かったのだが、ゴールネットを揺らすことはできなかった。そして、序盤こそ
勢いで相手陣内に攻め込むことができた川崎も次第にペースダウン、相手の
カウンターも徐々に西部の守るゴールに迫ってきた。。
<最初に許したシュートで失点を喫する>
チャンスで決めきれなかったツケが回ってきた、そんな失点であった。
相手との競り合いの中で中澤がボールを取りにいってクリアしたボールが
相手にわたり、空いたスペースに走りこんだ池田決められた。相手に許した
最初のシュートが失点になるとは。ここまで上手くもっていっただけに、
非常にもったいない展開になってしまった。
■ 後 半
<鳥栖の速攻と積極性に崩壊する守備>
1点ビハインドで向かえた後半。
風間監督は両サイドバックに高いポジションを取るように指示をしたそう
だが、これが大誤算となった。2失点目はサイドで田中裕介がキムミヌに
競り負け、そのまま突破を許し、中に入れたボールがポストに当たって、
そのままゴール。3失点目は中盤で奪われたボールから水沼のロング
シュートが決まってしまう。。
4失点目は最悪。短い距離のパスミスを奪われ、ロングボールが1トップの
豊田に送られて決められてしまう。10分程度で3失点、もはや悪夢としか
言いようのない光景であった。
<目を覚ましたのか、ブチ切れたのか>
4点差になって川崎は矢島と山本真希を入れて前線に人数を増やした。
ココからは積極性をもって相手ゴールに迫る姿勢が出てきた。
まず、大久保のミドル弾で1点を返す。シュートまでの落ち着きもさること
ながら、シュートコントロールも素晴らしい。続いて、小林も低いクロスに
合わせてヘッド弾。相手との競り合いながら、最後は気合で押し込んだ。
2点差にまで持ち込んだが鳥栖も高橋の素晴らしいランによる突破から
上げられたクロスを豊田が押し込んで5点目、再び3点差にされる。
万事休すかと思われたが、それでも川崎はがむしゃらにゴールに迫る。
サイドから小林が中に侵入、送られたボールをレナトがきっちり決めて
再び2点差。さらにショートコーナーから、もう1度ゴール前に放り込んだ
ボールを途中交代のパトリックが頭で合わせて1点差。猛攻で鳥栖守備陣
を突破していく。。
しかし、反撃もここまで。合計9ゴールが飛びかった乱打戦は鳥栖に軍配が
上がった。川崎の方は「目が覚めた」という表現よりは「キレた」という感じに
近い。普段おとなしい子がキレたらすごい怖いというのに近いかも。
■ アンバランスなゲーム展開をどう捉えるべきなのか?
派手な試合。応援する我々も、さらに言えば勝った鳥栖のサポーターも
心身ともに疲弊する試合であった。試合の中では川崎の数々の顔が見られた
と思う。コレをどのように捉えるべきなのか?
最終ラインやサイドバックを高い位置にとった結果、相手のカウンターの餌食
になり失点を重ねたことは一昨年の焼き直しのようなシーンであった。試合後
録画を拝見していて、筆者が気になったのは攻守の切り替えである。特に攻撃
時から守備への切り替えの部分、この部分の意識を切り替えていかなければ、
同じような形で失点を重ねることだろう。
実際、その後のナビスコカップのマリノス戦では守備意識を植え付けることで
不用意な失点は避けた。ただし、最終ラインが大分低くなり逆に攻撃への切り
替えが遅れてしまう結果となった。
攻撃陣の奮闘は数少ない希望だ。
大久保、レナト、小林の3枚の選手はポジションを流動的に変えながら
攻め手を見せていたように、試合を重ねるごとに関係性は良くなっている。
また、大久保のミドル弾は彼の存在感を一層際立たせることになった。
鳥栖サポの友人は「神戸の時よりも全然怖かった」と述べていたように、
ストライカーとしての怖さを今後をもっと引き出していきたいと思う。
勝利の二文字が引き寄せられない展開が続いているが、
自分も焦らず応援を続けていきたい。
本年のJ1は関東甲信越のチームが2チームが昇格する一方、
北海道・関西2クラブが降格したことによって長距離遠征の機会が
減少する。
必ずしも、潤沢ではない筆者の懐事情を考慮すれば、良いことにも
思えるのだが、一方ではアウェイ遠征の魅力ともいえる旅行感覚が
ないということは残念なところである。とはいえ、まだ足を運んだこと
がない大分の昇格があるなど、昨年とは異なる楽しみがあるので、
そこをまたポジティブに捉えたいと思う。
そんなこんなで、今年初の長距離遠征はサガン鳥栖のホームである
佐賀県鳥栖市へ。距離的には遠いかもしれないが、福岡空港⇒博多
⇒鳥栖のアクセス環境は非常に快適。特に鳥栖のホームであるベスト
アメニティスタジアムは駅から徒歩5分クラスの絶好のポジションにある。
外観の雰囲気が「鉄の城」といった風貌で私は非常に気に入っている。
サッカー専用スタジアムのためピッチからも近いことから素晴らしい臨場感。
経費や規模も含めて、日本サッカーの発展のためにお手本となるスタジアム。
■ 前 半
<過去3試合では一番良い入り方。しかし、ネットを揺らせず>
この日、フロンターレの布陣は大分戦の後半の形でスタートする。
柏・大分と開幕から2試合は頭からかみ合わない展開が続き、苦しんだ
ところがあったのだが、この日は良いかたちが作れていた。
鳥栖のプレスを上手くかわしながら前線にボールを繋ぎ、ゴール前に迫る
という流れ。守っては鳥栖にシュートを許さない。この流れで得点を奪えれば
良かったのだが、ゴールネットを揺らすことはできなかった。そして、序盤こそ
勢いで相手陣内に攻め込むことができた川崎も次第にペースダウン、相手の
カウンターも徐々に西部の守るゴールに迫ってきた。。
<最初に許したシュートで失点を喫する>
チャンスで決めきれなかったツケが回ってきた、そんな失点であった。
相手との競り合いの中で中澤がボールを取りにいってクリアしたボールが
相手にわたり、空いたスペースに走りこんだ池田決められた。相手に許した
最初のシュートが失点になるとは。ここまで上手くもっていっただけに、
非常にもったいない展開になってしまった。
■ 後 半
<鳥栖の速攻と積極性に崩壊する守備>
1点ビハインドで向かえた後半。
風間監督は両サイドバックに高いポジションを取るように指示をしたそう
だが、これが大誤算となった。2失点目はサイドで田中裕介がキムミヌに
競り負け、そのまま突破を許し、中に入れたボールがポストに当たって、
そのままゴール。3失点目は中盤で奪われたボールから水沼のロング
シュートが決まってしまう。。
4失点目は最悪。短い距離のパスミスを奪われ、ロングボールが1トップの
豊田に送られて決められてしまう。10分程度で3失点、もはや悪夢としか
言いようのない光景であった。
<目を覚ましたのか、ブチ切れたのか>
4点差になって川崎は矢島と山本真希を入れて前線に人数を増やした。
ココからは積極性をもって相手ゴールに迫る姿勢が出てきた。
まず、大久保のミドル弾で1点を返す。シュートまでの落ち着きもさること
ながら、シュートコントロールも素晴らしい。続いて、小林も低いクロスに
合わせてヘッド弾。相手との競り合いながら、最後は気合で押し込んだ。
2点差にまで持ち込んだが鳥栖も高橋の素晴らしいランによる突破から
上げられたクロスを豊田が押し込んで5点目、再び3点差にされる。
万事休すかと思われたが、それでも川崎はがむしゃらにゴールに迫る。
サイドから小林が中に侵入、送られたボールをレナトがきっちり決めて
再び2点差。さらにショートコーナーから、もう1度ゴール前に放り込んだ
ボールを途中交代のパトリックが頭で合わせて1点差。猛攻で鳥栖守備陣
を突破していく。。
しかし、反撃もここまで。合計9ゴールが飛びかった乱打戦は鳥栖に軍配が
上がった。川崎の方は「目が覚めた」という表現よりは「キレた」という感じに
近い。普段おとなしい子がキレたらすごい怖いというのに近いかも。
■ アンバランスなゲーム展開をどう捉えるべきなのか?
派手な試合。応援する我々も、さらに言えば勝った鳥栖のサポーターも
心身ともに疲弊する試合であった。試合の中では川崎の数々の顔が見られた
と思う。コレをどのように捉えるべきなのか?
最終ラインやサイドバックを高い位置にとった結果、相手のカウンターの餌食
になり失点を重ねたことは一昨年の焼き直しのようなシーンであった。試合後
録画を拝見していて、筆者が気になったのは攻守の切り替えである。特に攻撃
時から守備への切り替えの部分、この部分の意識を切り替えていかなければ、
同じような形で失点を重ねることだろう。
実際、その後のナビスコカップのマリノス戦では守備意識を植え付けることで
不用意な失点は避けた。ただし、最終ラインが大分低くなり逆に攻撃への切り
替えが遅れてしまう結果となった。
攻撃陣の奮闘は数少ない希望だ。
大久保、レナト、小林の3枚の選手はポジションを流動的に変えながら
攻め手を見せていたように、試合を重ねるごとに関係性は良くなっている。
また、大久保のミドル弾は彼の存在感を一層際立たせることになった。
鳥栖サポの友人は「神戸の時よりも全然怖かった」と述べていたように、
ストライカーとしての怖さを今後をもっと引き出していきたいと思う。
勝利の二文字が引き寄せられない展開が続いているが、
自分も焦らず応援を続けていきたい。
観戦記2013:VS大分トリニータ(3月10日)
2013年3月16日 スポーツ
■ 川を越えて サポよ来たる
ホーム開幕戦は等々力ではなく聖地・国立競技場で開催。
国立競技場と言えば、1964年の東京オリンピックのメイン
会場となった場所。2020年に2度目の開催を目指して絶賛
招致活動中であるが、川向こうのクラブが前回の招致の際に
「TOKYO 2016」とデカデカと書かれた横断幕を出していたこと
と落選の自虐ネタをナビスコ決勝のVTRで利用していたことを
思い出したりする。
安倍首相がスピーチで東京五輪の歌を口ずさんだことがが少し話題
になった。調べてみたところ「海を越えて友よきたれ」という楽曲とか。
我々の場合、海を越えてというよりは、多摩川を越えてだけれども(笑)
単なる観客ではなく、応援するクラブを応援するために来るのでは
気持ちの入り方がだいぶ違ってくる。目指すは勝ち点3、勝利のみ。
■ 前 半
<大分の圧力に苦しめられる展開に>
キックオフ直後、相手のプレスでボールを奪われてゴール前に運ばれる
という衝撃的なシーンから試合が始まる。
案の定、川崎の最終ラインからのビルドアップのところに大分の選手たちの
厳しいプレスが襲い掛かる。そのため、なかなかリズムを作ることができず、
苦しい展開が続く。最終ラインが窮屈なために前線に良い形でボールを送る
ことができず、そのボールをまた相手に取られるという展開もあった。
とはいえ、一方的な劣勢であったわけではない。少ないボールタッチの中で
右に入った小林がゴール前まで運び、シュートを打つなど、形は出来ていた。
先制点は大分。丁度、直前に井川が負傷により交代を余儀なくされており、
宏樹が入ってすぐのプレイであった。クロスボールの混戦を押し込まれた。
不運もあったとはいえるが、前節に続いて先生を許す展開を余儀なくされた。
■ 後 半
<システム変更で一気に攻勢に出る川崎>
後半に入り、フロンターレはシステム変更を行った。田中裕介をボランチ、
実藤を右SBに配置することで4バックに以降。憲剛をトップ下に上げて
前線の3枚とより近い位置とした4-2-3-1となった。これがハマる。
大分の運動量の低下もあったが後半は、川崎が圧倒する展開が続いた。
憲剛がより高い位置で効果的なパスを供給し、前半は見られなかった
ロングボールを利用したショートカウンターの形も見られるようになった。
同点弾は田中裕介のロングボールを受けた大久保が振り向きざまにシュート。
試合後に風間監督も絶賛していたが、ゴール前での落着きたるや素晴らしい
モノを感じた。移籍後初ゴールが早くも決まったのも嬉しいことだ。
その後も逆転の機会は何度もあったが、あと一歩のところが決められない。
実藤、憲剛がフリーの状態で打ったシュートが決まれば、といったところ。
これは開幕戦欠場の試合勘の問題か、やはり最後のところの落ち着きなのか、
思い返せば、またもったいなかったというところだろう。
試合はそのまま1-1で終了。ともあれ、勝ち点はゲット。
ホーム開幕戦は等々力ではなく聖地・国立競技場で開催。
国立競技場と言えば、1964年の東京オリンピックのメイン
会場となった場所。2020年に2度目の開催を目指して絶賛
招致活動中であるが、川向こうのクラブが前回の招致の際に
「TOKYO 2016」とデカデカと書かれた横断幕を出していたこと
と落選の自虐ネタをナビスコ決勝のVTRで利用していたことを
思い出したりする。
安倍首相がスピーチで東京五輪の歌を口ずさんだことがが少し話題
になった。調べてみたところ「海を越えて友よきたれ」という楽曲とか。
我々の場合、海を越えてというよりは、多摩川を越えてだけれども(笑)
単なる観客ではなく、応援するクラブを応援するために来るのでは
気持ちの入り方がだいぶ違ってくる。目指すは勝ち点3、勝利のみ。
■ 前 半
<大分の圧力に苦しめられる展開に>
キックオフ直後、相手のプレスでボールを奪われてゴール前に運ばれる
という衝撃的なシーンから試合が始まる。
案の定、川崎の最終ラインからのビルドアップのところに大分の選手たちの
厳しいプレスが襲い掛かる。そのため、なかなかリズムを作ることができず、
苦しい展開が続く。最終ラインが窮屈なために前線に良い形でボールを送る
ことができず、そのボールをまた相手に取られるという展開もあった。
とはいえ、一方的な劣勢であったわけではない。少ないボールタッチの中で
右に入った小林がゴール前まで運び、シュートを打つなど、形は出来ていた。
先制点は大分。丁度、直前に井川が負傷により交代を余儀なくされており、
宏樹が入ってすぐのプレイであった。クロスボールの混戦を押し込まれた。
不運もあったとはいえるが、前節に続いて先生を許す展開を余儀なくされた。
■ 後 半
<システム変更で一気に攻勢に出る川崎>
後半に入り、フロンターレはシステム変更を行った。田中裕介をボランチ、
実藤を右SBに配置することで4バックに以降。憲剛をトップ下に上げて
前線の3枚とより近い位置とした4-2-3-1となった。これがハマる。
大分の運動量の低下もあったが後半は、川崎が圧倒する展開が続いた。
憲剛がより高い位置で効果的なパスを供給し、前半は見られなかった
ロングボールを利用したショートカウンターの形も見られるようになった。
同点弾は田中裕介のロングボールを受けた大久保が振り向きざまにシュート。
試合後に風間監督も絶賛していたが、ゴール前での落着きたるや素晴らしい
モノを感じた。移籍後初ゴールが早くも決まったのも嬉しいことだ。
その後も逆転の機会は何度もあったが、あと一歩のところが決められない。
実藤、憲剛がフリーの状態で打ったシュートが決まれば、といったところ。
これは開幕戦欠場の試合勘の問題か、やはり最後のところの落ち着きなのか、
思い返せば、またもったいなかったというところだろう。
試合はそのまま1-1で終了。ともあれ、勝ち点はゲット。
観戦記2013:Jリーグ第1節 VS柏レイソル (3月3日)
2013年3月6日 スポーツ
■ 「誰も見たことのないサッカー」という新大陸を目指して
20年目のJリーグが開幕。
応援する川崎は天皇杯王者・柏レイソルと対戦。
川崎フロンターレは、昨年途中から就任した風間八宏監督が
今期も引き続き、指揮を執ることとなり、昨季の苦闘の中で
自分たちが積み重ねてきた戦い方を、さらに磨きあげることが
求められる。
この試合、中核を担う中村憲剛が体調不良でベンチ外の事態に陥る
事態に見舞われたが、期待の新戦力の大久保、森谷、中澤がスタ
メンに名を連ね、好調を維持してきたレナト・小林といったFW陣もいた
ので心強かった。。憲剛のためにも勝利をつかみたいという気持ちを
込めて応援体制に入った。
○ 前 半
<悔やまれる早い時間帯での失点>
相手は公式戦3試合、当方はプレシーズン1試合をこなした後ということで
試合の入り方が非常に重要と思っていた。しかし、中盤における連携ミスで
相手にボールを奪われる。柏の新戦力・クレオとレアンドロ・ドミンゲスの
攻撃を止めることができず、開始から10分もたたず失点を喫してしまう。
<前半の攻撃について>
失点をしてしまった後ではあるが、その後の前半についてはある程度の形が
出来ていたと思う。ただし、あくまで「ある程度」である。最終ラインから
アンカーの稲本を経由して森谷・風間兄が前線にボールを運んでいくという
形は出来ていたと思う。両SBはなかなか上がる展開が作れなかったものの
両翼を務める大久保のキープ、レナトのスピードも光ってボールを持つ時間
は長かったものと思える。しかし、小林も含めて良い形でシュートを打つに
至っていなかった。得点の匂いは感じられず、前半を終えてしまった。
<強固なる太陽の砦>
柏に関しては、守備および攻撃に対する姿勢というのに変化はなかった。
最終ラインにはクレオ、レアンドロ・ドミンゲス、工藤といった選手が
プレッシャーをかけ続けることで相手のミスやボール奪取の起点を作ろう
としており、最終ラインでも鈴木・近藤をはじめとしたディフェンス陣を
中心にゴール前に砦を形成していた。この守備の堅さこそ天皇杯を制した
柏の強みであると私は改めて感じた。
○ 後 半
<柏が次第にペースを掴みだす>
川崎は森谷⇒矢島と選手交代。何とか同点に追いつきたいところであったが、
前半の終り頃からペースが次第に柏に掴まれる展開に。失点後からしばらく
はボールをキープできてた川崎も、相手の守備がハマるようになってきて、
パスカットでボールを奪われたり、プレスに屈した最終ラインが上げた長い
ボールが相手に渡ってしまうなどアタフタする流れに変わりつつあった。
<ドタバタした流れの中から生まれた失点>
2失点目もミスが逆起点となり、カウンターに屈した。奪われたボールから
最終ラインで駆け引きをしていたクレオにロングボールが渡り、GKの西部を
抜いてゴール。中澤が最後まで食らいついたが、止めることが出来なかった。
ミスが失点になるということが、痛々しくも伝わる2失点目であった。
点差から、川崎は前がかりになったところで再び致命的なミスが発生する。
パスを切った大谷がゴール前まで持ち込み、それを右にいた工藤に渡して、
そこから3失点目。圧倒的なまでに大きな差ともいえる3点差になってしまう。
<それでもチームに息吹をもたらした山本真希>
3失点目の前に風間監督は風間兄⇒山本真希。その直後に失点をしまったのは
追い上げムードがトーンダウンしてしまったかたちになり非常に残念であった。
それでも、3点を追いかける形になってから、パトリックも投入し、もう1度、
川崎の選手たちは相手陣内に踏み込んでいった。
ここで光ったのが山本真希。真ん中でボールを持つと相手陣内にまで切り込み、
シュートの形にまでもっていこうとするなど、弱っていたチームの推進力にも
息吹を与えてくれた。この攻撃も実ってか、終盤にはレナトがCKから得点を
奪い一矢報いた。ロスタイムにも菅野の好セーブに阻まれたが惜しいシュート
を見せるなど、最後まであがきを見せてくれた。
しかし、反撃もここまで。試合は3-1で終了。。
■ 太陽王は快晴なれど、我が方は波風高し
<再度、我々に突きつけられる「理想」と「現実」>
昨シーズンも何度も自問自答したことではあるが、敗戦をもってサポの前に
大きく立ちはだかる「理想」と「現実」の2つの言葉。たしかにチームのパス
ワークなりゴールまでに向かう時間も昨年に比べれば早くなっている。これは
昨年の基礎工事とそれに見合うだけの体作りが出来てきた証拠だと思っている。
しかしながら、それでも相手のゴールは奪うことができず、密集地帯において
パスを回すようなシーンがまだ見られた。「シュートで終われ」信者でもない
から、別に回すことは問題がないと思う。しかし、そこを繋ぐよりは自分でも
シュートした方が良いのではないか、という場面もあった。ここはもう判断力
や頭の回転の世界に入っているのかもしれない。
とはいえ監督が言う判断力とか、プレイに対する集中力を持続させというのは
結構大変な気がする。だから、選手交代するってのは、ある意味、脳がフレキ
シブルな選手を入れるってこともある。例えば、真希が入ってウチが少し盛り
返せたのは、彼のプレイに対する判断が早く、迷いがなかったからだと思う。
風間監督は試合後の会見でボールのズレの話をしていたが、果たして1個2個
が本当に埋まるのかどうかその懸念は未だにぬぐえないでいる。ズレを埋めて
いくためにも、選手個々のプレイ精度を上げていく必要がある。そしてその鍵
は判断力・集中力だと私は考えている。
<メタモルフォーゼを「強み」にするために>
森谷・風間兄で上手く機能せず、あるいは中澤・井川のCBコンビで失点を重ねて
しまった。まあ、中盤の2人の力量不足は言わずもがな、流石に責務が重すぎた。
CBの2人も対人・高さには魅力があったがカバーリング等には不安があったのも
たしかである。
風間監督は「個人戦術」という言葉を使うように、それぞれの武器を戦術化する
ことが現在のチームの進め方においては重要である。だから出てくる選手により、
持ち味となる武器=個人戦術が異なってくる。つまり、チームは常に変身=メタ
モルフォーゼするということなのではないか。パトリック、山本、中澤、大久保
といったメンバーが入っただけに昨年以上にバリエーションの多様性というのが
出てくるのではないだろうか。
その点では監督には色々な組み合わせ、選手起用というのを期待している。
<ファイティングポーズを取り続けることができるか?>
ぼんやりと感想を述べてきたが、最後に自分=応援側の立場。
この日は開幕戦もあって、序盤からサポーターの熱は非常に高かったし、
私自身もオフシーズンのトレーニングもあって、集中して応援できた。。
しかし、それでも後半失点を重ねてしまったところで声と手足が止まって
しまう時間が増えてしまった。どんな時でも私はしっかりと応援すること
を信条としている。だから、心が折れかけても、、ファイティングポーズ
を取り続けて、選手を鼓舞していかないといけないと反省しきりである。
敗戦の方が学んだり、考えたりすることが多いけど、できれば勝って喜びたい。
次節はホーム開幕戦。勝利を掴み、皆で喜びを分かち合いたいですね。
あああ、開幕戦だけに色々と書きすぎた。。
20年目のJリーグが開幕。
応援する川崎は天皇杯王者・柏レイソルと対戦。
川崎フロンターレは、昨年途中から就任した風間八宏監督が
今期も引き続き、指揮を執ることとなり、昨季の苦闘の中で
自分たちが積み重ねてきた戦い方を、さらに磨きあげることが
求められる。
この試合、中核を担う中村憲剛が体調不良でベンチ外の事態に陥る
事態に見舞われたが、期待の新戦力の大久保、森谷、中澤がスタ
メンに名を連ね、好調を維持してきたレナト・小林といったFW陣もいた
ので心強かった。。憲剛のためにも勝利をつかみたいという気持ちを
込めて応援体制に入った。
○ 前 半
<悔やまれる早い時間帯での失点>
相手は公式戦3試合、当方はプレシーズン1試合をこなした後ということで
試合の入り方が非常に重要と思っていた。しかし、中盤における連携ミスで
相手にボールを奪われる。柏の新戦力・クレオとレアンドロ・ドミンゲスの
攻撃を止めることができず、開始から10分もたたず失点を喫してしまう。
<前半の攻撃について>
失点をしてしまった後ではあるが、その後の前半についてはある程度の形が
出来ていたと思う。ただし、あくまで「ある程度」である。最終ラインから
アンカーの稲本を経由して森谷・風間兄が前線にボールを運んでいくという
形は出来ていたと思う。両SBはなかなか上がる展開が作れなかったものの
両翼を務める大久保のキープ、レナトのスピードも光ってボールを持つ時間
は長かったものと思える。しかし、小林も含めて良い形でシュートを打つに
至っていなかった。得点の匂いは感じられず、前半を終えてしまった。
<強固なる太陽の砦>
柏に関しては、守備および攻撃に対する姿勢というのに変化はなかった。
最終ラインにはクレオ、レアンドロ・ドミンゲス、工藤といった選手が
プレッシャーをかけ続けることで相手のミスやボール奪取の起点を作ろう
としており、最終ラインでも鈴木・近藤をはじめとしたディフェンス陣を
中心にゴール前に砦を形成していた。この守備の堅さこそ天皇杯を制した
柏の強みであると私は改めて感じた。
○ 後 半
<柏が次第にペースを掴みだす>
川崎は森谷⇒矢島と選手交代。何とか同点に追いつきたいところであったが、
前半の終り頃からペースが次第に柏に掴まれる展開に。失点後からしばらく
はボールをキープできてた川崎も、相手の守備がハマるようになってきて、
パスカットでボールを奪われたり、プレスに屈した最終ラインが上げた長い
ボールが相手に渡ってしまうなどアタフタする流れに変わりつつあった。
<ドタバタした流れの中から生まれた失点>
2失点目もミスが逆起点となり、カウンターに屈した。奪われたボールから
最終ラインで駆け引きをしていたクレオにロングボールが渡り、GKの西部を
抜いてゴール。中澤が最後まで食らいついたが、止めることが出来なかった。
ミスが失点になるということが、痛々しくも伝わる2失点目であった。
点差から、川崎は前がかりになったところで再び致命的なミスが発生する。
パスを切った大谷がゴール前まで持ち込み、それを右にいた工藤に渡して、
そこから3失点目。圧倒的なまでに大きな差ともいえる3点差になってしまう。
<それでもチームに息吹をもたらした山本真希>
3失点目の前に風間監督は風間兄⇒山本真希。その直後に失点をしまったのは
追い上げムードがトーンダウンしてしまったかたちになり非常に残念であった。
それでも、3点を追いかける形になってから、パトリックも投入し、もう1度、
川崎の選手たちは相手陣内に踏み込んでいった。
ここで光ったのが山本真希。真ん中でボールを持つと相手陣内にまで切り込み、
シュートの形にまでもっていこうとするなど、弱っていたチームの推進力にも
息吹を与えてくれた。この攻撃も実ってか、終盤にはレナトがCKから得点を
奪い一矢報いた。ロスタイムにも菅野の好セーブに阻まれたが惜しいシュート
を見せるなど、最後まであがきを見せてくれた。
しかし、反撃もここまで。試合は3-1で終了。。
■ 太陽王は快晴なれど、我が方は波風高し
<再度、我々に突きつけられる「理想」と「現実」>
昨シーズンも何度も自問自答したことではあるが、敗戦をもってサポの前に
大きく立ちはだかる「理想」と「現実」の2つの言葉。たしかにチームのパス
ワークなりゴールまでに向かう時間も昨年に比べれば早くなっている。これは
昨年の基礎工事とそれに見合うだけの体作りが出来てきた証拠だと思っている。
しかしながら、それでも相手のゴールは奪うことができず、密集地帯において
パスを回すようなシーンがまだ見られた。「シュートで終われ」信者でもない
から、別に回すことは問題がないと思う。しかし、そこを繋ぐよりは自分でも
シュートした方が良いのではないか、という場面もあった。ここはもう判断力
や頭の回転の世界に入っているのかもしれない。
とはいえ監督が言う判断力とか、プレイに対する集中力を持続させというのは
結構大変な気がする。だから、選手交代するってのは、ある意味、脳がフレキ
シブルな選手を入れるってこともある。例えば、真希が入ってウチが少し盛り
返せたのは、彼のプレイに対する判断が早く、迷いがなかったからだと思う。
風間監督は試合後の会見でボールのズレの話をしていたが、果たして1個2個
が本当に埋まるのかどうかその懸念は未だにぬぐえないでいる。ズレを埋めて
いくためにも、選手個々のプレイ精度を上げていく必要がある。そしてその鍵
は判断力・集中力だと私は考えている。
<メタモルフォーゼを「強み」にするために>
森谷・風間兄で上手く機能せず、あるいは中澤・井川のCBコンビで失点を重ねて
しまった。まあ、中盤の2人の力量不足は言わずもがな、流石に責務が重すぎた。
CBの2人も対人・高さには魅力があったがカバーリング等には不安があったのも
たしかである。
風間監督は「個人戦術」という言葉を使うように、それぞれの武器を戦術化する
ことが現在のチームの進め方においては重要である。だから出てくる選手により、
持ち味となる武器=個人戦術が異なってくる。つまり、チームは常に変身=メタ
モルフォーゼするということなのではないか。パトリック、山本、中澤、大久保
といったメンバーが入っただけに昨年以上にバリエーションの多様性というのが
出てくるのではないだろうか。
その点では監督には色々な組み合わせ、選手起用というのを期待している。
<ファイティングポーズを取り続けることができるか?>
ぼんやりと感想を述べてきたが、最後に自分=応援側の立場。
この日は開幕戦もあって、序盤からサポーターの熱は非常に高かったし、
私自身もオフシーズンのトレーニングもあって、集中して応援できた。。
しかし、それでも後半失点を重ねてしまったところで声と手足が止まって
しまう時間が増えてしまった。どんな時でも私はしっかりと応援すること
を信条としている。だから、心が折れかけても、、ファイティングポーズ
を取り続けて、選手を鼓舞していかないといけないと反省しきりである。
敗戦の方が学んだり、考えたりすることが多いけど、できれば勝って喜びたい。
次節はホーム開幕戦。勝利を掴み、皆で喜びを分かち合いたいですね。
あああ、開幕戦だけに色々と書きすぎた。。
観戦記2013:ゼロックススーパーカップ2013(2月23日)
2013年2月24日 スポーツ コメント (2)
■ 開戦前夜のお祭り騒ぎ
Jリーグ開幕を翌週に控え、毎年恒例のJリーグ王者と
天皇杯王者が対戦する「ゼロックススーパーカップ2013」を観戦。
筆者の応援する川崎フロンターレは、今まで出場資格を得たこと
がなく、今までは良くてテレビ観戦であった。しかし、昨年から開催
された各クラブのマスコットとスタジアムグルメを一堂に会するという
催しを契機に足を運ぶようになった。また、今年はゆうすけ君やオワタ
君も行くという話があったのも大きかったかも。
<食と美?の祭典>
開場とともに解放されたスタジアムグルメ広場は昨年の1か所集中から、
2か所集中に分散化し、導線なども含めて比較的スペースができたと思う。
筆者は事前にラインナップを把握したうえで、ある程度のレベルでは戦術的
に、それ以上に感情的に列に並んでは美味い物を口に運んでいた。
クラブによってはまだ美味い物を隠しもってる可能性が高いのだが、それに
しても美味しいグルメにありつけた。
マスコットは昨年がJ1だけであったのだが、今回はJ2からもマスコットたち
が大集合。ピッチで全員集合しただけでなく、コンコースに出てグリーティング
を行っていた。スタジアムや地元でしか見れない貴重な機会であったので、
非常にテンションも高かった。多くのサポーターがマスコットと触れ合ったり、
写真に収めていたのは、コミケのコスプレ広場にも近い雰囲気であった。
スタジアムグルメとマスコットは老若男女がスタジアムに足を運ぶことが
できるJリーグ独自の文化であるとともに、世界に誇れるストロングポイントだと
思う。もちろんスタジアムに足を運ぶ私が何よりも楽しみにしてることでもある。
こうした取り組みを通じて、さらに多くの人に知ってもらえることだと考えている。
■ 王者同士の対戦の中で感じたこと
昨年、川崎は柏と広島に1勝もできなかった。さらに、来週開幕のJリーグに
おいては柏と開幕戦を迎えることもあって、上記のお祭り気分はありつつも、
この試合は少し集中して見ていた。
序盤の試合展開は柏が主導権を握っていた。広島の最終ラインから中盤・
前線への縦のボール展開を柏がしっかりと抑え込み、ショートカウンター気味
に広島陣内に送り込む流れが何度か見られた。特に真ん中は柏のキャプテン
大谷が非常に厳しい寄せを見せており、良い潰しを見られていた。
柏は工藤と新戦力のクレオによる2トップであるが、攻撃の際はシャドー気味
でレアンドロ・ドミンゲスが入ってくるのが特徴的。その後、改めて感じた佐藤
寿人と同様に守る側としては嫌な動きをしているのだと思う。それでも広島の
両WBや最終ラインがよく戻り、守っていたという印象が強い。
序盤こそ攻めの形が作れなかった広島は、ピッチを広く使った攻撃で徐々に
相手陣内への脅威を見せ始めた。石川・清水の両WBの思いっきりの良さ、
そして相手の守備網を青山が上手く外しだしたのが見て取れた。客観的に
見て、広島のサッカーにおける青山の重要性の高さを認識した。
先制点は広島。これは本当にゴラッソ。左からのクロスからバックヘッドを
経由したところを佐藤寿人がボレーシュート。ゴール右上ギリギリにねじ込む
ようなスーパーゴールだった。コレには広島側も含めて「おおお」の大歓声。
コレは本当に良いものを見た。
前半はこの1点から広島が盛り返し、柏陣内に攻め込む場面が増えていき、
そのままハーフタイムへ。
後半に入ってからもペースは広島。柏の菅野の好セーブにあったが、寿人の
バイシクルなども惜しいシーンも見られた。
後半、1つ私が印象に残ったのは広島の繋ぎ。得点にこそ繋がらなかったが、
広島は数分間、最終ラインから前線まで1度もボールを奪われることなく、パス
を細かく繋ぎ倒してシュートに持っていった場面があった。
川崎の風間監督はあくまで極論であるが、ボールを奪わなければ守備しなくて
もよいということを述べていたが、まさにこういうことなのだと思う。これは予備
動作も含めた広島の選手たちの「動きだし」と、柏のフィジカル的に激しくいか
れても簡単に倒れない「強さ」、そして厳しい寄せもいなせる「外す」動きなのだ
と思う。風間監督が目指す水準に達するにはこの3点が同様に重要なのだと
感じたりもした。
それでも終盤は広島はなかなかボールをキープできず、柏の攻勢が続いた。
セットプレイでの見せ場が多かったが、クロスを送ってゴール前に迫る場面は
何度も見られた。そうした攻撃に対して、広島が何とか受け切れて跳ね返して
いたのは流石王者と言ったところなのだろう。
試合は1-0で広島が勝利。
ロースコアであったが、激しさが垣間見える試合だったと思う。
<開幕戦に向けて>
柏は前週のちばぎんカップに比べて非常に守備には守れていたと思うが、
得点は奪えてない。とはいえ、怖さはあるわけで、ブラジル人トリオのクオリティ
の高さはいわずもがな、我々との対戦時はそう簡単は行かないだろう。
まず、鍵となるのは、柏の激しい寄せに対して、いかにボールを保持し、
奪われないのかということになる。また、攻め込まれた時にいかに跳ね返して
いくのか。そして攻めていく際に、どのように突破していくのか。栃木戦で封じ
込まれてしまった左右からのワイドな攻撃、そして中盤の飛び出しといった
引き出しを多く見せてゴールネットを揺らしてほしい。
祭りは終わった。次週、シーズン開幕。
Jリーグ開幕を翌週に控え、毎年恒例のJリーグ王者と
天皇杯王者が対戦する「ゼロックススーパーカップ2013」を観戦。
筆者の応援する川崎フロンターレは、今まで出場資格を得たこと
がなく、今までは良くてテレビ観戦であった。しかし、昨年から開催
された各クラブのマスコットとスタジアムグルメを一堂に会するという
催しを契機に足を運ぶようになった。また、今年はゆうすけ君やオワタ
君も行くという話があったのも大きかったかも。
<食と美?の祭典>
開場とともに解放されたスタジアムグルメ広場は昨年の1か所集中から、
2か所集中に分散化し、導線なども含めて比較的スペースができたと思う。
筆者は事前にラインナップを把握したうえで、ある程度のレベルでは戦術的
に、それ以上に感情的に列に並んでは美味い物を口に運んでいた。
クラブによってはまだ美味い物を隠しもってる可能性が高いのだが、それに
しても美味しいグルメにありつけた。
マスコットは昨年がJ1だけであったのだが、今回はJ2からもマスコットたち
が大集合。ピッチで全員集合しただけでなく、コンコースに出てグリーティング
を行っていた。スタジアムや地元でしか見れない貴重な機会であったので、
非常にテンションも高かった。多くのサポーターがマスコットと触れ合ったり、
写真に収めていたのは、コミケのコスプレ広場にも近い雰囲気であった。
スタジアムグルメとマスコットは老若男女がスタジアムに足を運ぶことが
できるJリーグ独自の文化であるとともに、世界に誇れるストロングポイントだと
思う。もちろんスタジアムに足を運ぶ私が何よりも楽しみにしてることでもある。
こうした取り組みを通じて、さらに多くの人に知ってもらえることだと考えている。
■ 王者同士の対戦の中で感じたこと
昨年、川崎は柏と広島に1勝もできなかった。さらに、来週開幕のJリーグに
おいては柏と開幕戦を迎えることもあって、上記のお祭り気分はありつつも、
この試合は少し集中して見ていた。
序盤の試合展開は柏が主導権を握っていた。広島の最終ラインから中盤・
前線への縦のボール展開を柏がしっかりと抑え込み、ショートカウンター気味
に広島陣内に送り込む流れが何度か見られた。特に真ん中は柏のキャプテン
大谷が非常に厳しい寄せを見せており、良い潰しを見られていた。
柏は工藤と新戦力のクレオによる2トップであるが、攻撃の際はシャドー気味
でレアンドロ・ドミンゲスが入ってくるのが特徴的。その後、改めて感じた佐藤
寿人と同様に守る側としては嫌な動きをしているのだと思う。それでも広島の
両WBや最終ラインがよく戻り、守っていたという印象が強い。
序盤こそ攻めの形が作れなかった広島は、ピッチを広く使った攻撃で徐々に
相手陣内への脅威を見せ始めた。石川・清水の両WBの思いっきりの良さ、
そして相手の守備網を青山が上手く外しだしたのが見て取れた。客観的に
見て、広島のサッカーにおける青山の重要性の高さを認識した。
先制点は広島。これは本当にゴラッソ。左からのクロスからバックヘッドを
経由したところを佐藤寿人がボレーシュート。ゴール右上ギリギリにねじ込む
ようなスーパーゴールだった。コレには広島側も含めて「おおお」の大歓声。
コレは本当に良いものを見た。
前半はこの1点から広島が盛り返し、柏陣内に攻め込む場面が増えていき、
そのままハーフタイムへ。
後半に入ってからもペースは広島。柏の菅野の好セーブにあったが、寿人の
バイシクルなども惜しいシーンも見られた。
後半、1つ私が印象に残ったのは広島の繋ぎ。得点にこそ繋がらなかったが、
広島は数分間、最終ラインから前線まで1度もボールを奪われることなく、パス
を細かく繋ぎ倒してシュートに持っていった場面があった。
川崎の風間監督はあくまで極論であるが、ボールを奪わなければ守備しなくて
もよいということを述べていたが、まさにこういうことなのだと思う。これは予備
動作も含めた広島の選手たちの「動きだし」と、柏のフィジカル的に激しくいか
れても簡単に倒れない「強さ」、そして厳しい寄せもいなせる「外す」動きなのだ
と思う。風間監督が目指す水準に達するにはこの3点が同様に重要なのだと
感じたりもした。
それでも終盤は広島はなかなかボールをキープできず、柏の攻勢が続いた。
セットプレイでの見せ場が多かったが、クロスを送ってゴール前に迫る場面は
何度も見られた。そうした攻撃に対して、広島が何とか受け切れて跳ね返して
いたのは流石王者と言ったところなのだろう。
試合は1-0で広島が勝利。
ロースコアであったが、激しさが垣間見える試合だったと思う。
<開幕戦に向けて>
柏は前週のちばぎんカップに比べて非常に守備には守れていたと思うが、
得点は奪えてない。とはいえ、怖さはあるわけで、ブラジル人トリオのクオリティ
の高さはいわずもがな、我々との対戦時はそう簡単は行かないだろう。
まず、鍵となるのは、柏の激しい寄せに対して、いかにボールを保持し、
奪われないのかということになる。また、攻め込まれた時にいかに跳ね返して
いくのか。そして攻めていく際に、どのように突破していくのか。栃木戦で封じ
込まれてしまった左右からのワイドな攻撃、そして中盤の飛び出しといった
引き出しを多く見せてゴールネットを揺らしてほしい。
祭りは終わった。次週、シーズン開幕。
観戦記2013:VS 栃木SC戦(2月16日)
2013年2月18日 スポーツ
開幕の足音も聞こえてきた2月16日。私はプレシーズンマッチ観戦
のため宇都宮に足を運ぶ。今年初遠征ということでのんびりと電車
で現地に向かう。
駅から試合が行われる栃木県グリーンスタジアムにはシャトルバス
を利用。無料運行のシャトルバスは非常に立派な観光バス。
栃木SCのホーム・栃木県グリーンスタジアムに来るのは初めて。
サッカー専用スタジアムで個人的には規模的にも丁度良い感じ。
間近に見えるピッチを見つつ、少しずつだが気持ちも入ってくる。
早く飛びたい、歌いたいという気持ちに。
栃木SCのスタジアムグルメといえば一枚岩チキン。
スゴイ大きさだったが何とか完食。本当、スタ飯はイイで。
スタジアムで食べる飯は美味い。
■ 試合雑感
試合はPKを2本決められて0-2と敗戦。
プレシーズンなので結果以上に内容がある程度問われるべき試合でしょう。
私的に気になった点についてをいくつか。
<攻撃面について>
昨年の終盤から、川崎の得点パターンの1つが左サイドのノボリとレナトが
サイドからゴール前に侵入するかたち。彼らが真ん中に送り込んだボール
を真ん中にいる悠様が押し込んだり、侵入したレナトが直接決めることで
得点を重ねていった。
んで、雑感ではあるが、栃木戦はココが機能しなかった。ノボリのところに
プレッシャーがかかり駆け上がることが出来ず、レナトは侵入しても西澤に
抜けなかった。また前半にはサイドにいたノボリが取られ、一気に相手に
ゴール前まで走られるなど逆起点にもなってしまった。
また、真ん中の憲剛からの長短のパスからチャンスという選択肢はある。
しかし、この日は憲剛がスタメンから外れ、真ん中は人がしっかりケアを
してたから難しかった。肝心のCFであるパト様もなかなか自由には出来
なかったため仕事ができなかった。
このように攻撃の形がなかなか作れなかったのはこの日の最大の課題だ。
ただ、印象に残ったのは森谷の飛び出し。昨年の憲剛がそうであったように、
パスの出し手だけではなく真ん中に入って得点を狙っていくシーンが何度か
あっただけに、こうした動きは引き続き見たいところ。
<守備面について>
エル・ゴラッソの金曜日の記事で担当の江藤さんがディフェンスラインを高めに
設定するテストを課すことが書いてあり、実際、この日の最終ラインは高かった
と思う。一方、栃木はボールを奪えば、前線にいるサビアや近藤に対してロング
ボールを通すカウンターの姿勢を一貫して行っていた。
この点について守備陣が裏を取られて突破を許すというかたちはあまり見られ
なかったと思う。実藤・井川ともにしっかりと付いていき、足が伸びていたと思う。
ただし、相手の決定機は数多く見られたのもたしか。これは昨年から不変の
要因で、ボールの取られ方・失い方によるところが大きいと感じた。特に川崎
の場合、ビルドアップのところでCBの井川や実藤が高い位置まで上がる。
例えば、この日も井川が上がって入れた縦のボールを奪われ、ロングボールを
そのまま相手に送り込まれたというシーンがあった。ボールを保持することの
大切さは攻撃よりも守備の方が重要だと感じる。
<試合全体を見て>
この日は栃木SCの対戦は、柏、大分、鳥栖といった序盤の対戦相手を
踏まえると良いシュミレーションにもなったと思われる。繋ぎをフィジカルで
潰される、カウンターに沈められるといったことが無いために、いかにスピード
とテクニックで上回れるかが鍵となってくる。
この日先発した森谷は判断スピード・パス精度ともに光るものを感じた。
憲剛とのコンビでどのように作用するかが非常に大きな注目点と言える。
また、右の田中裕介と大久保の連携面がさらに改善してくれば、左右
ともに怖さが出てくる。パトリックのフィットは時間がかかるかもしれないが、
一方の小林悠の好調さは頼もしい。
不安と期待は交差しながら、開幕は近づく。
のため宇都宮に足を運ぶ。今年初遠征ということでのんびりと電車
で現地に向かう。
駅から試合が行われる栃木県グリーンスタジアムにはシャトルバス
を利用。無料運行のシャトルバスは非常に立派な観光バス。
栃木SCのホーム・栃木県グリーンスタジアムに来るのは初めて。
サッカー専用スタジアムで個人的には規模的にも丁度良い感じ。
間近に見えるピッチを見つつ、少しずつだが気持ちも入ってくる。
早く飛びたい、歌いたいという気持ちに。
栃木SCのスタジアムグルメといえば一枚岩チキン。
スゴイ大きさだったが何とか完食。本当、スタ飯はイイで。
スタジアムで食べる飯は美味い。
■ 試合雑感
試合はPKを2本決められて0-2と敗戦。
プレシーズンなので結果以上に内容がある程度問われるべき試合でしょう。
私的に気になった点についてをいくつか。
<攻撃面について>
昨年の終盤から、川崎の得点パターンの1つが左サイドのノボリとレナトが
サイドからゴール前に侵入するかたち。彼らが真ん中に送り込んだボール
を真ん中にいる悠様が押し込んだり、侵入したレナトが直接決めることで
得点を重ねていった。
んで、雑感ではあるが、栃木戦はココが機能しなかった。ノボリのところに
プレッシャーがかかり駆け上がることが出来ず、レナトは侵入しても西澤に
抜けなかった。また前半にはサイドにいたノボリが取られ、一気に相手に
ゴール前まで走られるなど逆起点にもなってしまった。
また、真ん中の憲剛からの長短のパスからチャンスという選択肢はある。
しかし、この日は憲剛がスタメンから外れ、真ん中は人がしっかりケアを
してたから難しかった。肝心のCFであるパト様もなかなか自由には出来
なかったため仕事ができなかった。
このように攻撃の形がなかなか作れなかったのはこの日の最大の課題だ。
ただ、印象に残ったのは森谷の飛び出し。昨年の憲剛がそうであったように、
パスの出し手だけではなく真ん中に入って得点を狙っていくシーンが何度か
あっただけに、こうした動きは引き続き見たいところ。
<守備面について>
エル・ゴラッソの金曜日の記事で担当の江藤さんがディフェンスラインを高めに
設定するテストを課すことが書いてあり、実際、この日の最終ラインは高かった
と思う。一方、栃木はボールを奪えば、前線にいるサビアや近藤に対してロング
ボールを通すカウンターの姿勢を一貫して行っていた。
この点について守備陣が裏を取られて突破を許すというかたちはあまり見られ
なかったと思う。実藤・井川ともにしっかりと付いていき、足が伸びていたと思う。
ただし、相手の決定機は数多く見られたのもたしか。これは昨年から不変の
要因で、ボールの取られ方・失い方によるところが大きいと感じた。特に川崎
の場合、ビルドアップのところでCBの井川や実藤が高い位置まで上がる。
例えば、この日も井川が上がって入れた縦のボールを奪われ、ロングボールを
そのまま相手に送り込まれたというシーンがあった。ボールを保持することの
大切さは攻撃よりも守備の方が重要だと感じる。
<試合全体を見て>
この日は栃木SCの対戦は、柏、大分、鳥栖といった序盤の対戦相手を
踏まえると良いシュミレーションにもなったと思われる。繋ぎをフィジカルで
潰される、カウンターに沈められるといったことが無いために、いかにスピード
とテクニックで上回れるかが鍵となってくる。
この日先発した森谷は判断スピード・パス精度ともに光るものを感じた。
憲剛とのコンビでどのように作用するかが非常に大きな注目点と言える。
また、右の田中裕介と大久保の連携面がさらに改善してくれば、左右
ともに怖さが出てくる。パトリックのフィットは時間がかかるかもしれないが、
一方の小林悠の好調さは頼もしい。
不安と期待は交差しながら、開幕は近づく。
永井がジュニーニョに見えた夜
2012年7月27日 スポーツ川崎フロンターレを率いていた関塚隆が等々力陸上競技場で
我々を熱狂させた切れ味鋭いカウンターサッカーを久々に堪能。
流石に6年くらいお世話になってた監督だったから酷評された時は
辛かったけど、信じてよかった。関さんの歴史的勝利おめでとう。。
アンチフットボール(笑)上等。最後まで力の限り戦ってほしいわ。
♪オオツユウキヲトメナイデー
我々を熱狂させた切れ味鋭いカウンターサッカーを久々に堪能。
流石に6年くらいお世話になってた監督だったから酷評された時は
辛かったけど、信じてよかった。関さんの歴史的勝利おめでとう。。
アンチフットボール(笑)上等。最後まで力の限り戦ってほしいわ。
♪オオツユウキヲトメナイデー
Jリーグ 第9節:川崎フロンターレ-ジュビロ磐田 「超攻撃的にいこう」
2012年5月4日 スポーツアイドリング!!!11号・森田涼花さんの卒業に寂しく思うGW2日目。
ど天然で、ふんわりしてる彼女なのだが演技となると人が変わった
ようにのめり込んでる。女優としての可能性を今後も見ていきたい。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
久々の観戦記。書けるときはしっかり書くよ。
3日(木)@等々力陸上競技場。相馬直樹前監督に代わり前節から
風間八宏新監督を迎え、新たな舵を切った川崎。前節、広島戦では
目指すべきサッカーの片りんを見せつつも広島との完成度の違いを
見せつけられるような大敗を喫した。今後に大きな不安を感じつつ
この日、磐田を迎えた。
メンバーは下記の通り。
GK:西部洋平
DF:登里享平、井川祐輔、森下俊、田中裕介
MF:稲本潤一、大島僚太、中村憲剛
FW:楠神順平、矢島卓郎、小林悠
左サイドの小宮山、CBのジェシ、ケンゴとダブルボランチを組んでた
柴崎の三人が負傷離脱中で早くも野戦病院状態。左サイドには登里を
起用、サイドバックは公式戦では初めて。
◇ 試合概要っぽいの
序盤からペースは磐田。代表の駒野・山田・前田、U-23代表の山崎・
山本康といったタレントを擁しているジュビロの攻撃が川崎ゴールに
襲いかかってくる。特に急造左サイドを駒野・山田に攻め込まれた
場面が多かった。それでもノボリを楠神、イナがカバーして何とか
防ぎ、かつゴール前にブロックを固めて何とか防ぐことができた。。
20分くらいまでは風間監督の言う「ボールを保持する」時間帯は
なかなか作れずもノボリがサイドを駆け上がってクロス⇒大島が
飛び込んであわや、というシーンができる。その後、今度は矢島の
左サイドの突破からグラウンダー⇒大島が飛び込んできてゴール。。
期待の大島君のJ1初ゴールで劣勢だった川崎が先制。
前半は0-1で終える。後半に入るところで小林⇒山瀬にチェンジ。
後半は前半と打って変わって乱打戦の様相を呈することになる。
まずは川崎が追加点。大島のリターンを受けた楠神がペナルティ
エリア侵入⇒倒されてPKゲット。これを矢島がきっちり決めて2-0。
さらに磐田のディフェンスの連係ミスを付いて田中裕がゴール前で
ボール奪取して押し込んで3-0。一挙大量リードで等々力大爆発。。
しかし、磐田は駒野のクロスから山本康が決めて2点差に詰め寄る。
それでも川崎がさらに追加点。ケンゴのロングパスから裏を抜けた
矢島が受けて押し込んで4-1。ヤジもケンゴも今までには見なかった
新しいかたち、鳥肌が立つほどの素晴らしいゴールで再び突き放す。
ここで終われば美しかったのだが(笑)失点を重ねて気がつけば4-3に。
西部さんが前田のPKを止めてなかったら、どうなっていたことやら。。
それでも何とか勝利。。リーグ戦では開幕戦以来の等々力での勝利。。
風間監督、記念すべきJ初勝利。
◇感想
相馬前監督以上にボールポゼッション志向な風間監督。要求レベルは
相当高いようだ。根底には確実なプレイ、無駄なミスを減らすそして
縦への意識といったところだ。この日の得点はカウンターぽい形での
ものだったので、まだまだなのかもしれない。ただ、大島君の点の
絡み方や4点目の形など片鱗は見せつつある日々前進しかないようだ。
超攻撃的サッカー、いいじゃないか。とことん突き詰めよう。
ボカスカ点取って、等々力を熱くさえる相手を圧倒するサッカーを。。
ど天然で、ふんわりしてる彼女なのだが演技となると人が変わった
ようにのめり込んでる。女優としての可能性を今後も見ていきたい。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
久々の観戦記。書けるときはしっかり書くよ。
3日(木)@等々力陸上競技場。相馬直樹前監督に代わり前節から
風間八宏新監督を迎え、新たな舵を切った川崎。前節、広島戦では
目指すべきサッカーの片りんを見せつつも広島との完成度の違いを
見せつけられるような大敗を喫した。今後に大きな不安を感じつつ
この日、磐田を迎えた。
メンバーは下記の通り。
GK:西部洋平
DF:登里享平、井川祐輔、森下俊、田中裕介
MF:稲本潤一、大島僚太、中村憲剛
FW:楠神順平、矢島卓郎、小林悠
左サイドの小宮山、CBのジェシ、ケンゴとダブルボランチを組んでた
柴崎の三人が負傷離脱中で早くも野戦病院状態。左サイドには登里を
起用、サイドバックは公式戦では初めて。
◇ 試合概要っぽいの
序盤からペースは磐田。代表の駒野・山田・前田、U-23代表の山崎・
山本康といったタレントを擁しているジュビロの攻撃が川崎ゴールに
襲いかかってくる。特に急造左サイドを駒野・山田に攻め込まれた
場面が多かった。それでもノボリを楠神、イナがカバーして何とか
防ぎ、かつゴール前にブロックを固めて何とか防ぐことができた。。
20分くらいまでは風間監督の言う「ボールを保持する」時間帯は
なかなか作れずもノボリがサイドを駆け上がってクロス⇒大島が
飛び込んであわや、というシーンができる。その後、今度は矢島の
左サイドの突破からグラウンダー⇒大島が飛び込んできてゴール。。
期待の大島君のJ1初ゴールで劣勢だった川崎が先制。
前半は0-1で終える。後半に入るところで小林⇒山瀬にチェンジ。
後半は前半と打って変わって乱打戦の様相を呈することになる。
まずは川崎が追加点。大島のリターンを受けた楠神がペナルティ
エリア侵入⇒倒されてPKゲット。これを矢島がきっちり決めて2-0。
さらに磐田のディフェンスの連係ミスを付いて田中裕がゴール前で
ボール奪取して押し込んで3-0。一挙大量リードで等々力大爆発。。
しかし、磐田は駒野のクロスから山本康が決めて2点差に詰め寄る。
それでも川崎がさらに追加点。ケンゴのロングパスから裏を抜けた
矢島が受けて押し込んで4-1。ヤジもケンゴも今までには見なかった
新しいかたち、鳥肌が立つほどの素晴らしいゴールで再び突き放す。
ここで終われば美しかったのだが(笑)失点を重ねて気がつけば4-3に。
西部さんが前田のPKを止めてなかったら、どうなっていたことやら。。
それでも何とか勝利。。リーグ戦では開幕戦以来の等々力での勝利。。
風間監督、記念すべきJ初勝利。
◇感想
相馬前監督以上にボールポゼッション志向な風間監督。要求レベルは
相当高いようだ。根底には確実なプレイ、無駄なミスを減らすそして
縦への意識といったところだ。この日の得点はカウンターぽい形での
ものだったので、まだまだなのかもしれない。ただ、大島君の点の
絡み方や4点目の形など片鱗は見せつつある日々前進しかないようだ。
超攻撃的サッカー、いいじゃないか。とことん突き詰めよう。
ボカスカ点取って、等々力を熱くさえる相手を圧倒するサッカーを。。
Jリーグ第2節 鹿島アントラーズ-川崎フロンターレ 「君去りし後」
2012年3月18日 スポーツ
この言葉が思いつくあたり「うる星」好きなんだなという自分。
------------------------------
17日(土)は今年初遠征(ライブ除)。場所は比較的近場の鹿島。
どうあがいても雨は避けられそうもなく、装備も重厚になったり。
(冬場+雨のコンボは(ライブもそうですが)荷づくりに悩む)
■ 試合前:スタジアムメシバナ2012(笑)
鹿島のホームスタジアム「県立カシマサッカースタジアム」に来た
のならば、私は毎年「モツ煮」で「焼ハム」をまず買いに走る。。
他サポの私が言うのもアレだが、鹿島といえば「王者」の二文字が
しっくりくるクラブだが、モツ煮もまさしくスタジアムグルメ界の
「王者」。ボリュームに味ともにその名にふさわしい、ぎっしりと
詰まっているモツの量が嬉しい(久住先生風)ネギは多めに入れる。
「焼ハム」はかなり分厚くてガブリつくのがたまらなく好きだ。。
誰もが肉食系になれる、そんなワイルドな気持ちにさせてくれる。
余談だが、代表選を見た翌日に会社の人に感想を求められて、最初に
私が述べたのは「国立の飯は(相変わらず)壮絶的にまずかった」と。
試合の話より飯の話が出て笑われたのだが、スタグルのないスタジアム
なんてJリーグ観戦者には魅力半減なのです(言いすぎかな)。
■ スタメン
GK:西部洋平
DF:実藤友紀、ジェシ、森下俊、小宮山尊信
MF:田坂佑介、柴崎晃誠、中村憲剛、山瀬功治
FW:小松塁、レナト
開幕戦と同じ。完封した西部・ジェシ・森下の新トライアングル期待。
鹿島はジョルジ―ニョ監督2試合目。9年間川崎で活躍したジュニ-ニョ
が今季より加入。ケンゴとの師弟、レナトとの新旧「10番」対決に注目。
■ 試合概要
前半の頭すぐに鹿島の決定機。左サイドから大迫に侵入されてシュート。
ここはキーパー西部のセーブで難を逃れる。
そこからは、両チームとも一進一退の攻防。両チームとも基本的にカウンター
戦術ではあるのだがウチはともかく、鹿島の守備陣も流石といったところで
球際の強さがあり、なかなかビッグチャンスとはならず。CKからの混戦では
ジュニに押し込まれそうになったが、古巣ディフェンス陣が「入れさせるか」
との気迫のような粘りがあり、鹿島にゴールを割らせなかった。
対する川崎。レナトは素早さとボールコントロールがが前節同様光っているが、
競り合いの中で倒されるシーンが何度も見られた、この辺は今後の課題かもな。
前半終了間際、そんなレナトがゲットしたFK。開幕戦にネ申FKを放っただけに
期待高まる。そしたらどうよ。どうみてもスーペルなFKをゴールにぶち込んで
川崎先制。。おいおい、セットプレイ=時間の無駄とも思われたウチが全得点
セットプレイとか。劇的ビフォアアフターすぎて笑える。隣のご夫婦がレナト
のゲーフラ(ゲートフラッグ)作ってたから超喜んでた。
後半、鹿島はU-23日本代表の山村をピッチに。この日は4-4-2の中盤「4」
のところを開幕のダイアモンド型からボックス型に置き換えた模様なので、
山村君出せたのか。川崎に関しては、先制点を取ったことで前節同様、引く
ところはしっかり引いて、状況を見ては前にボールを運ぶ姿勢。いわゆる
「引いてカウンター」の態勢が明確に見えた。
前節はこの形でかなり押し込まれたが、この試合では押し返す時間帯もできた。
また「山瀬⇒稲本」でアンカーを置いたことで相手の攻勢に対応する形へと、
スムーズにおけたかと。レナトの交代もいい時間帯。まだフルはつらそうだ。
鹿島のミスにも助けられたのとジュニーニョもまだ連携ができてなかったのは
助けられたかな。。昨年の等々力もそうだったけど、まぁ実力のあるクラブと、
そういう時期に当たったというのは単純に「運がよい」と思ってる。。
結局試合は「1-0」で逃げ切り成功。それこそ「鹿島のような」手堅い試合
内容で感動した。サポ10年以上やってるけど、ココまで堅さのある川崎など
見たことない。。
次節はセレッソ大阪。昨年は清武を完全に持ってかれたからな。リベンジだ。
------------------------------
17日(土)は今年初遠征(ライブ除)。場所は比較的近場の鹿島。
どうあがいても雨は避けられそうもなく、装備も重厚になったり。
(冬場+雨のコンボは(ライブもそうですが)荷づくりに悩む)
■ 試合前:スタジアムメシバナ2012(笑)
鹿島のホームスタジアム「県立カシマサッカースタジアム」に来た
のならば、私は毎年「モツ煮」で「焼ハム」をまず買いに走る。。
他サポの私が言うのもアレだが、鹿島といえば「王者」の二文字が
しっくりくるクラブだが、モツ煮もまさしくスタジアムグルメ界の
「王者」。ボリュームに味ともにその名にふさわしい、ぎっしりと
詰まっているモツの量が嬉しい(久住先生風)ネギは多めに入れる。
「焼ハム」はかなり分厚くてガブリつくのがたまらなく好きだ。。
誰もが肉食系になれる、そんなワイルドな気持ちにさせてくれる。
余談だが、代表選を見た翌日に会社の人に感想を求められて、最初に
私が述べたのは「国立の飯は(相変わらず)壮絶的にまずかった」と。
試合の話より飯の話が出て笑われたのだが、スタグルのないスタジアム
なんてJリーグ観戦者には魅力半減なのです(言いすぎかな)。
■ スタメン
GK:西部洋平
DF:実藤友紀、ジェシ、森下俊、小宮山尊信
MF:田坂佑介、柴崎晃誠、中村憲剛、山瀬功治
FW:小松塁、レナト
開幕戦と同じ。完封した西部・ジェシ・森下の新トライアングル期待。
鹿島はジョルジ―ニョ監督2試合目。9年間川崎で活躍したジュニ-ニョ
が今季より加入。ケンゴとの師弟、レナトとの新旧「10番」対決に注目。
■ 試合概要
前半の頭すぐに鹿島の決定機。左サイドから大迫に侵入されてシュート。
ここはキーパー西部のセーブで難を逃れる。
そこからは、両チームとも一進一退の攻防。両チームとも基本的にカウンター
戦術ではあるのだがウチはともかく、鹿島の守備陣も流石といったところで
球際の強さがあり、なかなかビッグチャンスとはならず。CKからの混戦では
ジュニに押し込まれそうになったが、古巣ディフェンス陣が「入れさせるか」
との気迫のような粘りがあり、鹿島にゴールを割らせなかった。
対する川崎。レナトは素早さとボールコントロールがが前節同様光っているが、
競り合いの中で倒されるシーンが何度も見られた、この辺は今後の課題かもな。
前半終了間際、そんなレナトがゲットしたFK。開幕戦にネ申FKを放っただけに
期待高まる。そしたらどうよ。どうみてもスーペルなFKをゴールにぶち込んで
川崎先制。。おいおい、セットプレイ=時間の無駄とも思われたウチが全得点
セットプレイとか。劇的ビフォアアフターすぎて笑える。隣のご夫婦がレナト
のゲーフラ(ゲートフラッグ)作ってたから超喜んでた。
後半、鹿島はU-23日本代表の山村をピッチに。この日は4-4-2の中盤「4」
のところを開幕のダイアモンド型からボックス型に置き換えた模様なので、
山村君出せたのか。川崎に関しては、先制点を取ったことで前節同様、引く
ところはしっかり引いて、状況を見ては前にボールを運ぶ姿勢。いわゆる
「引いてカウンター」の態勢が明確に見えた。
前節はこの形でかなり押し込まれたが、この試合では押し返す時間帯もできた。
また「山瀬⇒稲本」でアンカーを置いたことで相手の攻勢に対応する形へと、
スムーズにおけたかと。レナトの交代もいい時間帯。まだフルはつらそうだ。
鹿島のミスにも助けられたのとジュニーニョもまだ連携ができてなかったのは
助けられたかな。。昨年の等々力もそうだったけど、まぁ実力のあるクラブと、
そういう時期に当たったというのは単純に「運がよい」と思ってる。。
結局試合は「1-0」で逃げ切り成功。それこそ「鹿島のような」手堅い試合
内容で感動した。サポ10年以上やってるけど、ココまで堅さのある川崎など
見たことない。。
次節はセレッソ大阪。昨年は清武を完全に持ってかれたからな。リベンジだ。
Jリーグ第1節:川崎フロンターレ-アルビレックス新潟 「一体感」
2012年3月11日 スポーツ昨日はJ1開幕戦(J2は先週日曜開幕)。今年も始まりました。
日々一喜一憂。負けた時には明日への活力さえ奪われそうにも
なりそうなくらいの脱力感。昨年などは連敗中に見に行くのが
苦痛にさえなりそうな2ヶ月。それでも。応援するのはある意味
軽く宗教がかかった信仰心なんじゃないかと思わぬでもないと。
■ 試合前
あいにくの雨もホーム・等々力陸上競技場までは自転車で向かう。
天気は午後から曇りになるというウェザーニュースの予報信じて。
開幕となるとタオマフ等のグッズが新モデルとなるので買い物が
大変だ。何だかんだでタオマフは毎年買ってる。アパレルなどは
様子を少しずつ買い足す(部屋着にアオイイロが増殖している)。
昼すぎにスタジアムに到着したので飯。「今日の俺の腹は何腹だ」
という五郎風問答を心の中で問いかけつつ本年1発目は塩ちゃんこ、
ブラジルソーセージ、シュラスコを立て続けに食し、空腹を満たす。
この日は、フロンターレと交流が生まれた陸前高田市とPVを結び
LEDビジョンを応援ゾーン真横に設置。。川崎+陸前高田の皆で応援。
■ スタメン
GK:西部洋平
DF:実藤友紀、ジェシ、森下俊、小宮山尊信
MF:田坂佑介、柴崎晃誠、中村憲剛、山瀬功治
FW:小松塁、レナト
新加入選手5人がスタメン起用。昨年失点が非常に多かった川崎は
新たに獲得したジェシ、森下のCBコンビ。ジュニーニョの後継者
として獲得した若きアタッカー・レナトに特に期待がかかる。
■ 始球式、桑田真澄氏来場
普通サッカーはキックインという形が一般なのだが、川崎は毎年、
始球式を開催している。今年は川崎市麻生区在住の桑田真澄氏だ。
巨人ファンの筆者は大歓喜(笑)。久しぶりに桑田の応援歌聞いた。
◇ 読売ジャイアンツ18 桑田 真澄 応援歌
http://www.youtube.com/watch?v=aKohdSudyqk
♪サンサンササン サインはV Vは勝利だヴィクトリー
エースナンバーよく似合う 桑田桑田桑田~
桑田は18番+帽子を深くかぶった姿が似合う。杉内もマジ頑張れ。
■ 試合概要
試合早々に新潟が決定機。ドイツ帰りの矢野のシュートを西部さんが
セーブ。直後にも新潟のブルーノロペスにサイドから侵入されるなど
押しこまれる展開に。ココをまず耐えれたことは後々大きかったなと。
川崎もすぐさま攻勢に。ロングボールやダイレクトのプレイで前線に
ボールを素早く送り、攻撃のリズムを作っていく。シンプルさがあり、
良かった。レナトもいい動きを見せていたことで期待が出てくる。。
前半11分。FKゲットでキッカーのレナトが角度のあるところで物凄い
早さの絶妙の軌道、それを実藤がこすって(笑)ゴール。スゲー。。。
この得点で息を吹き返した川崎は、前半何度も決定機を作れた。。
長身の小松はターゲットとしても有効でなおかつ足もとも上手い感じ。
レナトもガムシャラに走ることなく、よく見ながら動けてるのが好感。
一方の守備では、もうジェシが素晴らしすぎて感動するレベルだった。
1対1強い、フィード正確、てか落ち着いてるし、これがザケイロか。
相方の森下も読みがよく、スピードある相手にもしっかり寄せてた。。
昨年の守備陣の課題面を良くカバーした、補強上手くいったかもな。。
1-0で折り返した後半。新潟は早々に平井、村上を入れるなど攻撃に
テコ入れを図り、ゴールに迫ってくる。川崎はなかなかボールを保持
することができず苦しむものの、しっかりとしたブロックを作ること
で相手の猛攻に耐えて、機を見てカウンターを仕掛け、ラインを上げる。
キーパーの西部さんをはじめ選手全員が体を張ったプレイで大奮闘する。
終盤は本当にゴール前は危なかったけど、何とか押し返すことに成功。。
試合はそのまま逃げ切りに成功し、1-0で勝利。川崎が1-0とか、
何というか「全然違うチーム」になったような気分もある。。
■ 雑感
連携とかはまだまだだけど選手の持ち味は本当に出てたし、フィジカル
とスピードに長けた選手も多かった新潟相手にゼロに抑えたのはまず、
大きな一歩だと思う。昨年は理想主義的なサッカーを標榜したけれど、
極めて勝利を目指すための現実主義的なサッカーへと変貌するかもね。
次節は鹿島。ジュニーニョいるけど、勝たねばならんな。
日々一喜一憂。負けた時には明日への活力さえ奪われそうにも
なりそうなくらいの脱力感。昨年などは連敗中に見に行くのが
苦痛にさえなりそうな2ヶ月。それでも。応援するのはある意味
軽く宗教がかかった信仰心なんじゃないかと思わぬでもないと。
■ 試合前
あいにくの雨もホーム・等々力陸上競技場までは自転車で向かう。
天気は午後から曇りになるというウェザーニュースの予報信じて。
開幕となるとタオマフ等のグッズが新モデルとなるので買い物が
大変だ。何だかんだでタオマフは毎年買ってる。アパレルなどは
様子を少しずつ買い足す(部屋着にアオイイロが増殖している)。
昼すぎにスタジアムに到着したので飯。「今日の俺の腹は何腹だ」
という五郎風問答を心の中で問いかけつつ本年1発目は塩ちゃんこ、
ブラジルソーセージ、シュラスコを立て続けに食し、空腹を満たす。
この日は、フロンターレと交流が生まれた陸前高田市とPVを結び
LEDビジョンを応援ゾーン真横に設置。。川崎+陸前高田の皆で応援。
■ スタメン
GK:西部洋平
DF:実藤友紀、ジェシ、森下俊、小宮山尊信
MF:田坂佑介、柴崎晃誠、中村憲剛、山瀬功治
FW:小松塁、レナト
新加入選手5人がスタメン起用。昨年失点が非常に多かった川崎は
新たに獲得したジェシ、森下のCBコンビ。ジュニーニョの後継者
として獲得した若きアタッカー・レナトに特に期待がかかる。
■ 始球式、桑田真澄氏来場
普通サッカーはキックインという形が一般なのだが、川崎は毎年、
始球式を開催している。今年は川崎市麻生区在住の桑田真澄氏だ。
巨人ファンの筆者は大歓喜(笑)。久しぶりに桑田の応援歌聞いた。
◇ 読売ジャイアンツ18 桑田 真澄 応援歌
http://www.youtube.com/watch?v=aKohdSudyqk
♪サンサンササン サインはV Vは勝利だヴィクトリー
エースナンバーよく似合う 桑田桑田桑田~
桑田は18番+帽子を深くかぶった姿が似合う。杉内もマジ頑張れ。
■ 試合概要
試合早々に新潟が決定機。ドイツ帰りの矢野のシュートを西部さんが
セーブ。直後にも新潟のブルーノロペスにサイドから侵入されるなど
押しこまれる展開に。ココをまず耐えれたことは後々大きかったなと。
川崎もすぐさま攻勢に。ロングボールやダイレクトのプレイで前線に
ボールを素早く送り、攻撃のリズムを作っていく。シンプルさがあり、
良かった。レナトもいい動きを見せていたことで期待が出てくる。。
前半11分。FKゲットでキッカーのレナトが角度のあるところで物凄い
早さの絶妙の軌道、それを実藤がこすって(笑)ゴール。スゲー。。。
この得点で息を吹き返した川崎は、前半何度も決定機を作れた。。
長身の小松はターゲットとしても有効でなおかつ足もとも上手い感じ。
レナトもガムシャラに走ることなく、よく見ながら動けてるのが好感。
一方の守備では、もうジェシが素晴らしすぎて感動するレベルだった。
1対1強い、フィード正確、てか落ち着いてるし、これがザケイロか。
相方の森下も読みがよく、スピードある相手にもしっかり寄せてた。。
昨年の守備陣の課題面を良くカバーした、補強上手くいったかもな。。
1-0で折り返した後半。新潟は早々に平井、村上を入れるなど攻撃に
テコ入れを図り、ゴールに迫ってくる。川崎はなかなかボールを保持
することができず苦しむものの、しっかりとしたブロックを作ること
で相手の猛攻に耐えて、機を見てカウンターを仕掛け、ラインを上げる。
キーパーの西部さんをはじめ選手全員が体を張ったプレイで大奮闘する。
終盤は本当にゴール前は危なかったけど、何とか押し返すことに成功。。
試合はそのまま逃げ切りに成功し、1-0で勝利。川崎が1-0とか、
何というか「全然違うチーム」になったような気分もある。。
■ 雑感
連携とかはまだまだだけど選手の持ち味は本当に出てたし、フィジカル
とスピードに長けた選手も多かった新潟相手にゼロに抑えたのはまず、
大きな一歩だと思う。昨年は理想主義的なサッカーを標榜したけれど、
極めて勝利を目指すための現実主義的なサッカーへと変貌するかもね。
次節は鹿島。ジュニーニョいるけど、勝たねばならんな。
神奈川ダービー:川崎フロンターレ-横浜Fマリノス -僕らの太陽-
2011年11月26日 スポーツ
川崎の太陽・ジュニーニョの契約満了のため今季限りで退団。
03年シーズンから9シーズン在籍、J通算ゴール数は200超え。
クラブの英雄、最後の等々力。絶対に勝ちたい、気持ちは1つ。
◇スタメン
GK:杉山力裕
DF:小宮山尊信、菊池光将、伊藤宏樹、田中裕介
MF:柴崎晃誠、中村憲剛、山瀬功二、田坂佑介
FW:ジュニーニョ、小林悠
前節・広島戦と同じ布陣。ジュニーニョには一段と大きい声援。
鞠はFWに大黒と谷口って…。タニはたしかにポストできるけどさ。
◇ 試合概要
前半。鞠とは今季4度目の大戦。今季では初めて中村俊輔がピッチにいる。
俊輔は色々言われているかもしれないが、やはりプレイの質が断然違う。
セットプレイ、パスの出し方、攻撃のスイッチの入れ方とかは本当スゴイ。
大黒は川崎の守備陣が苦手な裏を取るタイプのストライカーであるので、
今日は守備陣の意識も高かった。危ないシーンは体を張った守備で防ぐ。
川崎側もサイド突破、ボールを奪ってからのカウンターで相手陣内に攻める。
田中裕、小宮山の両サイドの上がりが非常に良かった。山瀬・田坂の2列目と
合わせて、守備と非常に良い攻撃ができていたと思う。
前半はスコアレスで折り返し。ジュニーニョが選手の中で最後に出てきた。
試合はいきなり動く。田坂が中に切り込んでグラウンダーのパスに対して。
鞠の金井がカットしたボールがそのままゴールへ押し込み、川崎が先制。。。
思わぬ形で先制した川崎だったが、その後は少し鞠に押し込まれてきた。
それでもゴールバー選手の守備に助けられ、やや運も良かったけど凌ぎ、
カウンターの形で追加点を狙いに行った。後半32分、憲剛のパスに小林
経由してジュニーニョ、そしてゴール!!等々力、歓喜の大爆発!!!
こういう試合に決めるジュニ、流石だぜ!!勝利を手繰り寄せる追加点。
さらに前がかりになった鞠の裏を突き、後半39分に中澤との競り合いに
勝った田坂が一気に相手陣内を独走、ジュニに渡して、落ち着いてDFを
交わしてシュート⇒ゴール。今季初の1試合2ゴール、選手が天に指差す。
3-0で勝利。敵軍・木村和司監督の眼前で“ちゃぶって”やったぜ。。
試合後、ジュニのインタビューが涙なしには語られないほど素晴らしい。
試合後のセレモニーも和やかに行われ、やはりホームは勝たんといかんね。
本当、ジュニありがとう。来日初ゴール、J1での100ゴール目なんかも
見ている選手だけに本当寂しい。僕らが語り継ぐことで英雄は伝説になる。
オブリガード・・。
リーグ戦、次週の最終節は奈々ライブでお休みなのでコレでフィニッシュ。
天皇杯があるのは嬉しいもので、このまま元旦まで突っ走ってトロフィを
掲げたいものです。この勢い、もっと加速させていきたいです。。
シーズン総括はその後で、本当に今年は大変だったよ。。
03年シーズンから9シーズン在籍、J通算ゴール数は200超え。
クラブの英雄、最後の等々力。絶対に勝ちたい、気持ちは1つ。
◇スタメン
GK:杉山力裕
DF:小宮山尊信、菊池光将、伊藤宏樹、田中裕介
MF:柴崎晃誠、中村憲剛、山瀬功二、田坂佑介
FW:ジュニーニョ、小林悠
前節・広島戦と同じ布陣。ジュニーニョには一段と大きい声援。
鞠はFWに大黒と谷口って…。タニはたしかにポストできるけどさ。
◇ 試合概要
前半。鞠とは今季4度目の大戦。今季では初めて中村俊輔がピッチにいる。
俊輔は色々言われているかもしれないが、やはりプレイの質が断然違う。
セットプレイ、パスの出し方、攻撃のスイッチの入れ方とかは本当スゴイ。
大黒は川崎の守備陣が苦手な裏を取るタイプのストライカーであるので、
今日は守備陣の意識も高かった。危ないシーンは体を張った守備で防ぐ。
川崎側もサイド突破、ボールを奪ってからのカウンターで相手陣内に攻める。
田中裕、小宮山の両サイドの上がりが非常に良かった。山瀬・田坂の2列目と
合わせて、守備と非常に良い攻撃ができていたと思う。
前半はスコアレスで折り返し。ジュニーニョが選手の中で最後に出てきた。
試合はいきなり動く。田坂が中に切り込んでグラウンダーのパスに対して。
鞠の金井がカットしたボールがそのままゴールへ押し込み、川崎が先制。。。
思わぬ形で先制した川崎だったが、その後は少し鞠に押し込まれてきた。
それでもゴールバー選手の守備に助けられ、やや運も良かったけど凌ぎ、
カウンターの形で追加点を狙いに行った。後半32分、憲剛のパスに小林
経由してジュニーニョ、そしてゴール!!等々力、歓喜の大爆発!!!
こういう試合に決めるジュニ、流石だぜ!!勝利を手繰り寄せる追加点。
さらに前がかりになった鞠の裏を突き、後半39分に中澤との競り合いに
勝った田坂が一気に相手陣内を独走、ジュニに渡して、落ち着いてDFを
交わしてシュート⇒ゴール。今季初の1試合2ゴール、選手が天に指差す。
3-0で勝利。敵軍・木村和司監督の眼前で“ちゃぶって”やったぜ。。
試合後、ジュニのインタビューが涙なしには語られないほど素晴らしい。
試合後のセレモニーも和やかに行われ、やはりホームは勝たんといかんね。
本当、ジュニありがとう。来日初ゴール、J1での100ゴール目なんかも
見ている選手だけに本当寂しい。僕らが語り継ぐことで英雄は伝説になる。
オブリガード・・。
リーグ戦、次週の最終節は奈々ライブでお休みなのでコレでフィニッシュ。
天皇杯があるのは嬉しいもので、このまま元旦まで突っ走ってトロフィを
掲げたいものです。この勢い、もっと加速させていきたいです。。
シーズン総括はその後で、本当に今年は大変だったよ。。
Jリーグ 第30節:ベガルタ仙台-川崎フロンターレ -仙台最高!-
2011年10月23日 スポーツ
本日はアウェイ遠征のため仙台へ。ベガルタが昇格する前からも
奈々様やPerfumeのツアーで行ってたので過去5年で4回の頻度。
個人的には在京でライブ遠征の初心者には一番良いと思ってたり。
ベガルタの本拠地・ユアテックスタジアム仙台は専用スタジアム。
アクセスも良いし、他の専スタ比較でピッチとの距離感は一番好み。
単純に仙台さんが好きってのもあるけど、一番好きかもしれないな。
また、珍しく試合開始までアウェイとホームゾーンの移動が可能で、
ぐるっと回りながらスタ飯を食べ歩きし、戻ってくる頃には満腹で。
色々と食べたのですが仙台芋煮は初挑戦。豚汁風と聞いてたけど
たしかに×2。空腹にしみる素晴らしさ、寒くなってくると良いね。
■ スタメン:4-4-2
GK:杉山力裕
DF:小宮山尊信、菊池光将、伊藤宏樹、田中裕介
MF:柴崎晃誠、中村憲剛、楠神順平、田坂佑介
FW:ジュニーニョ、矢島卓郎
前節の新潟戦では右SHだった憲剛はボランチに配置、田坂と楠神の
ドリブル突破に2列目に置いた。またサイドバックは田中裕が停止明け、
■ 試合経過
前節の新潟戦では絵に描いたカウンターに沈んだ川崎。この日もまた
カウンターを武器にした仙台(しかも目下6連勝)。絶対にそれだけは
防ぎたかった。この日は菊池、伊藤の二人を中心にゴール前で奮闘し、
キーパー杉山はFKに素晴らしい反応。何とかだが防ぐことができた。
しかし、柳沢はオフザボールの動き出しは相変わらず良いね。まぁ、
動き出しに関してですが(今日もサイクロン的ムーブで助かったり)。
一方、川崎はジュニーニョにキレがあり、スペースへの動き出しとか、
ゴール前までの仕掛けも良かった。ただ、カウンターもパスにずれが
あったりで上手く繋がらず。また、相手の好守で防がれたシーンも。。
特に後半はカウンター合戦で一進一退の攻防。点は入らずとも熱い展開。
仙台はエース・リャンヨンギ、川崎は小林悠(not画伯)を入れる等と
切り札を投入。ゴール前の攻防はなかなか、そしてこの臨場感も専スタ
ならでは。。ヒヤヒヤ、ドキドキしながらも結局はスコアレスドロー。
試合後はベガルタとウチのチャントによるエール交換、ベガッ太さんも
アウェイに関わらずコメントくれたし、ベガルタの選手も挨拶に来た。。
何かジーンときてしまった。そういった意味では幸せなドローだったか。
夕食は仙台駅の牛たん通り(駅3F)の利久で牛たんをたらふく食し満足。
ベガルタ、芋煮、牛たん含め仙台最高。来年も来るぞ、生存戦略頑張ろ。
===========================
最近、気になったこと
■ 中日ドラゴンズ優勝
SKEのW松井が喜んでて羨ましいとか、ドアラと落合夫妻のビールかけの
シーンに朝から会社でお茶吹きそうになったとか。。それはともかく、
本当にスゴイ勢いだった。元々、先発がセリーグで最も計算できる陣容で
最終盤になり、和田やブランコも復調してきたのがやはり大きかったしな。
何よりも落合監督の進退を巡る問題でフロント以外が一致団結した感がある。
繰り返しですが客を呼ぶとか、そういうのはフロントとかスタッフのタスク。
現場の仕事はあくまで勝利を追及することだと思うので、言いがかりクラス。
ヤクルトも良いチームだった。ただ、最後の最後で躓いたけど優勝していい
くらいのチームだと思う。ウチはまぁ無理っすね。澤村は本当頑張ったわ。。
■ 日韓のスワップ取引上限額の一時的増額
隣国に対して過剰反応する人たちが多すぎて何ともな気持ちになった。
二カ国間のスワップ取引についてはアジア通貨危機の折に通貨流動性を
確保するためにASEAN+3を軸にして結んだチェンマイイニシアティブに
基づいて行われているもので韓国とは既に05年に結ばれた協定だったり。
だから増額=無償提供と脳内誤変換する人がいらしたが、融資可能額の
枠組みを増やしただけなので、まぁ保険みたいなもん。何でも今の与党
がどうとか、韓国がどうかで感情的になるのは、正直ダメだなぁとも。
フジテレビデモもそうだけど、何か軸がズレてしまってるのが変なとこ。
複雑であったり背景を理解しないで、感情的に動くってのは良くないね。
■ つんくP×千代丸、AKIHABARAバックステ←→ジpassを11月OP
個人的にAKBの成功要因=劇場公演とは一概に思っていない人間なので
成功事例として位置づけることはアレかもしれないが、実のところ需要は
相当あると考えている。つんくPも千代丸も一応、飲食店経営初挑戦とか
でもないわけだし、双方ともそれなりにプロデュース評価を得ている人物。
私見だがアイドルは「育成」時代に突入しつつあると思われる。つまり、
ユニットの活動年数が長期化やライブやイベントを軸とした活動をする
うえでは生のパフォーマンスを行わねばならず、質の向上が求められる。
そうした意味で安定して公演活動を行える場所を得ると言うのはかなり
大きなアドバンテージとなり、さらに一部のコア客に徹底して発信して
いくことで地盤を固める場にもなるかもしれない。
それに加え、双方がプロデュースしている既存のアイドルもステージに
出すことを示唆しており、イベントスペースとしても活用可。石丸電気
等の主要イベントスペースが無い今、それもまた魅力的に感じたり。。
個人的に行きたい、とは思わないんだけど、動向が気になるところ。
奈々様やPerfumeのツアーで行ってたので過去5年で4回の頻度。
個人的には在京でライブ遠征の初心者には一番良いと思ってたり。
ベガルタの本拠地・ユアテックスタジアム仙台は専用スタジアム。
アクセスも良いし、他の専スタ比較でピッチとの距離感は一番好み。
単純に仙台さんが好きってのもあるけど、一番好きかもしれないな。
また、珍しく試合開始までアウェイとホームゾーンの移動が可能で、
ぐるっと回りながらスタ飯を食べ歩きし、戻ってくる頃には満腹で。
色々と食べたのですが仙台芋煮は初挑戦。豚汁風と聞いてたけど
たしかに×2。空腹にしみる素晴らしさ、寒くなってくると良いね。
■ スタメン:4-4-2
GK:杉山力裕
DF:小宮山尊信、菊池光将、伊藤宏樹、田中裕介
MF:柴崎晃誠、中村憲剛、楠神順平、田坂佑介
FW:ジュニーニョ、矢島卓郎
前節の新潟戦では右SHだった憲剛はボランチに配置、田坂と楠神の
ドリブル突破に2列目に置いた。またサイドバックは田中裕が停止明け、
■ 試合経過
前節の新潟戦では絵に描いたカウンターに沈んだ川崎。この日もまた
カウンターを武器にした仙台(しかも目下6連勝)。絶対にそれだけは
防ぎたかった。この日は菊池、伊藤の二人を中心にゴール前で奮闘し、
キーパー杉山はFKに素晴らしい反応。何とかだが防ぐことができた。
しかし、柳沢はオフザボールの動き出しは相変わらず良いね。まぁ、
動き出しに関してですが(今日もサイクロン的ムーブで助かったり)。
一方、川崎はジュニーニョにキレがあり、スペースへの動き出しとか、
ゴール前までの仕掛けも良かった。ただ、カウンターもパスにずれが
あったりで上手く繋がらず。また、相手の好守で防がれたシーンも。。
特に後半はカウンター合戦で一進一退の攻防。点は入らずとも熱い展開。
仙台はエース・リャンヨンギ、川崎は小林悠(not画伯)を入れる等と
切り札を投入。ゴール前の攻防はなかなか、そしてこの臨場感も専スタ
ならでは。。ヒヤヒヤ、ドキドキしながらも結局はスコアレスドロー。
試合後はベガルタとウチのチャントによるエール交換、ベガッ太さんも
アウェイに関わらずコメントくれたし、ベガルタの選手も挨拶に来た。。
何かジーンときてしまった。そういった意味では幸せなドローだったか。
夕食は仙台駅の牛たん通り(駅3F)の利久で牛たんをたらふく食し満足。
ベガルタ、芋煮、牛たん含め仙台最高。来年も来るぞ、生存戦略頑張ろ。
===========================
最近、気になったこと
■ 中日ドラゴンズ優勝
SKEのW松井が喜んでて羨ましいとか、ドアラと落合夫妻のビールかけの
シーンに朝から会社でお茶吹きそうになったとか。。それはともかく、
本当にスゴイ勢いだった。元々、先発がセリーグで最も計算できる陣容で
最終盤になり、和田やブランコも復調してきたのがやはり大きかったしな。
何よりも落合監督の進退を巡る問題でフロント以外が一致団結した感がある。
繰り返しですが客を呼ぶとか、そういうのはフロントとかスタッフのタスク。
現場の仕事はあくまで勝利を追及することだと思うので、言いがかりクラス。
ヤクルトも良いチームだった。ただ、最後の最後で躓いたけど優勝していい
くらいのチームだと思う。ウチはまぁ無理っすね。澤村は本当頑張ったわ。。
■ 日韓のスワップ取引上限額の一時的増額
隣国に対して過剰反応する人たちが多すぎて何ともな気持ちになった。
二カ国間のスワップ取引についてはアジア通貨危機の折に通貨流動性を
確保するためにASEAN+3を軸にして結んだチェンマイイニシアティブに
基づいて行われているもので韓国とは既に05年に結ばれた協定だったり。
だから増額=無償提供と脳内誤変換する人がいらしたが、融資可能額の
枠組みを増やしただけなので、まぁ保険みたいなもん。何でも今の与党
がどうとか、韓国がどうかで感情的になるのは、正直ダメだなぁとも。
フジテレビデモもそうだけど、何か軸がズレてしまってるのが変なとこ。
複雑であったり背景を理解しないで、感情的に動くってのは良くないね。
■ つんくP×千代丸、AKIHABARAバックステ←→ジpassを11月OP
個人的にAKBの成功要因=劇場公演とは一概に思っていない人間なので
成功事例として位置づけることはアレかもしれないが、実のところ需要は
相当あると考えている。つんくPも千代丸も一応、飲食店経営初挑戦とか
でもないわけだし、双方ともそれなりにプロデュース評価を得ている人物。
私見だがアイドルは「育成」時代に突入しつつあると思われる。つまり、
ユニットの活動年数が長期化やライブやイベントを軸とした活動をする
うえでは生のパフォーマンスを行わねばならず、質の向上が求められる。
そうした意味で安定して公演活動を行える場所を得ると言うのはかなり
大きなアドバンテージとなり、さらに一部のコア客に徹底して発信して
いくことで地盤を固める場にもなるかもしれない。
それに加え、双方がプロデュースしている既存のアイドルもステージに
出すことを示唆しており、イベントスペースとしても活用可。石丸電気
等の主要イベントスペースが無い今、それもまた魅力的に感じたり。。
個人的に行きたい、とは思わないんだけど、動向が気になるところ。
Jリーグ第28節: ヴァンフォーレ甲府-川崎フロンターレ -生存戦略-
2011年10月2日 スポーツ
最近、ドメサカ(国内サッカー)板のまとめを把握するためにアニメの
知識が必要とされている件(「生存戦略」ゲーフラはまだ見てない)。
=============================
ええ、本ブログに試合の感想を書いたのは久々(7月の柏戦以来)。
御存じな方もいらっしゃるかと思いますが、川崎はその柏戦後から
怒涛のリーグ戦「8連敗」を喫した(先日の山形戦で連敗がストップ)。
プロ野球でも8連敗つうのは酷いものですが、サッカーにおいては
丸2か月も勝てないという状況。流石に7連敗を喫したアウェイでの
柏戦は日曜日夜+逆転負けということで、相当、応えましたわ。。
そして、流石に残留争いに片足を突っ込んでしまった。本日の相手、
甲府さんは16位と降格圏との境界線。ココで負けると差が一気に詰まる。
ということで、アウェイとか何とかではなく、絶対勝たねばならぬ試合。
ということで朝からバスツアーで行ってきました。。
■ スタメン:4-4-2
GK:杉山力裕
DF:實藤友紀、井川祐輔、伊藤宏樹、田中雄大
MF:柴崎晃誠、中村憲剛、山瀬功二、田坂佑介
FW:ジュニーニョ、小林悠
ディフェンスは累積出場停止で田中裕、菊池を欠くという苦しい展開。
1年目のサネとベテランの伊藤を起用。宏樹は今年こそ控えに回ってるが
10年近く川崎のディフェンスラインを支えてきた選手。頑張ってほしい。
■ 試合経過
前半。水曜のナビスコカップが「あった」川崎(中2日)と「なかった」甲府の
コンディション差もあるとはいえ、序盤から甲府さんがペースを握られる展開。
甲府は代表に定着してきたリアル「進撃の巨人」ハーフナー・マイクがゴール前
に圧倒的な存在感を見せる。ココを宏樹をはじめ、各選手が寄せて自由にさせず。
またスピードに乗ってサイドを切り込むパウリーニョの突破も怖く。序盤はサネ
の不安定さもあって厳しい時間帯が続いた。相手のシュートミスにも助けられた。
それでも25分、田坂と山瀬がサイドから素早く相手サイド深くに侵入してから
中央へ⇒「そこにいる」小林悠(not画伯だが愛称は画伯)が決めて先制ゲット。
試合後、改めて数少ないチャンスだったわけで、そこを決めたのは本当良かった。
リードで落ち着けた、とまでは言い難いが、守備陣の奮闘もあって前半はこのまま。
後半。実は前半以上に厳しい時間が多かった。得点を取りにくる甲府の猛攻に対し、
耐える時間帯が多かった。それでも、ようやっと怪我から復帰した小宮山が左SBに
入り、疲れが見えた山瀬から早々に楠神に入れる等運動量・集中力の低下を何とか
抑えつつ、明確な「ラインを下げて、しっかり守ってからのカウンター」を徹底。。
守備ブロックをしっかり作って対処し、攻められたところでは杉山のスーパーセーブ
連発に助けられる(川崎サポをしているエイジ(現リールセ)の頃から嫌というほど
スーパーセーブ集を見ているような光景にあう)。本当、リッキーには感謝×2の日。
必死の守備で最後まで耐え、何とか1-0で試合終了。この大一番を勝利で飾った。。
■ 感想:理想と現実の中での「生存戦略」、そして「今後」を垣間見る
私的に久々の観戦勝利、それだけで嬉しかった。杉山の大活躍、悠様の素敵ゴール。
また、甲府のアウェイゾーンを埋め尽くした川崎サポーターの一体感も良かった。
チーム一丸となって手繰り寄せた「勝ち点3」。やはり、重みのある数字である。
試合後のインタビュー等を拝見すると、やはり試合前からのゲームプランとして、
守備ブロックをしっかりと構築して、カウンターを狙っていくというイメージが
できていたようだ。いわゆるポゼッションサッカーを標榜していた相馬監督の
当初のスタイルから大きく逸脱する(正確には昨年までのスタイル)ではあるが
こうしたチームの立ち位置やコンディションを考慮すれば「現実」的な選択だ。
その一方で、連敗もボールを保持しながらパスや敵陣のスペースを有効に
活用して攻撃的に攻めるという「理想」を突き詰め、崩壊した結果の産物。
頑なに、怯むことなく挑んだ結果の苦しさゆえに、ストップした今となれば
青年監督たる相馬さんには良い経験だったのではないかと思っていたりもする。
昨年、優勝を果たした名古屋は勝ち点を夏場に積み上げた時も今日みたいな
苦しい試合を何試合もギリギリのところでモノにしたから。内容は勝ったこと
だけが全てのようなものも少なく無かった。だが、タイトル争いするクラブは
ツマラナイ内容だろうがなんだろうが、勝ち続けなければならないのである。。
例えば、春先のメンバーが揃って体力的にも動ける時期はポゼッションを高める
サッカーを展開して、夏場の連戦やメンバー的に苦しいのであれば今日みたいな
運び方を選択する。例えば、相手チームの特性を考慮しながらでも良いのだろう。
選手が言ってたように「90分間の中で切り替えてく」ことも大切だろう。
その点で、課題は多いものの夏場にかけての躍進を支えた相馬スタイルの精度を
高めていくことも大切。そしてタンスにしまいかけたスタイル=高速カウンター
と着こなせるようなチームマネジメントを模索することが、わが国特有のリーグ
環境を考慮するうえでは、大切ではないだろうか。
今後の「生存戦略」としては、従来のスタイルをベースにしながら、時間帯の中で
今年のスタイルを出していくというのが良いだろう。次の新潟もスペース入るのが
上手な選手がたくさんいるので。。等々力でのリーグ戦久々の勝利を挑む。。
-----------------------
今シーズンは優勝争い、残留、昇格争いの3つともかなりの充実ぶりである。
優勝争いはある意味でどうでもいいけど(まぁ隣町が脱落しそうだしね)、
残留についてはさいたま2チームに目が。昇格は赤青の方の東京はともかく、
久々に初昇格組も予感。個人的には番長・兄貴とも言われる鳥栖に大期待だ。
=====================
まぁ、こういう考えをもってて、改めて落合監督の辞任理由は?気味になる。
おそらくはリリースされている言葉以外では、様々な要因があるのだろうが、
少なくとも監督に対して、観客動員やら赤字経営の話が出てくるのは変な話。
あと、監督人事サイクルもあるだろうし特にOB率の低さもあるんだろうね。
ならば、ノムさんの本にあったヤクルトの若松さんがそうであったように、
監督の近くなり、二軍なりに将来を見据えて監督候補者の経験を積ませる場
を頼んだりした方が良かったのではないか(落合さんが飲むかはわからんが)。
現場は「勝つため」に何をすべきかを突き詰めるわけだし、そうした意味で
落合監督はその役割を充分に果たしている。野手こそ途上であるが投手では
サイクルを超えて、しっかりと若返り等に成功してる。
動員・経営については、あくまでフロントやスタッフが頑張るところだ。
セは巨人含めて特に多いが、未だにそこらへんの汗をかくところがダメだ。
Jサポ視点だとパの各球団は本当頑張ってるし、そこがやはり大きいかも。
単純にダルがいるとかマー君がいるとかじゃなくて陰で汗かいている人が
多いのがパのチームに多くて、目立たないけどオリックスも営業の人が
相当小口含めて、会社回りしてるのがよくわかるほどの充実ぶりだった。
なんというか、プロってのは経営側や運営側も含めてプロじゃないとダメ。
個人的に、落合はパで勝負したら面白そうなんだよな。日本シリーズで
原巨人VS落合がみたいんだよな。。
知識が必要とされている件(「生存戦略」ゲーフラはまだ見てない)。
=============================
ええ、本ブログに試合の感想を書いたのは久々(7月の柏戦以来)。
御存じな方もいらっしゃるかと思いますが、川崎はその柏戦後から
怒涛のリーグ戦「8連敗」を喫した(先日の山形戦で連敗がストップ)。
プロ野球でも8連敗つうのは酷いものですが、サッカーにおいては
丸2か月も勝てないという状況。流石に7連敗を喫したアウェイでの
柏戦は日曜日夜+逆転負けということで、相当、応えましたわ。。
そして、流石に残留争いに片足を突っ込んでしまった。本日の相手、
甲府さんは16位と降格圏との境界線。ココで負けると差が一気に詰まる。
ということで、アウェイとか何とかではなく、絶対勝たねばならぬ試合。
ということで朝からバスツアーで行ってきました。。
■ スタメン:4-4-2
GK:杉山力裕
DF:實藤友紀、井川祐輔、伊藤宏樹、田中雄大
MF:柴崎晃誠、中村憲剛、山瀬功二、田坂佑介
FW:ジュニーニョ、小林悠
ディフェンスは累積出場停止で田中裕、菊池を欠くという苦しい展開。
1年目のサネとベテランの伊藤を起用。宏樹は今年こそ控えに回ってるが
10年近く川崎のディフェンスラインを支えてきた選手。頑張ってほしい。
■ 試合経過
前半。水曜のナビスコカップが「あった」川崎(中2日)と「なかった」甲府の
コンディション差もあるとはいえ、序盤から甲府さんがペースを握られる展開。
甲府は代表に定着してきたリアル「進撃の巨人」ハーフナー・マイクがゴール前
に圧倒的な存在感を見せる。ココを宏樹をはじめ、各選手が寄せて自由にさせず。
またスピードに乗ってサイドを切り込むパウリーニョの突破も怖く。序盤はサネ
の不安定さもあって厳しい時間帯が続いた。相手のシュートミスにも助けられた。
それでも25分、田坂と山瀬がサイドから素早く相手サイド深くに侵入してから
中央へ⇒「そこにいる」小林悠(not画伯だが愛称は画伯)が決めて先制ゲット。
試合後、改めて数少ないチャンスだったわけで、そこを決めたのは本当良かった。
リードで落ち着けた、とまでは言い難いが、守備陣の奮闘もあって前半はこのまま。
後半。実は前半以上に厳しい時間が多かった。得点を取りにくる甲府の猛攻に対し、
耐える時間帯が多かった。それでも、ようやっと怪我から復帰した小宮山が左SBに
入り、疲れが見えた山瀬から早々に楠神に入れる等運動量・集中力の低下を何とか
抑えつつ、明確な「ラインを下げて、しっかり守ってからのカウンター」を徹底。。
守備ブロックをしっかり作って対処し、攻められたところでは杉山のスーパーセーブ
連発に助けられる(川崎サポをしているエイジ(現リールセ)の頃から嫌というほど
スーパーセーブ集を見ているような光景にあう)。本当、リッキーには感謝×2の日。
必死の守備で最後まで耐え、何とか1-0で試合終了。この大一番を勝利で飾った。。
■ 感想:理想と現実の中での「生存戦略」、そして「今後」を垣間見る
私的に久々の観戦勝利、それだけで嬉しかった。杉山の大活躍、悠様の素敵ゴール。
また、甲府のアウェイゾーンを埋め尽くした川崎サポーターの一体感も良かった。
チーム一丸となって手繰り寄せた「勝ち点3」。やはり、重みのある数字である。
試合後のインタビュー等を拝見すると、やはり試合前からのゲームプランとして、
守備ブロックをしっかりと構築して、カウンターを狙っていくというイメージが
できていたようだ。いわゆるポゼッションサッカーを標榜していた相馬監督の
当初のスタイルから大きく逸脱する(正確には昨年までのスタイル)ではあるが
こうしたチームの立ち位置やコンディションを考慮すれば「現実」的な選択だ。
その一方で、連敗もボールを保持しながらパスや敵陣のスペースを有効に
活用して攻撃的に攻めるという「理想」を突き詰め、崩壊した結果の産物。
頑なに、怯むことなく挑んだ結果の苦しさゆえに、ストップした今となれば
青年監督たる相馬さんには良い経験だったのではないかと思っていたりもする。
昨年、優勝を果たした名古屋は勝ち点を夏場に積み上げた時も今日みたいな
苦しい試合を何試合もギリギリのところでモノにしたから。内容は勝ったこと
だけが全てのようなものも少なく無かった。だが、タイトル争いするクラブは
ツマラナイ内容だろうがなんだろうが、勝ち続けなければならないのである。。
例えば、春先のメンバーが揃って体力的にも動ける時期はポゼッションを高める
サッカーを展開して、夏場の連戦やメンバー的に苦しいのであれば今日みたいな
運び方を選択する。例えば、相手チームの特性を考慮しながらでも良いのだろう。
選手が言ってたように「90分間の中で切り替えてく」ことも大切だろう。
その点で、課題は多いものの夏場にかけての躍進を支えた相馬スタイルの精度を
高めていくことも大切。そしてタンスにしまいかけたスタイル=高速カウンター
と着こなせるようなチームマネジメントを模索することが、わが国特有のリーグ
環境を考慮するうえでは、大切ではないだろうか。
今後の「生存戦略」としては、従来のスタイルをベースにしながら、時間帯の中で
今年のスタイルを出していくというのが良いだろう。次の新潟もスペース入るのが
上手な選手がたくさんいるので。。等々力でのリーグ戦久々の勝利を挑む。。
-----------------------
今シーズンは優勝争い、残留、昇格争いの3つともかなりの充実ぶりである。
優勝争いはある意味でどうでもいいけど(まぁ隣町が脱落しそうだしね)、
残留についてはさいたま2チームに目が。昇格は赤青の方の東京はともかく、
久々に初昇格組も予感。個人的には番長・兄貴とも言われる鳥栖に大期待だ。
=====================
まぁ、こういう考えをもってて、改めて落合監督の辞任理由は?気味になる。
おそらくはリリースされている言葉以外では、様々な要因があるのだろうが、
少なくとも監督に対して、観客動員やら赤字経営の話が出てくるのは変な話。
あと、監督人事サイクルもあるだろうし特にOB率の低さもあるんだろうね。
ならば、ノムさんの本にあったヤクルトの若松さんがそうであったように、
監督の近くなり、二軍なりに将来を見据えて監督候補者の経験を積ませる場
を頼んだりした方が良かったのではないか(落合さんが飲むかはわからんが)。
現場は「勝つため」に何をすべきかを突き詰めるわけだし、そうした意味で
落合監督はその役割を充分に果たしている。野手こそ途上であるが投手では
サイクルを超えて、しっかりと若返り等に成功してる。
動員・経営については、あくまでフロントやスタッフが頑張るところだ。
セは巨人含めて特に多いが、未だにそこらへんの汗をかくところがダメだ。
Jサポ視点だとパの各球団は本当頑張ってるし、そこがやはり大きいかも。
単純にダルがいるとかマー君がいるとかじゃなくて陰で汗かいている人が
多いのがパのチームに多くて、目立たないけどオリックスも営業の人が
相当小口含めて、会社回りしてるのがよくわかるほどの充実ぶりだった。
なんというか、プロってのは経営側や運営側も含めてプロじゃないとダメ。
個人的に、落合はパで勝負したら面白そうなんだよな。日本シリーズで
原巨人VS落合がみたいんだよな。。
キャプテン穂稀 ワールドカップ編
2011年7月18日 スポーツ
♪バモス サメシマ ファイティーング!
(川崎の左SB小宮山のチャントを勝手にフューチャー)
========================
なでしこJAPAN、ワールドカップ優勝。か、か、勝ったぞ。。
北京五輪のソフトボールの状況と同様、一度も勝ったことが
無い世界ランク1位の米国、二度リード許してもなお澤姐さん
の執念の同点弾が炸裂。ドイツ戦同様、まさに死闘だったわ。
PKは海堀さんが本当イイ読みしてた。佐々木監督の始まる前の
笑顔もよかった。本当に、タフなメンタリティには感服したわ。
翼君よりも先にワールドカップで日本人が優勝カップをあげる
なんて。。個人的な澤姐さんの扱い「キング(notクイーン)」
⇒「ゴッド」に昇格。。
なでしこJAPANは熊谷・岩渕たちをはじめ、U-17女子W杯での
準優勝メンバー(田中陽子・仲田歩夢両選手等)、才能あふれる
選手たちが多くいる。今後の活躍にも相当期待できるしな。。
その前に、とりあえず9月から五輪予選。マジ、きっついなぁ。
しかも、予選は中国で開催かよ。アジアは強国揃いだしな。。
皆がメダルというように、やはり五輪で優勝することも大きな
目標だからな。このメンバーのサッカーを成熟させ二冠王者へ。
-------------------
でも、コレ全てがオールオッケーというわけではないんですな。
選手の受け入れ環境、特に育成年代の子は小学生までは男子と
混じってプレイすることで何とかなるが、流石に中学校以上は
厳しい。女子サッカー部を置いている学校が少ないのは確かだ。
なでしこリーグも必ずしも良い環境とはいえない。読売クラブ
の伝統を引き継ぐ日テレ・ベレーザも練習場等の環境は厳しく
なっており、成長著しかった東電サッカー部であるマリーゼは
活動停止(鮫島彩選手の前所属クラブ)。リーグとしての収益
性も低く、ほとんどの試合が無料試合なのはあまり芳しくない。
永里選手たちをはじめとした海外選手の強化支援、育成年代の
重点強化等で何とかしてきたが、結果として、Jリーグ同様に
国内環境の充実化と競技人口の拡大が大きな課題となってくる。
ドイツ・米国のようにクラブチームが整った環境に足を運んで
磨いていくことは大切だが、その前の段階、そこに向かうまで
のステップも含めて、ココを何とかしないと列強各国に後れを
とってしまうのではなかろうか。
以前読んだ本に書いてあったが、いわゆる企業の福利厚生という
立ち位置の延長から抜け出た、地域に対する社会公益性を有する
ためのものであるという形に、スポーツクラブのあり方を変えて
いくべきで、まさしく米国とドイツはその考えがスタンダードだ。
丁度、現在の通常国会で「スポーツ基本法」が成立。東京五輪時の
「スポーツ振興法」から約半世紀ぶりに全面改正が行われており、
地域スポーツにおける支援等も盛り込まれている。真の意味で、
日本における女子サッカー、クラブスポーツという文化が定着して
いくかどうか、ここからが本当の勝負なのである。
今回のなでしこをバルサに例えた間抜けなメディアもあったけど、
バルサのような「地域に密着した総合スポーツクラブ」が出来ることが
本当に望ましいことなのかもしれない。Jサポーター的に大変で困難な
道のりなのも重々承知だが、少しずつ道のりを切り開いていく努力を
してもらいたい。まず、我々サッカーファンが盛り上げていくことから
始めないとな。。
ああ、姐さんにチューするならラモスはまず髭それよ。。
(川崎の左SB小宮山のチャントを勝手にフューチャー)
========================
なでしこJAPAN、ワールドカップ優勝。か、か、勝ったぞ。。
北京五輪のソフトボールの状況と同様、一度も勝ったことが
無い世界ランク1位の米国、二度リード許してもなお澤姐さん
の執念の同点弾が炸裂。ドイツ戦同様、まさに死闘だったわ。
PKは海堀さんが本当イイ読みしてた。佐々木監督の始まる前の
笑顔もよかった。本当に、タフなメンタリティには感服したわ。
翼君よりも先にワールドカップで日本人が優勝カップをあげる
なんて。。個人的な澤姐さんの扱い「キング(notクイーン)」
⇒「ゴッド」に昇格。。
なでしこJAPANは熊谷・岩渕たちをはじめ、U-17女子W杯での
準優勝メンバー(田中陽子・仲田歩夢両選手等)、才能あふれる
選手たちが多くいる。今後の活躍にも相当期待できるしな。。
その前に、とりあえず9月から五輪予選。マジ、きっついなぁ。
しかも、予選は中国で開催かよ。アジアは強国揃いだしな。。
皆がメダルというように、やはり五輪で優勝することも大きな
目標だからな。このメンバーのサッカーを成熟させ二冠王者へ。
-------------------
でも、コレ全てがオールオッケーというわけではないんですな。
選手の受け入れ環境、特に育成年代の子は小学生までは男子と
混じってプレイすることで何とかなるが、流石に中学校以上は
厳しい。女子サッカー部を置いている学校が少ないのは確かだ。
なでしこリーグも必ずしも良い環境とはいえない。読売クラブ
の伝統を引き継ぐ日テレ・ベレーザも練習場等の環境は厳しく
なっており、成長著しかった東電サッカー部であるマリーゼは
活動停止(鮫島彩選手の前所属クラブ)。リーグとしての収益
性も低く、ほとんどの試合が無料試合なのはあまり芳しくない。
永里選手たちをはじめとした海外選手の強化支援、育成年代の
重点強化等で何とかしてきたが、結果として、Jリーグ同様に
国内環境の充実化と競技人口の拡大が大きな課題となってくる。
ドイツ・米国のようにクラブチームが整った環境に足を運んで
磨いていくことは大切だが、その前の段階、そこに向かうまで
のステップも含めて、ココを何とかしないと列強各国に後れを
とってしまうのではなかろうか。
以前読んだ本に書いてあったが、いわゆる企業の福利厚生という
立ち位置の延長から抜け出た、地域に対する社会公益性を有する
ためのものであるという形に、スポーツクラブのあり方を変えて
いくべきで、まさしく米国とドイツはその考えがスタンダードだ。
丁度、現在の通常国会で「スポーツ基本法」が成立。東京五輪時の
「スポーツ振興法」から約半世紀ぶりに全面改正が行われており、
地域スポーツにおける支援等も盛り込まれている。真の意味で、
日本における女子サッカー、クラブスポーツという文化が定着して
いくかどうか、ここからが本当の勝負なのである。
今回のなでしこをバルサに例えた間抜けなメディアもあったけど、
バルサのような「地域に密着した総合スポーツクラブ」が出来ることが
本当に望ましいことなのかもしれない。Jサポーター的に大変で困難な
道のりなのも重々承知だが、少しずつ道のりを切り開いていく努力を
してもらいたい。まず、我々サッカーファンが盛り上げていくことから
始めないとな。。
ああ、姐さんにチューするならラモスはまず髭それよ。。
Jリーグ 第5節:川崎フロンターレ-柏レイソル -ようこそ等々力夏劇場-
2011年7月17日 スポーツ
今更、5節なのは震災の影響で延期されていた日程であるから。
この時期は本来、中断期間。連戦の後に設けられた連戦のために
選手たちの疲労はピーク。とはいえ、例年の感覚では夏を終えた
成績がシーズンを左右する。7月そして8月を乗り切らねば。。
本節は現在、首位をひた走る柏レイソル。水曜日に浦和に敗戦した
川崎としてはコレ以上、差を広げられたくない。まさに正念場だ。
■ スタメン:4-4-2
GK:相澤貴志
DF:田中裕介、井川祐輔、菊池光将、小宮山尊信
MF:柴崎晃誠、田坂佑介、山瀬功二、登里享平
FW:ジュニーニョ、矢島卓郎
大黒柱である憲剛(体調不良)・稲本(怪我)がベンチ外。
代わりに田坂・登里の二人が久々にスタメン。フレッシュな
二人が入ったことで、どのようにチームに影響してくるか。。
■ 試合経過
前半。序盤から川崎がペースを掴む。ここ数試合、相手に押されて試合に
上手く入れないことが多かったので浦和戦同様、攻めこむ形ができたのは
良かった。6分、小宮山から鋭い縦のボールが入り矢島が上手く反応して
⇒反転シュート⇒ゴール。早い時間帯でゴールを奪えた、ヤジ上手いのう。
前半は守備陣も奮闘。GK相澤をはじめ、累積明けの田中裕も読みが良く、
井川が1対1が頼もしかった、やればできるじゃん(前半は柏シュート0)。
さらに追加点を奪くことができた。31分、矢島が負傷して入った小林悠が、
山瀬のクロスに「何故かそこにいて」押しこんでゴール。悠様、素敵すぎる。
前半終えて2-0。さて、ここからが本番だ(前節まで5試合連続2失点中)。
暗雲が立ち込めたのは後半頭。柴崎が負傷し、変わって実藤が入り、田中裕を
ボランチに(これ本番でしたことないらしい)。急造フォメで、首位チームに
立ち向かうには厳しい。案の定、後半はボコボコにされる展開に。。
ここで柏さんが売り出し中のU-22代表の酒井選手が素晴らしい高速クロスが
炸裂。。いや、これウッチーよりも凄いかも。。1点目はえぐる右クロスが
オウンゴール。2点目はクロスに反応したレアンドロドミンゲスがボレーで
合わせて同点。。。うぉ~また追いつかれた。もうA代表でええ(A)がな。
こうなると厳しい川崎だが、諦めぬ気持ち、追いつかれることに慣れた(笑)
せいが勝利を手繰り寄せた。途中から入った久木野が、ペナルティエリアで
倒されてPKゲット。ジュニーニョがこれをきっちり決めて、勝ち越し成功。
くっそー、相変わらずジェットコースター展開だ。飛んでいて足つった。。
残りの時間を何とか耐えきって、勝利。。首位との差を縮めた、泥臭いが
勝ちは勝ち。。ケンゴとイナが抜きで勝てて良かった。等々力も本当に、
良い雰囲気で後押しできた。観客も2万人間近、等々力夏劇場はここから。
次節、運命の地・新潟へ(行こうかどうかまだ考え中)。
========================
アイマス
■ ポートレイト
2話の主題は「ポートレイト」。これまた意外な着眼点かも。
本編とあまり関係ない話題だが、個人的な“写真集の楽しみ方”として
私は主に以下の2つの視点で眺めることが多い。
1つは「普段とは違う風景」に「普段と変わらぬ」アイドルがいる構図で、
もう1つ「変わらぬ風景」の中に「普段と何か違う雰囲気」のアイドルが
いるという構図である。。ロケ地がやはり珍しかったり、個性的な場所で
撮影を行っていると面白い(個人的なお薦めでは、森田涼花さんの写真集
『Natural18』と矢島舞美さんの『矢島舞美写真館 2008-2010』の2冊)。
対して本編は宣材の撮影。「普段と変わらぬ風景」の中で「普段通り」の
姿を敢えて「写真」に映し出す場面に出くわしている。従来までの社長選
写真はむしろ楽なやり方でありグラビア等であれば正解だが宣材としては
正解ではない・・。
■ 「自分の色」を見つめ直すこと
シナリオの運びは丁寧であった。年少組はトレンドに合わせた形を過度に
表現して失敗する⇒ゼロベースで改めて自分の色について考えてみる契機
⇒他のメンバーの撮影風景を見ながら改めて自分なりのフォトジェニック
を模索⇒「自分」(あるいは自分の色)とは何なのか?、を見つめると。。
自分を客観視することで初めて自分の「色」について思考する、という姿。
これは特にU-17くらいのグループアイドルのメンバーにも言えることで
キャラを作り過ぎてしまってギャップに苦しんだり、グループの中で色を
出しきれずに埋もれていく子なんかもよく見かけたりするので。だから彼女
くらいの年代でまず「自分らしさとは?」をよく考えた方が本当に良いと思う。
こうした裏テーマをしっかりと引きだしてきたあたりツボを押さえてるかな。
■ 空気感の表現は「グッド」、ただし作品固有の魅力は「まだまだ」
ここまではアイドルを取り巻く空気感的なモノを伝えている点においては
優れた内容であると思うが、一方でアイマスとしてのキャラの魅力等には
まだ到達していないかな。それを掘り下げるのか、ほっておくのかは謎だ。
ああ、あとボールでバストアップは先日「アイドリング!!!」で実例を
見ていただけに妙に目に残った。アレ意外と絵になるんですよね。。。
この時期は本来、中断期間。連戦の後に設けられた連戦のために
選手たちの疲労はピーク。とはいえ、例年の感覚では夏を終えた
成績がシーズンを左右する。7月そして8月を乗り切らねば。。
本節は現在、首位をひた走る柏レイソル。水曜日に浦和に敗戦した
川崎としてはコレ以上、差を広げられたくない。まさに正念場だ。
■ スタメン:4-4-2
GK:相澤貴志
DF:田中裕介、井川祐輔、菊池光将、小宮山尊信
MF:柴崎晃誠、田坂佑介、山瀬功二、登里享平
FW:ジュニーニョ、矢島卓郎
大黒柱である憲剛(体調不良)・稲本(怪我)がベンチ外。
代わりに田坂・登里の二人が久々にスタメン。フレッシュな
二人が入ったことで、どのようにチームに影響してくるか。。
■ 試合経過
前半。序盤から川崎がペースを掴む。ここ数試合、相手に押されて試合に
上手く入れないことが多かったので浦和戦同様、攻めこむ形ができたのは
良かった。6分、小宮山から鋭い縦のボールが入り矢島が上手く反応して
⇒反転シュート⇒ゴール。早い時間帯でゴールを奪えた、ヤジ上手いのう。
前半は守備陣も奮闘。GK相澤をはじめ、累積明けの田中裕も読みが良く、
井川が1対1が頼もしかった、やればできるじゃん(前半は柏シュート0)。
さらに追加点を奪くことができた。31分、矢島が負傷して入った小林悠が、
山瀬のクロスに「何故かそこにいて」押しこんでゴール。悠様、素敵すぎる。
前半終えて2-0。さて、ここからが本番だ(前節まで5試合連続2失点中)。
暗雲が立ち込めたのは後半頭。柴崎が負傷し、変わって実藤が入り、田中裕を
ボランチに(これ本番でしたことないらしい)。急造フォメで、首位チームに
立ち向かうには厳しい。案の定、後半はボコボコにされる展開に。。
ここで柏さんが売り出し中のU-22代表の酒井選手が素晴らしい高速クロスが
炸裂。。いや、これウッチーよりも凄いかも。。1点目はえぐる右クロスが
オウンゴール。2点目はクロスに反応したレアンドロドミンゲスがボレーで
合わせて同点。。。うぉ~また追いつかれた。もうA代表でええ(A)がな。
こうなると厳しい川崎だが、諦めぬ気持ち、追いつかれることに慣れた(笑)
せいが勝利を手繰り寄せた。途中から入った久木野が、ペナルティエリアで
倒されてPKゲット。ジュニーニョがこれをきっちり決めて、勝ち越し成功。
くっそー、相変わらずジェットコースター展開だ。飛んでいて足つった。。
残りの時間を何とか耐えきって、勝利。。首位との差を縮めた、泥臭いが
勝ちは勝ち。。ケンゴとイナが抜きで勝てて良かった。等々力も本当に、
良い雰囲気で後押しできた。観客も2万人間近、等々力夏劇場はここから。
次節、運命の地・新潟へ(行こうかどうかまだ考え中)。
========================
アイマス
■ ポートレイト
2話の主題は「ポートレイト」。これまた意外な着眼点かも。
本編とあまり関係ない話題だが、個人的な“写真集の楽しみ方”として
私は主に以下の2つの視点で眺めることが多い。
1つは「普段とは違う風景」に「普段と変わらぬ」アイドルがいる構図で、
もう1つ「変わらぬ風景」の中に「普段と何か違う雰囲気」のアイドルが
いるという構図である。。ロケ地がやはり珍しかったり、個性的な場所で
撮影を行っていると面白い(個人的なお薦めでは、森田涼花さんの写真集
『Natural18』と矢島舞美さんの『矢島舞美写真館 2008-2010』の2冊)。
対して本編は宣材の撮影。「普段と変わらぬ風景」の中で「普段通り」の
姿を敢えて「写真」に映し出す場面に出くわしている。従来までの社長選
写真はむしろ楽なやり方でありグラビア等であれば正解だが宣材としては
正解ではない・・。
■ 「自分の色」を見つめ直すこと
シナリオの運びは丁寧であった。年少組はトレンドに合わせた形を過度に
表現して失敗する⇒ゼロベースで改めて自分の色について考えてみる契機
⇒他のメンバーの撮影風景を見ながら改めて自分なりのフォトジェニック
を模索⇒「自分」(あるいは自分の色)とは何なのか?、を見つめると。。
自分を客観視することで初めて自分の「色」について思考する、という姿。
これは特にU-17くらいのグループアイドルのメンバーにも言えることで
キャラを作り過ぎてしまってギャップに苦しんだり、グループの中で色を
出しきれずに埋もれていく子なんかもよく見かけたりするので。だから彼女
くらいの年代でまず「自分らしさとは?」をよく考えた方が本当に良いと思う。
こうした裏テーマをしっかりと引きだしてきたあたりツボを押さえてるかな。
■ 空気感の表現は「グッド」、ただし作品固有の魅力は「まだまだ」
ここまではアイドルを取り巻く空気感的なモノを伝えている点においては
優れた内容であると思うが、一方でアイマスとしてのキャラの魅力等には
まだ到達していないかな。それを掘り下げるのか、ほっておくのかは謎だ。
ああ、あとボールでバストアップは先日「アイドリング!!!」で実例を
見ていただけに妙に目に残った。アレ意外と絵になるんですよね。。。
大会前、ココまでが鮫島さんの名が知れ渡ると誰が考えたことか。
朝も早くから私が知る契機となったサメシマ祭実行委員長の方と
twitterで交信をしあいながら、妙にしみじみとしてしまった。
(参照:http://81367.diarynote.jp/201002062357495077/)
四時起床で日本-スウェーデン。ここまで来たら最後まで付き合う。
本当、今日はヘロヘロでした。昼休みは机で爆睡してるほど寝不足。
佐々木監督の川澄選手起用がズバリ。INAC神戸の選手は大活躍だな。
本当、素晴らしい戦いぶりだった。ラスボスの米国戦が楽しみだわ。
================================
ガリガリ梨、最高!毎日風呂あがりに食べようと買いこんだら
家族間で血みどろの抗争になりそうなくらい魅力的だわ。。。
スタジアムで食べるかき氷、ナイターで飲むビールが楽しみな時期。
いよいよ夏本番だな(会社のロッカーにオレンジタオルを入れる私)
朝も早くから私が知る契機となったサメシマ祭実行委員長の方と
twitterで交信をしあいながら、妙にしみじみとしてしまった。
(参照:http://81367.diarynote.jp/201002062357495077/)
四時起床で日本-スウェーデン。ここまで来たら最後まで付き合う。
本当、今日はヘロヘロでした。昼休みは机で爆睡してるほど寝不足。
佐々木監督の川澄選手起用がズバリ。INAC神戸の選手は大活躍だな。
本当、素晴らしい戦いぶりだった。ラスボスの米国戦が楽しみだわ。
================================
ガリガリ梨、最高!毎日風呂あがりに食べようと買いこんだら
家族間で血みどろの抗争になりそうなくらい魅力的だわ。。。
スタジアムで食べるかき氷、ナイターで飲むビールが楽しみな時期。
いよいよ夏本番だな(会社のロッカーにオレンジタオルを入れる私)
Jリーグ第14節:川崎フロンターレ-ヴァンフォーレ甲府 -んまい-
2011年6月12日 スポーツ
13節のガンバ戦では劇的勝利を飾り、続くナビスコ1回戦の広島との
試合もアウェイゴール適用の敵地で2-2という、まずまずの内容を
残し、良い状態を続けてきた川崎。ここから中2・3日で続いていく
5連戦ということで何とか勝ち星先行でいきたいとこ。初連勝に挑む。
■ トピックス:フロンパークの中心で「んまい」と叫ぶサポ
「んまい」なんて今も使う私はただの「電波少年」好き。
この日は「山梨まいう~物産展」という催しが企画されていた。相手の
甲府さんに縁のあるグルメを楽しむことができる文字通り美味しい企画。
上画像はカッコよすぎる観光促進キャラの武田菱丸さん。イカシテマス。
まず「B-1グランプリ」でグランプリの「鳥もつ」(写真中)に挑む~。
タレの濃さ、モツ、これはビールにあって仕方ない(試合では飲まない)
コレは確かにいいなぁ、ちょっとおつまみとして持って帰りたいくらいだ。
続いて、多摩川の源流「やまめの塩焼き」に挑む。同期の自称・篤姫が
魚嫌いってことを最近聞いたのだが、こういうの食べたら全然変わるんだよな。
20,30分かけて、じっくりと焼いていたものだった。塩も丁度いいくらい。美味。
この他「挑」ならぬ甲府産「桃」ジュースが甘くてゴクゴク飲んでいたり、
定番のブラジルソーセージを今週も食べたり、試合前にして満足度最高(笑)
■ スタメン:4-4-2
GK:安藤駿介
DF:田中裕介、井川祐輔、菊池光将、小宮山尊信
MF:柴崎晃誠、稲本潤一、山瀬功二、中村憲剛
FW:小林悠、矢島卓郎
広島戦から先発復帰した稲本がこの日もスタメン。憲剛がボランチから
開幕時と同じ右SHに1列上がったかたちで配置。井川・菊池の二人は、
またしてもJ屈指の大型ストライカーたるハーフナー・マイクと対峙。
対使徒戦(=名古屋のケネディ)で高さと粘りに屈してしまっただけに
今回は好き勝手にさせたくない。。
■ 試合雑感:もどかしさと手応え
前半。川崎は最終ラインからの両サイドで、サイドを駆け上がる場面多く。
相手ボール時、最初にプレスをかけていくファーストディフェンスの役割を
小林が担っているように見えた。プレスをかける位置はそこまで低くはない。
ただ、鹿島・ガンバ戦のような高い位置でボール奪取⇒ショートカウンター
という形はないため、少しゴール前までの運びはゆっくりしていた気がする。
対する甲府さんはロングボールやサイドからのクロスを送り込んで最前線に
いるハーフナーに送り込んでくる。正直、いっぱいいっぱいでファウルまで
もらうくらいで相当苦戦してた。サイドのクロスをポンポン入れられるのは
元代表の市川がいるだけに怖いところ。
先制は前半30分過ぎに川崎。右サイドを上がった田中裕のシュートを小林悠
が少し軌道をズラしてゴール。小林今シーズン4点目。悠様、素敵すぎます。
私の頭の中はAKBの「ヘビーローテーション」が流れる(笑)♪アイウォン
“悠”的な意味で(http://www.youtube.com/watch?v=lkHlnWFnA0c)
喜びも束の間、すぐさま甲府が同点。。嫌だなぁと思ってたサイドからの
クロスを阿部に決められた。阿部は湘南の時も決めたよな、嫌な予感的中。
後半。川崎は大黒柱のケンゴが負傷して交代。ここで田坂佑介が入ってくる。
田坂が素晴らしい仕事を。後半早々、右サイドでFKを獲得。田坂が蹴る
⇒矢島が頭で落として⇒最後は山瀬!⇒ゴール!で勝ち越しに成功する。。
しっかし、山瀬はヘッドにミドルにバンバン点決めてる。助かりまくりだ。
田坂も相変わらずチーム随一のキック精度。ノボリいない間はSH任せたいな。
だが、すぐさま甲府が。。阿部のロングパスがゴール前のハーフナーにすんなり
通ってしまい、安藤と1対1。これを落ち着いて決められてしまい、また同点。。
おーい、何だあの空白は。。こればかりは「もったない」と叫びたかった。。。
この後は甲府の三浦監督の宣言通り「しっかりと引いて守る」という守り倒し。
こうなるとウチもなかなか厳しい。怪我から復帰のジュニーニョを投入するも
ゴール前の混戦に至っても人、人、人。。。こうなるとなかなか決められず、
カウンターも不発に終わってしまい、このまま結局守られてドローに終わる。。
点を取って5分ぐらいで追いつかれるという流れが2度もあったこと。引いた
相手を崩しきれなかったこと、ここは以前からの継続的な課題でもあるかな。
菊池は本当粘ってハーフナーを抑えてくれた。中盤も稲本・柴崎は悪くない。
後半、こればかりは憲剛がいてほしかった。。壁をすり抜けるようなスルー
は流石に彼しかできぬよ。。ジュニもいただけに、あれは痛かったなぁと。。
復帰した2人を見てとりあえず田坂は大丈夫。ジュニはもうちょい何とかしたい。
んで、アレだ。次節はGKいないんですが(今は3番手の安藤。彼はU-22で代表
戦に合流するため、あとは強化指定の大学生と二種登録の高校生しかいない)。。
試合もアウェイゴール適用の敵地で2-2という、まずまずの内容を
残し、良い状態を続けてきた川崎。ここから中2・3日で続いていく
5連戦ということで何とか勝ち星先行でいきたいとこ。初連勝に挑む。
■ トピックス:フロンパークの中心で「んまい」と叫ぶサポ
「んまい」なんて今も使う私はただの「電波少年」好き。
この日は「山梨まいう~物産展」という催しが企画されていた。相手の
甲府さんに縁のあるグルメを楽しむことができる文字通り美味しい企画。
上画像はカッコよすぎる観光促進キャラの武田菱丸さん。イカシテマス。
まず「B-1グランプリ」でグランプリの「鳥もつ」(写真中)に挑む~。
タレの濃さ、モツ、これはビールにあって仕方ない(試合では飲まない)
コレは確かにいいなぁ、ちょっとおつまみとして持って帰りたいくらいだ。
続いて、多摩川の源流「やまめの塩焼き」に挑む。同期の自称・篤姫が
魚嫌いってことを最近聞いたのだが、こういうの食べたら全然変わるんだよな。
20,30分かけて、じっくりと焼いていたものだった。塩も丁度いいくらい。美味。
この他「挑」ならぬ甲府産「桃」ジュースが甘くてゴクゴク飲んでいたり、
定番のブラジルソーセージを今週も食べたり、試合前にして満足度最高(笑)
■ スタメン:4-4-2
GK:安藤駿介
DF:田中裕介、井川祐輔、菊池光将、小宮山尊信
MF:柴崎晃誠、稲本潤一、山瀬功二、中村憲剛
FW:小林悠、矢島卓郎
広島戦から先発復帰した稲本がこの日もスタメン。憲剛がボランチから
開幕時と同じ右SHに1列上がったかたちで配置。井川・菊池の二人は、
またしてもJ屈指の大型ストライカーたるハーフナー・マイクと対峙。
対使徒戦(=名古屋のケネディ)で高さと粘りに屈してしまっただけに
今回は好き勝手にさせたくない。。
■ 試合雑感:もどかしさと手応え
前半。川崎は最終ラインからの両サイドで、サイドを駆け上がる場面多く。
相手ボール時、最初にプレスをかけていくファーストディフェンスの役割を
小林が担っているように見えた。プレスをかける位置はそこまで低くはない。
ただ、鹿島・ガンバ戦のような高い位置でボール奪取⇒ショートカウンター
という形はないため、少しゴール前までの運びはゆっくりしていた気がする。
対する甲府さんはロングボールやサイドからのクロスを送り込んで最前線に
いるハーフナーに送り込んでくる。正直、いっぱいいっぱいでファウルまで
もらうくらいで相当苦戦してた。サイドのクロスをポンポン入れられるのは
元代表の市川がいるだけに怖いところ。
先制は前半30分過ぎに川崎。右サイドを上がった田中裕のシュートを小林悠
が少し軌道をズラしてゴール。小林今シーズン4点目。悠様、素敵すぎます。
私の頭の中はAKBの「ヘビーローテーション」が流れる(笑)♪アイウォン
“悠”的な意味で(http://www.youtube.com/watch?v=lkHlnWFnA0c)
喜びも束の間、すぐさま甲府が同点。。嫌だなぁと思ってたサイドからの
クロスを阿部に決められた。阿部は湘南の時も決めたよな、嫌な予感的中。
後半。川崎は大黒柱のケンゴが負傷して交代。ここで田坂佑介が入ってくる。
田坂が素晴らしい仕事を。後半早々、右サイドでFKを獲得。田坂が蹴る
⇒矢島が頭で落として⇒最後は山瀬!⇒ゴール!で勝ち越しに成功する。。
しっかし、山瀬はヘッドにミドルにバンバン点決めてる。助かりまくりだ。
田坂も相変わらずチーム随一のキック精度。ノボリいない間はSH任せたいな。
だが、すぐさま甲府が。。阿部のロングパスがゴール前のハーフナーにすんなり
通ってしまい、安藤と1対1。これを落ち着いて決められてしまい、また同点。。
おーい、何だあの空白は。。こればかりは「もったない」と叫びたかった。。。
この後は甲府の三浦監督の宣言通り「しっかりと引いて守る」という守り倒し。
こうなるとウチもなかなか厳しい。怪我から復帰のジュニーニョを投入するも
ゴール前の混戦に至っても人、人、人。。。こうなるとなかなか決められず、
カウンターも不発に終わってしまい、このまま結局守られてドローに終わる。。
点を取って5分ぐらいで追いつかれるという流れが2度もあったこと。引いた
相手を崩しきれなかったこと、ここは以前からの継続的な課題でもあるかな。
菊池は本当粘ってハーフナーを抑えてくれた。中盤も稲本・柴崎は悪くない。
後半、こればかりは憲剛がいてほしかった。。壁をすり抜けるようなスルー
は流石に彼しかできぬよ。。ジュニもいただけに、あれは痛かったなぁと。。
復帰した2人を見てとりあえず田坂は大丈夫。ジュニはもうちょい何とかしたい。
んで、アレだ。次節はGKいないんですが(今は3番手の安藤。彼はU-22で代表
戦に合流するため、あとは強化指定の大学生と二種登録の高校生しかいない)。。
Jリーグ第13節:川崎フロンターレ-ガンバ大阪 -拝啓 ザッケローニ様-
2011年5月30日 スポーツ
日曜日の試合の話。第13節でJ1は一時中断となってカップ戦に突入。
その間、日本代表はキリンカップサッカー、五輪を目指すU-22代表は
オーストラリア代表との強化試合を行う。川崎では柴崎選手が初選出、
五輪代表は安藤・実藤・登里が選出。川崎代表として頑張ってほしい。
■ トピックス:スタジアムシートに座ってみた
この日は川崎の新パートナーであるRECARO様のエキサイトマッチ。
RECARO様は等々力のベンチに特製のスタジアムシートを配置している。
レアルのベルナベウや岡崎のいるシュツットガルトのメルセデスベンツ
アレーナ、もしくは楽天のKスタにあるシートを作成されている同社が
初めてJリーグのクラブで作成したのが我が川崎。欧州の試合を見てて、
カッケーと思ってたので嬉しい限り。この日は特別に座ることができる
ということで恐る恐る座ってみたが(笑)姿勢が良くなるフィット感。。
■ スタメン:4-4-2
GK:安藤駿介
DF:田中裕介、井川祐輔、菊池光将、小宮山尊信
MF:柴崎晃誠、中村憲剛、山瀬功二、登里享平
FW:小林悠、矢島卓郎
前節とセレッソ戦で相澤とジュニが怪我を負ったため、安藤と小林が先発。
安藤はプロ初先発、そして川崎フロンターレのアカデミー出身選手として
初めてのリーグ先発となる。サポーターが一体となりそんな安藤を鼓舞した。
■ 試合雑感:これぞ“等々力劇場”!
強い雨が降りしきる。等々力のピッチには水たまりこそないが、
芝がスリッピーであること、視界が悪いことには変わりがない。。
川崎は高い位置からのプレスをかけ、奪ったらショートカウンターという形で
相手陣内に攻める。そのため、ボールを奪ってから相手陣内に入り込むまでの
時間は最悪だった神戸戦等に比べると格段に早くなっている。左右のサイドで
切り込むシーンが目立った。
対するガンバさんは普段よりはロングボールを多用し、前線にいるイ・グノ、
宇佐美、アドリアーノへとボールを送り込む。何度か危ない場面があったが
菊池・井川のCBコンビが何とか抑えれた。この日、特にキャプテン井川の
1対1の強さも光ったことで相手の時間帯も凌ぐことが出来たのが大きい。。
前半は一進一退の攻防で0-0で折り返す。後半に入ってすぐ川崎は
田中裕がPKを与えることに。アドリアーノに決められて先制はガンバ。。
しかし、ココから川崎は一気に猛攻を畳みかける。セカンドボールを拾い、
前線の山瀬・登里・小林・矢島に素早く送り込み、相手ゴールに迫っていく。
同点弾を決めたのは我らの中村憲剛。ペナルティエリア外の位置で持ったまま、
そのままミドル弾。。「ゴラッソ!」と言わんばかりの素晴らしい同点ゴール。
こうなると等々力のボルテージが一気に高まる。雨にもかかわらず駆けつけた
熱心なサポーターたちの声がスタジアムを覆う。コアゾーンから聞いていたが、
今年一番の声援だった。同点後も川崎の猛攻は続くが、ネットを揺らすことが
できず。このまま終了かと思われたが、カウンターで走りこんだ選手を加地が
倒して、少し遠いながらも良い位置でFKゲット。
90分を過ぎて残りワンプレイといったとこ。キッカーはもちろん中村憲剛。。
http://www.youtube.com/watch?v=xq-O6-B9Mco
ケンゴのFKは綺麗な弾道を描いてゴールへ吸い込まれる。逆転ゴール。。
等々力大爆発(3連続)。アドレナリン出すぎて、何と発したか忘れたわ(笑)
ゴールとともにホイッスル、憲剛の劇的サヨナラFKで勝利!ケンゴ、最高!!
-------------------
ザッケローニ監督の御前試合だったわけだが、ウチの「14番」どうすかね?
「おっさん」枠で是非とも(笑)憲剛はまだレベルアップしそうな気がする。
相馬さんも攻めの姿勢を最後まで崩さず、闘いぬいて結果を残したのも良い。
このチームはまだまだ進化できる。いやぁ、これからも楽しみだ。頑張れ川崎。
その間、日本代表はキリンカップサッカー、五輪を目指すU-22代表は
オーストラリア代表との強化試合を行う。川崎では柴崎選手が初選出、
五輪代表は安藤・実藤・登里が選出。川崎代表として頑張ってほしい。
■ トピックス:スタジアムシートに座ってみた
この日は川崎の新パートナーであるRECARO様のエキサイトマッチ。
RECARO様は等々力のベンチに特製のスタジアムシートを配置している。
レアルのベルナベウや岡崎のいるシュツットガルトのメルセデスベンツ
アレーナ、もしくは楽天のKスタにあるシートを作成されている同社が
初めてJリーグのクラブで作成したのが我が川崎。欧州の試合を見てて、
カッケーと思ってたので嬉しい限り。この日は特別に座ることができる
ということで恐る恐る座ってみたが(笑)姿勢が良くなるフィット感。。
■ スタメン:4-4-2
GK:安藤駿介
DF:田中裕介、井川祐輔、菊池光将、小宮山尊信
MF:柴崎晃誠、中村憲剛、山瀬功二、登里享平
FW:小林悠、矢島卓郎
前節とセレッソ戦で相澤とジュニが怪我を負ったため、安藤と小林が先発。
安藤はプロ初先発、そして川崎フロンターレのアカデミー出身選手として
初めてのリーグ先発となる。サポーターが一体となりそんな安藤を鼓舞した。
■ 試合雑感:これぞ“等々力劇場”!
強い雨が降りしきる。等々力のピッチには水たまりこそないが、
芝がスリッピーであること、視界が悪いことには変わりがない。。
川崎は高い位置からのプレスをかけ、奪ったらショートカウンターという形で
相手陣内に攻める。そのため、ボールを奪ってから相手陣内に入り込むまでの
時間は最悪だった神戸戦等に比べると格段に早くなっている。左右のサイドで
切り込むシーンが目立った。
対するガンバさんは普段よりはロングボールを多用し、前線にいるイ・グノ、
宇佐美、アドリアーノへとボールを送り込む。何度か危ない場面があったが
菊池・井川のCBコンビが何とか抑えれた。この日、特にキャプテン井川の
1対1の強さも光ったことで相手の時間帯も凌ぐことが出来たのが大きい。。
前半は一進一退の攻防で0-0で折り返す。後半に入ってすぐ川崎は
田中裕がPKを与えることに。アドリアーノに決められて先制はガンバ。。
しかし、ココから川崎は一気に猛攻を畳みかける。セカンドボールを拾い、
前線の山瀬・登里・小林・矢島に素早く送り込み、相手ゴールに迫っていく。
同点弾を決めたのは我らの中村憲剛。ペナルティエリア外の位置で持ったまま、
そのままミドル弾。。「ゴラッソ!」と言わんばかりの素晴らしい同点ゴール。
こうなると等々力のボルテージが一気に高まる。雨にもかかわらず駆けつけた
熱心なサポーターたちの声がスタジアムを覆う。コアゾーンから聞いていたが、
今年一番の声援だった。同点後も川崎の猛攻は続くが、ネットを揺らすことが
できず。このまま終了かと思われたが、カウンターで走りこんだ選手を加地が
倒して、少し遠いながらも良い位置でFKゲット。
90分を過ぎて残りワンプレイといったとこ。キッカーはもちろん中村憲剛。。
http://www.youtube.com/watch?v=xq-O6-B9Mco
ケンゴのFKは綺麗な弾道を描いてゴールへ吸い込まれる。逆転ゴール。。
等々力大爆発(3連続)。アドレナリン出すぎて、何と発したか忘れたわ(笑)
ゴールとともにホイッスル、憲剛の劇的サヨナラFKで勝利!ケンゴ、最高!!
-------------------
ザッケローニ監督の御前試合だったわけだが、ウチの「14番」どうすかね?
「おっさん」枠で是非とも(笑)憲剛はまだレベルアップしそうな気がする。
相馬さんも攻めの姿勢を最後まで崩さず、闘いぬいて結果を残したのも良い。
このチームはまだまだ進化できる。いやぁ、これからも楽しみだ。頑張れ川崎。
Jリーグ第11節: 川崎フロンターレ-鹿島アントラーズ -回りだした歯車-
2011年5月15日 スポーツ
2勝3敗、アウェイ未勝利。実に川崎らしいスタートかなと。
と、いいつつも前節の神戸戦は自滅に近い失点を犯し、攻撃は
無得点。サポーターに「堪える」敗戦。流石に私も凹みまくった。
そんな中、ポジティブになってチームを鼓舞するのもサポーター。
この日、午前中はアイドリング!!!のイベントに参加していて、
新橋から横須賀線に飛び乗って等々力へ。横須賀線が接続して
良かった。結構、早くついてブラジルキッチンの弁当を買って
応援ゾーンに滑り込み、遅い昼飯を食ってたら、キーパー練習。
この日、サポーターグループの発案でフロンタの練習が始まると
川崎側の観客が全員立ちあがり、拍手で迎えるという光景を見た。
等々力劇場といわれる我がホームだが、まさにスタンディング
オベーション。この光景を見て、私も勝利への思いも強くなる。
■ スタメン:4-4-2
GK:相澤貴志
DF:田中裕介、井川祐輔、菊池光将、小宮山尊信
MF:柴崎晃誠、中村憲剛、山瀬功二、登里享平
FW:ジュニーニョ、矢島卓郎
前節と同じメンバー。ただし、登里と山瀬の左右のポジが前節と逆。
ベンチには怪我から戻ってきた楠神・園田。ようやっと戻ってきた。
■ 試合雑感:圧巻の前半、乾坤一擲の後半
前半は川崎が鹿島を圧倒した。前節の神戸戦は何だったのだろうか。。
高い位置からボールを奪って、あっという間にゴールまで持ち込む。
前節で感じたスピード感の無さは皆無。とにかく早く、前に進む意識が
強く感じた。そして、積極的な攻撃が得点を生まれたのも理想的だった。
10分に憲剛のコーナーキックからの混戦をジュニーニョが押し込み先制。
31分。憲剛の縦のボールを矢島が繋ぎ、山瀬が角度のないからゴールへ
ぶち込む。。ジュニ・山瀬はともに今季初得点、いずれも憲剛が絡んだ!
前半は2-0で折り返し。ドキドキが止まらない、素晴らしい内容だった。
しかし、後半は川崎の運動量が低下し、鹿島のロングボールの対応に苦しむ。
最終ラインの伊野波のフィードから、野沢・遠藤康が川崎陣内に押し込むと
いう展開が続き、我慢の時間が続いた。後半の早い時間帯に1点を返されて、
危ないシーンも多々あったが、相澤の好セーブで何とか同点は阻んだ。。。
川崎の選手交代は登里を下げて横山、矢島に代えて小林悠(not画伯)を
入れて再活性化。小林が入ったことで再び前線に力を取り戻すことに成功。
苦しい時間を乗り切り、憲剛のスルーパスにドンピシャで抜けた小林シュート
⇒ボールはコロコロと。。⇒そのままゴールに吸い込まれ追加点⇒等々力爆発!
欲しい時間に奪えた追加点。これで再び2点差。等々力も最高の雰囲気となり、
勝利をほぼ確信した、と思ったらロスタイムに1点差に追い寄られる反撃を。。
何とか何とか乗り切って勝利。ACL疲労もある鹿島とはいえ、この勝利は大きい。
小林悠様は素敵。。またも途中交代で決勝点はスゴイな。
===================================
ブシロードプロレスの話を少しだけ。私もプロレス者だったので。
個人的には、今、全日本で参戦してる船木のスタイルなんかはいい
参考になると思うのでしたが。。なんか、無理にレスラーっぽい
動きをしていた感が。。まあ、わかりやすさという点ではいいけど。
自演乙はそれこそ例えば「自演砲」みたいな超一撃必殺技を用意して
おけば良かったと思うんだよなぁ。観客の関心と見所がわかりやすい。
良い例は「天空元彌チョップ」とか「ゆずぽんキック」みたいなの。
あと、シングルで10分近くするのはキツイ。大谷あたりとタッグ
マッチにしておいた方がベターだったかと。もしくは5分くらいで
終わる展開にすればね(クロマティがそんな感じだったような気が)。
ZERO1は今は亡き「ハッスル」はじめ、この手の興業は慣れてるし、
DDTも野外含めてイベントプロレスに長けてるからな。協力団体は
間違ってない。男色ディーノは好きです、前に会場で襲撃されたが。
いやまぁ、あんな時間にプロレス見れたのなんて久しぶりだったし。
ブシロードマネー、落としてくれないかね。。
と、いいつつも前節の神戸戦は自滅に近い失点を犯し、攻撃は
無得点。サポーターに「堪える」敗戦。流石に私も凹みまくった。
そんな中、ポジティブになってチームを鼓舞するのもサポーター。
この日、午前中はアイドリング!!!のイベントに参加していて、
新橋から横須賀線に飛び乗って等々力へ。横須賀線が接続して
良かった。結構、早くついてブラジルキッチンの弁当を買って
応援ゾーンに滑り込み、遅い昼飯を食ってたら、キーパー練習。
この日、サポーターグループの発案でフロンタの練習が始まると
川崎側の観客が全員立ちあがり、拍手で迎えるという光景を見た。
等々力劇場といわれる我がホームだが、まさにスタンディング
オベーション。この光景を見て、私も勝利への思いも強くなる。
■ スタメン:4-4-2
GK:相澤貴志
DF:田中裕介、井川祐輔、菊池光将、小宮山尊信
MF:柴崎晃誠、中村憲剛、山瀬功二、登里享平
FW:ジュニーニョ、矢島卓郎
前節と同じメンバー。ただし、登里と山瀬の左右のポジが前節と逆。
ベンチには怪我から戻ってきた楠神・園田。ようやっと戻ってきた。
■ 試合雑感:圧巻の前半、乾坤一擲の後半
前半は川崎が鹿島を圧倒した。前節の神戸戦は何だったのだろうか。。
高い位置からボールを奪って、あっという間にゴールまで持ち込む。
前節で感じたスピード感の無さは皆無。とにかく早く、前に進む意識が
強く感じた。そして、積極的な攻撃が得点を生まれたのも理想的だった。
10分に憲剛のコーナーキックからの混戦をジュニーニョが押し込み先制。
31分。憲剛の縦のボールを矢島が繋ぎ、山瀬が角度のないからゴールへ
ぶち込む。。ジュニ・山瀬はともに今季初得点、いずれも憲剛が絡んだ!
前半は2-0で折り返し。ドキドキが止まらない、素晴らしい内容だった。
しかし、後半は川崎の運動量が低下し、鹿島のロングボールの対応に苦しむ。
最終ラインの伊野波のフィードから、野沢・遠藤康が川崎陣内に押し込むと
いう展開が続き、我慢の時間が続いた。後半の早い時間帯に1点を返されて、
危ないシーンも多々あったが、相澤の好セーブで何とか同点は阻んだ。。。
川崎の選手交代は登里を下げて横山、矢島に代えて小林悠(not画伯)を
入れて再活性化。小林が入ったことで再び前線に力を取り戻すことに成功。
苦しい時間を乗り切り、憲剛のスルーパスにドンピシャで抜けた小林シュート
⇒ボールはコロコロと。。⇒そのままゴールに吸い込まれ追加点⇒等々力爆発!
欲しい時間に奪えた追加点。これで再び2点差。等々力も最高の雰囲気となり、
勝利をほぼ確信した、と思ったらロスタイムに1点差に追い寄られる反撃を。。
何とか何とか乗り切って勝利。ACL疲労もある鹿島とはいえ、この勝利は大きい。
小林悠様は素敵。。またも途中交代で決勝点はスゴイな。
===================================
ブシロードプロレスの話を少しだけ。私もプロレス者だったので。
個人的には、今、全日本で参戦してる船木のスタイルなんかはいい
参考になると思うのでしたが。。なんか、無理にレスラーっぽい
動きをしていた感が。。まあ、わかりやすさという点ではいいけど。
自演乙はそれこそ例えば「自演砲」みたいな超一撃必殺技を用意して
おけば良かったと思うんだよなぁ。観客の関心と見所がわかりやすい。
良い例は「天空元彌チョップ」とか「ゆずぽんキック」みたいなの。
あと、シングルで10分近くするのはキツイ。大谷あたりとタッグ
マッチにしておいた方がベターだったかと。もしくは5分くらいで
終わる展開にすればね(クロマティがそんな感じだったような気が)。
ZERO1は今は亡き「ハッスル」はじめ、この手の興業は慣れてるし、
DDTも野外含めてイベントプロレスに長けてるからな。協力団体は
間違ってない。男色ディーノは好きです、前に会場で襲撃されたが。
いやまぁ、あんな時間にプロレス見れたのなんて久しぶりだったし。
ブシロードマネー、落としてくれないかね。。
Jリーグ 第10節:ヴィッセル神戸-川崎フロンターレ -加速せよ-
2011年5月11日 スポーツ
5月7日。歓送迎会の二日酔いもそこそこに2週連続で新幹線に乗る私。
この日は神戸に遠征。神戸には叔母の家があるので、毎年のように、
叔母と従兄に顔を見せに行く(神戸戦が土曜開催なのは都合が良い)。
昨年の遠征ではスタジアムに行く前に中華街に立ち寄り、食いすぎて
大変な思いをするという大惨事に陥った(笑)ので、今年はスタ直行。
とはいっても、お腹がペコちゃんだ(孤独のグルメの五郎風)。
■ アウェイグルメに「挑む」:ヴィッセルサンドを食す
筆者はこの日、ソーセージダブルでヴィッセルサンド(600円)をセレクト。
ナン風の生地がモチモチしてて、野菜もたっぷりでボリューム満点の内容で
ソーセージダブルでもらった時は「なんだかすごいことになっちゃった」感。
■ スタメン:4-4-2
GK:相澤貴志
DF:田中裕介、井川祐輔、菊池光将、小宮山尊信
MF:柴崎晃誠、中村憲剛、山瀬功二、登里享平
FW:ジュニーニョ、矢島卓郎
負傷退場した田坂に代わり登里が先発に入った以外は前節と同じ。
ジュニーニョの状態が心配されたが、無事この日も先発に名を連ねた。
■ 試合雑感
川崎はこれまで同様、ショートパスとサイド攻撃を主体に相手陣内に切り込む。
神戸さんはロングボールを前線のCF都倉に送り込み、中盤では大久保が仕掛け。
ヴィッセルさんは序盤にクロス⇒都倉のヘッド、という形があったものの川崎の
菊池・井川のコンビに抑え込まれていた感。川崎は何度かゴール前の混戦になり
惜しいシーンがあったが得点ならず。前半はそのまま0-0で折り返すことに。。
筆者だけではないと思うが、川崎の攻撃を見てて惜しいシーンこそあったものの
得点が遠いと感じてしまうものであった。これは何故か?1つに「遅攻」にある。
フロンターレは連動制を重視しているが、これがビルドアップの段階で「探す」
という動きに時間を取られ、相手はその間にブロックを形成して待ち構える。。
流石に突破力のある選手がいたとしても、しっかりと守られてしまえば厳しい。。
また、矢島の動きだしも良いとは言えずジュニもクロスやシュートの精度が低い。
とはいえ、相手も決定機が少なかったことから、後半の我慢対決かと思われた。
後半、フロンターレは中村や山瀬が攻撃を組み立てに入るが、リズムが悪い。
パスミスも多く相手にボールを奪われるシーンが見られた。そして、川崎は
田中の判断ミスから神戸の朴に押し込まれて失点を許す展開に。悪い流れに。
流石に点を取れれば、相手はしっかりと守ってくる。終了直後に、ようやく
相手ゴール前に押し込む展開になったが、ゴールネットを許すことができず。
試合はそのまま1-0で敗戦。。GWは1勝2敗、実に序盤戦の川崎らしい。
■ 感想:鹿島戦に求められる攻撃のスピード、加速せよ
次節は王者・鹿島。序盤こそ苦しんでいるが、やはり鉄壁の守備と屈強な
勝者のメンタリティをもってる。川崎は等々力で無類の勝率を誇ってるが、
それは川崎の勢いがもたらす勝利が多い。勢いをもたらすためには、今の
川崎に足りないスピード感が必要だ。個の突破と集団的な仕掛けをいかに
組み合わせていくか、言うのは簡単だが、やるのは実に難しい課題だ(笑)
================================
NHKで始まった「スタンフォード白熱教室」が面白い。院時代思い出した。
ハーバードのサンデル教授は政治哲学だったが、こちらは起業家育成講座と
いうことで問題解決に対するアプローチをユニークな手法で行っている。。
個人の思考力、着眼点とともに、何よりコミュニケーション力が求められる。
考え方についても、かなり柔軟性が求められる。あとブレストをはじめとした
ビジネスの基本的なスキルを実践しながら、授業を進めていくというのが良い。
というか、マインドマップの書き方、はじめて知ったわ。。
個人的には「ハーバード白熱教室」よりも見やすいかもしれない。
この日は神戸に遠征。神戸には叔母の家があるので、毎年のように、
叔母と従兄に顔を見せに行く(神戸戦が土曜開催なのは都合が良い)。
昨年の遠征ではスタジアムに行く前に中華街に立ち寄り、食いすぎて
大変な思いをするという大惨事に陥った(笑)ので、今年はスタ直行。
とはいっても、お腹がペコちゃんだ(孤独のグルメの五郎風)。
■ アウェイグルメに「挑む」:ヴィッセルサンドを食す
筆者はこの日、ソーセージダブルでヴィッセルサンド(600円)をセレクト。
ナン風の生地がモチモチしてて、野菜もたっぷりでボリューム満点の内容で
ソーセージダブルでもらった時は「なんだかすごいことになっちゃった」感。
■ スタメン:4-4-2
GK:相澤貴志
DF:田中裕介、井川祐輔、菊池光将、小宮山尊信
MF:柴崎晃誠、中村憲剛、山瀬功二、登里享平
FW:ジュニーニョ、矢島卓郎
負傷退場した田坂に代わり登里が先発に入った以外は前節と同じ。
ジュニーニョの状態が心配されたが、無事この日も先発に名を連ねた。
■ 試合雑感
川崎はこれまで同様、ショートパスとサイド攻撃を主体に相手陣内に切り込む。
神戸さんはロングボールを前線のCF都倉に送り込み、中盤では大久保が仕掛け。
ヴィッセルさんは序盤にクロス⇒都倉のヘッド、という形があったものの川崎の
菊池・井川のコンビに抑え込まれていた感。川崎は何度かゴール前の混戦になり
惜しいシーンがあったが得点ならず。前半はそのまま0-0で折り返すことに。。
筆者だけではないと思うが、川崎の攻撃を見てて惜しいシーンこそあったものの
得点が遠いと感じてしまうものであった。これは何故か?1つに「遅攻」にある。
フロンターレは連動制を重視しているが、これがビルドアップの段階で「探す」
という動きに時間を取られ、相手はその間にブロックを形成して待ち構える。。
流石に突破力のある選手がいたとしても、しっかりと守られてしまえば厳しい。。
また、矢島の動きだしも良いとは言えずジュニもクロスやシュートの精度が低い。
とはいえ、相手も決定機が少なかったことから、後半の我慢対決かと思われた。
後半、フロンターレは中村や山瀬が攻撃を組み立てに入るが、リズムが悪い。
パスミスも多く相手にボールを奪われるシーンが見られた。そして、川崎は
田中の判断ミスから神戸の朴に押し込まれて失点を許す展開に。悪い流れに。
流石に点を取れれば、相手はしっかりと守ってくる。終了直後に、ようやく
相手ゴール前に押し込む展開になったが、ゴールネットを許すことができず。
試合はそのまま1-0で敗戦。。GWは1勝2敗、実に序盤戦の川崎らしい。
■ 感想:鹿島戦に求められる攻撃のスピード、加速せよ
次節は王者・鹿島。序盤こそ苦しんでいるが、やはり鉄壁の守備と屈強な
勝者のメンタリティをもってる。川崎は等々力で無類の勝率を誇ってるが、
それは川崎の勢いがもたらす勝利が多い。勢いをもたらすためには、今の
川崎に足りないスピード感が必要だ。個の突破と集団的な仕掛けをいかに
組み合わせていくか、言うのは簡単だが、やるのは実に難しい課題だ(笑)
================================
NHKで始まった「スタンフォード白熱教室」が面白い。院時代思い出した。
ハーバードのサンデル教授は政治哲学だったが、こちらは起業家育成講座と
いうことで問題解決に対するアプローチをユニークな手法で行っている。。
個人の思考力、着眼点とともに、何よりコミュニケーション力が求められる。
考え方についても、かなり柔軟性が求められる。あとブレストをはじめとした
ビジネスの基本的なスキルを実践しながら、授業を進めていくというのが良い。
というか、マインドマップの書き方、はじめて知ったわ。。
個人的には「ハーバード白熱教室」よりも見やすいかもしれない。
Jリーグ 第9節:川崎フロンターレ-ジュビロ磐田 -等々力劇場-
2011年5月4日 スポーツ
昨日は等々力陸上競技場にてJリーグ。前節から中3日となる。
フロンターレは仙台に逆転負け、名古屋に完敗と連敗となって
本節を迎えた。流石に3連敗だけは避けたい、特にホームでは。。
■ トピックス:福島と相撲を救え
この日のメイン“イベント”は「イッツ・ア・スモウ・ワールド」。
4年目を迎えた川崎唯一の相撲部屋・春日山部屋さんとのコラボ企画だ。
等々力スタグルのエース「塩ちゃんこ」も力士がついた餅が入った特別版。
餅最高!きなこ+あんこの餅も食った。ついでに、某スレでも取り上げてた
シュラスコも決めた。シュラスコの味って、男の子だよな(孤独のグルメ風)
この日はフロンターレのご支援を長年行っていただいている「ふくしまの米」
やアスパラガス等の福島物産展を開催。私も米2キロ購入。スタジアムで米が
買えるのは、おそらく等々力くらいだろうな。コメどころでも流石にねぇ。
試合前に例の騒ぎの中で引退することとなってしまった春日王関の挨拶に涙。
川崎サポも皆、春日王が大好き。幕内復帰したばかりだっただけに残念な気持
でいっぱいだ。本当、これからも頑張ってほしい。色紙はずっと大切にするよ。
■ スタメン:4-4-2
GK:相澤貴志
DF:田中裕介、井川祐輔、菊池光将、小宮山尊信
MF:柴崎晃誠、中村憲剛、山瀬功二、田坂佑介
FW:ジュニーニョ、矢島卓郎
負傷の杉山、稲本に変わって相澤・田坂が先発。ジュニーニョも初先発。
中村憲剛をボランチに配置、山瀬もセカンドストライカーから2列目へ。
移籍組を除くと、昨季後半の布陣にかなり近いメンバー構成とはいえる。
■ 試合雑感
磐田は駒野選手、前田選手といった代表クラス選手を中心に若手も積極的に
ボール絡んでいる。ここまでは失点も少なく、崩れてはいない。ここ数年の
序盤の出遅れを感じない、着実なスタートを切っているという印象を受ける。
序盤はやや押しこまれた雰囲気が強い。前田選手がゴール前に飛び込んだり
してくるとやはり怖い。前半にコーナーからの高い打点のヘディングが襲う
が、相澤のナイスセーブで助けられる。昨季後半のザワの名シーンが蘇る。。
攻撃は名古屋戦に比べると個の意識が少しずつ垣間見える展開。なおかつ、
サイドへの意識も強く、2列目の田坂・山瀬は非常にサイドから積極的に
相手陣内へと攻め込むシーンが見れた。そんな田坂の飛び出しがファウル
を誘い、退場者を出すこととなる。人数での優位を早い時間帯に作れた。。
それだけに、田坂が負傷交代したのは痛かった。負傷明けでいよいよ本領を
発揮し出したという実感があっただけに、軽傷であることを願いたいところ。
前半の途中で11対10となり、磐田さんは守備に重きを置きしっかりブロックを
形成してきた。特に0-0で折り返したこともあり、確実に勝ち点1を取りに
いく意識も見えた。
後半は川崎が圧倒し、記憶ベースだが磐田さんのシュートは後半では1本のみだった
と思う。川攻めども、攻めども、壁を崩せず、無情にも時間が過ぎゆく。。よくある
①数的優位を活かしきれずドロー、②相手にカウンターorロング一本で得点を許す、
という負のスパイラルが頭によぎるほど、応援しながら次第に不安度があがる一方。
相馬監督は後半途中投入の登里に代えて、小林悠(not画伯)を投入。中盤の選手に
変えてフォワード投入に?に感じたが、これが功を奏す。投入直後からサイドからの
クロスボールに反応し、ゴール前での飛び出しを見せるなど、クロスを受ける人数を
増やすための投入であったことは、試合後に改めてわかった。
後半45分近く、粘り強く攻めた形が結果となる。
左サイドの小宮山からのクロス⇒ジュニーニョがシュート⇒DFに弾かれる
⇒そこに詰めてた小林!⇒ゴール!!⇒スタジアム大爆発、これぞ“等々力劇場”!
悠様素敵杉、流石はアンパンマン(愛称)。。正義のヒーローは最後に必殺技を
持ってるんだもんな。。残りわずかの時間をしっかりと守り、連敗を脱出した。
■ 感想:スタイルへの挑戦は続く、その成長を見守ろう
高速カウンターからポゼッションサッカーというスタイルの転換を掲げた相馬監督。
実際のところ、連敗によって「川崎には無理ではないか」をはじめ、早くも暗雲が
立ち込めてる。今日もいくらか改善されたものの、23本のシュートで1得点という
のは何とも厳しい。。
とはいえ、名古屋戦後も考えたが、やはり過去のサッカーの限界が09年、憲剛抜きの
脆さを知った10年を見れば、未来と進化を見据えた模索はいずれ必要だと思っていた。
ダメになってからでは遅いというのは様々な分野において言えることだ。この挑戦を
私は見守りっていきたい。今年だけではなく、もっと先を目指して。。
あと、等々力の雰囲気はスゴイ良かった。サポーターゾーンの熱も新チャントがフィット
してきて力強さが出てきたし。天気は微妙だったが、スタジアム全体も良い雰囲気を作れた
と思う。やっぱ、愛すべき等々力。大好きだわ。
次節、少し安心して次の神戸戦を迎えられそうだ。。
フロンターレは仙台に逆転負け、名古屋に完敗と連敗となって
本節を迎えた。流石に3連敗だけは避けたい、特にホームでは。。
■ トピックス:福島と相撲を救え
この日のメイン“イベント”は「イッツ・ア・スモウ・ワールド」。
4年目を迎えた川崎唯一の相撲部屋・春日山部屋さんとのコラボ企画だ。
等々力スタグルのエース「塩ちゃんこ」も力士がついた餅が入った特別版。
餅最高!きなこ+あんこの餅も食った。ついでに、某スレでも取り上げてた
シュラスコも決めた。シュラスコの味って、男の子だよな(孤独のグルメ風)
この日はフロンターレのご支援を長年行っていただいている「ふくしまの米」
やアスパラガス等の福島物産展を開催。私も米2キロ購入。スタジアムで米が
買えるのは、おそらく等々力くらいだろうな。コメどころでも流石にねぇ。
試合前に例の騒ぎの中で引退することとなってしまった春日王関の挨拶に涙。
川崎サポも皆、春日王が大好き。幕内復帰したばかりだっただけに残念な気持
でいっぱいだ。本当、これからも頑張ってほしい。色紙はずっと大切にするよ。
■ スタメン:4-4-2
GK:相澤貴志
DF:田中裕介、井川祐輔、菊池光将、小宮山尊信
MF:柴崎晃誠、中村憲剛、山瀬功二、田坂佑介
FW:ジュニーニョ、矢島卓郎
負傷の杉山、稲本に変わって相澤・田坂が先発。ジュニーニョも初先発。
中村憲剛をボランチに配置、山瀬もセカンドストライカーから2列目へ。
移籍組を除くと、昨季後半の布陣にかなり近いメンバー構成とはいえる。
■ 試合雑感
磐田は駒野選手、前田選手といった代表クラス選手を中心に若手も積極的に
ボール絡んでいる。ここまでは失点も少なく、崩れてはいない。ここ数年の
序盤の出遅れを感じない、着実なスタートを切っているという印象を受ける。
序盤はやや押しこまれた雰囲気が強い。前田選手がゴール前に飛び込んだり
してくるとやはり怖い。前半にコーナーからの高い打点のヘディングが襲う
が、相澤のナイスセーブで助けられる。昨季後半のザワの名シーンが蘇る。。
攻撃は名古屋戦に比べると個の意識が少しずつ垣間見える展開。なおかつ、
サイドへの意識も強く、2列目の田坂・山瀬は非常にサイドから積極的に
相手陣内へと攻め込むシーンが見れた。そんな田坂の飛び出しがファウル
を誘い、退場者を出すこととなる。人数での優位を早い時間帯に作れた。。
それだけに、田坂が負傷交代したのは痛かった。負傷明けでいよいよ本領を
発揮し出したという実感があっただけに、軽傷であることを願いたいところ。
前半の途中で11対10となり、磐田さんは守備に重きを置きしっかりブロックを
形成してきた。特に0-0で折り返したこともあり、確実に勝ち点1を取りに
いく意識も見えた。
後半は川崎が圧倒し、記憶ベースだが磐田さんのシュートは後半では1本のみだった
と思う。川攻めども、攻めども、壁を崩せず、無情にも時間が過ぎゆく。。よくある
①数的優位を活かしきれずドロー、②相手にカウンターorロング一本で得点を許す、
という負のスパイラルが頭によぎるほど、応援しながら次第に不安度があがる一方。
相馬監督は後半途中投入の登里に代えて、小林悠(not画伯)を投入。中盤の選手に
変えてフォワード投入に?に感じたが、これが功を奏す。投入直後からサイドからの
クロスボールに反応し、ゴール前での飛び出しを見せるなど、クロスを受ける人数を
増やすための投入であったことは、試合後に改めてわかった。
後半45分近く、粘り強く攻めた形が結果となる。
左サイドの小宮山からのクロス⇒ジュニーニョがシュート⇒DFに弾かれる
⇒そこに詰めてた小林!⇒ゴール!!⇒スタジアム大爆発、これぞ“等々力劇場”!
悠様素敵杉、流石はアンパンマン(愛称)。。正義のヒーローは最後に必殺技を
持ってるんだもんな。。残りわずかの時間をしっかりと守り、連敗を脱出した。
■ 感想:スタイルへの挑戦は続く、その成長を見守ろう
高速カウンターからポゼッションサッカーというスタイルの転換を掲げた相馬監督。
実際のところ、連敗によって「川崎には無理ではないか」をはじめ、早くも暗雲が
立ち込めてる。今日もいくらか改善されたものの、23本のシュートで1得点という
のは何とも厳しい。。
とはいえ、名古屋戦後も考えたが、やはり過去のサッカーの限界が09年、憲剛抜きの
脆さを知った10年を見れば、未来と進化を見据えた模索はいずれ必要だと思っていた。
ダメになってからでは遅いというのは様々な分野において言えることだ。この挑戦を
私は見守りっていきたい。今年だけではなく、もっと先を目指して。。
あと、等々力の雰囲気はスゴイ良かった。サポーターゾーンの熱も新チャントがフィット
してきて力強さが出てきたし。天気は微妙だったが、スタジアム全体も良い雰囲気を作れた
と思う。やっぱ、愛すべき等々力。大好きだわ。
次節、少し安心して次の神戸戦を迎えられそうだ。。