映画:シュガー・ラッシュ(4月14日)
2013年4月15日 映画
毎月14日のTOHOシネマズは1000円です(お得情報)。
昨日、イベント終わりにTOHOシネマズ渋谷で見てきました。
■ あらすじ
(予告編:http://www.youtube.com/watch?v=vxkn0lSekCs)
主人公・ラルフはゲームセンターに置かれているアクションゲーム
「フィックス・イット・フェリックス」の悪役キャラ。彼は毎日のように
建物を壊して、主人公に倒され、そして建物の屋上から落とされる。
こうした日々に耐えきれなくなったラルフは悪役キャラクターのセラピーで
告白するものの「悪役はヒーローになれない」と諭され、自分のゲームの
30周年記念パーティーには呼ばれず、邪魔者扱いされる始末。そこで、
彼は仲間たちにプレイヤーのフェリックスのようなメダルを手に入れれば
建物の一番いい部屋に住まわせてくれるという約束をこぎ着けた。
しかし、悪役である彼がヒーローの証たるメダルを手に入れることは難しい。
そんな中で酒場で手に入れた情報をもとに「ヒーローズ・デューティー」という
ゲームの中に侵入し、プレイヤーのクリアの証であるメダルを手に入れようと
するのであるが。。。。
■ 雑感:職業としてのゲームキャラクター
<「王道」でしっかりと見せる強み>
前評判も高く、個人的にも期待値も高めの作品であったが非常に面白かった。
子供はもちろん、少しでもゲームに興じたことのある大人は楽しめる作品だと思う。
少し前のピクサー作品といったところで、実に「王道」の展開であったと思う。
また私見ではあるが、本作のもう1人の主人公=ヒロインでもあるヴァネロぺの
身の振り方というのもある意味ではディズニー作品の本道だと思ったりもする。
<ゲームという社会、キャラクターというお仕事>
作品の世界観としては「トイ・ストーリー」シリーズに近いかもしれない。
ゲームセンターにあるゲームという職場でキャラクターたちは職務を全うする。
敵役の職務をこなすラルフは、その職務や待遇に納得できず飛び出してしまう。
コレはある意味、子供よりも普段から会社などで働いてる大人は妙に響くかも。。
冒頭のグループセラピーの風景が、妙なリアリティというか仕事っぽさを醸し出す。
「トイ・ストーリー」のウッディがそうであったように、ラルフも自分に与えられてた
現実と理想の間で葛藤していき、そして自分のあるべき道というのを選択していく。
仮想的なものだが、お仕事ものというジャンルでも見ごたえのある内容だと思う。
<ゲームに関する小ネタの数々>
本作の売りの1つが実際の作品のキャラクターが世界の中に出てくることだろう。
丁度「ロジャー・ラビット」のような感じで、ところどころに日本のゲームファンにも
お馴染みのキャラクターや小ネタがたくさん出てくる。某ゲームメーカーで有名な
あのコマンドまで出てきたりしてニヤリとさせる部分が色々と。ここら辺はゲーム
好きの方なら結構楽しめるのではないかと。
<日本語吹き替え版の妙>
日本語吹替で主人公のラルフは山ちゃん(山寺宏一さん)が担当されたんだけど、
これ以上にないフィット感で最高だった。ラルフの性格とかも含め、本当に山ちゃん
以外は考えられないってくらいかも。ゲストはともかく、吹替担当の方は良かった。
個人的には存じ上げてないんだけど、ヒロインと言ってもいいヴァネロぺを演じた
諸星すみれさんも若い方なのですが非常にキャラクターの個性を引き出していて
好演だったと思う。。要チェックな方ですね。
あと、コレだけは言うとヴァネロぺがカワイすぎる。カワイイは大正義。
昨日、イベント終わりにTOHOシネマズ渋谷で見てきました。
■ あらすじ
(予告編:http://www.youtube.com/watch?v=vxkn0lSekCs)
主人公・ラルフはゲームセンターに置かれているアクションゲーム
「フィックス・イット・フェリックス」の悪役キャラ。彼は毎日のように
建物を壊して、主人公に倒され、そして建物の屋上から落とされる。
こうした日々に耐えきれなくなったラルフは悪役キャラクターのセラピーで
告白するものの「悪役はヒーローになれない」と諭され、自分のゲームの
30周年記念パーティーには呼ばれず、邪魔者扱いされる始末。そこで、
彼は仲間たちにプレイヤーのフェリックスのようなメダルを手に入れれば
建物の一番いい部屋に住まわせてくれるという約束をこぎ着けた。
しかし、悪役である彼がヒーローの証たるメダルを手に入れることは難しい。
そんな中で酒場で手に入れた情報をもとに「ヒーローズ・デューティー」という
ゲームの中に侵入し、プレイヤーのクリアの証であるメダルを手に入れようと
するのであるが。。。。
■ 雑感:職業としてのゲームキャラクター
<「王道」でしっかりと見せる強み>
前評判も高く、個人的にも期待値も高めの作品であったが非常に面白かった。
子供はもちろん、少しでもゲームに興じたことのある大人は楽しめる作品だと思う。
少し前のピクサー作品といったところで、実に「王道」の展開であったと思う。
また私見ではあるが、本作のもう1人の主人公=ヒロインでもあるヴァネロぺの
身の振り方というのもある意味ではディズニー作品の本道だと思ったりもする。
<ゲームという社会、キャラクターというお仕事>
作品の世界観としては「トイ・ストーリー」シリーズに近いかもしれない。
ゲームセンターにあるゲームという職場でキャラクターたちは職務を全うする。
敵役の職務をこなすラルフは、その職務や待遇に納得できず飛び出してしまう。
コレはある意味、子供よりも普段から会社などで働いてる大人は妙に響くかも。。
冒頭のグループセラピーの風景が、妙なリアリティというか仕事っぽさを醸し出す。
「トイ・ストーリー」のウッディがそうであったように、ラルフも自分に与えられてた
現実と理想の間で葛藤していき、そして自分のあるべき道というのを選択していく。
仮想的なものだが、お仕事ものというジャンルでも見ごたえのある内容だと思う。
<ゲームに関する小ネタの数々>
本作の売りの1つが実際の作品のキャラクターが世界の中に出てくることだろう。
丁度「ロジャー・ラビット」のような感じで、ところどころに日本のゲームファンにも
お馴染みのキャラクターや小ネタがたくさん出てくる。某ゲームメーカーで有名な
あのコマンドまで出てきたりしてニヤリとさせる部分が色々と。ここら辺はゲーム
好きの方なら結構楽しめるのではないかと。
<日本語吹き替え版の妙>
日本語吹替で主人公のラルフは山ちゃん(山寺宏一さん)が担当されたんだけど、
これ以上にないフィット感で最高だった。ラルフの性格とかも含め、本当に山ちゃん
以外は考えられないってくらいかも。ゲストはともかく、吹替担当の方は良かった。
個人的には存じ上げてないんだけど、ヒロインと言ってもいいヴァネロぺを演じた
諸星すみれさんも若い方なのですが非常にキャラクターの個性を引き出していて
好演だったと思う。。要チェックな方ですね。
あと、コレだけは言うとヴァネロぺがカワイすぎる。カワイイは大正義。
映画:世界にひとつのプレイブック(3月14日)
2013年3月17日 映画
アカデミー賞ノミネート作品が日本でも次々と公開になると昨今、
TOHOシネマズ渋谷で映画「世界にひとつのプレイブック」を鑑賞。
■ あらすじ
奥さんの浮気で精神病院で治療を受けていたパットが、社会復帰
を目指しつつ、接近禁止令から何とか近づきたいが空回りを続ける。
ある日、友人宅に招かれたパットは彼の奥さんの妹であるティファニー
と出会うのであるが、精神安定剤の話で意気投合。そんな彼女の行動
にパットは次第に振り回されていくことになる。
彼女もまた夫を事故亡くした精神的な不安定さから、会社中の人間と
関係をもち、それを理由に解雇されていた。そんな中、ダンスコンテスト
に出るための準備を進めていた彼女は、その相手にパットを指名する。
彼女は条件として、パットの奥さんに手紙を渡すこととしたこともあって、
最初は乗り気でなかったパットも少しずつ協力するようになる。。。。
■ 雑感:ダメ人間が大集合な感じが推せる
ジェニファー・ローレンスがアカデミー賞主演女優賞を受賞したことも
あってなのか、平日夜でも結構な人だかり。ボンクラな映画好き野郎
風の会社員から、女性3人組とかまで客層は結構バラバラ。
単なるラブストーリーではなく、野郎一人でもスゲー楽しめました。
凸凹な2人の男女が最後には素敵な関係に昇華するとは思わなかった。
ダメ人間大集合な感じもスゲー推せる(笑) だから何か妙に親近感が。。
個人的にはロバート・デ・ニーロの演じたパットの親父が好きでしたね。
応援するチーム(賭け対象でもある)の勝利のために事細かなジンクスを
余すことなく実践するところもさることながら、怒った時の形相たるややはり
ゴッドファーザーを想起させるというか、異様なまでに怖かったり。
ジェニファー・ローレンスの演じた主演のティファニーは魅力的だった。
クレイジーな部分とピュアで繊細な部分が絶妙なバランスを取れてた
のがスゴイ良かった。今後、日本でも有名になりそう。
TOHOシネマズ渋谷で映画「世界にひとつのプレイブック」を鑑賞。
■ あらすじ
奥さんの浮気で精神病院で治療を受けていたパットが、社会復帰
を目指しつつ、接近禁止令から何とか近づきたいが空回りを続ける。
ある日、友人宅に招かれたパットは彼の奥さんの妹であるティファニー
と出会うのであるが、精神安定剤の話で意気投合。そんな彼女の行動
にパットは次第に振り回されていくことになる。
彼女もまた夫を事故亡くした精神的な不安定さから、会社中の人間と
関係をもち、それを理由に解雇されていた。そんな中、ダンスコンテスト
に出るための準備を進めていた彼女は、その相手にパットを指名する。
彼女は条件として、パットの奥さんに手紙を渡すこととしたこともあって、
最初は乗り気でなかったパットも少しずつ協力するようになる。。。。
■ 雑感:ダメ人間が大集合な感じが推せる
ジェニファー・ローレンスがアカデミー賞主演女優賞を受賞したことも
あってなのか、平日夜でも結構な人だかり。ボンクラな映画好き野郎
風の会社員から、女性3人組とかまで客層は結構バラバラ。
単なるラブストーリーではなく、野郎一人でもスゲー楽しめました。
凸凹な2人の男女が最後には素敵な関係に昇華するとは思わなかった。
ダメ人間大集合な感じもスゲー推せる(笑) だから何か妙に親近感が。。
個人的にはロバート・デ・ニーロの演じたパットの親父が好きでしたね。
応援するチーム(賭け対象でもある)の勝利のために事細かなジンクスを
余すことなく実践するところもさることながら、怒った時の形相たるややはり
ゴッドファーザーを想起させるというか、異様なまでに怖かったり。
ジェニファー・ローレンスの演じた主演のティファニーは魅力的だった。
クレイジーな部分とピュアで繊細な部分が絶妙なバランスを取れてた
のがスゴイ良かった。今後、日本でも有名になりそう。
映画:ジャンゴ 繋がれざる者(3月2日)
2013年3月9日 映画
3月2日。川崎チネチッタで映画「ジャンゴ 繋がれざる者」鑑賞。
「キル・ビル」等で知られるクエンティン・タランティーノ監督の最新作。
マカロニウエスタンをベースにタランティーノ監督が独特の
アプローチで仕上げた作品、ちなみに舞台は西部ではなく南部。
同監督の前作の「イングロリアスバスターズ」と同様に歴史的な
背景を踏まえた復讐劇。奴隷制度というテーマをシリアスに描く
のではなくて、マカロニウエスタンというジャンル映画として描いた
アプローチは唸った。面白く、なおかつ色々と考えさせられた。
個人的には激しい撃ち合いとかは少し苦手なのだが超面白かった。
血まみれになるほどの銃撃戦があったり、エグイシーンは多いけども
見終わった後には、文字通りのスカッとするほどの爽快感がしたりする。
とりあえず、今年ココまで見た映画では一番好きですね。
「キル・ビル」等で知られるクエンティン・タランティーノ監督の最新作。
マカロニウエスタンをベースにタランティーノ監督が独特の
アプローチで仕上げた作品、ちなみに舞台は西部ではなく南部。
同監督の前作の「イングロリアスバスターズ」と同様に歴史的な
背景を踏まえた復讐劇。奴隷制度というテーマをシリアスに描く
のではなくて、マカロニウエスタンというジャンル映画として描いた
アプローチは唸った。面白く、なおかつ色々と考えさせられた。
個人的には激しい撃ち合いとかは少し苦手なのだが超面白かった。
血まみれになるほどの銃撃戦があったり、エグイシーンは多いけども
見終わった後には、文字通りのスカッとするほどの爽快感がしたりする。
とりあえず、今年ココまで見た映画では一番好きですね。
坊や、サッカー好きか
2012年5月6日 映画
GWもあっという間に最終日。明日からまた仕事かと思うと
気が重くなるのは良くない。。また土日はやってくるんだし。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
映画の話
◇ 劇場版「名探偵コナン 11人目のストライカー」
5日(土)@渋谷TOHO。見た回も危なく満席になるところだった。
急に行く場合を除けばネット予約は必須だな、と思う今日この頃。
◇「名探偵コナン11人目のストライカー」予告
http://www.youtube.com/watch?v=zXW7u9gaprA
==================================================
毛利探偵事務所に一本の電話がかかってくる。「今から言う暗号を
解かなければ、多くの人が恐怖の時間を過ごすことになる」という
毛利小五郎への挑戦状であった。電話中、事務所の前に車が爆発し
事の重大さを把握する小五郎と蘭。一方、コナンたちは博士たちと
東都スタジアムで東京スピリッツの試合を観戦していたのだが。。
====================================================
◇雑感
本作はJリーグ全面協力、カズさんや遠藤等の実名選手やクラブ登場。
こうした形でJをアピールすることができた今回の取組みは、非常に
良かったと思う。以前、ジャイキリがアニメになった時もせっかくだし
実在のチームが出てきても良かったんじゃないかな、と思ったりしたし。
東京スピリッツは架空のチームではあるのだが、元々原作のなかでも
何回か登場してきているだけあって違和感もあまりなかった。スタの
東都スタジアムは名古屋のホームである豊田スタジアムがベースだし
行ったことのある私としてはニヤニヤさせてもらった。
物語は劇場版仕様というか、今回の事件は大掛かりな爆破事件であった
ので、推理パートなんかは大味にも感じたが、物語の伏線はしっかりと
張ってきっちり回収している印象を受けた。そういった意味では無駄の
ない流れだったかなと思う。こうした作品のシンプルさは個人的に好き。
ゲスト声優について。遠藤、今野の棒加減はガンバレだったかな(笑)
ケンゴは無難だったか(思いっきりひいき目。そもそも台詞は少ないし)。
カズさんはカッコ良かったからいいや。
以上、サッカー好きには楽しめる内容でした。
気が重くなるのは良くない。。また土日はやってくるんだし。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
映画の話
◇ 劇場版「名探偵コナン 11人目のストライカー」
5日(土)@渋谷TOHO。見た回も危なく満席になるところだった。
急に行く場合を除けばネット予約は必須だな、と思う今日この頃。
◇「名探偵コナン11人目のストライカー」予告
http://www.youtube.com/watch?v=zXW7u9gaprA
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毛利探偵事務所に一本の電話がかかってくる。「今から言う暗号を
解かなければ、多くの人が恐怖の時間を過ごすことになる」という
毛利小五郎への挑戦状であった。電話中、事務所の前に車が爆発し
事の重大さを把握する小五郎と蘭。一方、コナンたちは博士たちと
東都スタジアムで東京スピリッツの試合を観戦していたのだが。。
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◇雑感
本作はJリーグ全面協力、カズさんや遠藤等の実名選手やクラブ登場。
こうした形でJをアピールすることができた今回の取組みは、非常に
良かったと思う。以前、ジャイキリがアニメになった時もせっかくだし
実在のチームが出てきても良かったんじゃないかな、と思ったりしたし。
東京スピリッツは架空のチームではあるのだが、元々原作のなかでも
何回か登場してきているだけあって違和感もあまりなかった。スタの
東都スタジアムは名古屋のホームである豊田スタジアムがベースだし
行ったことのある私としてはニヤニヤさせてもらった。
物語は劇場版仕様というか、今回の事件は大掛かりな爆破事件であった
ので、推理パートなんかは大味にも感じたが、物語の伏線はしっかりと
張ってきっちり回収している印象を受けた。そういった意味では無駄の
ない流れだったかなと思う。こうした作品のシンプルさは個人的に好き。
ゲスト声優について。遠藤、今野の棒加減はガンバレだったかな(笑)
ケンゴは無難だったか(思いっきりひいき目。そもそも台詞は少ないし)。
カズさんはカッコ良かったからいいや。
以上、サッカー好きには楽しめる内容でした。
まったくもって怪しいものではござらぬ
2012年5月3日 映画
異動してないのに担当変更とか部内事務に追われて異動なみに
バタバタした1ヶ月でした。連休は落ち着いて過ごしたいです。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
AKB0048見た。0048がホバーボード的なサムシングに乗りながら、
歌っている姿を見て、マイク・サウンダース13世を想起したりする。
どう転がしていくんだろうね。岡田磨里氏が脚本でもあるので私的に
恋愛や人間関係を綿密に織り込んでいく(加えて、さじ加減も好み)
ど直球な話が良かったけど、それならアニメじゃなくてドラマがよい。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
映画の話
◇「ももへの手紙」
29日(木)@新宿ミラノ2。ナギPさんと一緒に見てまいりました。
◇映画「ももへの手紙」予告編
http://www.youtube.com/watch?v=hpzecZnRI44
------------------------------------------------
宮浦ももは母と東京から瀬戸内海にある汐島に引っ越してくる。
彼女の手には喧嘩したまま仲直りすることなく亡くなった父が
残した書きかけの手紙が。。手紙は「ももへ」としか書かれて
いない。亡き父への思いを引きずったまま、ももの島での生活
は始まる。そんな中、ももは家の屋根裏の物音や声に気付く。。
-------------------------------------------------
◇雑感1:作品(物語全般)について
沖浦監督といえば『人狼』あるいは押井作品周りで活躍されている方。
筆者も馴染みのある作り手ではあるが、ここまでハートウォーミングな
作品を手掛けてくるとは。個人的には「意外」な印象を受けた次第です。
物語全般については、予告編にも出ている妖怪(正確にいえば異なる)を
除けば実写映画でも良いかなと思わぬでもない。少女の内面的成長を描く
というのであれば、舞台実際の空気感および等身大のヒロインを撮ること
のほうが自然ではないか、と。ただし、アニメーションだからこそできる
表現等はしっかりとあったので、良いと思います。
物語の進め方はツッコミたくなる流れもありつつももちろん良いところあり、
説明に丁寧さもあったので、IG作品であることも考えるとポジティブに評価
できるところが多かったと思います。
一方「丁寧さ」の反面、表題にもなる手紙をめぐる情報の与え方はもう少し
ゆっくりでも良かったかも。また、物語の推進にはならなかったが島での祭
のこと等は説明あっても良かったかな。オリジナル作品ということもあって、
いかに見る側に全体像等を伝えていくのかを改めて考えさせられました。
ただし、ネタバレになるので多くは書きませんが、個人的には物語における
登場人物や島の立ち位置などを意識させるモノの描写などは非常に良かった
なとも思いました。見終わったときに「なるほどね」と思う仕掛けでした。
◇雑感2:キャラクターおよびキャスティングについて
主人公・ももは妖怪との接点以外では特殊さを出さず「普通さ」を感じさせて
いたと思う。ももを演じた美山花恋さんは少しキャラの年齢よりは上だったが、
漏れてくるような感嘆表現には声優さんとは違った魅力があったかなと思った。
母親役の優香さんも良かったです。繊細さという点では、実はもも以上に
難しい役どころではないかと思ったのですが謎のフィット感(笑)でした。。
上2人が特にそうですが沖浦監督のらしいキャラだとこうしたキャスティングが
良いのかもしれませんね。逆に妖怪キャラの3人の顔ぶれをみるとなおさら。。
◇雑感3:内・外・縁側の視点
最後、個人的に感じた一視点について。これから見られる方がいらっしゃれば、
ご参考になればと。本作は「内」と「外」の概念を時折、感じさせる内容だと
思わされました。もも本人の抱える「内」と島という「外」がどのような変化
していくのか、そこは物語を追っていくうえで1つ注目して見ると面白いかも。
そして、ももと島の世界の間にいた妖怪たちは言うなれば縁側のような存在で
あったのかもしれないと思いました。外と内を明確にもたない、縁側のような
空間は日本建築独特の作りであるというのは何かの読み物で読んだことがあり
ます。昔ながらの家づくりが多く登場する本作を見ていて、強く感じました。
バタバタした1ヶ月でした。連休は落ち着いて過ごしたいです。
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AKB0048見た。0048がホバーボード的なサムシングに乗りながら、
歌っている姿を見て、マイク・サウンダース13世を想起したりする。
どう転がしていくんだろうね。岡田磨里氏が脚本でもあるので私的に
恋愛や人間関係を綿密に織り込んでいく(加えて、さじ加減も好み)
ど直球な話が良かったけど、それならアニメじゃなくてドラマがよい。
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映画の話
◇「ももへの手紙」
29日(木)@新宿ミラノ2。ナギPさんと一緒に見てまいりました。
◇映画「ももへの手紙」予告編
http://www.youtube.com/watch?v=hpzecZnRI44
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宮浦ももは母と東京から瀬戸内海にある汐島に引っ越してくる。
彼女の手には喧嘩したまま仲直りすることなく亡くなった父が
残した書きかけの手紙が。。手紙は「ももへ」としか書かれて
いない。亡き父への思いを引きずったまま、ももの島での生活
は始まる。そんな中、ももは家の屋根裏の物音や声に気付く。。
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◇雑感1:作品(物語全般)について
沖浦監督といえば『人狼』あるいは押井作品周りで活躍されている方。
筆者も馴染みのある作り手ではあるが、ここまでハートウォーミングな
作品を手掛けてくるとは。個人的には「意外」な印象を受けた次第です。
物語全般については、予告編にも出ている妖怪(正確にいえば異なる)を
除けば実写映画でも良いかなと思わぬでもない。少女の内面的成長を描く
というのであれば、舞台実際の空気感および等身大のヒロインを撮ること
のほうが自然ではないか、と。ただし、アニメーションだからこそできる
表現等はしっかりとあったので、良いと思います。
物語の進め方はツッコミたくなる流れもありつつももちろん良いところあり、
説明に丁寧さもあったので、IG作品であることも考えるとポジティブに評価
できるところが多かったと思います。
一方「丁寧さ」の反面、表題にもなる手紙をめぐる情報の与え方はもう少し
ゆっくりでも良かったかも。また、物語の推進にはならなかったが島での祭
のこと等は説明あっても良かったかな。オリジナル作品ということもあって、
いかに見る側に全体像等を伝えていくのかを改めて考えさせられました。
ただし、ネタバレになるので多くは書きませんが、個人的には物語における
登場人物や島の立ち位置などを意識させるモノの描写などは非常に良かった
なとも思いました。見終わったときに「なるほどね」と思う仕掛けでした。
◇雑感2:キャラクターおよびキャスティングについて
主人公・ももは妖怪との接点以外では特殊さを出さず「普通さ」を感じさせて
いたと思う。ももを演じた美山花恋さんは少しキャラの年齢よりは上だったが、
漏れてくるような感嘆表現には声優さんとは違った魅力があったかなと思った。
母親役の優香さんも良かったです。繊細さという点では、実はもも以上に
難しい役どころではないかと思ったのですが謎のフィット感(笑)でした。。
上2人が特にそうですが沖浦監督のらしいキャラだとこうしたキャスティングが
良いのかもしれませんね。逆に妖怪キャラの3人の顔ぶれをみるとなおさら。。
◇雑感3:内・外・縁側の視点
最後、個人的に感じた一視点について。これから見られる方がいらっしゃれば、
ご参考になればと。本作は「内」と「外」の概念を時折、感じさせる内容だと
思わされました。もも本人の抱える「内」と島という「外」がどのような変化
していくのか、そこは物語を追っていくうえで1つ注目して見ると面白いかも。
そして、ももと島の世界の間にいた妖怪たちは言うなれば縁側のような存在で
あったのかもしれないと思いました。外と内を明確にもたない、縁側のような
空間は日本建築独特の作りであるというのは何かの読み物で読んだことがあり
ます。昔ながらの家づくりが多く登場する本作を見ていて、強く感じました。
日本「若い人」代表 by会社の同期
2012年3月17日 映画
年度末だとピリピリして気疲れするのが正直なところです。
新しい年度に入れば、またバタバタして疲れるわけですが。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
サッカーの話
◇ ロンドン五輪予選:U-23日本代表-U-23バーレーン代表
14日(水)に国立競技場にて観戦。代表戦を見に行ったのは東アジア
選手権以来の2年ぶり。この時期のナイターはやはり寒かったですわ。
五輪のかかかった大一番とあって36000人の観客が詰めかけたとか。。
山口・扇原のダブルボランチはボールの奪い方と出し方のそれぞれに
良いプレイを見せてくれた。シリア戦の山村とは何だったのかという。
原口のサイドからの中に入る動きは良かったし得点にもつながった。
清武はもっとできるはずだし、このチームのエースは彼以外にないな。
2点目の豪快なゴールは見ててスカッとした。。
本戦用のチームをいかにチューンしていくかが関塚監督の使命だな。。
OAは中村憲剛、ジュニーニョでいいよ(笑)(関塚氏は元川崎の監督)。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
映画の話
◇「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」
16日(金)に新宿ピカデリーで鑑賞する。この日はリア充空間
ではなく(笑)、落ち着いて、ゆったりして見れたので良かった。
◇映画『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』予告編
http://www.youtube.com/watch?v=djUTosfnxT4
----------------------------------------------
元首相のマーガレット・サッチャーは夫を亡くし、子供とも離れて
静かに暮らしていた。夫・デニスは8年前に亡くなったものの今も
彼女の前に幻想として現れ続ける。ようやく遺品の整理を始めたが
彼は離れることのなかった。ある日、彼女は自叙伝のサインを書く
ことになるが、旧姓でサインを書いてしまう。その時、ふと彼女は
過去の記憶を思いおこすことになる。。。
------------------------------------------------
政治モノは好きなジャンル(学生運動とか日本赤軍とかも)ではあるが、
本作は政治色はかなり薄い。現在と過去で幾度となく場面が切り替わり、
サッチャーの栄光と挫折を軸に彼女が首相として見せた「強さ」と今の
「孤独」の双方が印象として残った感じがする。見る人によって本当に
彼女に対する印象は大きく変わってくると思われる。
サッチャーを演じたメリル・ストリープは本作でアカデミー賞を受賞した
らしいが本当に怪演技。。迫力もあり、繊細さもあって見入ってしまった。
それに加えて、格言という高さはないものの、心に残るセリフが多かった。
シーンというよりは言葉としての印象が強くかった部分もあった。
あと、個人的な印象ではあるが、表現が平易で聞き取りやすかったかも。
話し方が、ゆっくりではっきりとしていたからなのかもしれないけどね。
新しい年度に入れば、またバタバタして疲れるわけですが。
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サッカーの話
◇ ロンドン五輪予選:U-23日本代表-U-23バーレーン代表
14日(水)に国立競技場にて観戦。代表戦を見に行ったのは東アジア
選手権以来の2年ぶり。この時期のナイターはやはり寒かったですわ。
五輪のかかかった大一番とあって36000人の観客が詰めかけたとか。。
山口・扇原のダブルボランチはボールの奪い方と出し方のそれぞれに
良いプレイを見せてくれた。シリア戦の山村とは何だったのかという。
原口のサイドからの中に入る動きは良かったし得点にもつながった。
清武はもっとできるはずだし、このチームのエースは彼以外にないな。
2点目の豪快なゴールは見ててスカッとした。。
本戦用のチームをいかにチューンしていくかが関塚監督の使命だな。。
OAは中村憲剛、ジュニーニョでいいよ(笑)(関塚氏は元川崎の監督)。
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映画の話
◇「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」
16日(金)に新宿ピカデリーで鑑賞する。この日はリア充空間
ではなく(笑)、落ち着いて、ゆったりして見れたので良かった。
◇映画『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』予告編
http://www.youtube.com/watch?v=djUTosfnxT4
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元首相のマーガレット・サッチャーは夫を亡くし、子供とも離れて
静かに暮らしていた。夫・デニスは8年前に亡くなったものの今も
彼女の前に幻想として現れ続ける。ようやく遺品の整理を始めたが
彼は離れることのなかった。ある日、彼女は自叙伝のサインを書く
ことになるが、旧姓でサインを書いてしまう。その時、ふと彼女は
過去の記憶を思いおこすことになる。。。
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政治モノは好きなジャンル(学生運動とか日本赤軍とかも)ではあるが、
本作は政治色はかなり薄い。現在と過去で幾度となく場面が切り替わり、
サッチャーの栄光と挫折を軸に彼女が首相として見せた「強さ」と今の
「孤独」の双方が印象として残った感じがする。見る人によって本当に
彼女に対する印象は大きく変わってくると思われる。
サッチャーを演じたメリル・ストリープは本作でアカデミー賞を受賞した
らしいが本当に怪演技。。迫力もあり、繊細さもあって見入ってしまった。
それに加えて、格言という高さはないものの、心に残るセリフが多かった。
シーンというよりは言葉としての印象が強くかった部分もあった。
あと、個人的な印象ではあるが、表現が平易で聞き取りやすかったかも。
話し方が、ゆっくりではっきりとしていたからなのかもしれないけどね。
インテリジェンスモンスター
2012年3月1日 映画
最近会社の残業するなプレッシャーが大変なことになって、
毎日のように定時で追い出されるような日々(家で仕事する)。
代表戦を頭から見れるのはいいけど。適度な残業は認めてほしい。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
■ 映画
◇「ドラゴン・タトゥーの女」
前に見に行った映画の予告編であの『移民の歌』(※1)が流れて
(プロレス者的に)無駄にテンションが上がった印象で見に行った。
□ 映画『ドラゴン・タトゥーの女』予告編
http://www.youtube.com/watch?v=dD4dws3d5i4
-----------------------
舞台はスウェーデン。ジャーナリストのミカエルは自らの書いた記事に
関する裁判に敗訴、仕事を追われる立場に。そんな彼のもとに同国最大
の一族会社を経営していた大富豪・ヘンリックから、仕事の依頼が届く。
その仕事とは40年前に姿を消し、殺されたと思われる娘・ハリエットに
関する事件の真相を明らかにすることだった。
------------------------
原作はミステリー小説『ミレニアム』シリーズ。本作は第1作目を映画化。
トータルで3時間の長丁場であったのだが、集中力切れることなく見れた。
見終わった率直な感想は「R15でイインカイ?」。それほど相当衝撃的な
シーンは多かったけど、内容的にはジワジワと物語に引き込まれてく感じ。
個々のシーンでの尖った雰囲気と物語のジワジワ感(笑)はデヴィット・
フィンチャー監督の前作でもあった『ソーシャル・ネットワーク』に近い。
正直、私は猟奇的なシーンが苦手な口なのですがここら辺のバランスがある
ことでトータルで面白かったし、テンションの高さが何とも心地よかった。。
キャストも良かった。ジェームズ・ボンドにもなったダニエル・グレイグは、
スマートさがあって素直にカッコよかった。ヒロインとなるリスベットは、
狂気に満ちた部分を含めて本当に魅力的なキャラクターだった。好きだわ。
音楽も同じトレント・レズナーで徐々気持ちが高ぶっていくのも良かった。
撮影監督もそうだったけど、監督の色がスゴイ出ていた作品だったかも。。
普通にお勧めできる(特にあるシーンではシシヌラ氏に)内容です。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
■ イベントの話
◇2/18 μ’s First LoveLive!
ラブライブの1stライブに参加した時に考えていたことをメモで残して
いたので今更ながら。当日の模様はmarioさんがまとめていただいて
いたので私はキーワードを交えて独断と偏見に満ちた推測じみた内容。
(1)「9」:フォーメーションの可変性
μ’s のメンバーは9人。以前映像を見せていただいた時(※2)の
9人フォーメーションの可変性の高さを再確認。ぱっと見ただけだが、
あの日、彼女たちが展開していたフォメはこんなのがあったりする。。
「5-4」
―○―○―○―○―○―
――○―○―○―○――
「3-3-3」
―○―○―○――――○―○―○―
――――――○―○―○―――――
「4-3-2」
――○―○―○―○―――
―――○―○―○――――
――――○―○―――――
「5-3-1」
―○―○―○―○―○―
―――○―○―○―――
―――――○―――――
いわゆる菩薩(センター)を頂点にする形にすると奇数のほうが綺麗。
また、2トップにしたときは全員が被らないための形(4-3-2)を作る。
さらに3×3という小グループを3つ作って、ステージ全体に展開もできる。
数字のマジックといってはあれだが、9人というチョイスはやはり理想形。
(2)「ダンス」:ダンスへの傾倒は是か非か?
パフォはダンスに対する力の入れようが伝わった。昨今のグループアイドル
のトレンドの1つがダンスであり、先輩方が仰っていたようにLantis内でも
Stylips(スタイリップス)もダンスアイドルを意識しているのでは(※3)
この負担は正直、半端ない。特に。最近のアイドルはダンススクールや
アクターズスクールで基礎を学んだうえ(あるいはレッスンで学びながら)
グループで活動するケースが多いのに対し限られた時間であれだけ振りを
覚えなければならない。個々の習熟度、経験値の差も含めて相当なものだ。
また、歌いながら踊ることの難しさは現場で見ると何よりもわかる。人数が
多ければ多いほど、ユニゾンはさらに難度も増す。ももクロがイベントスペ
ースやショッピングモールで鍛え上げて現在に至ったようにこればかりは、
ステージ数をこなすことでしか磨くことしかできないと思ったりもする。
ダンス重視の取組みはアニメ声優系では未開拓な部分ではあるので良いとは
思うけども、負担感を考慮すると、PV楽曲は再現度を高めるためにある程度、
歌唱を見逃しダンスシフトにし、他の楽曲は振りというよりフォーメーション
チェンジとポージング中心で、歌唱に集中できる体制を作るのが望ましいと
筆者は考える。
(3)「2013年」:2013年な理由とは何か?
アニメ企画が「2013年」開始発表。私見は2点でタイミングは良かったと
思われる。
①「2012年」はアニマスの残像と「AKB0048」の放送開始=冷却期間
② 1年かけた地盤固めを狙う=Road to 武道館の構図
①は後々に気がついた(というかQuickJapan)。
特に本年4月改変でAKBアニメが始まる。アイマスは開始が06年ということで
どちらかといえばハロプロ系(特に娘。)のイメージから作られた印象が強い。
ラブライブはAKB48をはじめとするアイドル戦国時代のシーン以降のイメージ
から派生していることが考察できるだろう(例えば、衣装デザインなども)。
そのために少なからずしや知らない人には「被り」を感じたりもするだろう。
残像をある程度消すために、冷却期間は必要だと思われるため2013年は絶妙
な時期ではないかと。あと、アイドルに対する熱気が残っているか否か。。
②は率直に感じたこと。熱量は相当なものであったし、アニメ化されたらば
一気に客層は増えるだろう(※4)。運営側がどこまでガチかによるのだが、
ライブイベントを5000人クラスまで拡大するとしたら、もう少し地盤・看板
を高める必要性があるのではないかと考える。幸いにもアニメ化という道筋が
できたことで、そこに向けて盛り上げていく機運も出てくるのではないかと。
共通した視点であると思われるが、プロジェクトの拡大に対する相当な慎重さ
を感じる。というのも、この手のアイドル的な取組みは数知れず行われてきた
こともあり、成功も失敗も多々あった。だからこそ、動きを感じてじっくりと
する展開が正解であると思う。
※1:ブルーザー・ブロディのテーマ:移民の歌
http://www.youtube.com/watch?v=o1IyZuZXHFE
※2:豊崎さんはFWの裏取られそうなCB感(11月1日)
http://81367.diarynote.jp/?month=201111
※3:元ハロプロエッグ(真野恵理菜とも同期)の能登さんなど、元々
「できる」メンバーを軸に据えてる点では規格外といってもいいだろう。
※4:こう言うと語弊があるかもしれないがアニメ系の規模の拡大
スピードは恐るべき倍数。リアルのアイドルが10数人単位で増やして
いるのに対し、500人単位で規模を増やせるのは本当にすごいことだろう。
毎日のように定時で追い出されるような日々(家で仕事する)。
代表戦を頭から見れるのはいいけど。適度な残業は認めてほしい。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
■ 映画
◇「ドラゴン・タトゥーの女」
前に見に行った映画の予告編であの『移民の歌』(※1)が流れて
(プロレス者的に)無駄にテンションが上がった印象で見に行った。
□ 映画『ドラゴン・タトゥーの女』予告編
http://www.youtube.com/watch?v=dD4dws3d5i4
-----------------------
舞台はスウェーデン。ジャーナリストのミカエルは自らの書いた記事に
関する裁判に敗訴、仕事を追われる立場に。そんな彼のもとに同国最大
の一族会社を経営していた大富豪・ヘンリックから、仕事の依頼が届く。
その仕事とは40年前に姿を消し、殺されたと思われる娘・ハリエットに
関する事件の真相を明らかにすることだった。
------------------------
原作はミステリー小説『ミレニアム』シリーズ。本作は第1作目を映画化。
トータルで3時間の長丁場であったのだが、集中力切れることなく見れた。
見終わった率直な感想は「R15でイインカイ?」。それほど相当衝撃的な
シーンは多かったけど、内容的にはジワジワと物語に引き込まれてく感じ。
個々のシーンでの尖った雰囲気と物語のジワジワ感(笑)はデヴィット・
フィンチャー監督の前作でもあった『ソーシャル・ネットワーク』に近い。
正直、私は猟奇的なシーンが苦手な口なのですがここら辺のバランスがある
ことでトータルで面白かったし、テンションの高さが何とも心地よかった。。
キャストも良かった。ジェームズ・ボンドにもなったダニエル・グレイグは、
スマートさがあって素直にカッコよかった。ヒロインとなるリスベットは、
狂気に満ちた部分を含めて本当に魅力的なキャラクターだった。好きだわ。
音楽も同じトレント・レズナーで徐々気持ちが高ぶっていくのも良かった。
撮影監督もそうだったけど、監督の色がスゴイ出ていた作品だったかも。。
普通にお勧めできる(特にあるシーンではシシヌラ氏に)内容です。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
■ イベントの話
◇2/18 μ’s First LoveLive!
ラブライブの1stライブに参加した時に考えていたことをメモで残して
いたので今更ながら。当日の模様はmarioさんがまとめていただいて
いたので私はキーワードを交えて独断と偏見に満ちた推測じみた内容。
(1)「9」:フォーメーションの可変性
μ’s のメンバーは9人。以前映像を見せていただいた時(※2)の
9人フォーメーションの可変性の高さを再確認。ぱっと見ただけだが、
あの日、彼女たちが展開していたフォメはこんなのがあったりする。。
「5-4」
―○―○―○―○―○―
――○―○―○―○――
「3-3-3」
―○―○―○――――○―○―○―
――――――○―○―○―――――
「4-3-2」
――○―○―○―○―――
―――○―○―○――――
――――○―○―――――
「5-3-1」
―○―○―○―○―○―
―――○―○―○―――
―――――○―――――
いわゆる菩薩(センター)を頂点にする形にすると奇数のほうが綺麗。
また、2トップにしたときは全員が被らないための形(4-3-2)を作る。
さらに3×3という小グループを3つ作って、ステージ全体に展開もできる。
数字のマジックといってはあれだが、9人というチョイスはやはり理想形。
(2)「ダンス」:ダンスへの傾倒は是か非か?
パフォはダンスに対する力の入れようが伝わった。昨今のグループアイドル
のトレンドの1つがダンスであり、先輩方が仰っていたようにLantis内でも
Stylips(スタイリップス)もダンスアイドルを意識しているのでは(※3)
この負担は正直、半端ない。特に。最近のアイドルはダンススクールや
アクターズスクールで基礎を学んだうえ(あるいはレッスンで学びながら)
グループで活動するケースが多いのに対し限られた時間であれだけ振りを
覚えなければならない。個々の習熟度、経験値の差も含めて相当なものだ。
また、歌いながら踊ることの難しさは現場で見ると何よりもわかる。人数が
多ければ多いほど、ユニゾンはさらに難度も増す。ももクロがイベントスペ
ースやショッピングモールで鍛え上げて現在に至ったようにこればかりは、
ステージ数をこなすことでしか磨くことしかできないと思ったりもする。
ダンス重視の取組みはアニメ声優系では未開拓な部分ではあるので良いとは
思うけども、負担感を考慮すると、PV楽曲は再現度を高めるためにある程度、
歌唱を見逃しダンスシフトにし、他の楽曲は振りというよりフォーメーション
チェンジとポージング中心で、歌唱に集中できる体制を作るのが望ましいと
筆者は考える。
(3)「2013年」:2013年な理由とは何か?
アニメ企画が「2013年」開始発表。私見は2点でタイミングは良かったと
思われる。
①「2012年」はアニマスの残像と「AKB0048」の放送開始=冷却期間
② 1年かけた地盤固めを狙う=Road to 武道館の構図
①は後々に気がついた(というかQuickJapan)。
特に本年4月改変でAKBアニメが始まる。アイマスは開始が06年ということで
どちらかといえばハロプロ系(特に娘。)のイメージから作られた印象が強い。
ラブライブはAKB48をはじめとするアイドル戦国時代のシーン以降のイメージ
から派生していることが考察できるだろう(例えば、衣装デザインなども)。
そのために少なからずしや知らない人には「被り」を感じたりもするだろう。
残像をある程度消すために、冷却期間は必要だと思われるため2013年は絶妙
な時期ではないかと。あと、アイドルに対する熱気が残っているか否か。。
②は率直に感じたこと。熱量は相当なものであったし、アニメ化されたらば
一気に客層は増えるだろう(※4)。運営側がどこまでガチかによるのだが、
ライブイベントを5000人クラスまで拡大するとしたら、もう少し地盤・看板
を高める必要性があるのではないかと考える。幸いにもアニメ化という道筋が
できたことで、そこに向けて盛り上げていく機運も出てくるのではないかと。
共通した視点であると思われるが、プロジェクトの拡大に対する相当な慎重さ
を感じる。というのも、この手のアイドル的な取組みは数知れず行われてきた
こともあり、成功も失敗も多々あった。だからこそ、動きを感じてじっくりと
する展開が正解であると思う。
※1:ブルーザー・ブロディのテーマ:移民の歌
http://www.youtube.com/watch?v=o1IyZuZXHFE
※2:豊崎さんはFWの裏取られそうなCB感(11月1日)
http://81367.diarynote.jp/?month=201111
※3:元ハロプロエッグ(真野恵理菜とも同期)の能登さんなど、元々
「できる」メンバーを軸に据えてる点では規格外といってもいいだろう。
※4:こう言うと語弊があるかもしれないがアニメ系の規模の拡大
スピードは恐るべき倍数。リアルのアイドルが10数人単位で増やして
いるのに対し、500人単位で規模を増やせるのは本当にすごいことだろう。
昨日は会社の打上げ。幹事を務めて各所に注文やら予約やらを
業務と並行して計画を練って、割と形よく出来たので良かった。
サークル時代にいろいろ教わったことが生きたと思ってます。。
流石に有休消化率の上げるべく今日は仕事を休んで外出する。
年明けに参加したいイベントの参加券を確保すべくアキバに
行ったり、母親に頼まれていた天声人語ノートを買ってきたり。
ヨドバシあたりで「あの夏で待ってる」のトラックを見かける。
あの夏から10年か。「おねがい」BD買おうかな。何だかんだで
大きく影響を受けた作品であることには違いないのだから。。
昼はヨドバシのレストラン街の「神田グリル」でオムライス美味し。
タワレコで人目を忍びつつ、さくら学院の新曲等を購入するものの、
店員さんのご丁寧な確認作業で結局晒される。まぁ、仕方ないよね。
----------------------------
渋谷まで戻り、今年ラストの映画「宇宙人ポール」を鑑賞する。
パルコ上なのがいつも難で困ってる(客層的な意味で)。
◇ 映画『宇宙人ポール』日本版予告編
http://www.youtube.com/watch?v=i-FV-k8XQoM
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
英国からコミコン(コミケみたいなSFファンイベント)に参加するために
米国にやってきたSFヲタクのグレアム・クライヴのヲタ2人組は車を借りて
長年の夢であったUFOスポットを回るための旅に出る。その道中、彼らは、
エリア51近辺で、ポールと名乗る本物の宇宙に遭遇することになるが...。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
いわゆる“nerd”(オタク)が主人公な映画は結構、低予算だったりもするが
良作が多かったりする。例えば、昨年末に公開された『キック・アス』なんか
は本当に面白かった。逆に『ファンボーイ』みたいに原作パロディの秀逸さが
光ったり、日本映画のそれとは明らかに質が違う。
本作も本当、スピルバーグリスペクト。笑えるところはしっかりと笑わせて
くれるし、ジ感動するところはそれで盛り上げてくれる。作品のテンポも
バランスも丁度良い塩梅だ。何回かマジでゲラゲラ笑わされてしまったわ。
愛すべきヲタであったし、ポールはイカしてる。これは本当おススメです。
----------------------
映画後、タワレコ渋谷店にてNegicco(ねぎっこ)(注)のフリーLIVE参加。
Negiccoは新潟の名産品「やわ肌ねぎ」PRのために結成されたローカルアイドル。
本年で活動9年目となる。本年、タワーレコードが立ち上げたアイドルに特化した
レーベル「T-Palette Record」所属のアーティストしてCDを発売するなど
活躍の場を広げている。
ローカルアイドルの波が来ようか否か、まだわからないところだが(笑)、その
枠組みに関してはパイオニア的な存在であるNegicco。タワーレコードの現社長
嶺脇氏が非常に高く評価されてて(注2)、今回のようなフリーライブなんかも
以前から口にされていたもの。私のような一見さんの参加者も多かったようだ。
トータルで9曲くらい歌ったかな。。
◇「恋のEXPRESS TRAIN」
http://www.youtube.com/watch?v=x25dmWKAGUw
◇ 「完全攻略」
http://www.youtube.com/watch?v=hT48Vm_5o2s
◇ 「圧倒的なスタイル」
http://www.youtube.com/watch?v=T0jKC0CmQi8
楽曲は個人的には好き。来年発売するベスト盤がとっても楽しみだ。
パフォーマンスは本当に安定してて、次第に会場が熱を帯びていく様を感じた。
また、長ネギを観客に投下する様、「圧倒的なスタイル」観客がラインダンス
するといった自由さは他のアイドルグループとはまた異なるスタイル。
それに対するMCのgdgdっぷりのギャップがあって、そこはまた素晴らしい。
高揚感と充実したひと時。。ステージの高さ的なモノを除けば金払いたくなる。。
--------------------
といった感じで一日歩き回って終わり。
もう残りは初もうで以外行かない勢い。
==============================
■ 年末恒例・2011年総括(2):映画編
今年は意識を一段と高めて映画館に通ったこともあり過去最多かもな。
大学の終りの頃も割と見に行ってはいましたが、その時よりも多いはず。
実にベタな感じもする私的ベスト3。。
◇「ソーシャルネットワーク」
(予告編:http://www.youtube.com/watch?v=HsLzKf6Bzhs)
(感想等:http://81367.diarynote.jp/201101161923481950/)
今年最初に見に行った映画。見終わった後の高揚感が半端なかった作品。
現代の『市民ケ-ン』でもあり、21世紀の新しい青春映画でもあるように
様々な見方ができる作品。語り手のテンポと対称的な主人公たちを取り巻く
劇的変化や心情描写など、本当に見ごたえのある作品。BDでも3回は見てる。
音楽に関しても今年1番好きでサントラはしょっちゅう聞いてる。
◇「英国王のスピーチ」
(予告編:http://www.youtube.com/watch?v=uS3SWKfQZh0)
(感想等:http://81367.diarynote.jp/201103210823206742/)
今年のアカデミー賞受賞作。コレも見終わった後の満足感が良かったか。
シナリオは実にシンプルかつ、そこに至るまでのプロセスを実に丁寧に
描いていた。役者さんの演技も本当に味があって良かったしクラシックも
心地よかったかな。あとは影の付け方なんかも非常に印象に残った作品。。
◇「クラシコ」
(予告編:http://www.youtube.com/watch?v=eppMnbjY8tg)
(感想等:http://81367.diarynote.jp/201104091049143569/)
故・松田直樹氏が所属した最後のクラブとなった松本山雅。来年はJ2。
地域にあるサッカークラブを愛する全ての人たちが抱く夢が詰まった作品、
高い理想と厳しい現実の中でも声をあげて応援する人たち、支える人たち、
そして選手たち。様々な立場の人たちの視点から描かれたドキュメンタリー。
松本と長野の「クラシコ」。これが日本のトップリーグで実現する日は、
そう遠くはないかもしれない。。
◇番外編・ベストヒロイン:谷内里早(魔法少女を忘れない)
(予告編:http://www.youtube.com/watch?v=0MYD8QaQVRQ)
森田涼花さんを目当てに見に行ったのだが(笑)ヒロインの谷内さんが
まぁ素晴らしかった。これは極めて二次元近い三次元というアレだった。
映画そのものが残念すぎたのが何とも言えないのだったが。。
=======================
(注)Negicco公式ウェブサイト
http://negicco.net/profile.html
(注2)タワレコ社長、インタビュアー吉田豪氏によるNegicco紹介
http://www.youtube.com/watch?v=v_iNAT9kUR8
業務と並行して計画を練って、割と形よく出来たので良かった。
サークル時代にいろいろ教わったことが生きたと思ってます。。
流石に有休消化率の上げるべく今日は仕事を休んで外出する。
年明けに参加したいイベントの参加券を確保すべくアキバに
行ったり、母親に頼まれていた天声人語ノートを買ってきたり。
ヨドバシあたりで「あの夏で待ってる」のトラックを見かける。
あの夏から10年か。「おねがい」BD買おうかな。何だかんだで
大きく影響を受けた作品であることには違いないのだから。。
昼はヨドバシのレストラン街の「神田グリル」でオムライス美味し。
タワレコで人目を忍びつつ、さくら学院の新曲等を購入するものの、
店員さんのご丁寧な確認作業で結局晒される。まぁ、仕方ないよね。
----------------------------
渋谷まで戻り、今年ラストの映画「宇宙人ポール」を鑑賞する。
パルコ上なのがいつも難で困ってる(客層的な意味で)。
◇ 映画『宇宙人ポール』日本版予告編
http://www.youtube.com/watch?v=i-FV-k8XQoM
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
英国からコミコン(コミケみたいなSFファンイベント)に参加するために
米国にやってきたSFヲタクのグレアム・クライヴのヲタ2人組は車を借りて
長年の夢であったUFOスポットを回るための旅に出る。その道中、彼らは、
エリア51近辺で、ポールと名乗る本物の宇宙に遭遇することになるが...。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
いわゆる“nerd”(オタク)が主人公な映画は結構、低予算だったりもするが
良作が多かったりする。例えば、昨年末に公開された『キック・アス』なんか
は本当に面白かった。逆に『ファンボーイ』みたいに原作パロディの秀逸さが
光ったり、日本映画のそれとは明らかに質が違う。
本作も本当、スピルバーグリスペクト。笑えるところはしっかりと笑わせて
くれるし、ジ感動するところはそれで盛り上げてくれる。作品のテンポも
バランスも丁度良い塩梅だ。何回かマジでゲラゲラ笑わされてしまったわ。
愛すべきヲタであったし、ポールはイカしてる。これは本当おススメです。
----------------------
映画後、タワレコ渋谷店にてNegicco(ねぎっこ)(注)のフリーLIVE参加。
Negiccoは新潟の名産品「やわ肌ねぎ」PRのために結成されたローカルアイドル。
本年で活動9年目となる。本年、タワーレコードが立ち上げたアイドルに特化した
レーベル「T-Palette Record」所属のアーティストしてCDを発売するなど
活躍の場を広げている。
ローカルアイドルの波が来ようか否か、まだわからないところだが(笑)、その
枠組みに関してはパイオニア的な存在であるNegicco。タワーレコードの現社長
嶺脇氏が非常に高く評価されてて(注2)、今回のようなフリーライブなんかも
以前から口にされていたもの。私のような一見さんの参加者も多かったようだ。
トータルで9曲くらい歌ったかな。。
◇「恋のEXPRESS TRAIN」
http://www.youtube.com/watch?v=x25dmWKAGUw
◇ 「完全攻略」
http://www.youtube.com/watch?v=hT48Vm_5o2s
◇ 「圧倒的なスタイル」
http://www.youtube.com/watch?v=T0jKC0CmQi8
楽曲は個人的には好き。来年発売するベスト盤がとっても楽しみだ。
パフォーマンスは本当に安定してて、次第に会場が熱を帯びていく様を感じた。
また、長ネギを観客に投下する様、「圧倒的なスタイル」観客がラインダンス
するといった自由さは他のアイドルグループとはまた異なるスタイル。
それに対するMCのgdgdっぷりのギャップがあって、そこはまた素晴らしい。
高揚感と充実したひと時。。ステージの高さ的なモノを除けば金払いたくなる。。
--------------------
といった感じで一日歩き回って終わり。
もう残りは初もうで以外行かない勢い。
==============================
■ 年末恒例・2011年総括(2):映画編
今年は意識を一段と高めて映画館に通ったこともあり過去最多かもな。
大学の終りの頃も割と見に行ってはいましたが、その時よりも多いはず。
実にベタな感じもする私的ベスト3。。
◇「ソーシャルネットワーク」
(予告編:http://www.youtube.com/watch?v=HsLzKf6Bzhs)
(感想等:http://81367.diarynote.jp/201101161923481950/)
今年最初に見に行った映画。見終わった後の高揚感が半端なかった作品。
現代の『市民ケ-ン』でもあり、21世紀の新しい青春映画でもあるように
様々な見方ができる作品。語り手のテンポと対称的な主人公たちを取り巻く
劇的変化や心情描写など、本当に見ごたえのある作品。BDでも3回は見てる。
音楽に関しても今年1番好きでサントラはしょっちゅう聞いてる。
◇「英国王のスピーチ」
(予告編:http://www.youtube.com/watch?v=uS3SWKfQZh0)
(感想等:http://81367.diarynote.jp/201103210823206742/)
今年のアカデミー賞受賞作。コレも見終わった後の満足感が良かったか。
シナリオは実にシンプルかつ、そこに至るまでのプロセスを実に丁寧に
描いていた。役者さんの演技も本当に味があって良かったしクラシックも
心地よかったかな。あとは影の付け方なんかも非常に印象に残った作品。。
◇「クラシコ」
(予告編:http://www.youtube.com/watch?v=eppMnbjY8tg)
(感想等:http://81367.diarynote.jp/201104091049143569/)
故・松田直樹氏が所属した最後のクラブとなった松本山雅。来年はJ2。
地域にあるサッカークラブを愛する全ての人たちが抱く夢が詰まった作品、
高い理想と厳しい現実の中でも声をあげて応援する人たち、支える人たち、
そして選手たち。様々な立場の人たちの視点から描かれたドキュメンタリー。
松本と長野の「クラシコ」。これが日本のトップリーグで実現する日は、
そう遠くはないかもしれない。。
◇番外編・ベストヒロイン:谷内里早(魔法少女を忘れない)
(予告編:http://www.youtube.com/watch?v=0MYD8QaQVRQ)
森田涼花さんを目当てに見に行ったのだが(笑)ヒロインの谷内さんが
まぁ素晴らしかった。これは極めて二次元近い三次元というアレだった。
映画そのものが残念すぎたのが何とも言えないのだったが。。
=======================
(注)Negicco公式ウェブサイト
http://negicco.net/profile.html
(注2)タワレコ社長、インタビュアー吉田豪氏によるNegicco紹介
http://www.youtube.com/watch?v=v_iNAT9kUR8
連休初日。新宿バルト9にて、なかなか見に行けなかった
「仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX」
を鑑賞。昼前の時間帯に行ったので親子連れも多くて流石に混んでた。
◇予告編
http://11ch.tv/sapporo/mvdetail.php?lang=jp&no=842
実のところ仮面ライダーは「キバ」以降は見てなくて、劇場版については
「ブレイド」が最後か?両作は軽く設定をなぞったくらいの知識で挑む。
本作はほぼ3部構成。オーズ編⇒フォーゼ編⇒MEGA MAXといったとこか。
まぁ劇場版ということで完全にお祭りモードみたいな側面も考慮しても、
バランスは良かったと思うし、そもそも2作品のテイストが大きく異なる
と思われるので、パートをザックリと分けて双方が合流する方が無理なく
進められたし、メリハリがあってよかった。
ドラマパートは最小限に抑えて、戦闘シーンの割合がかなり多かった。
その中でもオリジナルキャラと絡ませつつ出会いと別れをテンポ良く
描いていたんじゃないかと。真野恵理菜さん演じる撫子も時間尺的に
はそんなに長くなかったけど、しっかりと絡んでインパクト残せてた。
本当、オーズもフォーゼもスゴい戦い。いわゆるアタッチメントや
組合せでフォームを変形して戦ってるが、何となくオプション要素
というよりこういう戦い方がメインのように見える。そうなのか?
ただ、ガジェット的には自分は萌えないな。シンプルな感じの方が
良かったりする。ゴチャゴチャしてるのはそれはそれで好きだけど。
筆者は稀有な美咲撫子(=仮面ライダーなでしこ)目当てだった(笑)
のだが、何かわけあり感というか、ミステリアスな部分が良かったか。
あとはいわゆる子供っぽい、あどけなさを垣間見せる(一応20歳だし)
部分でもよかったか。。ハロプロ仕込みのキレのある動きは見せても
良かったかもな~(ダメなファン目線)。劇場で見れて本当良かった。
余談だが、なでしこのキックフォームがローリングソバット風だった
のだが、あれは女子W杯決勝のゴッド澤の同点弾のシュートフォームを
意識した感じなのだろうか?あと『エクスペンダブルズ』でもそうだが
サブミッション技の扱いが良くなってるのは、やはり総合格闘技文化の
影響なんだろうな。。序盤で飛びつき式腕ひしぎ逆十字固めがあったし。
お子さんもファンっぽい大人も満足そうでしたし、一見さんの私でも
消化不良を起こすことなくテンション高く見れたので普通に楽しめた。
========================
昼は定例の新宿中村屋でインドカレー。高野ビルの仮店舗移転後で初めて
行ったが、下の階がグッチの店舗が入ってる関係で階段で上る羽目に。。
帰りにエレベーターの位置がわかったので、これでまたカレー食えるぞ。
午後は新宿紀伊国屋本店にある紀伊国屋ホールでリーディングドラマ
「もしもキミが」を観劇。朗読系のイベントは久しい、山崎バニラの
活弁イベントとか以来かも。
本作の演出は堤幸彦氏が担当されてて、コレまでに何度も上演されてる
演目であるらしい。今回、Jリーグ特命PR部女子マネの足立梨花さんと
真野恵理菜さんの筆者の推しアイドルがダブルキャストということで、
見に行くことに。。相手役の大貫勇輔さんのファンの方が多かったので
アウェイ感をヒシヒシと感じつつ、こっそり、大人しく見てきた。
原作がケータイ小説ということで、若干苦手な作風ではあったかな~。
笑わせる要素と主人公たちが置かれている状況の深刻さのバランスが
良くないかなと思ったり。堤氏らしさも感じる無茶ぶり演出はそれで
面白かったりもするが。。
語りのプロである声優さんの演技とは異なり、やはりまだ女優としては
駆け出しの足立さんと本職がダンサーの大貫さんということで見せ方も
変わってくる。林原めぐみさんとか桑島法子さんなんかが語る「降ろす」
的な方法ではなく、感情をストレートに引き出すかというのがカギだと。
逆にそこにリアリティがあぶり出されて良いと思う。本作のような内容
だと、たぶんこういうキャスティングの方が向いてるんじゃないかなと。
また、朗読や無声映画のイベントとか行きたくなってきた。
=============================
帰宅後は酒飲みながらフジテレビONEで『アイドリング!!!』SPを視聴。
谷澤さんとフォンチーさんの卒業SP。特にフォンチーは好きなメンバーの
1人だったので寂しかった。MCのバカリズム升野氏の普段通りのテンション
に助けられた。。とはいえ、酒のペースもあがりしまいには床で寝る始末。
球団やクラブと同じで選手がいなくなってもユニットは続いていくもの、
来年には5期生が入るんだと思うと、何ともはや。。推しが卒業したらどうしよう~。
「仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX」
を鑑賞。昼前の時間帯に行ったので親子連れも多くて流石に混んでた。
◇予告編
http://11ch.tv/sapporo/mvdetail.php?lang=jp&no=842
実のところ仮面ライダーは「キバ」以降は見てなくて、劇場版については
「ブレイド」が最後か?両作は軽く設定をなぞったくらいの知識で挑む。
本作はほぼ3部構成。オーズ編⇒フォーゼ編⇒MEGA MAXといったとこか。
まぁ劇場版ということで完全にお祭りモードみたいな側面も考慮しても、
バランスは良かったと思うし、そもそも2作品のテイストが大きく異なる
と思われるので、パートをザックリと分けて双方が合流する方が無理なく
進められたし、メリハリがあってよかった。
ドラマパートは最小限に抑えて、戦闘シーンの割合がかなり多かった。
その中でもオリジナルキャラと絡ませつつ出会いと別れをテンポ良く
描いていたんじゃないかと。真野恵理菜さん演じる撫子も時間尺的に
はそんなに長くなかったけど、しっかりと絡んでインパクト残せてた。
本当、オーズもフォーゼもスゴい戦い。いわゆるアタッチメントや
組合せでフォームを変形して戦ってるが、何となくオプション要素
というよりこういう戦い方がメインのように見える。そうなのか?
ただ、ガジェット的には自分は萌えないな。シンプルな感じの方が
良かったりする。ゴチャゴチャしてるのはそれはそれで好きだけど。
筆者は稀有な美咲撫子(=仮面ライダーなでしこ)目当てだった(笑)
のだが、何かわけあり感というか、ミステリアスな部分が良かったか。
あとはいわゆる子供っぽい、あどけなさを垣間見せる(一応20歳だし)
部分でもよかったか。。ハロプロ仕込みのキレのある動きは見せても
良かったかもな~(ダメなファン目線)。劇場で見れて本当良かった。
余談だが、なでしこのキックフォームがローリングソバット風だった
のだが、あれは女子W杯決勝のゴッド澤の同点弾のシュートフォームを
意識した感じなのだろうか?あと『エクスペンダブルズ』でもそうだが
サブミッション技の扱いが良くなってるのは、やはり総合格闘技文化の
影響なんだろうな。。序盤で飛びつき式腕ひしぎ逆十字固めがあったし。
お子さんもファンっぽい大人も満足そうでしたし、一見さんの私でも
消化不良を起こすことなくテンション高く見れたので普通に楽しめた。
========================
昼は定例の新宿中村屋でインドカレー。高野ビルの仮店舗移転後で初めて
行ったが、下の階がグッチの店舗が入ってる関係で階段で上る羽目に。。
帰りにエレベーターの位置がわかったので、これでまたカレー食えるぞ。
午後は新宿紀伊国屋本店にある紀伊国屋ホールでリーディングドラマ
「もしもキミが」を観劇。朗読系のイベントは久しい、山崎バニラの
活弁イベントとか以来かも。
本作の演出は堤幸彦氏が担当されてて、コレまでに何度も上演されてる
演目であるらしい。今回、Jリーグ特命PR部女子マネの足立梨花さんと
真野恵理菜さんの筆者の推しアイドルがダブルキャストということで、
見に行くことに。。相手役の大貫勇輔さんのファンの方が多かったので
アウェイ感をヒシヒシと感じつつ、こっそり、大人しく見てきた。
原作がケータイ小説ということで、若干苦手な作風ではあったかな~。
笑わせる要素と主人公たちが置かれている状況の深刻さのバランスが
良くないかなと思ったり。堤氏らしさも感じる無茶ぶり演出はそれで
面白かったりもするが。。
語りのプロである声優さんの演技とは異なり、やはりまだ女優としては
駆け出しの足立さんと本職がダンサーの大貫さんということで見せ方も
変わってくる。林原めぐみさんとか桑島法子さんなんかが語る「降ろす」
的な方法ではなく、感情をストレートに引き出すかというのがカギだと。
逆にそこにリアリティがあぶり出されて良いと思う。本作のような内容
だと、たぶんこういうキャスティングの方が向いてるんじゃないかなと。
また、朗読や無声映画のイベントとか行きたくなってきた。
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帰宅後は酒飲みながらフジテレビONEで『アイドリング!!!』SPを視聴。
谷澤さんとフォンチーさんの卒業SP。特にフォンチーは好きなメンバーの
1人だったので寂しかった。MCのバカリズム升野氏の普段通りのテンション
に助けられた。。とはいえ、酒のペースもあがりしまいには床で寝る始末。
球団やクラブと同じで選手がいなくなってもユニットは続いていくもの、
来年には5期生が入るんだと思うと、何ともはや。。推しが卒業したらどうしよう~。
本日は新宿ピカデリーで映画「マネーボール」を鑑賞してきた。
CS~日シリとポストシーズンの熱戦を見て、野球熱が高まっていた
ことも大きかった。大盛況で午前中の段階で夕方までの回が満席。
◇予告編:「マネーボール」
http://www.youtube.com/watch?v=4cn-GMnMzt4
====================================
主人公のビリー・ビーン(ブラッド・ピッド)はアスレチックスのGM。
01年のアスレチックスは地区シリーズでヤンキースに2勝3敗で敗退する。
その年のオフ、主力選手のデーモン、ジオンビー、イズリングハウゼンの
3選手がFAで退団し、他球団に移籍が決定。金銭的な余裕もなく、彼らの
穴をいかに埋めるかで頭を悩ますビリーは交渉に訪れたインディアンズで
助言をするピーターに出会うことになる。。
====================================
実際にアスレチックスにおいて「マネーボール理論」を軸に強化を進めた
ビリー・ジーンの実在の物語をもとに作成された作品。制作陣は昨年度の
アカデミー賞候補に名を連ねた『ソーシャルネットワーク』のスタッフ。
野球映画ということで『メジャーリーグ』シリーズのように試合描写で
興奮するといった内容を期待されがちだと思われるが、実際の本作では、
ベンチ外の裏方であるビリーを中心に描いていることから試合の模様は、
ほとんど描かれていない。
そういった意味では、物足りなさも感じたりする内容ではないかと思われる。
また、ピーターによる分析等に対する説明不足で「マネーボール」に対する
理解もぼんやりとしたものしか得られないのではないか、と指摘されるかも。
ただ、この作品の本質は、スペクタルな試合やマネーボール理論ではなく
「野球界の常識に挑んだ若きGMの挑戦」なのだと考えている。だから、
ビリーが悩み、苦しみ、そしてチームに対する思いを伝えていく姿という
のは個人的には良かったと思う(ちなみに離れて暮らす娘がカワイイ)。
また、本作ではプロスポーツにおける「GM」という職業に焦点を当てた点も
注目できる点だろう。本作では、オーナーも登場するが、彼はあくまでも、
「経営」の責任者。チームの「強化」責任者はビリーが取り仕切っている。
日本だとここら辺が曖昧なので、こうした関係性も少し新鮮にみえたりも。。
余談だが、映画やアニメになった「もしドラ」の主人公・みなみが志向した
「マネジャー」の役割は、言うなれば「GM」に近いのだと思う。いかんせん
高校野球は戦力補強はできなかったため、チーム力の底上げを図っていった
ということになる。みなみがマネジメントの中で「画期的な」取組を行おう
と取り組んだが、本作であれば「マネーボール理論」がまさにそれかも。。
(ビリーはドラッガーでいう、イノベーションを起こしたことになるのか?)
少し野球の話になるが、本作のようなことと日本は全く別なのかといえば、
そんなことはないと思う。こうした取組は、野村克也監督が率いた南海や
ヤクルトを連想させるものであった。ノムさんが両チームにおいて金銭・
戦力的に劣るチームを、徹底したスカウティングとチーム戦術の徹底する
ことによって勝利を掴んでいる。また、ビリーが大物選手の代わりに他球団
では戦力外となっていた選手を特徴を生かして戦力としていったが、これも
野村再生工場もそれに近い。
マネーボールにしろ、野村野球にしてもノムさん風にいうと「弱者の野球」
ではあるのだが、同時に野球というスポーツの奥深さを新たに伝える契機に
なったのではないかと思う。映画の冒頭でミッキー・マントルの言葉である
「人は野球に夢を求める。その野球の奥の深さには、いつも驚かされる。」
というのは、まさに本作のテーマそのものだと思う。。
娯楽作としてはイマイチですが、野球好きとしてはまぁ見てもいいのでは?
ああ、そういえば、ゆうすけ君は「もしドラ」読んだの?、というオチ。
CS~日シリとポストシーズンの熱戦を見て、野球熱が高まっていた
ことも大きかった。大盛況で午前中の段階で夕方までの回が満席。
◇予告編:「マネーボール」
http://www.youtube.com/watch?v=4cn-GMnMzt4
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主人公のビリー・ビーン(ブラッド・ピッド)はアスレチックスのGM。
01年のアスレチックスは地区シリーズでヤンキースに2勝3敗で敗退する。
その年のオフ、主力選手のデーモン、ジオンビー、イズリングハウゼンの
3選手がFAで退団し、他球団に移籍が決定。金銭的な余裕もなく、彼らの
穴をいかに埋めるかで頭を悩ますビリーは交渉に訪れたインディアンズで
助言をするピーターに出会うことになる。。
====================================
実際にアスレチックスにおいて「マネーボール理論」を軸に強化を進めた
ビリー・ジーンの実在の物語をもとに作成された作品。制作陣は昨年度の
アカデミー賞候補に名を連ねた『ソーシャルネットワーク』のスタッフ。
野球映画ということで『メジャーリーグ』シリーズのように試合描写で
興奮するといった内容を期待されがちだと思われるが、実際の本作では、
ベンチ外の裏方であるビリーを中心に描いていることから試合の模様は、
ほとんど描かれていない。
そういった意味では、物足りなさも感じたりする内容ではないかと思われる。
また、ピーターによる分析等に対する説明不足で「マネーボール」に対する
理解もぼんやりとしたものしか得られないのではないか、と指摘されるかも。
ただ、この作品の本質は、スペクタルな試合やマネーボール理論ではなく
「野球界の常識に挑んだ若きGMの挑戦」なのだと考えている。だから、
ビリーが悩み、苦しみ、そしてチームに対する思いを伝えていく姿という
のは個人的には良かったと思う(ちなみに離れて暮らす娘がカワイイ)。
また、本作ではプロスポーツにおける「GM」という職業に焦点を当てた点も
注目できる点だろう。本作では、オーナーも登場するが、彼はあくまでも、
「経営」の責任者。チームの「強化」責任者はビリーが取り仕切っている。
日本だとここら辺が曖昧なので、こうした関係性も少し新鮮にみえたりも。。
余談だが、映画やアニメになった「もしドラ」の主人公・みなみが志向した
「マネジャー」の役割は、言うなれば「GM」に近いのだと思う。いかんせん
高校野球は戦力補強はできなかったため、チーム力の底上げを図っていった
ということになる。みなみがマネジメントの中で「画期的な」取組を行おう
と取り組んだが、本作であれば「マネーボール理論」がまさにそれかも。。
(ビリーはドラッガーでいう、イノベーションを起こしたことになるのか?)
少し野球の話になるが、本作のようなことと日本は全く別なのかといえば、
そんなことはないと思う。こうした取組は、野村克也監督が率いた南海や
ヤクルトを連想させるものであった。ノムさんが両チームにおいて金銭・
戦力的に劣るチームを、徹底したスカウティングとチーム戦術の徹底する
ことによって勝利を掴んでいる。また、ビリーが大物選手の代わりに他球団
では戦力外となっていた選手を特徴を生かして戦力としていったが、これも
野村再生工場もそれに近い。
マネーボールにしろ、野村野球にしてもノムさん風にいうと「弱者の野球」
ではあるのだが、同時に野球というスポーツの奥深さを新たに伝える契機に
なったのではないかと思う。映画の冒頭でミッキー・マントルの言葉である
「人は野球に夢を求める。その野球の奥の深さには、いつも驚かされる。」
というのは、まさに本作のテーマそのものだと思う。。
娯楽作としてはイマイチですが、野球好きとしてはまぁ見てもいいのでは?
ああ、そういえば、ゆうすけ君は「もしドラ」読んだの?、というオチ。
このタイトルを見ると、♪モテーキが来る来る、モテーキはミラクルよ~、
(アイドリング!!!「モテ期の歌」)と口ずさむ。劇中使われてないけど。
(参考:http://www.youtube.com/watch?v=yZcp4i0XJcQ)
先般、3連休中に出張してきた分の振替休日+3連休=5連休に入る。
散々「何処行くの?」とか聞かれても遠征もまた控えてるのでまぁ。。
ということで、遠出はしないものの、ガラガラの映画館でゆったりと
映画を見てきた。。メモによると1ヵ月ぶりくらいだったか、意外。。
今日見てきたのは「モテキ」。原作(「3、3、7ビョーシ」等の久保
ミツロウ)も一応読んではいるし、ドラマ版もそれなりに見ていたので。
やはり、仲里依紗とPerfumeが出てるのもインセンティブもかなりあった。
======================
あらすじ。主人公・藤本幸世(森山未来)はモテ期(ドラマ版)が過ぎ、
未だ彼女なし金なし(+素人DTI)。そんな彼は派遣社員から情報サイト
「ナタリー」(実在:http://natalie.mu/)のライターに転職する。
サブカル好きの幸世は趣味が仕事になったことで楽しみを覚えるものの、
ミスがあって凹むことも多々。そんな中twitter上でDMを送ってきた相手
と意気投合。リアルで会うことになったところ、実は「@m_matsuo」は、
女性(長澤まさみ)だった。。
====================
本作のヒロインとして長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子という
豪華布陣が引かれたわけだが、想定通り?「おのれぇ」とそれこそDTIセンス
丸出しの感情になるようなシーン多数。長澤まさみのカワイさ爆発、いいねぇ。
(長澤まさみ、仲里依紗の胸を揉むとは何事だ。けしからんにも程があるな)
実際のナタリーはそれなりに拝見してるが、サブカルオールジャンルを広く
伝えている。雑誌で言うと「CONTINUE」亡き今では「Quick Japan」が
連想されるような守備範囲かもな。実際、本作はお笑い、マンガ、音楽等
の記号が散りばめられ、いわゆる「あるある」的な楽しみが出来る構造だ。
序盤は特にその要素が強いし、やっぱりモテまくりだし(笑)緩々だなと
思ってたのだが、シナリオとしての硬度を少しずつ高めていき、ラストは
結構マジな感じにもっていったので「緩急」となって良かったかなと思う。
連休頭の午前中に見る分には、丁度いい感じの映画でした。
あと、劇中に流れる数々のJ-POP楽曲の数々を聴いてて久々にカラオケに
行きたい気分になった。。OPのフジファブリックでテンション上がって、
最後の「今夜はブギー・バック」で気持ちが落ち着いた。。
■ スチャダラパー ft. 小沢健二 「今夜はブギー・バック」
http://www.youtube.com/watch?v=QmPdihQjMlE
(アイドリング!!!「モテ期の歌」)と口ずさむ。劇中使われてないけど。
(参考:http://www.youtube.com/watch?v=yZcp4i0XJcQ)
先般、3連休中に出張してきた分の振替休日+3連休=5連休に入る。
散々「何処行くの?」とか聞かれても遠征もまた控えてるのでまぁ。。
ということで、遠出はしないものの、ガラガラの映画館でゆったりと
映画を見てきた。。メモによると1ヵ月ぶりくらいだったか、意外。。
今日見てきたのは「モテキ」。原作(「3、3、7ビョーシ」等の久保
ミツロウ)も一応読んではいるし、ドラマ版もそれなりに見ていたので。
やはり、仲里依紗とPerfumeが出てるのもインセンティブもかなりあった。
======================
あらすじ。主人公・藤本幸世(森山未来)はモテ期(ドラマ版)が過ぎ、
未だ彼女なし金なし(+素人DTI)。そんな彼は派遣社員から情報サイト
「ナタリー」(実在:http://natalie.mu/)のライターに転職する。
サブカル好きの幸世は趣味が仕事になったことで楽しみを覚えるものの、
ミスがあって凹むことも多々。そんな中twitter上でDMを送ってきた相手
と意気投合。リアルで会うことになったところ、実は「@m_matsuo」は、
女性(長澤まさみ)だった。。
====================
本作のヒロインとして長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子という
豪華布陣が引かれたわけだが、想定通り?「おのれぇ」とそれこそDTIセンス
丸出しの感情になるようなシーン多数。長澤まさみのカワイさ爆発、いいねぇ。
(長澤まさみ、仲里依紗の胸を揉むとは何事だ。けしからんにも程があるな)
実際のナタリーはそれなりに拝見してるが、サブカルオールジャンルを広く
伝えている。雑誌で言うと「CONTINUE」亡き今では「Quick Japan」が
連想されるような守備範囲かもな。実際、本作はお笑い、マンガ、音楽等
の記号が散りばめられ、いわゆる「あるある」的な楽しみが出来る構造だ。
序盤は特にその要素が強いし、やっぱりモテまくりだし(笑)緩々だなと
思ってたのだが、シナリオとしての硬度を少しずつ高めていき、ラストは
結構マジな感じにもっていったので「緩急」となって良かったかなと思う。
連休頭の午前中に見る分には、丁度いい感じの映画でした。
あと、劇中に流れる数々のJ-POP楽曲の数々を聴いてて久々にカラオケに
行きたい気分になった。。OPのフジファブリックでテンション上がって、
最後の「今夜はブギー・バック」で気持ちが落ち着いた。。
■ スチャダラパー ft. 小沢健二 「今夜はブギー・バック」
http://www.youtube.com/watch?v=QmPdihQjMlE
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?
2011年7月31日 映画
TSUTAYAの5本1200円の数合わせで借りて久々に見た。
岩井俊二監督作品。夏になると見たくなる(筆者の場合、
パト1とかエヴァとかNieA_7等)作品と言うわけではないが、
やはり「夏」という感覚がスゴク良い気分になったりするか。
■ 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?
http://www.youtube.com/watch?v=9u3P-hEZyYU
やはり主演の奥菜恵が超カワイイ。ヒロイン映画ってのは日本映画の
1つの系譜ではないかと思う。岩井氏もやはり大林作品等の角川映画が
あって、岩井氏があって、例えば、仲里依紗版の『時かけ』のような、
次世代のヒロイン映画があったりするんじゃないかと思ったりする。。
シナリオはまぁ内容はないんですが、空気感を楽しむには丁度いい。。
あと、関係ないけど、麻木さんがすげー若い(当たり前だが)。
========================
ゲーム
試合に負けると、家から出たくないでござる病が発動するので籠って
「サカつく7」体験版で今週発売の製品版に向けた対策にふける1日。
http://www.sakatsuku.com/7/
基本、長らく「6」で遊び倒してた人間なので基本的な部分は大丈夫。
新システムと選手のパラメーター、特性および所属の変化等を確認。。
全権監督という役割に立ち位置が変わったので、監督としての自分を
成長させるというシステムが結構細かくて面倒だが、自分の特色に加え
コーチの特色を加味するということで、練習効果等が出やすいのが良い。
6のときは香川君とか長友はお買い得だったのに、今回は皆海外組に。。
川崎は悠様が入ったのは嬉しい。。獲得したらニヤニヤしながら使おう。
秘書枠はスティーブン・ジェラードとガンダムが好きな片瀬那奈が当初
なのだが、やはり前作のセントフォース祭の方が良かったなぁ。あとは、
「ギョウザーレ栃木」は栃木県民は怒っていいレベルだと思う。。
他にもプレイする人がいたら、パスワード対戦等できたら良いですなぁ。
岩井俊二監督作品。夏になると見たくなる(筆者の場合、
パト1とかエヴァとかNieA_7等)作品と言うわけではないが、
やはり「夏」という感覚がスゴク良い気分になったりするか。
■ 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?
http://www.youtube.com/watch?v=9u3P-hEZyYU
やはり主演の奥菜恵が超カワイイ。ヒロイン映画ってのは日本映画の
1つの系譜ではないかと思う。岩井氏もやはり大林作品等の角川映画が
あって、岩井氏があって、例えば、仲里依紗版の『時かけ』のような、
次世代のヒロイン映画があったりするんじゃないかと思ったりする。。
シナリオはまぁ内容はないんですが、空気感を楽しむには丁度いい。。
あと、関係ないけど、麻木さんがすげー若い(当たり前だが)。
========================
ゲーム
試合に負けると、家から出たくないでござる病が発動するので籠って
「サカつく7」体験版で今週発売の製品版に向けた対策にふける1日。
http://www.sakatsuku.com/7/
基本、長らく「6」で遊び倒してた人間なので基本的な部分は大丈夫。
新システムと選手のパラメーター、特性および所属の変化等を確認。。
全権監督という役割に立ち位置が変わったので、監督としての自分を
成長させるというシステムが結構細かくて面倒だが、自分の特色に加え
コーチの特色を加味するということで、練習効果等が出やすいのが良い。
6のときは香川君とか長友はお買い得だったのに、今回は皆海外組に。。
川崎は悠様が入ったのは嬉しい。。獲得したらニヤニヤしながら使おう。
秘書枠はスティーブン・ジェラードとガンダムが好きな片瀬那奈が当初
なのだが、やはり前作のセントフォース祭の方が良かったなぁ。あとは、
「ギョウザーレ栃木」は栃木県民は怒っていいレベルだと思う。。
他にもプレイする人がいたら、パスワード対戦等できたら良いですなぁ。
本日は久々に新宿ピカデリーで映画「SUPER8」を見に行ってきた。
新宿ピカデリー前、さくらやの一角だったところにアニメイトが開店。
けいおんTシャツを颯爽と着こなした若者がピカデリーのロビー前に
たたずんでいたので何事かと思ったのですが。少しわかりづらいかも
しれないが、かなり駅近なので良い立地だと。私も利用したいところ。
■ 予告編:「SUPER8」
http://www.youtube.com/watch?v=pu4nTi5CYUs
====================================================
物語。舞台は1979年の米国・オハイオ州。主人公・ジョーは母親を
事故で亡くし街の保安官を務める父親と二人暮らし。彼は友人たち
とともに「スーパー8(コダック社が発売していた8ミリカメラ)」
を使って映画の撮影に取り組んでいた。ある夜、ジョーたちは駅で
撮影をしていたところ、線路を走る列車と自動車が衝突する大事故
に遭遇することになる。そこから不思議な出来事が街で起こりだす。
===================================================
監督・脚本はテレビドラマ『LOST』等で有名なJ.J.エイブラムス。
製作にスピルバーグが参加。まさに「こ、これは」な組合せだった。
さらに予告編含めて公開まで全然内容等が明かされなかっただけに
どんな内容になるか見当もつかなかった(SUPER8も知らなかった)。
先日、映画評論家・町山智浩氏の『映画の見方がわかる本』(洋泉社)
を読んだ際に『未知との遭遇』の解説でスピルバーグが8ミリ映画の
自主制作からキャリアを切り開いたという話があった。本作の少年も
8ミリを片手に映画製作に没頭する姿が少しダブって感じた気がする。
監督もまた学生の頃にスピルバーグ監督の映画と8ミリに触れたことで
現在のキャリアに至ったというコメントがパンフに書かれていたりする。
作品を見ると本当、スピルバーグ映画の要素や色を強く感じさせつつ、
エイブラムス監督らしさもある。。言うなれば「新しく懐かしい作品」。
SF,恋愛,ジュブナイルと詰め込み感はあったものの、この手の作品は
大好きなので楽しく見れました。。
細かい内容は是非見てもらいたい。本当、話したらイケナイ感じだ。
細かい話は書けないので(笑)、超余談。8ミリとジュブナイルという
組合せ、どこかであったと思ったら仲里依紗主演の『時かけ』がそれ。
映画の撮影を通じて、あかりと亮太の二人の距離が縮まっていったり。
でも、日本だとジュブナイルに「学校」という基盤が最後まで残ってくる
ような。。何となく、そこが米国とは少し違うかもしれないなぁ。。
ちなみにEDが『My Sharona』。Buono!の『キライスキダイキライ』を
思い出した(丁度、発売時オマージュ楽曲として話題になったので(笑))
(参照・My Sharona:http://www.youtube.com/watch?v=g1T71PGd-J0)
(参照2・キライスキダイキライ:http://www.youtube.com/watch?v=au9lojuUYKI)
個人的にはおススメです。
=============================
先日、開幕したサッカー女子W杯。私もBSで日本代表の応援をしてます。
東アジア選手権を観戦した際になでしこの見事なサッカーを目の当たりに
して以来、女子サッカーに関する関心が高まり、昨年はなでしこリーグの
試合を見に行ったくらいで。。一日も早い地上波放送を願うばかりですね。
なでしこは優勝を狙うサッカーを展開しており、代表が目指すサッカーを
どのカテゴリーよりも実践できているのは間違いなくザックジャパンより
なでしこであると感じる。
中盤の正確なパス回し、組織的な守備、高い位置からの的確なプレス、個の
得点能力の高さ、ベテラン・中堅・若手のバランス。素晴らしいチームです。
■ 日本-メキシコ 女子ワールドカップ 2011
http://www.youtube.com/watch?v=oxsEieFS-Yc
日本で一番「10番」に相応しい選手・澤兄貴姐さんがメヒコ戦で
ハットトリックの大活躍..。釜本氏を超えて日本代表歴代最多得点記録!
先制点とか、マジすごいわ。。今はボランチの選手とは思えぬ能力だわ。。
ちなみに私は左SBの鮫島彩選手が推しメン注目選手です。
新宿ピカデリー前、さくらやの一角だったところにアニメイトが開店。
けいおんTシャツを颯爽と着こなした若者がピカデリーのロビー前に
たたずんでいたので何事かと思ったのですが。少しわかりづらいかも
しれないが、かなり駅近なので良い立地だと。私も利用したいところ。
■ 予告編:「SUPER8」
http://www.youtube.com/watch?v=pu4nTi5CYUs
====================================================
物語。舞台は1979年の米国・オハイオ州。主人公・ジョーは母親を
事故で亡くし街の保安官を務める父親と二人暮らし。彼は友人たち
とともに「スーパー8(コダック社が発売していた8ミリカメラ)」
を使って映画の撮影に取り組んでいた。ある夜、ジョーたちは駅で
撮影をしていたところ、線路を走る列車と自動車が衝突する大事故
に遭遇することになる。そこから不思議な出来事が街で起こりだす。
===================================================
監督・脚本はテレビドラマ『LOST』等で有名なJ.J.エイブラムス。
製作にスピルバーグが参加。まさに「こ、これは」な組合せだった。
さらに予告編含めて公開まで全然内容等が明かされなかっただけに
どんな内容になるか見当もつかなかった(SUPER8も知らなかった)。
先日、映画評論家・町山智浩氏の『映画の見方がわかる本』(洋泉社)
を読んだ際に『未知との遭遇』の解説でスピルバーグが8ミリ映画の
自主制作からキャリアを切り開いたという話があった。本作の少年も
8ミリを片手に映画製作に没頭する姿が少しダブって感じた気がする。
監督もまた学生の頃にスピルバーグ監督の映画と8ミリに触れたことで
現在のキャリアに至ったというコメントがパンフに書かれていたりする。
作品を見ると本当、スピルバーグ映画の要素や色を強く感じさせつつ、
エイブラムス監督らしさもある。。言うなれば「新しく懐かしい作品」。
SF,恋愛,ジュブナイルと詰め込み感はあったものの、この手の作品は
大好きなので楽しく見れました。。
細かい内容は是非見てもらいたい。本当、話したらイケナイ感じだ。
細かい話は書けないので(笑)、超余談。8ミリとジュブナイルという
組合せ、どこかであったと思ったら仲里依紗主演の『時かけ』がそれ。
映画の撮影を通じて、あかりと亮太の二人の距離が縮まっていったり。
でも、日本だとジュブナイルに「学校」という基盤が最後まで残ってくる
ような。。何となく、そこが米国とは少し違うかもしれないなぁ。。
ちなみにEDが『My Sharona』。Buono!の『キライスキダイキライ』を
思い出した(丁度、発売時オマージュ楽曲として話題になったので(笑))
(参照・My Sharona:http://www.youtube.com/watch?v=g1T71PGd-J0)
(参照2・キライスキダイキライ:http://www.youtube.com/watch?v=au9lojuUYKI)
個人的にはおススメです。
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先日、開幕したサッカー女子W杯。私もBSで日本代表の応援をしてます。
東アジア選手権を観戦した際になでしこの見事なサッカーを目の当たりに
して以来、女子サッカーに関する関心が高まり、昨年はなでしこリーグの
試合を見に行ったくらいで。。一日も早い地上波放送を願うばかりですね。
なでしこは優勝を狙うサッカーを展開しており、代表が目指すサッカーを
どのカテゴリーよりも実践できているのは間違いなくザックジャパンより
なでしこであると感じる。
中盤の正確なパス回し、組織的な守備、高い位置からの的確なプレス、個の
得点能力の高さ、ベテラン・中堅・若手のバランス。素晴らしいチームです。
■ 日本-メキシコ 女子ワールドカップ 2011
http://www.youtube.com/watch?v=oxsEieFS-Yc
日本で一番「10番」に相応しい選手・澤
ハットトリックの大活躍..。釜本氏を超えて日本代表歴代最多得点記録!
先制点とか、マジすごいわ。。今はボランチの選手とは思えぬ能力だわ。。
ちなみに私は左SBの鮫島彩選手が
昨日は元々会社に行くつもりだったのですが、あまりにも私が
有給休暇の消化率が悪いということで、プレッシャーに負けて休む。
んで、午前中に新宿ピカデリーで映画「エンジェルウォーズ」鑑賞。
◇参照:「エンジェルウォーズ」予告編
http://www.youtube.com/watch?v=WAyJZQCRle8
=================================
母親を失ったベイビードールは、襲いかかる継父の手から逃れるため、
銃口を向けるものの、誤って妹が犠牲となってしまう。精神が錯乱した
という扱いで彼女は精神病院に入れられ、医師のロボトミー手術により、
記憶が消されることが決められてしまう。そんな中、ベイビードールは
空想世界の中に引き込まれていくのだが。。。
================================
■ ザック・スナイダー版「セーラームーン」?「アヴァロン」?
本作は『300』や『ウォッチメン』の監督で知られるザック・スナイダー監督の
初のオリジナル作品となっている。原案・共同脚本・製作と幅広く携わっており、
元となる構想や発想からは、相当の年月をかけているとのこと。。
見終わった後、私は正直なところ、何とも形容しがたい気持ちになった。
おそらく、監督のアイディアやイメージがとにかくノーリミットに詰め
込まれたイメージの洪水に襲われたかからだと思う。
現実と空想で多層化された世界観、音楽のタイミング・使い方、アクションでの
スローモーションやアングル、細かなディティールといった部分は随所にザック
監督の「色」が滲み出ているので、過去に彼が手がけた作品を見たことがあれば
わかってくるような質感ではある。
さて、本作をザックリと表現すれば何が良いのか?「美少女戦士アクション」
というのが、近からず遠からずであろうか。主人公のベイビードールたちが、
空想世界でバトルを繰り広げるといった点ではそうだろうし、おそらくは、
本作の大きな見どころであることには異論はないだろう。
とにかく、口をポカンとしてしまったのはベイビードールの装備である。。
セーラー服+日本刀+短銃って。。。どこのブラッドだよ(笑)と思わん
ばかりの(間違った意味での)ジャパンナイズドされたデザインに唖然。
日本資本がどれだけ絡んでるんだよと思わされるくらい(実際は全くない)。
どうやら日本の映画やアニメのデザインのイメージが大きいんだなと察した。
実際、好きが高じて寺田さんに書いてもらったらしいし(じゃあ、そうなるな)。
最終的にベイビードールをはじめ5人の少女が空想世界でともに闘うのだが、
ある意味では戦隊(≒セラムン)的構図でもないことはない。米国ヒーロー
だとファンタスティック4はともかく、殊に個人事業主か「組織」という感
のあるものを連想するだけに、妙に日本風でもあるなとは思わんでもなく。。
(すいません、ここは浅い知識がベースなので何かしらご指摘があれば)
とはいえ、ベイビードールを除くと残り4人の掘り下げはあまり行われず。
スイートピー・ロケット姉妹以外は何とも印象が薄かったか、といいつつ
物語の核心的にはそれでよかったのかどうか。シナリオとしては必ずしも
上手い、とは言えない部分が結構あったかと思われますな。
映画館で見なくても、とは思いつつ、音楽がメチャ良かったので臨場感を
劇場の音響で聞くとテンションの上がり方は違ってくるかも。もちろん、
アクションシーンなんかも大画面で見るとやはり迫るものを感じるかと。
ザック監督好きなので、個人的にはどういうイメージを持っているのかを
垣間見ることができて良かったですね。あと、吹替は察してください。
有給休暇の消化率が悪いということで、プレッシャーに負けて休む。
んで、午前中に新宿ピカデリーで映画「エンジェルウォーズ」鑑賞。
◇参照:「エンジェルウォーズ」予告編
http://www.youtube.com/watch?v=WAyJZQCRle8
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母親を失ったベイビードールは、襲いかかる継父の手から逃れるため、
銃口を向けるものの、誤って妹が犠牲となってしまう。精神が錯乱した
という扱いで彼女は精神病院に入れられ、医師のロボトミー手術により、
記憶が消されることが決められてしまう。そんな中、ベイビードールは
空想世界の中に引き込まれていくのだが。。。
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■ ザック・スナイダー版「セーラームーン」?「アヴァロン」?
本作は『300』や『ウォッチメン』の監督で知られるザック・スナイダー監督の
初のオリジナル作品となっている。原案・共同脚本・製作と幅広く携わっており、
元となる構想や発想からは、相当の年月をかけているとのこと。。
見終わった後、私は正直なところ、何とも形容しがたい気持ちになった。
おそらく、監督のアイディアやイメージがとにかくノーリミットに詰め
込まれたイメージの洪水に襲われたかからだと思う。
現実と空想で多層化された世界観、音楽のタイミング・使い方、アクションでの
スローモーションやアングル、細かなディティールといった部分は随所にザック
監督の「色」が滲み出ているので、過去に彼が手がけた作品を見たことがあれば
わかってくるような質感ではある。
さて、本作をザックリと表現すれば何が良いのか?「美少女戦士アクション」
というのが、近からず遠からずであろうか。主人公のベイビードールたちが、
空想世界でバトルを繰り広げるといった点ではそうだろうし、おそらくは、
本作の大きな見どころであることには異論はないだろう。
とにかく、口をポカンとしてしまったのはベイビードールの装備である。。
セーラー服+日本刀+短銃って。。。どこのブラッドだよ(笑)と思わん
ばかりの(間違った意味での)ジャパンナイズドされたデザインに唖然。
日本資本がどれだけ絡んでるんだよと思わされるくらい(実際は全くない)。
どうやら日本の映画やアニメのデザインのイメージが大きいんだなと察した。
実際、好きが高じて寺田さんに書いてもらったらしいし(じゃあ、そうなるな)。
最終的にベイビードールをはじめ5人の少女が空想世界でともに闘うのだが、
ある意味では戦隊(≒セラムン)的構図でもないことはない。米国ヒーロー
だとファンタスティック4はともかく、殊に個人事業主か「組織」という感
のあるものを連想するだけに、妙に日本風でもあるなとは思わんでもなく。。
(すいません、ここは浅い知識がベースなので何かしらご指摘があれば)
とはいえ、ベイビードールを除くと残り4人の掘り下げはあまり行われず。
スイートピー・ロケット姉妹以外は何とも印象が薄かったか、といいつつ
物語の核心的にはそれでよかったのかどうか。シナリオとしては必ずしも
上手い、とは言えない部分が結構あったかと思われますな。
映画館で見なくても、とは思いつつ、音楽がメチャ良かったので臨場感を
劇場の音響で聞くとテンションの上がり方は違ってくるかも。もちろん、
アクションシーンなんかも大画面で見るとやはり迫るものを感じるかと。
ザック監督好きなので、個人的にはどういうイメージを持っているのかを
垣間見ることができて良かったですね。あと、吹替は察してください。
皆のタイトルの流れで書くと、誤解されそうで怖い。。
===========================
仙台戦の翌日、ボロボロになった足腰を引きずりつつ(笑)
池袋テアトルダイヤにて、映画「魔法少女を忘れない」を
見てきた(何でも5月末で閉館らしい、ココでしか見れない
映画も多かっただけに残念だ。昔、皆でパプリカとか見たな)。
---------------------------------------------
物語。主人公・北岡悠也のもとに半年前、妹・みらいがやってきた。
母親が突然連れてきた妹、唯一知りうることは彼女が元・魔法少女
であること。最初、悠也もみらいに対して、どのようにふるまえば
よいか戸惑ったものの、幼馴染の千花、友人の直樹や担任の希美も
交え、交流を深めていくことになるのだが。。。
----------------------------------------------
◇予告編:「魔法少女を忘れない」
http://www.youtube.com/watch?v=0MYD8QaQVRQ
■ 個人的には色々と「惜しい」気がする作品
原作は同名のライトノベル。約半年でラノベ原作の映画3本見たことに
なるのだが、ラノベ原作の実写映画化はトレンド?実写化そのものは、
割と見る気がするけどね。「みーまー」に続いてまたも未読でトライ。
元々、千花役で森田涼花さんが出演されるということで気になってた
のと、主演の谷内里早さんも我らが富士通様のCMに出演されてるので
見に行ったという微妙な動機(公開劇場が圧倒的に少なかったことも)。
女性客がそれなりにいたのも、男性陣がD-BOYSの人だったからなのか
本作は大きく分けて前半・後半の2パートに分かれていると思う。
前半は悠也・みらいの兄妹に千花・直樹を加えた4人の送るひと夏の
思い出を明るく描き、一転して後半部はタイトル通り人々の記憶の中
から消えゆく妹・みらいの存在を忘れないようにする必死になる4人の
姿を何とも切なく描かれていた。
見終わった直後の感想としては「惜しい」という気持ちでいっぱい。
青春もの、SF(すこし不思議)作品として、物語のポテンシャルは
すごい感じた。
■ 極私見:何が足りないのか?≒5W1H?
(クオリティや予算面はともかく)本作において何が足りなかったのか?
原作未読での私見ではあるが、おそらく「5W1H」が曖昧なのではないか。
特に1番不可解だったのは「元・魔法少女」の定義付けが曖昧だった点だ。
みらいが何故やってきたのか、魔法が使えなくなったのか、そして消えて
しまうのか。本来であれば核心部になってもおかしくもない部分なのだが、
語り手ないしはキーパーソンが不在のまま、設定だけが横たわっていた感。
インパクト、というより、基本的な?が取れないまま終わってしまったか。
前半部の友人たちとの交流なんかもそうで、イベントが唐突に発生しては
終わるという流れ。海に行ったりと夏休みが挟まったと思うが、その点も
何となく過ぎ去ったという感じだ。後半部の切なさ・もの悲しさとの対比
でも前半部の「楽しい思い出」の描写をしっかりと繋いで描いてあれば、
「忘れる」ことの衝撃もまた、短い上映時間の中でも与えられたと思う。。
■ 地方+絶対的ヒロイン+SFの融合が醸し出す「角川映画」っぽさ
個人的には上記のようにいいつつも、実は結構好きな作風なのはたしか。
まぁ、地方ロケーション+ヒロイン+SFという式が作り出す「角川映画」
感ではないだろうか。。
特にみらい役の谷内里早さんは「萌キャラ」なるものを演じたというか、
実写作品の感覚では納まらないキャラクターの側面を演じていたような。
いかに暗い映画館の中でニヤニヤしていたか、そんな私を自己批判する。
森田さんは普段か知るところでもあるが、表情の豊かさが何よりの魅力で
本作でもそのバリエーションを見せてくれた。凛とした表情なんかも普段
のフリーダムな彼女とは打って変わって(笑)、何とも素晴らしかった。。
割とここら辺の相性もあって、内容の割に満足度とかも大甘な感じがする。
妙に納得してしまおうとしているような、何か大切なことを見落としている
ような。とりあえず、原作読んでみて説明不足なのか否かは確かめよう。。
===========================
仙台戦の翌日、ボロボロになった足腰を引きずりつつ(笑)
池袋テアトルダイヤにて、映画「魔法少女を忘れない」を
見てきた(何でも5月末で閉館らしい、ココでしか見れない
映画も多かっただけに残念だ。昔、皆でパプリカとか見たな)。
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物語。主人公・北岡悠也のもとに半年前、妹・みらいがやってきた。
母親が突然連れてきた妹、唯一知りうることは彼女が元・魔法少女
であること。最初、悠也もみらいに対して、どのようにふるまえば
よいか戸惑ったものの、幼馴染の千花、友人の直樹や担任の希美も
交え、交流を深めていくことになるのだが。。。
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◇予告編:「魔法少女を忘れない」
http://www.youtube.com/watch?v=0MYD8QaQVRQ
■ 個人的には色々と「惜しい」気がする作品
原作は同名のライトノベル。約半年でラノベ原作の映画3本見たことに
なるのだが、ラノベ原作の実写映画化はトレンド?実写化そのものは、
割と見る気がするけどね。「みーまー」に続いてまたも未読でトライ。
元々、千花役で森田涼花さんが出演されるということで気になってた
のと、主演の谷内里早さんも我らが富士通様のCMに出演されてるので
見に行ったという微妙な動機(公開劇場が圧倒的に少なかったことも)。
女性客がそれなりにいたのも、男性陣がD-BOYSの人だったからなのか
本作は大きく分けて前半・後半の2パートに分かれていると思う。
前半は悠也・みらいの兄妹に千花・直樹を加えた4人の送るひと夏の
思い出を明るく描き、一転して後半部はタイトル通り人々の記憶の中
から消えゆく妹・みらいの存在を忘れないようにする必死になる4人の
姿を何とも切なく描かれていた。
見終わった直後の感想としては「惜しい」という気持ちでいっぱい。
青春もの、SF(すこし不思議)作品として、物語のポテンシャルは
すごい感じた。
■ 極私見:何が足りないのか?≒5W1H?
(クオリティや予算面はともかく)本作において何が足りなかったのか?
原作未読での私見ではあるが、おそらく「5W1H」が曖昧なのではないか。
特に1番不可解だったのは「元・魔法少女」の定義付けが曖昧だった点だ。
みらいが何故やってきたのか、魔法が使えなくなったのか、そして消えて
しまうのか。本来であれば核心部になってもおかしくもない部分なのだが、
語り手ないしはキーパーソンが不在のまま、設定だけが横たわっていた感。
インパクト、というより、基本的な?が取れないまま終わってしまったか。
前半部の友人たちとの交流なんかもそうで、イベントが唐突に発生しては
終わるという流れ。海に行ったりと夏休みが挟まったと思うが、その点も
何となく過ぎ去ったという感じだ。後半部の切なさ・もの悲しさとの対比
でも前半部の「楽しい思い出」の描写をしっかりと繋いで描いてあれば、
「忘れる」ことの衝撃もまた、短い上映時間の中でも与えられたと思う。。
■ 地方+絶対的ヒロイン+SFの融合が醸し出す「角川映画」っぽさ
個人的には上記のようにいいつつも、実は結構好きな作風なのはたしか。
まぁ、地方ロケーション+ヒロイン+SFという式が作り出す「角川映画」
感ではないだろうか。。
特にみらい役の谷内里早さんは「萌キャラ」なるものを演じたというか、
実写作品の感覚では納まらないキャラクターの側面を演じていたような。
いかに暗い映画館の中でニヤニヤしていたか、そんな私を自己批判する。
森田さんは普段か知るところでもあるが、表情の豊かさが何よりの魅力で
本作でもそのバリエーションを見せてくれた。凛とした表情なんかも普段
のフリーダムな彼女とは打って変わって(笑)、何とも素晴らしかった。。
割とここら辺の相性もあって、内容の割に満足度とかも大甘な感じがする。
妙に納得してしまおうとしているような、何か大切なことを見落としている
ような。とりあえず、原作読んでみて説明不足なのか否かは確かめよう。。
広島には大きな声で「ありがとウサギ」と言われても良いと思ってる
(ウイニングジャビット風にキリッ)。初モノに弱いのは我が軍の伝統。
==============================
先週の金曜日の話。会社終えてからダッシュで新宿ピカデリーに
向かい、ジャック・ブラック主演の『ガリバー旅行記』を見てきた。
公開初日とあって、夜の遅い回にもかかわらず、結構人が多かった。
-----------------------------
物語。主人公・ガリバーは、新聞社でメール係を務めること10年の社員。
言うことは壮大だが、いかんせん行動の伴わない。片思いの旅行担当の
女性記者には思いを告げることができず、気がつくと配属2日目の新人に
部署のトップまで奪われる始末。そんな彼がふとしたことから旅行記事を
書くことになってしまう。窮地に追い込まれ、記事をコピペで書いて難を
逃れるが、それが評価されバミューダトライアングルに取材に行くことに。
島に向かう途中、嵐に巻き込まれ、目を覚ますとそこには小人たちが。。。
-----------------------------
ジャック・ブラックといえば『ナチョ・リブレ』も『スクール・オブ・ロック』も
結構好きなんですけど、今回の『ガリバー旅行記』もこうした作品の流れに
非常に似通ったものを感じる内容だったと思う。
ビッグマウスのダメ男が、口から出まかせで大物と勘違いされて活躍をするという
展開。本作におけるガリバーもまた、ウソが発端で取材に行き、小人たちの王国で
巨人として活躍をして、自分のことを「大統領」とまたウソをついてしまうのだ。。
実に彼らしい調子の乗ったおバカな感じが良い、卑怯といえば卑怯なんだけどね。
あと、無駄に『帝国の逆襲』ネタが。。最後に細かくて微妙に伝わらないネタを
入れてるんだけど、よーくみないとわからない。というか、本当にそうか怪しい。
内容としては期待通りでそれ以上でもそれ以下でもない、と思う。
(ウイニングジャビット風にキリッ)。初モノに弱いのは我が軍の伝統。
==============================
先週の金曜日の話。会社終えてからダッシュで新宿ピカデリーに
向かい、ジャック・ブラック主演の『ガリバー旅行記』を見てきた。
公開初日とあって、夜の遅い回にもかかわらず、結構人が多かった。
-----------------------------
物語。主人公・ガリバーは、新聞社でメール係を務めること10年の社員。
言うことは壮大だが、いかんせん行動の伴わない。片思いの旅行担当の
女性記者には思いを告げることができず、気がつくと配属2日目の新人に
部署のトップまで奪われる始末。そんな彼がふとしたことから旅行記事を
書くことになってしまう。窮地に追い込まれ、記事をコピペで書いて難を
逃れるが、それが評価されバミューダトライアングルに取材に行くことに。
島に向かう途中、嵐に巻き込まれ、目を覚ますとそこには小人たちが。。。
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ジャック・ブラックといえば『ナチョ・リブレ』も『スクール・オブ・ロック』も
結構好きなんですけど、今回の『ガリバー旅行記』もこうした作品の流れに
非常に似通ったものを感じる内容だったと思う。
ビッグマウスのダメ男が、口から出まかせで大物と勘違いされて活躍をするという
展開。本作におけるガリバーもまた、ウソが発端で取材に行き、小人たちの王国で
巨人として活躍をして、自分のことを「大統領」とまたウソをついてしまうのだ。。
実に彼らしい調子の乗ったおバカな感じが良い、卑怯といえば卑怯なんだけどね。
あと、無駄に『帝国の逆襲』ネタが。。最後に細かくて微妙に伝わらないネタを
入れてるんだけど、よーくみないとわからない。というか、本当にそうか怪しい。
内容としては期待通りでそれ以上でもそれ以下でもない、と思う。
昨日は会社帰りにシネマロサ(池袋パセラ前)で映画「クラシコ」を見てきた。
レイトショーのみ、ということで見れるかどうかが危うかったのだが、何とか
時間を作れてみれた。
【予告編】:「クラシコ」
http://www.youtube.com/watch?v=lqIufrmVRGA
-----------------------
J1をピラミッドの頂点とする日本のサッカークラブシーンは、JFLまでが
全国リーグ、その下に各地域のカテゴリーのリーグが存在する。JFLの下に
当たる地域リーグはJリーグ入りを目指すクラブがしのぎを削ってる。
長野県松本市を本拠地とする「松本山雅FC」、長野市をホームにする
「AC長野パルセイロ」もまた全国を目指して激戦区・北信越リーグを戦っている。。
両チームの「信州ダービー」は、松本市・長野市の両市の関係もあって大変に
盛り上がりを見せている。リーグ終盤に入り、全国大会の枠をかけた優勝争いを
繰り広げる両チームが松本のホームのダービーを迎える。。。
------------------------
■ 絶対に負けられない試合が「ダービー」
サッカーに限らず、特定のチームや団体を応援していると絶対に
負けたくない相手というのが出てくると思う。サッカーの場合、
クラブの規模やタイトルにおけるライバル関係はもちろんのこと、
双方のホームタウンを背景とする対立構造というのが存在する。
それが「ダービー」と言われるマッチアップだ。私が応援する
川崎フロンターレはJFL時代からの因縁のあるFC東京(調布市)と
多摩川を挟んだ「多摩川クラシコ」があり、横浜Fマリノスをはじめ
とした神奈川のクラブ盟主を決める「神奈川ダービー」が存在する。
■ おらが街のクラブ=地域に対するアイデンティティの拠り所
この映画の舞台はJ1から数えてみると4部にあたる地域リーグの1つ
「北信越リーグ」。激戦区ゆえに「地獄の北信越」として映画で紹介
されている。地域決勝の道は、普通に考えても枠が狭いにも関わらず、
北信越は長野・松本・金沢・フットボールカレッジという4チームが
拮抗する。。正直、サポーターとしたら大変だ(J1昇格以上かも)(注)。
映画の主役は選手ではなく、ピッチ外でクラブを支えるスタッフや
サポーターたちと言えるだろう。丁度、「おまかせ!ピース電気店」
の能田達規先生がバンチで連載してた「オーレ!」の視点に近いかも。
(正確な引用ではないが)大都市の人口の集中・情報の多元化の中で地域に
対するアイデンティティ・ロイヤリティ(忠誠)が失われつつあり、地域の
クラブはアイデンティティの拠り所になってるという指摘があったのだが、
両市の特別な関係性(注)を背景に、市長をはじめ、サポーターたちの
ライバル意識や思いがそうした色(=地域への思い)が良く伝わった。。
ああ、あとサポーターあるあるですな。チャントしながら、スタジアム前から
練り歩きとか。ダービー相手に負けるくらいなら他が勝った方が良いとか(笑)、
酒も入って試合後の内容をぼやいたりとか。。。リアリティというか日常です。
◇ 「勝利の街 (The Triumphal City)」
http://www.youtube.com/watch?v=lu5luIBhH-0
劇中ダービー前で歌っていた曲、リズムといい歌詞といい素晴らしい。
是非とも生で聞いてみたい。。
本当、ドキュメンタリーだから伝わってくる熱をよく抽出して描いてくれた作品。
自分の近くに住むクラブの試合に足を運びたくなる、そんな映画でした。おススメ!
--------------------------
注:現在、両チームはともにJFLに昇格(松本は10年、長野は11年)。
特に松本は元マリノスの松田直樹の移籍で注目を集め、戦力も充実してる。
スタジアムや入場者は、J基準を難なく突破できる規模を兼ねてるだけに、
その上のJ昇格も決して不可能ではない。。そうした意味で松本としては
1つのプロローグにもなるかもしれない。。
注:これはネフ君をはじめとした長野、いや信州人に聞く方が良いかも。
学部時代に何回か聞かせてもらった話を思い出して笑ってしまった(失敬)。
---------------------------
フォフォフォさんが紹介してくださった「花のズボラ飯」。弟が持ってた
ので借りて読んだんですが、思いっきりど真ん中でした。生活の色が異様に
滲み出てる点が凄い好きですね。。あと、ダメさ加減は最近は好きですね。
個人的には、吉高由里子(トリスのハイボールの人)なんか自分の部屋が
散らかってて、飲んだくれてて土曜朝は二日酔いで床で寝てる感じぐらい
が最高だと思うくらいなので(笑)(「ホタルノヒカリ」の綾瀬はるか風)
マンガの話になると、青山景「よいこの黙示録」が単行本になったので、
結構、真剣に読んでます。これも作風がど真ん中(これは感想書きます)。
レイトショーのみ、ということで見れるかどうかが危うかったのだが、何とか
時間を作れてみれた。
【予告編】:「クラシコ」
http://www.youtube.com/watch?v=lqIufrmVRGA
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J1をピラミッドの頂点とする日本のサッカークラブシーンは、JFLまでが
全国リーグ、その下に各地域のカテゴリーのリーグが存在する。JFLの下に
当たる地域リーグはJリーグ入りを目指すクラブがしのぎを削ってる。
長野県松本市を本拠地とする「松本山雅FC」、長野市をホームにする
「AC長野パルセイロ」もまた全国を目指して激戦区・北信越リーグを戦っている。。
両チームの「信州ダービー」は、松本市・長野市の両市の関係もあって大変に
盛り上がりを見せている。リーグ終盤に入り、全国大会の枠をかけた優勝争いを
繰り広げる両チームが松本のホームのダービーを迎える。。。
------------------------
■ 絶対に負けられない試合が「ダービー」
サッカーに限らず、特定のチームや団体を応援していると絶対に
負けたくない相手というのが出てくると思う。サッカーの場合、
クラブの規模やタイトルにおけるライバル関係はもちろんのこと、
双方のホームタウンを背景とする対立構造というのが存在する。
それが「ダービー」と言われるマッチアップだ。私が応援する
川崎フロンターレはJFL時代からの因縁のあるFC東京(調布市)と
多摩川を挟んだ「多摩川クラシコ」があり、横浜Fマリノスをはじめ
とした神奈川のクラブ盟主を決める「神奈川ダービー」が存在する。
■ おらが街のクラブ=地域に対するアイデンティティの拠り所
この映画の舞台はJ1から数えてみると4部にあたる地域リーグの1つ
「北信越リーグ」。激戦区ゆえに「地獄の北信越」として映画で紹介
されている。地域決勝の道は、普通に考えても枠が狭いにも関わらず、
北信越は長野・松本・金沢・フットボールカレッジという4チームが
拮抗する。。正直、サポーターとしたら大変だ(J1昇格以上かも)(注)。
映画の主役は選手ではなく、ピッチ外でクラブを支えるスタッフや
サポーターたちと言えるだろう。丁度、「おまかせ!ピース電気店」
の能田達規先生がバンチで連載してた「オーレ!」の視点に近いかも。
(正確な引用ではないが)大都市の人口の集中・情報の多元化の中で地域に
対するアイデンティティ・ロイヤリティ(忠誠)が失われつつあり、地域の
クラブはアイデンティティの拠り所になってるという指摘があったのだが、
両市の特別な関係性(注)を背景に、市長をはじめ、サポーターたちの
ライバル意識や思いがそうした色(=地域への思い)が良く伝わった。。
ああ、あとサポーターあるあるですな。チャントしながら、スタジアム前から
練り歩きとか。ダービー相手に負けるくらいなら他が勝った方が良いとか(笑)、
酒も入って試合後の内容をぼやいたりとか。。。リアリティというか日常です。
◇ 「勝利の街 (The Triumphal City)」
http://www.youtube.com/watch?v=lu5luIBhH-0
劇中ダービー前で歌っていた曲、リズムといい歌詞といい素晴らしい。
是非とも生で聞いてみたい。。
本当、ドキュメンタリーだから伝わってくる熱をよく抽出して描いてくれた作品。
自分の近くに住むクラブの試合に足を運びたくなる、そんな映画でした。おススメ!
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注:現在、両チームはともにJFLに昇格(松本は10年、長野は11年)。
特に松本は元マリノスの松田直樹の移籍で注目を集め、戦力も充実してる。
スタジアムや入場者は、J基準を難なく突破できる規模を兼ねてるだけに、
その上のJ昇格も決して不可能ではない。。そうした意味で松本としては
1つのプロローグにもなるかもしれない。。
注:これはネフ君をはじめとした長野、いや信州人に聞く方が良いかも。
学部時代に何回か聞かせてもらった話を思い出して笑ってしまった(失敬)。
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フォフォフォさんが紹介してくださった「花のズボラ飯」。弟が持ってた
ので借りて読んだんですが、思いっきりど真ん中でした。生活の色が異様に
滲み出てる点が凄い好きですね。。あと、ダメさ加減は最近は好きですね。
個人的には、吉高由里子(トリスのハイボールの人)なんか自分の部屋が
散らかってて、飲んだくれてて土曜朝は二日酔いで床で寝てる感じぐらい
が最高だと思うくらいなので(笑)(「ホタルノヒカリ」の綾瀬はるか風)
マンガの話になると、青山景「よいこの黙示録」が単行本になったので、
結構、真剣に読んでます。これも作風がど真ん中(これは感想書きます)。
一昨日は外出して映画+買い物+同期飲みで経済に貢献し、
昨日は家で引き籠って年明けから積んでいた本とHDDの消化。
本日は早起きしたのはいいが、これといって何も考えていない。
==========================
一昨日は「英国王のスピーチ」を見てきた。聞いてるラジオ番組で
評論家の町山智浩さんが紹介していたので気になっていたのですが、
丁度、アカデミー賞を受賞したこともあって映画館も混んでるとの
話も聞いてたので、ここはサッと行こうと思い参戦(立ち見出てた)。
【予告編】:英国王のスピーチ
http://www.youtube.com/watch?v=uS3SWKfQZh0
-------------------------
物語の舞台は第二次世界大戦前の英国。主人公は英国王たるジョージ5世
の次男であるヨーク公(物語の後半に王位に就き、ジョージ6世となる)。
彼は吃音(きつおん)に悩まされ、人前で上手くスピーチができないこと
に大きなコンプレックスを抱いていた。数々の医者を訪れるも克服できず
にいたが、妻であるエリザベスは異端の専門家であるライオネルを訪ねる。
-------------------------
非常に面白かった。私は選択教科が日本史だったこともあって、世界史の
知識が明るくなかったのですが、それでもしっかり分かるようにできた。。
また、時代背景(ラジオの普及、ヒトラーの台頭と世界大戦の始まり)も
物語の進行とともに把握することができるので、物語のハイライトとなる
彼のスピーチのもつ重要性というのが非常に大きいものであるとわかった。
内容はいたってシンプル。吃音に悩まされた英国王が人々の支えを受けて、
大きなスピーチに挑むというもの。原題も含めてタイトルそのままの内容。
丁度、午前中に「新鉄人兵団」を見てシナリオのシンプルさについて考えて
いたところだったので、まさにこれぞシンプルと感じさせられた気がします。
スピーチに関しても徐々に大きなハードルとなり、最後のスピーチが世界
的にも注目される内容であったことから、まさにハイライトとなっていた。
コンプレックスの克服に向けた診療師と王の努力の過程を経て、全く成立
しなかったスピーチが最後はしっかりとしたメッセージとして伝えられた
ことの重みが良く伝わった(もちろん最後のスピーチは全文流された)。
出演者も重みのある演技で非常に雰囲気が伝わってきました。余談だが、
王様の娘2人が実にかわいらしかったのですが、考えてみると1人は今の
エリザベス2世なんですよね。まさにそれこそ不謹慎というか不敬、うん。
最後に今年のアカデミー賞で「ソーシャルネットワーク」とコレが争った
というのは、実に対称的な内容であることが非常に興味深い。もちろん、
双方とも抜群に面白かったので作品賞がどちらであっても異論はナイが。
本編が終わり、スタッフロールで流れるクラシックが実に心地よかった
ことが満足度の証拠だろう。またすぐに見に行きたい、と思う1本です。
==========================
遅ればせながら、同期会はお疲れ様でした。aeroさんも忙しい時にサンクス。
話のタネは尽きぬというか、まぁよくも店に滞在していたなぁと今更に思う。
できるだけ間隔をあけすぎない程度に、適度に開催していきませう。
あと、ゆうすけ君は「もしドラ」を読破するとともに感想を書くように。
昨日は家で引き籠って年明けから積んでいた本とHDDの消化。
本日は早起きしたのはいいが、これといって何も考えていない。
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一昨日は「英国王のスピーチ」を見てきた。聞いてるラジオ番組で
評論家の町山智浩さんが紹介していたので気になっていたのですが、
丁度、アカデミー賞を受賞したこともあって映画館も混んでるとの
話も聞いてたので、ここはサッと行こうと思い参戦(立ち見出てた)。
【予告編】:英国王のスピーチ
http://www.youtube.com/watch?v=uS3SWKfQZh0
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物語の舞台は第二次世界大戦前の英国。主人公は英国王たるジョージ5世
の次男であるヨーク公(物語の後半に王位に就き、ジョージ6世となる)。
彼は吃音(きつおん)に悩まされ、人前で上手くスピーチができないこと
に大きなコンプレックスを抱いていた。数々の医者を訪れるも克服できず
にいたが、妻であるエリザベスは異端の専門家であるライオネルを訪ねる。
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非常に面白かった。私は選択教科が日本史だったこともあって、世界史の
知識が明るくなかったのですが、それでもしっかり分かるようにできた。。
また、時代背景(ラジオの普及、ヒトラーの台頭と世界大戦の始まり)も
物語の進行とともに把握することができるので、物語のハイライトとなる
彼のスピーチのもつ重要性というのが非常に大きいものであるとわかった。
内容はいたってシンプル。吃音に悩まされた英国王が人々の支えを受けて、
大きなスピーチに挑むというもの。原題も含めてタイトルそのままの内容。
丁度、午前中に「新鉄人兵団」を見てシナリオのシンプルさについて考えて
いたところだったので、まさにこれぞシンプルと感じさせられた気がします。
スピーチに関しても徐々に大きなハードルとなり、最後のスピーチが世界
的にも注目される内容であったことから、まさにハイライトとなっていた。
コンプレックスの克服に向けた診療師と王の努力の過程を経て、全く成立
しなかったスピーチが最後はしっかりとしたメッセージとして伝えられた
ことの重みが良く伝わった(もちろん最後のスピーチは全文流された)。
出演者も重みのある演技で非常に雰囲気が伝わってきました。余談だが、
王様の娘2人が実にかわいらしかったのですが、考えてみると1人は今の
エリザベス2世なんですよね。まさにそれこそ不謹慎というか不敬、うん。
最後に今年のアカデミー賞で「ソーシャルネットワーク」とコレが争った
というのは、実に対称的な内容であることが非常に興味深い。もちろん、
双方とも抜群に面白かったので作品賞がどちらであっても異論はナイが。
本編が終わり、スタッフロールで流れるクラシックが実に心地よかった
ことが満足度の証拠だろう。またすぐに見に行きたい、と思う1本です。
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遅ればせながら、同期会はお疲れ様でした。aeroさんも忙しい時にサンクス。
話のタネは尽きぬというか、まぁよくも店に滞在していたなぁと今更に思う。
できるだけ間隔をあけすぎない程度に、適度に開催していきませう。
あと、ゆうすけ君は「もしドラ」を読破するとともに感想を書くように。
昨日は早起きして新宿ピカデリーに映画を見に行ってきました。
3月からJが開幕するので、こうして行けるのではないことと、
とにかく見に行きたい作品がゴソっと出てきているので行く。
この映画のコピーではないが「この2時間は資産になる」と思う。
=============================
物語はインサイダーで刑務所に収監されていた、かつての大物投資家の
ゴードン・ゲッコーがNYの刑務所から出所してきたところから物語は始まる。
月日は流れて、舞台は2008年の米国金融界の中心・ウォールストリート。
老舗投資会社に務めるジェイコブ・ムーア(シャイア・ラブーフ)は彼女、
仕事にも恵まれ充実した生活を過ごしていたが、急激な業績悪化と風説の
流布により窮地に追い込まれたことから、親同然だった会社の社長が自殺。
会社は吸収合併にあわれ、ジェイコブは失意のどん底に。そんなときに、
彼は婚約した彼女の父親でもあるゲッコーと出会う。。
■ 「金融」をテーマにするという難しさ
本作はオリバー・ストーン監督作品(tennbinnさんのほうが詳しいかと)。
近作は『ブッシュ』や『ミルク』といった社会派の作風に戻っているという
評論があるとおり米国社会をある視点から描いた作品に戻りつつあると思う。
仮にも金融業界に身を置いていることもあり、米国金融危機については
マイケル・ムーア監督『キャピタリズム』やNHKスペシャルで放送された
『マネー資本主義』も結構よく見ていたので、関心の高いテーマでした。
面白い、というよりは見応えのある作品ですね。スルメ的な魅力が強い。
とはいえ「金融」という数字には表れるが躍動感が伝わりづらいジャンルを
映画で取り扱うことは難しいと改めて感じたが、脚本等で工夫を感じたし、
最終的に知識を要らずとも感情を読み取ることで作品のイメージは掴める。
そういった意味では、決して知識前提でなくても見れる作品でもあると思う。
■ 20年以上経過した第2作として
本作は1987年に同監督の『ウォール街』という作品の続編となっている。
私も本作を見るにあたって正月中に見たのですが、日本でいうところの
00年代序盤に堀江さんや村上ファンドが出てきた頃にちょっと似ていて、
ゲットーのような大物投資家が巨大なマネーを動かして、企業の買収や
合併を行って巨万の富を描いていたという模様を描いたとの作品であった。
ゲットーが『ウォール街』で語っていた「欲望は善である」という発言は
強烈なだけでなく簡単に是非を問えないような言葉の重みを感じたりする。
本作はそれを「欲望は合法となった」というかたちで言い表しているのが
80年代と00年代の大きな相違であり、現在を端的に表す言葉だったと思う。
■ 強烈なキャラクターであるゲッコー
ゲットーは本作でも野心のある主人公に寄り添う立場にあるが、存在感が
徐々に増していく様は見ていてゾクゾクした。終盤でゲットーがかつての
大物投資家の姿に様相を変えていく様は、正しい例えではないけれども、
エピソード3でアナキンがダースベーダーに姿を変えていくような感じ。。
また、本作のゲットー健在さを大きく感じたのは大学での講演の様子だ。
先日見た『ソーシャルネットワーク』でマーク・ザッカーバーグたちを
圧倒し、強烈なキャラクターを推し出したショーン・パーカーの存在も
そうであったように、プレゼンの描写がインパクトを与えるってのは
アクション等の派手さのない映画において、重要な表現の一つと思った。
マイケル・ダグラス、マジカッコいい。
見終わって、大きく「ふぅ」と言ってしまった。それくらいの見応えです。
=================================
最近、立て続けに写真集を買ったり、人からもらったりしたので活字を
読みたくないときはペラペラと見てる。撮影場所が海外だと旅行気分で
行きたくなる(単純)。元・シンケンイエローでもある森田涼花さんの
写真集「natural 18」はパタヤビーチ(notへようこそ)だったのだが、
彼女の表情の豊かさもあり、いい雰囲気だった。
アイドルなんて最近は特にそうだけどハードワークで大変だな、と思う
ことはあるので、羽伸ばし含め撮影とかで海外に連れてってほしいなぁ。
余談。チャンピオンの今年のマスコットガールってどこかで見たことあると
思ったら品はちライブで見てるYGA(よしもとグラビアエージェンシー)の
春日さんだった。。現場が最初で、こういうのが後って何か不思議だよな。。
3月からJが開幕するので、こうして行けるのではないことと、
とにかく見に行きたい作品がゴソっと出てきているので行く。
この映画のコピーではないが「この2時間は資産になる」と思う。
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物語はインサイダーで刑務所に収監されていた、かつての大物投資家の
ゴードン・ゲッコーがNYの刑務所から出所してきたところから物語は始まる。
月日は流れて、舞台は2008年の米国金融界の中心・ウォールストリート。
老舗投資会社に務めるジェイコブ・ムーア(シャイア・ラブーフ)は彼女、
仕事にも恵まれ充実した生活を過ごしていたが、急激な業績悪化と風説の
流布により窮地に追い込まれたことから、親同然だった会社の社長が自殺。
会社は吸収合併にあわれ、ジェイコブは失意のどん底に。そんなときに、
彼は婚約した彼女の父親でもあるゲッコーと出会う。。
■ 「金融」をテーマにするという難しさ
本作はオリバー・ストーン監督作品(tennbinnさんのほうが詳しいかと)。
近作は『ブッシュ』や『ミルク』といった社会派の作風に戻っているという
評論があるとおり米国社会をある視点から描いた作品に戻りつつあると思う。
仮にも金融業界に身を置いていることもあり、米国金融危機については
マイケル・ムーア監督『キャピタリズム』やNHKスペシャルで放送された
『マネー資本主義』も結構よく見ていたので、関心の高いテーマでした。
面白い、というよりは見応えのある作品ですね。スルメ的な魅力が強い。
とはいえ「金融」という数字には表れるが躍動感が伝わりづらいジャンルを
映画で取り扱うことは難しいと改めて感じたが、脚本等で工夫を感じたし、
最終的に知識を要らずとも感情を読み取ることで作品のイメージは掴める。
そういった意味では、決して知識前提でなくても見れる作品でもあると思う。
■ 20年以上経過した第2作として
本作は1987年に同監督の『ウォール街』という作品の続編となっている。
私も本作を見るにあたって正月中に見たのですが、日本でいうところの
00年代序盤に堀江さんや村上ファンドが出てきた頃にちょっと似ていて、
ゲットーのような大物投資家が巨大なマネーを動かして、企業の買収や
合併を行って巨万の富を描いていたという模様を描いたとの作品であった。
ゲットーが『ウォール街』で語っていた「欲望は善である」という発言は
強烈なだけでなく簡単に是非を問えないような言葉の重みを感じたりする。
本作はそれを「欲望は合法となった」というかたちで言い表しているのが
80年代と00年代の大きな相違であり、現在を端的に表す言葉だったと思う。
■ 強烈なキャラクターであるゲッコー
ゲットーは本作でも野心のある主人公に寄り添う立場にあるが、存在感が
徐々に増していく様は見ていてゾクゾクした。終盤でゲットーがかつての
大物投資家の姿に様相を変えていく様は、正しい例えではないけれども、
エピソード3でアナキンがダースベーダーに姿を変えていくような感じ。。
また、本作のゲットー健在さを大きく感じたのは大学での講演の様子だ。
先日見た『ソーシャルネットワーク』でマーク・ザッカーバーグたちを
圧倒し、強烈なキャラクターを推し出したショーン・パーカーの存在も
そうであったように、プレゼンの描写がインパクトを与えるってのは
アクション等の派手さのない映画において、重要な表現の一つと思った。
マイケル・ダグラス、マジカッコいい。
見終わって、大きく「ふぅ」と言ってしまった。それくらいの見応えです。
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最近、立て続けに写真集を買ったり、人からもらったりしたので活字を
読みたくないときはペラペラと見てる。撮影場所が海外だと旅行気分で
行きたくなる(単純)。元・シンケンイエローでもある森田涼花さんの
写真集「natural 18」はパタヤビーチ(notへようこそ)だったのだが、
彼女の表情の豊かさもあり、いい雰囲気だった。
アイドルなんて最近は特にそうだけどハードワークで大変だな、と思う
ことはあるので、羽伸ばし含め撮影とかで海外に連れてってほしいなぁ。
余談。チャンピオンの今年のマスコットガールってどこかで見たことあると
思ったら品はちライブで見てるYGA(よしもとグラビアエージェンシー)の
春日さんだった。。現場が最初で、こういうのが後って何か不思議だよな。。
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん
2011年1月22日 映画
そういえば某氏はもしドラの感想を書いてくれないですね。仕方ないので
彼が書くまで、ドラッガー本を読んで感想を書いていくしかないですね。。
========================
本日は角川シネマ新宿で映画「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」を
見てきた。原作未読ながら、『メイちゃんの執事』の準レギュラー以降
陰ながら応援を続けていた大政絢(おおまさあや)さんが主演とあって
足を運ぶ。声ヲタの頃から「作品をキャスト目当てで見る」ってのは、
辛いものでテレビアニメ等は大方途中で断念していただけに不安も大。。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
高校生の御園マユはクラスでも浮いた存在で、いつも机に伏せたまま。
そんな彼女を尾行する1人の少年。マユの前に現れたその少年は彼女の
子供時代に事件に巻き込まれた幼馴染のみーくんであった。10年ぶり
のみーくんとの再開を心から喜ぶマユ。だが、みーくんは彼女が家に
二人の子供を誘拐していたことに気付き、彼女からの強い要望もあり
マユの家で同居を始めることになるのだが。。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
少し前に原作を割と知ってる「マリみて」の映画版を見た際、かなり
原作知識の補正で乗り切ったため、原作を読まないと危険ではないか
という観念はあった。しかし、本作はそんな私もすんなりとわかった
こともあって、まずは「原作付映画をちゃんと見れた」という点では
安心した。そのうえで本作の印象は、なかなか悪くなかったという感。
舞台挨拶のときに瀬田監督が述べた言葉を引用すれば、本作の特徴
は「残酷さ」と「軽やかさ」が同居している点。さらに作品の持つ
“重さ”の調整をまーちゃんことマユが担っていたのではないか。
さらなる私見を述べれば、まさに残酷さと軽やかさを兼ねた存在こそが
マユであったのではないか。そのまーちゃんの壊れた加減を演じるという
ことは大政さんにとっても大変だと思ったが、よい壊れ加減だった(笑)
伊達に「ケータイ刑事銭形海」や「東京少女」等でBS-TBSの暴走Pこと
丹羽多聞アンドリウ氏が手がける冒険あふれるリスクチャレンジに対して
取り組まれたことはある。モデルというより女優感が強いのはそのせいだ。
「もっとやれ!」的な、さらなる壊れぶりを見たかったような気も(笑)
また“重さ”もある中で実に良いテンポで物語が進んだのは、タイトル通り
の「壊れた」まーちゃん、「嘘つき」みーくんというシンプルなキャラ二人で
軸となって展開されたことも大きかったのではないだろうか。そうした点で、
この「みーまー」は個人的に非常に見やすかったし、内容も集中できたと思う。
残念だったのは、何個かある映像がゆえに見えるしょぼさ空中から飛び降りる
シーンであったり、車道を二人が立ち止まったがゆえに大混乱してるシーン。
何とも言えない中途半端さがあった、というか絵で魅せると微妙なのは確か。
(これは「七瀬ふたたび」の空中移動シーン等の微妙さにも近いかもなぁ)
あと、流石に「太陽と海の教室」や「メイちゃんの執事」に出演していた時に
比べて大政さんの制服がコスプレ感が。。今の「美咲ナンバーワン」は衣装の
妙でごまかしている感じはするけど。大人っぽさが出てJKっぽさが消えたな。
まぁ全体としては猟奇的な部分等、苦手な分野だったのですがそれでも結構、
見れたので期待値比では良し。瀬田監督は初メジャー作品でこの原作ってのは
相当のハードルとも感じるが物語の展開や細かな演出等も含め良かったと思う。
原作者含めて、関係者の今後の伸びしろも気になってくる作品でもあるかも。
ああ、こういうときは是非原作を知ってる人間、願わくば熱心な読者がいれば、
さらに面白いのだが(いれば教えてください)。そこらへんの感想は聞きたい。
あと、1年半ぶりに拝見した生大政さん。相変わらず素敵女子を再確認しました。
公開待機作は「ケータイ刑事MOVIE3」。。また、すごいサイドチェンジだなぁ。
=========================
2週連続で中村屋(notえりりん)でインドカレー。今週はルーを一気に
どばっとかけて食べるプレイ。チビチビかけるとルーがあまり、ドバっと
プレイをするとライスがあまるのが常。どちらがメジャーなスタイルか?
次回はオムライスにしよう。インターバル的な意味で。
彼が書くまで、ドラッガー本を読んで感想を書いていくしかないですね。。
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本日は角川シネマ新宿で映画「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」を
見てきた。原作未読ながら、『メイちゃんの執事』の準レギュラー以降
陰ながら応援を続けていた大政絢(おおまさあや)さんが主演とあって
足を運ぶ。声ヲタの頃から「作品をキャスト目当てで見る」ってのは、
辛いものでテレビアニメ等は大方途中で断念していただけに不安も大。。
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高校生の御園マユはクラスでも浮いた存在で、いつも机に伏せたまま。
そんな彼女を尾行する1人の少年。マユの前に現れたその少年は彼女の
子供時代に事件に巻き込まれた幼馴染のみーくんであった。10年ぶり
のみーくんとの再開を心から喜ぶマユ。だが、みーくんは彼女が家に
二人の子供を誘拐していたことに気付き、彼女からの強い要望もあり
マユの家で同居を始めることになるのだが。。
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少し前に原作を割と知ってる「マリみて」の映画版を見た際、かなり
原作知識の補正で乗り切ったため、原作を読まないと危険ではないか
という観念はあった。しかし、本作はそんな私もすんなりとわかった
こともあって、まずは「原作付映画をちゃんと見れた」という点では
安心した。そのうえで本作の印象は、なかなか悪くなかったという感。
舞台挨拶のときに瀬田監督が述べた言葉を引用すれば、本作の特徴
は「残酷さ」と「軽やかさ」が同居している点。さらに作品の持つ
“重さ”の調整をまーちゃんことマユが担っていたのではないか。
さらなる私見を述べれば、まさに残酷さと軽やかさを兼ねた存在こそが
マユであったのではないか。そのまーちゃんの壊れた加減を演じるという
ことは大政さんにとっても大変だと思ったが、よい壊れ加減だった(笑)
伊達に「ケータイ刑事銭形海」や「東京少女」等でBS-TBSの暴走Pこと
丹羽多聞アンドリウ氏が手がける冒険あふれるリスクチャレンジに対して
取り組まれたことはある。モデルというより女優感が強いのはそのせいだ。
「もっとやれ!」的な、さらなる壊れぶりを見たかったような気も(笑)
また“重さ”もある中で実に良いテンポで物語が進んだのは、タイトル通り
の「壊れた」まーちゃん、「嘘つき」みーくんというシンプルなキャラ二人で
軸となって展開されたことも大きかったのではないだろうか。そうした点で、
この「みーまー」は個人的に非常に見やすかったし、内容も集中できたと思う。
残念だったのは、何個かある映像がゆえに見えるしょぼさ空中から飛び降りる
シーンであったり、車道を二人が立ち止まったがゆえに大混乱してるシーン。
何とも言えない中途半端さがあった、というか絵で魅せると微妙なのは確か。
(これは「七瀬ふたたび」の空中移動シーン等の微妙さにも近いかもなぁ)
あと、流石に「太陽と海の教室」や「メイちゃんの執事」に出演していた時に
比べて大政さんの制服がコスプレ感が。。今の「美咲ナンバーワン」は衣装の
妙でごまかしている感じはするけど。大人っぽさが出てJKっぽさが消えたな。
まぁ全体としては猟奇的な部分等、苦手な分野だったのですがそれでも結構、
見れたので期待値比では良し。瀬田監督は初メジャー作品でこの原作ってのは
相当のハードルとも感じるが物語の展開や細かな演出等も含め良かったと思う。
原作者含めて、関係者の今後の伸びしろも気になってくる作品でもあるかも。
ああ、こういうときは是非原作を知ってる人間、願わくば熱心な読者がいれば、
さらに面白いのだが(いれば教えてください)。そこらへんの感想は聞きたい。
あと、1年半ぶりに拝見した生大政さん。相変わらず素敵女子を再確認しました。
公開待機作は「ケータイ刑事MOVIE3」。。また、すごいサイドチェンジだなぁ。
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2週連続で中村屋(notえりりん)でインドカレー。今週はルーを一気に
どばっとかけて食べるプレイ。チビチビかけるとルーがあまり、ドバっと
プレイをするとライスがあまるのが常。どちらがメジャーなスタイルか?
次回はオムライスにしよう。インターバル的な意味で。