女の子ものがたり
前に書いたネタと前後するが、もう一つGWの出来事について。
5日、赤坂レッドシアターで舞台「女の子ものがたり」観劇。

舞台を見に行くのは昨年末以来(舞台「ケータイ刑事銭形結」)。
相変わらず素人目線だが、映像作品との対比も含め勉強になるし、
何よりも生の演技は面白い。映画同様、定期的に足を運びたい。

本作品はアイドリング!!!の森田涼花さん、河村唯さんの二人が
参加。森田さんは今年2本目、河村さんは3本目の舞台となる。
両者とも「女優」としての活動も以前から気になっていたので、
こうして見にいけて非常に良かった。

この日は連休中+舞台後にトークショーも行われるということで
大盛況。私も発売日直後に購入してたが、ほとんど最後列だった。

====================================
物語。なつみはありきたりの恋愛物と潜入レポートを題材とした
作品を手がける漫画家。気がつくと、彼女の部屋には同じクラブ
で働くヒモ男と捨てネコが居座るようになる。捨てネコとの交流
を通じて、彼女は子どもの頃の思い出を思い出すようになる。。。
====================================

原作は西原理恵子の同名コミック。舞台後に購入して拝読したが、
舞台では本作品の姉妹作にもなっている「上京ものがたり」の内容
を合わせ、田舎で過ごした学生時代までの出来事を回想という形で
語られている。まだ未見であるが、深津絵里主演の映画版もこの
形式なのだろうか(主演の森田さんは回想のなつみ役を演じてる)。

なつみのモデルは西原さん本人だ。院生の頃、西原さんをゲストに
招いて話を聞くという講義に参加したことがあったので、舞台を見て
彼女が話していた故郷(高知)の話を思い出しながら観劇をしていた。

非常にインパクトに残る舞台だった。演出もスペースを感じさせない
思い切ったものが多く、特に舞台前に設置された用水路・水ためでの
演技は役者がずぶ濡れになりながら演じていて、口開けっ放しだった。

また、クラブのステージシーンでは河村さん熱唱。アイドリングでも
ボーカルの上手さが光るが、東京事変の独特の歌い回しを非常によく
歌われていた。カッコよすぎて、普段のおふくろっぽさが皆無(笑)

とんでもエピソードが多いが、綺麗ごとを並べずにさらけ出す姿勢は
西原作品の大きな魅力である。ぶっ飛んでいるけど、これもまた現実。
生きることだけでも大変だがそれでも何かを見出そうとする人たち。。
切ない気持ちにもなったけど、それ以上に力強さ・逞しさも感じたか。
物語を含めて、本当に印象に残った舞台だった。行って良かったと思う。

西原さんがモデルとなってるなつみを演じた森田さん。最初はどうか?
と思ったがマイペースでいつでも前向きな姿勢は何だかんだでフィット
したと思う。あと、高校も出たという年齢にもかかわらず、何と言うか、
違和感のないランドセル姿。。すぅちゃん(森田さんの愛称)はやはり
ファンタジスタだな。
℃-ute キューティー・ミュージカル「悪魔のつぶやき」
土曜日。等々力での山形戦の前に新宿の全労災ホールにて
℃-ute(キュート)主演のミュージカルを観劇してきました。
ハロプロの各ユニットおよび真野恵理菜さんは事務所の企画も
含めて定期的に舞台に出演しているものの、℃-uteメンバー
全員でのミュージカルは初ということ。劇は見てて楽しい。。

~~~~~~~~~~~~~~~~

物語。悪魔の仕事は、人間の耳元で悪魔の言葉をつぶやくこと。
しかし、見習い悪魔の5人組(℃-ute)は失敗ばかりで学校の
卒業も危ぶまれる始末。そんな中、校長先生(兵藤ゆき)から
卒業をかけた最後のチャンスとして試練が与えられるのだが。。

~~~~~~~~~~~~~~~~

最初にあらすじを読んだ時、相当なファンタジーなシナリオっぽくて、
どんな感じになるのか見当もつかなかったのですが、いざ見てみると
把握できたというか、飲み込めたというか。すんなり見れたと思った。

まぁ『トイ・ストーリー』の「おもちゃ」の職業観みたいなもので、
実は人間に正しい判断を導くため、天使・悪魔も囁くのは「仕事」で、
言うなれば悪魔は汚れ役だけど必要悪であると。そういう中で優しい心
を持つ悪魔(鈴木愛理)は悪魔のつぶやきができず悩み、成長する話だ。

割と設定がぶっ飛んでいるけど、深く掘り下げることはできたかなぁ、と
いう感触はありました。公演時間も95分くらいで、結構あっさりな感じで
終わってしまったので、贅沢をいえば、もう一つくらい山が欲しかったか。

個々の役柄については矢島さん・中島さんの年長組は舞台の経験なども
他のメンバーより豊富ということで安定していた印象。特に中島さんが
ドSすぎる役で観客の笑いを誘っていた。一番、悪魔がかっていた(笑)

ミュージカルということで、やはり歌やダンスも見どころ。昨今の日記で
℃-ute=ダンスがスゴイということを強調しておりますが、今回の舞台も
ダンスの見せ場が結構ありました。中盤にダンスバトルの場面があったり、
面白かったです。あと、岡井千聖さんがハンドスプリングしたのは驚いた。

音楽も生バンドが入っての演奏ということで迫力があったのですが、逆に
音が響きすぎて序盤は耳になれなくて大変でした。中盤からは、違和感が
なくなりませんでしたが。。

んで、今回の公演で何が驚いたのかといえば、舞台との距離感ですねぇ。
元々、全労災ホールスペースゼロという今回の会場はキャパが小さい場所
だったのですが、花道が6列目の中央までぶち抜かれていたので、11列目の
真ん中あたりで観劇していた私でも、かなり良く見えました。これだけでも
ファンの方ならば、チケ代金の何割かは得したのでは、と思わされるほど。

普段は遠くから見ているため、こうした距離感が作りだす刺激は凄いです。
まぁ、いっぱい会える、近くで見れることがアイドルシーンにおいても価値
のあること・スタンダードになりつつありますが、こういう緩急がある方が
良いと思いますね。私的な考えですが。近すぎず遠すぎずのバランスが大切。

まぁ、夏秋ツアーの合間を縫って稽古を始めたということを含めて考えると、
良かったのではないかと思います。小規模会場ならではの一体感や距離感は
悪くなかったですし、男性陣を含めてアクロバティックなパフォーマンスも
楽しめましたので。できれば、次回はじっくりと演劇でも見て見たいですね。

最近、ハロプロは「ケータイ刑事」シリーズを手掛けているBS-TBSの暴走P
こと丹羽多聞アンドリウ氏が関わっている舞台が多いので、チャンスがあれば
℃-uteでも見てみたいなぁと思う次第です。

================================

巨人軍ファイナル進出。BShiで見てて胸が熱くなった。

流石に朝井先発奇襲失敗(原監督で奇襲成功した覚えが無い)、
長野・坂本エラーあたりでダメかなと思った。。6回で敗戦覚悟。
ラミちゃんのタイムリーは流石に吠えた。山口の現実的続投も良し。

まぁ、どうせ負けても失うものは何もないから得意の毎日総力戦で
ドラゴンズに胸を借りるつもりでぶつかれば良いのでしょうか。。
落合監督率いる強いドラゴンズに食らいつければと思います。。。

キバコの会第二回公演「フォトジェニック」:伝染する緊張感も魅力
twitter、私が数つぶやけるのはiphoneのおかげだと思う今日この頃。
パソコンだとロクに書かないし。勝間和代も言ってたけど、社会人で
書いてる人の何割(私含む)かは、隙間時間の活用だと思うんですわ。。
============================

今日は午後から真野恵里菜さんが出演されている舞台を見に下北沢へ。

キバコの会というのは、『Trick』などでおなじみの堤幸彦氏と俳優さん
たちによる演劇ユニットとのことで、本作も堤氏が演出を手掛けている。

また、真野さんだけでなく、元CoCoで(私世代でも知らない人が多い)
『R.O.D』で読子リードマンも演じていた(これはマニアックすぎるか)
三浦恵理子さんも参加されているとのことで、私的に2倍美味しい出演陣。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

筆者は立場は様々でありますが、1年1度くらいは舞台を見に行ってる。
特に最近は小劇場が多いので、ドキドキする。距離感が本当に近いので、
表情や息づかいも含めた、演技の緊張感がこっちまで伝染するからである。

昨年行った、同じ院の人が主催してるワークショップ形式の舞台とか、
客席と舞台がほぼゼロ距離で、こっちの心臓が止まるかと思ったくらい。

ここ数年、アニメにしても何にしても、作品を見る視点を鍛えるという
意識から常々映画をもっと見なければいかんと思う私が、理想を語れば
舞台を織り交ぜて見れればいいんですよね。まぁ、そこらへんの専門性
が皆無なので、キャスト絡みで見に行くくらいしか機会がありませんが。
(ハロプロファンはそうした機会に恵まれているが、羨ましい限りだ)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

肝心の内容なんですが、場面の随所に「あるある」ネタを織り交ぜて、
爆笑を誘っていた(ネタが細かいため、wiki風の解説がパンフに同封)。
ツボだったのが三浦さんが演じる役の人が「ココ」と言う言葉を聞くと
過呼吸に陥るというネタ(ココ≒CoCoというオチ。思わず、筆者爆笑)。

また、舞台を観客が見ているという前提で進めていく「参加する舞台」
でもあったので、キャストによる煽りがあったり、何となく一体感の
ようなものもあって、あっという間に時間が過ぎた。。こういうのイイ。

なお、真野さんの役柄は、インテリなのに(日比谷高校という設定が
今時、渋い)流行に乗って、おバカキャラを演じている若手アイドル役。
しかーし、何か裏がある役柄が妙に似合うのはどうなんだろうか。。。

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索