ソーシャルネットワーク
ソーシャルネットワーク
昨日、フォフォフォさん主催の飲みの前に新宿バルト9にて公開初日の
「ソーシャルネットワーク」を見てきた。今年は映画館での目標20本を
目指してアグレッシブにいきたいところです。

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物語。2003年、ハーバード大学の学生であるマーク・ザッカ―バーグは自らの
言動が原因で彼女との口論になり、彼女から一方的に別れを告げられてしまう。
腹を立てたマークは酔っ払った勢いで怒りをブログに書き散らしただけではなく、
仲間たちとハーバードの女学生全員の画像データをハッキングし、画像を並べて
競わせる「フェイスマッシュ」を公表し、その日のうちに大学の回線をパンク。

話を聞きつけた富豪の子息でボート部のウィンクルボス兄弟は彼にハーバードの
学生プロフィールを一覧し、男女の出会いの場になるサイト作りを依頼される。。
その話を快諾したマークだったが、彼は密かに友人のエドゥアルドに声をかけ、
彼の出資でサーバーを借りて、SNSサイト「ザ・フェイスブック」を立ち上げた。
サイトの登録人数を増やし、順調に規模を拡大させていくのだが。。
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昨年のタイム誌の顔、おそらく世界で最も利用されているであろうSNSサイト
「フェイスブック」(http://www.facebook.com/)の創設者の一人である
マーク・ザッカ―バーグが「フェイスブック」に関する訴訟に立ち会いつつ、
サイトの創設から現在に至るまでの道程を回想していく物語。実に面白かった。

コミュニケーション能力や性格は破綻レベルに近い、コンピューターオタク
ど直球のマークが情熱を持って向かって作り上げた「フェイスブック」という
サイトは世界で大きな広がりを見せる(日本は本人名義での登録等まだまだ)。

見方によれば形を変えた青春映画といえる。彼女にフラれた腹いせでサイトを
立ち上げ、大学のリア充であるファイナルクラブの連中には力を貸さずに友達
とサッさと立ち上げ、友人を皮肉る。映画の中のマークは極めて感情的な側面
に左右されている。パンフレットで荻上チキさんが書かれてたように、たしか
に20歳そこらの青年の青春でもあるのかと。そこもまた物語の魅力かもしれん。

監督は『ファイトクラブ』のデヴィット・フィンチャー監督。相当のテーク数
をかけてとったシーンもあるそうで、ど素人の私でも明らかに音楽も凄かった。
監督の拘りも随所に見えた。アカデミー賞でも食いこんでるってのは、わかる。

年初から見応えのある作品を見れた。今年もいっぱい映画見るぞ。。

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昼はインドカレーin新宿中村屋。来週の見にいく映画の舞台挨拶は新宿だから
2週連続はほぼ確定だな。。Jリーグの開幕までは結構、行けそう。アイドリング
の品はちライブに行く時は品川プリンスだけどね。そろそろ品川も行かないと。。

飲み会はお疲れ様でした。色々と話題が尽きないのは流石は先輩方、久しぶりに
お会いした方も多かったので楽しかったです。機会があれば、今後もぜひ参加を
したいところです。色々とTo be continuedなお話についても少しずつ。。


年をまたいでしまいましたが、2010年私的まとめの続きをココで。
音楽、書籍ときましたので映画について。映画館で映画を見ること
について積極性を出したのは大学の終り頃でしたが、まだまだだと
思ってます。もっともっと色々な映画を見て、目を鍛えたいですね。

劇場は新宿バルト9推しだったですが、今年は新宿ピカデリー率が
異様に高く、来年はメンバーズカード作ってもいいかなと思うほど。
私が新宿で映画を見に行くときの行動パターンである

午前中に映画を見る⇒混雑する前の新宿中村屋「ルパ」にて
インドカレーセットを食べる⇒中村屋前にある紀伊国屋書店まで行き
スポーツ書籍とタレント本・写真集を物色する⇒ヨドバシで色々物色

を今年は何度も実施していた気がする。「ルパ」のドリンク券が何枚も
もらっては使うのを忘れていたので(財布に入れっぱなしなのにね)。

ということで、無駄話はそこそこに今年私的映画3選。

■「時をかける少女」(実写版:仲里依紗主演)

これまでの作品の思い入れを含めると仲版「時かけ」がやはりトップに入れたい。
最初はやはろ「今更」な感覚と「オリジナル」に対する不安の2つが頭にあった。
しかし、これまで何度も作られてきた「時かけ」について、よく考え、その中でも
見出したイズムのようなものを継承し、新しい形で構築されたという点では感動を覚え、
胸がいっぱいになった。もちろん内容全てが褒められるわけではないし、細かいところ
では突っ込みたいところもあった。それでいても、「時かけ」の持つ魅力をしっかりと
伝わった。序盤のつかみこそ失敗気味であったが、終盤にかけての盛り上がり方は格別。

■ 「トイ・ストーリー3」

「トイ・ストーリー3」は私が言うまでもなく、本当に素晴らしい内容だったと思う。
シリーズが好きな子供さんはもちろん、かつておもちゃで遊んできた大人たちの方が
本当にジーンときてしまうのではないかと思うほど。2で主張の押しつけのように
扱われた着地も本作の部分は良い形で昇華できたのではないかと。もう3Dメガネ
越しに泣いてしまったラストシーン。

■ 「キック・アス」
(予告:http://www.youtube.com/watch?v=gNA9rKBK7xE
(参照:http://www.youtube.com/watch?v=mPmOaDiurOY

大晦日までは「エクスペンダブルズ」か「アイアンマン2」あたりにしようと考えて
いたのですが、31日に見た「キック・アス」が面白かったので滑り込みで入れます。。
まだ、感想なんかは書いてないんですが、上2つと比較すると方向性が全然違って、
腹抱えて笑えるほどのおバカ作品。。

導入は「ゼブラーマン」っぽい展開。ヒーローに憧れるヲタクの主人公が、
自分で考えた“キック・アス”というキャラになって街を徘徊しだしたところ、
ある時、ひょんなことから町の不良から人を救うこととなり、それがyoutube
等に動画が出回って人気者になったことから主人公は様々な事態に巻き込まれる。

序盤、主人公のデイブ君のイケテなさぶり(DTI含み)が最高でまずハート鷲掴み。
さらに11歳の幼女が放送禁止用語炸裂しながら、バタフライナイフをはじめ物騒な
モノを振りまわすさまに(様々な意味で)興奮し、幼女の父親役のニコラス・ケイジ
がいい味出しすぎで面白かった。あと、最後のアクションシーンとBGMはスゴくいい。

コレでもかといわんばかりの容赦なさで大満足でした。。早くも次回作が決まっている
ということで期待したいところ。。公開している映画館が少ないのですが、是非とも!
ついで?に幼女役のクロエ・グレース・モレッツcがマジかわいい。。これは推せる
ノルウェイの森 / 品はちライブ(12月18日)
昨日は墓掃除してから品川で映画とアイドルを見てきました。
品川プリンスホテル周辺施設について無駄に詳しくなってきた。

映画は見たい作品が大方劇場には揃った感。ただ『トロン:レガシー』
は川崎にあるIMAXで見ようと決めているので本日は回避。結果的には
村上春樹作品の読者として『ノルウェイの森』をチョイスすることに。
まぁ、他の感想を見ていくの回避する前に自分の意思で見に行きたかった。

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物語。主人公(ワタナベ)にはキズキ、直子という友人がいた。キズキと
直子は幼馴染でお互いを愛し合っていた。しかし、そんな中、キズキは自殺
を図り、二人の前から姿を消す。心の中に大きな穴が開いたワタナベは環境
を変えたいという思いを抱き、東京の大学へ進学することになる。学生運動
が加熱する1969年、彼は黙々と本を読み続け、女と遊び、アルバイトに励む
日々を続けていた。そんなある日、偶然ながら、彼は直子と再会を果たす。。
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映画館はそこそこ客が入ってた。モビルカプルばかりでスイミングアイ。。
んで、久々なんですが途中、あまりにもアレすぎて、睡眠具合となった。。
飲み会で後輩の女子が「見に行きました」って生き生きと話してはいたの
ですが、ある意味、願わくば素敵な彼氏と見に行ったことを願うばかりだ。

ということで、枕はそこそこに感想。村上春樹読者の大半は感じている
と思うのですが「映像化したら微妙」という認識はどの作品に対しても
抱いているのではないかと。ただ、一番現実的、なおかつそれっぽくも
できるのは『ノルウェイの森』ではないかな、と思ってはいました。。

微妙と思わされましたが、そういった認識を踏まえると想定内かなと。

映画とは直接関係ないのですが、村上春樹作品の最大の特徴は作品に
漂っている「空気感」的なモノであって、これはもちろん文章における
回し方もさることながら、読み手の読むスピードや年齢の時期等の主観
に預けられている部分もあると昔から思ってます。だから、村上春樹の
作品に対する作品論などは、あまり展開されてないのはそういう部分で
はないかと。だから、行間の空白等の印象一つで個人差があると思います。

あと、やはり独特の言い回しや会話交換は「活字」として目で見る効果が
大きいとは思っているので、それを言葉にして捉えるのは大分違うのでは
ないかと思います。加えてですね、村上春樹作品におけるある意味記号的
でもある性行為の数々も、活字の乾いた感じで読む分にはいいんですけど、
実際の行為じみたもので見せられると、やはり気まずいというか何とも。。
(松ケンの裸がたくさん見える、ということに燃えられる人ならば良いが)

もちろん、良い点も。1960年代後半の時代感を出すというディティールに
関する作りこみは良くできていた。これは今年ベスト候補の仲版「時かけ」
に匹敵するレベル。金掛かってるな、という印象はそこにじわじわ感じた。
あと、村上春樹の描く、癖のある女性を女優陣は本当に雰囲気出てたかと
思います。菊池凛子さんも際どい演技が続いたんですが、流石ですねぇ。。

村上春樹作品読んでる人には、一種の記念、確認的な意味で見る価値はある
と思い、ま、す。。

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その後、品川プリンスシネマの隣にある吉本プリンスシアターにて
アイドリング!!!とYGA(よしもとグラビアエージェンシー)による
定期公演「品はちライブ」に参加。夕飯もレストラン街で食べれるし
遊び通すとはいわないが、交通面も含め品プリの利便性は図りしえない。。

アイドリング!!!の参加メンバーは以下のとおり(3-3-1-3)。

1期:遠藤舞(3号)谷澤恵里香(7号)横山ルリカ(9号)
2期:森田涼花(11号)長野せりな(13号)三宅ひとみ(17号)
3期:橋本楓(21号)
4期:伊藤祐奈(23号)野元愛(24号)尾島知佳(26号)


「『古代少女隊ドグーンⅤ』に出てるヤザーさん(ドグ)と野元さん(ドガ)が」
と思ったら、紹介時の挨拶+一言がドグーンⅤというネタだったというアレ。。
ええ、メンバーがほとんど見てなかったが、毎週録画して見てる尾島さんは偉いな。
(ちなみに11号の森田さんは元『シンケンジャー』のシンケンイエローです)

セトリは以下の通り(順番は若干怪しい)。

01.プールサイド大作戦
http://www.youtube.com/watch?v=EUCU5VyAKqs
02.ガンバレ乙女(笑)
http://www.youtube.com/watch?v=Y_UsBG6Ssvw

01.は流石に12月は厳しいか、と思ったが聴けたので良かったわ。
最後の素晴らしい遠藤さんソロを生で聴けたのは本当に良かったわ。
MCでヤザーさんに見透かされてたが、この最初の2曲の流れでセトリ
がいいなぁという感触を受けた。。出だしとしては、かなり良かった。

03.モテ期のうた
http://www.youtube.com/watch?v=AEti-1UQx9g
04.トキメキDREAMィング!!!
http://www.youtube.com/watch?v=07W6ADmLEtw
05.eve
http://www.youtube.com/watch?v=xGAQRG-2BEU

ガンバレ乙女もそうだったが、05.は横山さんがこの日のソロを引っ張った。
あのスラリとした身長、サッカーでいえばまさにセンターフォワードのような
存在感があり、メンバーではボーカルブースターの1人。まさに抜群の得点力。

06.リ・ボ・ン(リクエスト:森田、野元)
http://www.youtube.com/watch?v=m7lemvB6XOg

二人が所属している事務所(ホリプロ関西)で結成してる「HOPCLUB」の曲。
ええ、このユニットは京セラドームで見ました。オリックスの開幕戦にいた。

07.目には青葉 山ホトトギス 初恋
http://www.youtube.com/watch?v=n7wpRdZw-to
08.機種変エクスタシー
http://www.youtube.com/watch?v=la2z3ZTGiUc

08.は正調は6号の外岡さんなのだが、この日は遠藤さんが担当されたが
これまた素晴らしい。クールというか、また雰囲気があって良かったわ。

後半戦のYGAはまた次の機会にでも。。パフォーマンスレベルだけならば
本当アイドリングを圧倒してるというか、普通に高いレベルの位置にいる。
ここについてはじっくり書きたいくらい、広めたいところでもあるので。

アイドリング!!!は年末の9thライブとカウントダウンも参加するので楽しみ。
生バンドついてくるし、演出なんかも含めて、グレードも違ってくるだろうし。
それも全ては、フロンターレが天皇杯にry(ここに議論がまた戻ってくる)。


昨日はアイドリング!!!の握手会と野球飲みに参加することになって
午前中は時間があったので新宿まで映画を見に行った。12月に入り、
ロードショーが立て込んでおり、私も見たいなぁと思ってる映画も
何本かあり、天皇杯もないので、少しずつ消化していきたいと思う。

昨日は「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を見てきた。
ヤマトに関する知識はある程度押さえている、というか好きな作品だ。
「周囲の声がどうあれヤマトの新作なのだから見ておかないといかん!」
という、前の新作を見逃した反省を踏まえて、早い段階で押さえてきた。

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物語。西暦2196年、地球は正体不明の敵・ガミラスによる無数の遊星爆弾攻撃
によって放射能に汚染され、瀕死の状態であった。宇宙連合軍艦隊はガミラスに
惨敗し、地下の生活を余儀なくされた人々たちは明日への希望を失いつつあった。

そうした中、古代守は地球に送り込まれた謎のカプセルを発見する。カプセルには
太陽系外のある惑星を指す座標軸と辿りつくために必要な技術が記録されていた。。
放射能汚染による地球滅亡まであと約1年。艦隊で生き残った沖田十三は最後の希望
として、宇宙戦艦ヤマトに乗り込みそこへ向かうことを決意した。。
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売り文句等の点で微妙な感じがあったけど、個人的には良かった。満足した。

シナリオはテレビ1作目(劇場版1作)と「さらば宇宙戦艦ヤマト」をプラスした
内容といっても相違はないと思う。空間騎兵隊の斉藤なんかも登場している。。
まぁ、大小ツッコミどころ満載なんですけど、ぶっちゃけ「ヤマト」ってこんな
感じなんです。。好きだからこそ言えるんですけど、細かいとこは気にするな。。

シリーズものの新しい作品を作る、ないし見るときに大切なのは作品がこれまで
何を伝えてきて、何をもって人々に支持されてきたということ≒イズム、らしさを
考えていくこと。私は「愛する者たち・地球を守るために戦う戦士たちの生き様」
がヤマトの魅力だと思う。そこを描く意識伝わってきたし、これで良いと思う。。

ココが悪い、ココが変だ、話のつじつまがおかしいという減点方式の見方をする
のは簡単なんですよ。おそらく、2年くらい前の私であればそう書くんですよ絶対。

いや、そうじゃなくて、もっと大きなもの=テーマ性、意義を見ないといかん。。
少なくとも長く愛された「ヤマト」を見るということは、そういう意識が必要だと
私は思う。というより、スタッフ+キムタクのヤマトに対する思いは好感もてた。
ディティール等に力を入れながらも、ココというところはシッカリ描けている。。

例えば、序盤のところ、お馴染みのヤマトのメインテーマが聞こえてきて、艦長
「ヤマト発進!」⇒ガミラスのミサイルを波動砲迎撃⇒煙の中からヤマト登場の
流れは、感極まって涙が出てきそうになる。ヤマトは発進シーンが見せ場一つ
だと思うので、ここで盛り上げてきたのはやっぱり嬉しかったし、わかってる!

他にも、ベタかもしれないけど、太陽系を離れる前に家族と最後になるかもと
いう通信が描かれるんですが、微妙に思ったり、お涙ちょうだい的な安っぽい
演出にも見えなくないんですけど、ヤマトの主題歌の歌詞のなかにある

必ずここへ 帰ってくると 手をふる人に 笑顔で答え

というフレーズが思い起こされてきて良かった。佐々木さんの歌入りの主題歌は
劇中では流れなかっただけに、古代か誰かが「必ず帰ってくる」というセリフも
相まって良かったかな(勘違いされがちですが、ヤマトに特攻精神はないです)。

また、キャストなんですけど、何だかんだでベターな感じだと思いますよ。キャラの
特徴や雰囲気も踏まえると、古代は若さも欲しいところですが、キムタクで良かった
と思いますよ(ヤマトという作品に関する理解度を含めて)。真田さんのギバちゃん
なんて、終盤は横顔が真田さんでしかなかった。まぁ、真田さんも若くはないしね。。

森雪は黒木メイサで悪くはない(むしろ良い)。ただ、雪の配置転換は賛否あるかも
しれない。ただし、現在を踏まえて未来の物語を描く際にたしかに当時の雪のような
女性像ってのは違和感があるといえばある。そのことを考えれば2010年に作れられた
ヤマトにおける雪像はこれでいいと思う。あとは割と好きだった相原が女性になって
ビックリ(あと、佐渡先生も)。でもマイコだったのでいいか(笑)

まぁ、これは本当に好きと嫌いは分かれるだろうし、おそらく後者は多いか(笑)
ただツボは押さえてるだけに、ヤマトがマジで好きな人ほど前者になると思うし、
初めてで気になった人たちはこれまでの作品を十分楽しめると思う。

監督はじめスタッフ自身、ヤマトに対する畏敬の念を感じるコメントはパンフ等で
読む限り伝わってくることから、本当に「日本で初めて~」みたいなコピーを考えた
バカ野郎がいることに残念だ(あと作品に対して微妙すぎるEDの歌。何故、それか)。

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アイドリング!!!握手会は元々両方参加しそうな弟のために先に確保してたのが
余って参加することなったという話(当方、個別とか握手会とかは関心高くない)。
流石に情報も弱かったので早朝からブログ警察になって、チェックしてました(笑)
集合時間少し前に行ったらスゴイ空いてて、あっという間に回されて終わった。。

品はちライブのチケットもかなり売れ行きがいいらしいということを噂で聞いたが
どうなんだろうね。まぁ、そこそこの緩さがいいので、そこそこ盛り上がってほしい。

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野球飲みはお疲れさまでした。各チームの番記者みたいな立場ですから
一押し選手のようなものとか聞けましたからね。

・銭闘力に定評のあるソフトバンク。。⇒1人でアビスパ全員分だろ!
・楽天のおススメはAKB(岩村、稼頭男)ですね(色々な意味で)
・ロッテのスローガン「和」っていつあったんだよ⇒就任当時ですよ
・今回のドラフトで唯一、逆指名を利用したジャイアンツ(大体あってる)
・黒田で15勝マエケンで15勝。。そう考えてた時期がありました(遠い目)
・来年、和田さん(中)の髪の毛は。。
・ハンカチを見て日ハムのユニホームはいいデザインという話。あと南海とか。

マリア様がみてる
昨日は新宿まで映画「マリア様がみてる」+舞台挨拶を見に行ってきた。
何も公開初日+舞台挨拶まで見に行くほどのガッツが当初からあったと
いうわけではなく、アイドリング!!!17号が出演してるという理由だけで
見に行こうと考えてた弟(原作未読)の解説として連れだしたという話。

一応、筆者は波瑠さん、滝沢カレンさん等の今後伸びてきそうな女優が
ずらりと揃ったのが気になってたのと原作は知ってるので良いかなとは
思ってたし。あとは「物事の是非はちゃんと見てから判断する」の意思。

あらすじは今回、省略します(原作の1冊目「マリア様がみてる」)。

率直な感想としては、何というか原作のイメージに対する最大限の配慮が
なされているという印象。出来る限り、原作のイメージを崩さないように
慎重に、慎重に積み木を積み上げていったような感じ。これは、私が言う
「丁寧さ」とはまた違った感覚ですね。

アニメでも時折、展開なども含めて、原作に忠実な再現した作品ってのが
あると思うのですが、それって逆に地味に感じることがあると思うんです。
原作の味を壊さぬ程度に、映像化だからできるそれなりのアクセント等が
入るといいと私は思う(例えば、アニメ「ハチクロ」のスピッツ楽曲とか)。

そういった意味では、原作の世界観や雰囲気についてファンが相当大切に
している作品ということもあって、かなり勇気が必要だと思うのですが、
トライしてもらいたかったなと感じた。先日の「七瀬ふたたび」での伊藤
脚本ではありませんが、例えば、始めて見る人にもある程度の理解できる
ような説明をしながら物語を進めていく、そういう努力はあってもよいの
ではないかと。映像と活字の差といいますが、説明不足感は大いにある。

あと、劇の部分ですかね。実写だから描けるであろう強みがあったので、
なんかそこは頑張ってほしかったかと。ダンスなんかはイイ感じだった。
映画自体、尺が短かったのでそこを足しても全然大丈夫だと思ったので。

では、もう少しミクロな部分に視点を落としてみますと、前述のように、
柏木さんも含め今後の成長が期待される若手キャストを揃ったという印象
があるのですが、パッと映された時の印象としてはなかなかの再現度かと。

演技については、3年生の面々は良かった。特に、聖役の滝沢カレンさんは
流石、セブンティーンモデルだけあって上背もあって、雰囲気があったか。
あと、祐巳役の未来さん、序盤は瞳孔がひらきっぱなし。面白かったけど。

また、ロケに使われた学校の舞台は良かった。講堂なんかも趣があったり
して。なお、趣味的なアレですが、制服の色は今回黒地だったのですが、
できれば原作等の緑系の方が良かったですかね。

まぁ、最大限の配慮を感じたという側面から「頑張った」というぐらいで
良いのではないかと。多くの人が無理、というかハードルは低めに設定を
していたと思うので。原作未読の人は何となく流れは理解できるが、?は
終始残るのではないかと。結局はファン向けの域は出ないのは確かですね。
エクスペンダブルズ⇒スフィア勉強会
土曜日は午前中にピカデリーで『エクスペンダブルズ』を見に行って
午後はスフィア勉強会に参加。本当、勉強会はありがとうございました。
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『エクスペンダブルズ』は私がいつも聞いてるラジオで批評に取り上げる
予定だったので、このタイミングで見に行こうと思い、朝イチピカデリー。
今年はバルト9よりピカデリー率高いなぁ。そろそろカード作ろうかなぁ。

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バーニー(スタローン)率いる「エクスペンダブルズ」は凄腕の傭兵軍団。
金さえあれば、頼まれた仕事は何でも受ける命知らずスペシャリスト揃い。
ある日、バーニーは謎の男から、南米の島国の独裁国家転覆を依頼される。
彼と懐刀のクリスマス(ジェイソン・ステイサム)は偵察のため島を訪れたのだが。。。
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プロレス的に語ればエクスペンダブルズの顔ぶれはまさにレジェンド軍!
もしくはライムスター宇多丸師匠が表現した「名球会」的な雰囲気がある。
だから、多くの人たちは新しい作品なのに、何かの続編のような見方さえ
しているのではないだろうか。そして、アクション映画の王道というべき
か、お約束のフルコースを望んでいたに違いない(ちゃんとありますよ)。

銃撃戦、格闘戦、カーチェイス、大規模爆破、脱出劇など、アクション
映画はあまり数を見ていない私でも連想できる部分が全部揃っていると。
オススメは、多くの人が挙げると思うのですが「死の飛行」攻撃ですね。
いやぁ、最高でした。思わずポップコーン食べた口あけっぱなしでした。

また、プロレス者的に“ストーンコールド”スティーヴ・オースティン
(元WWE王者)がスタローンやランディ・クートゥア(元UFC王者)と
対戦するというレッスルマニア級のカードが組まれたことに歓喜した。

プロレスムーブだけでなく、傭兵とはいえサブミッションやパウンドの
ムーブがかなり出てきたのは、米国における総合格闘技の浸透だろうか。

なお、本作はスタローン監督作品だが、ロッキーやランボーとは異なり、
やはり軍団を描いたという(七人の侍から着想を得たはリップサービス
に違いない)ことで、何となくですが、スタローンそのものはお膳立て
のような役柄だったかなと思いました。スタローン無双はありません。。

シナリオ的にはザックリ、悪く言えば大雑把な感じもしますが、いやいや
アクション映画スター達による“ど真ん中”アクション映画なわけですよ。
変にシリアスにする必要もなく、話を凝っているようなら駄目なんですね
(たぶん)。男、いや漢を感じるならこれでいいんですよ(長州力風に)。

コレを見たい思ってる人、大丈夫です。お望みの者は大体揃ってます。

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中村屋(インドカレー)⇒紀伊国屋本店(珍しくエレベーターガール遭遇せず)。
紀伊国屋で購入した「ジャイキリ」と「僕はビートルズ」の新刊は面白かったので、
感想は今度書きたい。何と言うか「モーニング」が私の安住の地になりつつある。

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それから、ナギPさんが主催していただいたスフィア勉強会に参加しました。
ここ1年半はレンタル移籍していた関係もあって奈々様はともかく、声優さん
については知識がなかったもので(極めつけにアニメ視聴さえ少ないわけで)。

なので、凄腕声優ファン軍団「エクペリエンス」にご教示いただいわけです。

これまでに至る経緯等を把握することもできましたし、知識の上積み等もできた
と思います。それだけで非常にタメになりました。本番(武道館公演)に向けて
少しずつ手ごたえをつかめてきました。あとは今回の復習と情報収集次第ですね。

以下、今回の勉強で感じた点です。

楽曲についてはPVでソロ名義楽曲等も含めて広範に学ばせていただきました。
例えば、初期の奈々さんの矢吹さんや、初期飯塚雅弓さんにおける長谷川智樹
氏のように(すいません古い知識で)ソロであるとメイン提供者が固定される
傾向にありますが、比較的、提供者は流動性があるような感じがしました。。

09年のシングル楽曲は2nd,3rdがrinoさんの提供楽曲ということもあって、
ゆったりとしたメロディラインの印象がありましたが、本年に入ってからの
3枚のシングルはアップテンポの印象が強いですね。4thはランティスでの
ロックサウンドでお馴染みの黒須さんがタイトル曲で、5,6thは虹音さん
作曲によるポップなメロディに関しても、非常に聞きやすさを感じました。

余談となりますが、ソロの雑感といたしましては、以下のとおりです。

寿さん=曲のメロディラインを読んで歌うことが上手そうである。
高垣さん=実際の演技のように声の幅を活かしているようである。
戸松さん=2nd-4thまでが意欲作だけ。6thの子供だまし感が残念。
豊崎さん=疑似カバー。提供者の音楽の世界観を最大限踏襲している

ソロでのやり方はユニットの楽曲にまでフィードバックはできてくると
非常に面白いのではないでしょうか。まぁ、これからのところでしょう。

また、パフォーマンスについてはPVレベルなので把握できないところ
ですが、ダンスは1st,2ndの手の振りが良かったのと5thで足のステップが
入ってたところが目につきました。最新6th以外はダンス向きとは言えない
ものなので何とも言えませんが少しずつハードルをあげているのではないか、
という推測もあります。

なお、興業についてですが私は昨今ハロプロなりAKBなどを見てからの比較
ですけども、昨今のアニメ声優業界での大会場興業のスピード感は凄いなぁ
と思う次第です。楽曲面での漸進的な取り組みに対すると、すごい速さを
感じます。話を聞くに一筋という人はあまりいないようですが、いわゆる
DD層ってのと(若い)アニメ・声優ファンというのが支えているということ
を考えると、何だかんだで特定層ながら大きなパイなんだなと思わされます。

奈々様と三嶋Pが00年代初頭から7年ほどかけて作ってきたムーブメントに代表
されるように、興業の規模拡大を1つ1つステップとして観客と経験することで
武道館等の大会場を一緒に目指すという「成長型」のムーブメントは過去の話で、
昨今のように勢いがあれば一気に行く、という興業スタイルが確立しつつあるのも、
それだけ大枠のアニメ・声優ファンパイが大分増えてきていることなのでしょう。

そういう業界全体の充実さを今回の公演でも感じられればと思っています。
また、1年半のレンタル移籍で培ってきた見方を、今回の公演を見るうえで
活かせるかどうか、1つの試金石にしたいと思っております。
七瀬ふたたび / トイ・ストーリー3
七瀬ふたたび / トイ・ストーリー3
8月中旬あたりから試合⇒疲労で翌日バッタリが連続のサイクル。
なかなか映画見れてなかったので、気合い入れ直しで今月は強化指定。
ということで連休初日は映画の日と決め、ハシゴして映画を見てきた。。

■ 筒井康隆作家生活50周年記念映画「七瀬ふたたび」

筒井先生曰く芳山和子(時かけ)とともに「稼ぐ娘」であるのが七瀬。
「時かけ」の8作品に続いて映像化が多いのは「七瀬ふたたび」だが、
今回は初の映画化。私自身、作品について結構うる覚えだったりする。

想定していたよりも公開映画館が少なかった(東京は3館だけだった)。
その中で、私は渋谷アニメイトのビルにある渋谷シアターNで見てきた。

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物語。主人公・七瀬は人の心を読むことができるテレパス能力の持ち主。
生活費を稼ぐため、海外のカジノから日本に帰国した彼女は、何者かに
いきなり命を狙われる。その場を何とか逃げることができた彼女だが、
過去に面識のある能力者の仲間から警告を受けることになるのだが。。

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全編を通じて、ツッコミどころは何点かあったわけですが、それでも
「よく出来ていた」と感じさせる、見応えのある作品だと思いました。

脚本は「パト」や「うる星」でお馴染みの伊藤和典氏ということだが、
劇場の尺の考えたうえで、無駄がほとんどない回し方だと思っている。
物語の進行と登場人物たちの把握を同時進行で実施しないといけない
わけだから本当に大変だ(そう考えるとドラマの映画って、楽だな)。

キャスティングについては善し悪し。良かったのは七瀬役の芦名星だ。
台詞や立ち回りではなく、何となく存在感だけで圧倒された気がする。
何度も映像化された作品であることからも、主役としてしっかりと存在
が確立していたということは、高めのハードルを超えていると言えるか。

微妙だったのは男性陣。ダンテはいかんせんソフバンのキャラが強すぎる
ため、今回の役柄でも演じているキャラの印象を残せなかった気がする。。
また大杉蓮、平泉成、吉田栄作はハマり役といえばそうだが、あまりにも
適材適所すぎて存在感がこれまた薄くなってしまったのはもったいない。

演出面。私はアニメの感想の時にもよく書いていたが、映像において
「目に見えないものを、いかに見せていくのか」というのは関心事項。

本作の場合、テレパスをはじめとした一連の特殊能力の描き方がそれだ。
これは思い描いているイメージや言葉を映像化し、差し込んでいくという
やり方を採用していたが、これが何だかんだで無難ではないかと思った。。
アニメと違って、実写だと違和感はあるもののダイレクトに伝わってくる。

また、微妙だったのはVFXシーン。七瀬が飛ぶところとか絵として何とも。。
ここら辺は、実写ものとしての限界点かもしれない。。仕方ないところだが。

なお、本編が始まる前に流してた「七瀬ふたたびプロローグ」が素晴らしい。
色、しかも原色を効果的に使ってた登場人物の心情の表現は上手かったと思う。
しょこたん監督ってことでオマケくらいの意識で見てたけど、かなり本格的。。

総合的には非常にストイックで丁寧に作られていたと思うし、芦名星の存在感も
光り、しょこたん監督のプロローグなどの意欲的な部分も見れるという意味では、
なかなか奥深い作品だったと思います。なので、できればもっと大きなスクリーン
で見たい。他の劇場は大きいのかな?渋谷以外の劇場でもう1度くらいは行こうか。

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昼飯は新宿中村屋。本日もインドカレー(メニューはいつも見ない)。
2時過ぎると並ばずに入れるのはいいが、いかんせん昼には遅すぎる。

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■ 「トイ・ストーリー3」

夏映画はコレは見ておかねば、と言い続けて見逃していたので
ロングラン上映中というか他の3D映画の谷間でやってたのを見てきた。

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物語。持ち主のアンディが大学に入る年齢になり、めっきり遊ぶ機会を
失ったウッディをはじめとしたおもちゃたち。そんなアンディは大学進学
のため長年過ごした家を離れることとなり、部屋の荷物整理を始めていた。

ウッディは大学行きの箱、他のおもちゃは屋根裏に行くはずが、手違いで
バズたちが危うく捨てられそうになる。アンディに捨てられたと誤解した
おもちゃたちは新天地を求め、荷物にもぐりこんで保育園に辿りつくが。。

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まぁ、本当「ここ何年で1番」なんて書いてる人もいるくらいの絶賛も
少なくない作品。ピクサーにとって、代名詞的作品だけにそれを超える
のは大変だろうけど、それでも飛び越えてきたんだからスゴイと思った。

「おもちゃにとっての幸せ、あるべき姿とは何か」についてウッディは
常に考える場面に遭遇する。2の時点でウッディはいつかは見放される
かもしれないが、それでもアンディのところに戻ることを選択している。
3の着地点は本当に良かったと思うし、本当に心の中でストンと落ちた。

んで、3の最後のところ。1から見てればグッとくるところがあったり
する。たしかに子供よりもおもちゃを手放してきた大人の方が泣きそう。
お子さんとリアルタイムで何回も見直してたお父さんお母さん大変だろ。。
押しつけがましい感動ではなく、こういうじわっとくるのが本当にいい。

また、個人的な好みなんですが、保育園という文字通りの密室のなかで
形成されている社会というのは、また良く描かれていて面白かったり。。
あれ、冷戦時代の社会主義国家の状況そのものではないか、と思ったり。
あとは何だろう、蟹工船とか。。

これは是非見てほしい。





アリエッティ、インセプション、トイ・ストーリー3。。
見に行きたい映画が多すぎて迷う。全部行きたいが休みない。
3に備えて、見たことのなかった「トイ・ストーリー2」視聴。
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物語。持ち主のアンディとのキャンプを楽しみにしていたウッディ。
しかし、ふとしたことから、ウッディの腕の縫い目が破けてしまい、
アンディはウッディを家に置いて、キャンプに出掛けることになった。

傷心のウッディだったが、アンディのママのヤードセールに出された
仲間のおもちゃを救うために外へ飛び出す。無事、仲間を救い出した
ウッディだったが、逆に謎の男にウッディが誘拐されてしまう。。。

おそらく「3」の内容もそうだと思うのだけれど、本シリーズは
ウッディたちの視点で「おもちゃ」の存在意義を問い続けている。
おもちゃという職業、おもちゃの幸せとは何か、持ち主との関係等。

こうしたテーマみたいなものが浮かび上がってくるような作品は好き。
押しつけがましいのはダメ、全くないのも微妙(ゲドとポニョはねぇ)。

だから、物語でしっかり勝負してる。見ている大人も熱くなった。
とはいえ、見せ方についても工夫が凝らしていて、目を見張るもの
が多かった。派手さというところはないが、味わいのある見せ方だ。

ラジオなんかで聞く限り、3なんかもボロボロ泣きだす親子もいる
のはスゴイわかる。予告編だけで、ジーンときちゃいそうだもの。。
アリエッティ、カラフルも気になるが、アニメはまずコレかな。。
LAST CUP:素晴らしき酔っ払いの祭典
MX「松嶋×町山 未公開映画を見るTV」で放送していた映画。
米国の大学生たちがはじめた「ビアホン」と呼ばれる競技の
世界大会の模様を収めたドキュメンタリー映画(日本未公開)。

このビアホンと呼ばれる競技はいたってシンプルな競技であり、
テーブルの端と端に置いたカップにピンポン球を交互に投げて
先に全てのカップにピンポンを入れれば勝ち、というルールだ。

http://www.youtube.com/watch?v=8oIZ9bZoi3c

カップの中にはビールが入っており、相手に入れられた際には
ビールを飲まなければならない。この酔いとの戦いでもある。。

「覚えるのは一瞬、極めるのは一生」といった言葉が重い。
語られていたが、仕事もしないでビアホンのために何故か筋トレ
ばかりする者、何故か難解なプログラミングを組んでデータ作り
に励むもの、ルール上認められるヤジに全精力を注ぎ込む者と
競技者たちの多様性が非常によく出ていたと思う。

日本にも日本ビアホン協会があるということで(twitterにも
書いていたらフォローをもらった)、ちょっとやってみたいなぁ。

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アイドル:タイトルじゃない曲けどイイと思った楽曲

昨今、アイドルの曲はインパクト重視みたいなところが強いので
CW(カップリング)曲なんかは、なかなか目も当てられもしない。
ということで、なかなか良いCWに出会うことが続いていたので、
パワープッシュしてみたい。誰得?、もう自己満足でしかない。

◇ アイドリング!「機種変エクスタシィ」
http://www.youtube.com/watch?v=etnC36ZDfYI
http://www.youtube.com/watch?v=k4RwPmiQF2g
(せっかくなのでLive音源も。生バンド+生歌で頑張ってる)

ファリーテイルの主題歌だった「S・O・W」より(タイトル曲もいい)。
これもラップパートという怖い捻り方もしてるけど、それも含めて、
いい塩梅になっている。こういうのをまさに化学反応って言うのでは?

アイドリング!は、何だかんだで「ときメモ4」の限定ユニットだった
ときめきアイドリング!も「主題歌がヒロイン声優じゃないじゃん」とか
ギャーギャー言ってたけど、なかなか良曲で「正直すまんかった」だった。

活動は本当によく頑張ってるのだが、割と報われないのが残念でならない。
歌だって、そうそう悪くないのにね。フジテレビ、もうちょっと頑張れよ。

◇ 渡辺麻友「軟体恋愛フラゲっ隊」
http://www.youtube.com/watch?v=0WKi_KM_Sw8

AKB48の派生ユニット・渡り廊下走り隊「青春のフラッグ」より。
渡り廊下の楽曲はオーソドックスそのもので、何とも言い難い内容。
これは渡辺さん(ヲタドル)のソロ楽曲なのだが、ややアニソン風の
メロディライン。あと、一連のAKBや派生ユニットではない曲調でイイ。

渡辺さんは黒執事とかヘタリアとかゴーオンジャーとか、しょこたん型の
ヲタドルなので、何かが間違うと、もれなくこっち側に来るかもしれない。
その時は温かい目で見守るとよいです。知識はしっかりしてるようなので。

◇ SKE48「ピノキオ軍」
http://www.youtube.com/watch?v=7hCHAmqdJ1Q

SKE48「ごめんね、SUMMER」のCWにシアターガールVer.が収録。

奈々ライブの名古屋遠征でSKE48のステージを見て、ド素人ながら
「時代はSKE48(キリッ)」と思ったのですが、それは松井Jのオーラ、
グルーブダンスの連動性もちろんそうなのだが、ユニット全体の「勢い」
みたいなものに圧倒されたからです。

そんな勢いがよく伝わってくるのが「ピノキオ軍」です。

タイトル曲は、逆にオーソドックスすぎて差別化ができていないのが
前作の「青空片思い」に続いて残念だったので、せめてもの救いという
べきか。私は劇場の熱そのままに勝負しても良いのではないかと思う。

ファンボーイズ

2010年7月28日 映画
物語。エピソード1公開前の98年頃、漫画家への夢を胸に
抱きつつも父親から自動車販売店の代替わりを迫られる主人公が、
SWヲタの友人たちとエピソード1のフィルムをいち早く見るべく、
ルーカスのスタジオに潜入するために旅に出るのだが。。。

先日、BShiでスターウォーズ祭とともに放送してた作品。
スターウォーズ馬鹿たちのスターウォーズ愛に溢れた映画。
ボタンを押したりするとこで、いちいちスターウォーズと
同じSE使ったりするのが、スゲー馬鹿げてて笑ってしまった。

日本でもヲタク映画って、そこそこの数があると思うけれど、
「電車男」のように更生っぽく描くか、「キサラギ」のように
ステレオタイプな方向に表面だけなぞって落とし込んだ感じの
タイプが多いんじゃないか(あとは「サブカル」なんていう、
安っぽい看板を引っかけて、オサレに描くか)。大方は微妙だ。

結局、日本のヲタク文化的なモノの代表格がアニメやマンガである
ならば、その優れたパロディも同じアニメやマンガが大半かなと。。
おそらく日本版「ファンボーイズ」があるとすれば、それはアニメ
なんだろうなぁ、とふと感じた。「げんしけん」がその枠に近いか?

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筆者推薦アイドル“まのえり”こと真野恵理菜の新曲PVに堤幸彦氏!
堤氏が演出を手掛けた舞台にも出演したこともあって、縁ができたか。
ハロプロって、シングルDVDを売る割にPVの低予算感が見え見えなので、
しっかりとしたものができるだけでも嬉しいのだが、これは楽しみだ。。

また、AKB48『桜の栞』は岩井俊二監督だが、彼の作風で大人数を撮る
ってのは向いてないと思った(大学入ったころに見てた『四月物語』
の影響が強いせいなのだけど)。ミスマッチというかもったいなかった。。

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G+で坂本キュンのサヨナラ弾を見たから、今日は良かった。
8月の早帰り推奨週間になったら、久々にドーム見に行こうかな。

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コレ考えたやつ天才だろ。。
http://www.youtube.com/watch?v=AKlucE-5nIM
今、読んでいる映画批評の本で完全版を公開していた時の
感想が書いてあったので、℃-uteコンのDVDを買うついでに
購入(ちなみに、私はこの映画を大学で何週間かけて見た)。

物語の舞台は第一次世界大戦のアラビア半島。英国軍所属の
ロレンス中尉は、アラブ王族の王子の元に派遣され、各部族の
戦士を指揮。ドイツ軍と手を結ぶトルコ軍にゲリラ戦を展開する。
作戦の成功を続けるロレンスは、アラブの人々たちに英雄のように
崇められるのだが。。。

好きな映画10本をあげろと言われると、この作品の名前は出す。。
昔の名作らしい、壮大な音楽、映像美というのに圧倒されるだけで
なく、砂漠の中で展開される、ロレンスの情熱、孤独、希望、挫折
には感情移入せざるを得ない。見終わると、いつも様々な意味で
胸がいっぱいになる。トータル3時間オーバーの大作だがオススメ。

ロレンスという人物について、前後してヱヴァ破を見たせいかも
しれないが、今回、少しシンジ君的な一面を垣間見た気がした。。
(正確にいえば、シンジ君のロレンス的側面なのかもしれないが)

物語序盤のロレンスは軍人だが、どっちかといえば文系男子である
(歴史、哲学等を好み、あとカマっぽい(笑))。しかし、砂漠で
部族を率い戦果を納めると、そんな彼がマッチョイズムに目覚めてく。

しかし、ある出来事を通じて、その幻想は破壊され、心を閉ざしてく。
それでも最後の希望を託し、上層部の意思に逆らい、アラブの独立に
向けて強硬策に出るが、それもとん挫する。。

この流れが、やっぱりナヨっとしたシンジ君が使徒との戦いの中で
マッチョイズムに目覚めかけるが破綻。今度は自我に目覚めながら、
前へと進もうとするが、最後はとん挫するといった起伏に似ている、
と思ったり(後半は強引だが、前段は結構説得力あると自負してる)。


何回も見直すと、また発見があるってのが良い。

アイアンマン2

2010年6月13日 映画
アイアンマン2
昨日、ゆうすけ君と『アイアンマン2』を見に行ってきました。
前作はDVDで見ていたのですが、ギミックのカッコよさが素晴らしい。
是非とも2は大迫力で、と思っていたので公開翌日に駆け込みました。

アメコミ原作映画で良作が出てきているのは、日本の惨状を考えると
羨ましいかぎりですね。日本の漫画はストーリー漫画が多い分だけ、
映画の尺にまとめづらいのでしょうね。作風の影響だと思いますよ。

あらすじ。物語は、パワードスーツを開発したトニー・スタークが、
アイアンマンであることを告白し、政府公聴会に呼ばれるところから
大きく展開する。政府の公聴会にて、彼は「スーツ」の受け渡しを要求
されるが、①スーツは自分の体の一部であること、②スーツの開発では
自分以外では当面不可能であることを理由に、拒否することとなるが。。

感想。ゆうすけ氏と適当に「アイアンマン≒ハイテクライダーマン説」
を飛びかわしていたが、アイアンマンは鍛錬や超能力でなく、改造と
最先端技術によってヒーローたらしめている、米国では珍しいスタイル。
それに加えて、会社を持つセレブにして、天才技術者であるわけだから、
「1」では、苦悩や葛藤と言った側面はあまりなく、やりたい放題感が。

こうした「1」のスカッとした作風とは一転、「2」では深みのある
重さも加えてきた。ある意味では第2作らしい作り込みだったと思える。
とはいえ、重すぎないウェイト。ダイナミックな展開に引き込むための
舞台装置としての役割であり、観客が求めている要素を損ねないバランス。
「いらない」という人もいるかもしれないが私的には良かったと思っている。

特撮的なメカであるとか、ロボットに造詣があるわけではないがメカの話。
本作ではアイアンマンのスーツが何種類か出てきており、それぞれに見所が
多いので、かつてのボンボン系男子に薦めたい。以下、簡単にまとめる。

・序盤でスタークが着る「マーク5」:スーツケースからの着装型カコイイ
・中盤でパクられた「マーク2」改めウォーマシン:フルアーマーガンダムだ
・終盤で登場する「マーク6」:新兵器がスゲー、アイアンマン△


マーク5の着装はマイケル・ベイ監督の「トランスフォーマー」のような
ガチャガチャ感が良い。わずか数秒ですが、個人的には結構ツボのシーン。

あとは敵役のミッキー・ロークが怪演技。こないだ見た「レスラー」ランディも
そうでしたけど、いい味を出しています。ほとんどオリジナルのようなキャラ
(複数の敵の設定を踏襲)なのに、世界観にしっかりフィット。

期待値は高めでしたけど、おおむね満足できました。1が好きな人は是非とも。

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映画後、昼は例によって中村屋。初めてインドカレー以外を注文した。
オムライスはデミグラスが美味。中のライスは普通に白飯、ちょっと新鮮。
とはいえ、やっぱり、インドカレーだな。次からはまたインドカレーにする。

あとはiPhoneのカバーを買ったり、バニラビーンズのCD買ったりして散会。
一度、家に帰ってワールドカップ関係番組消化(新週刊フジテレビ批評など)。

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夜は中学同級生と地元飲み。10年ぶりに会った人もいた(変わってない)。
筆者は高校が私立で成人式もサボったので、地元の人間と全然会ってなかった。

全然守備範囲の違う人間に聞かれて、4-3-3の話(というかCBの話)あとに
「8時だよ全員集合」の話をしたりしてたり。ずっと会話が途切れなかった。
翌日にバイトがある人がいたので、試合も見たかったので早めに解散する。

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アルゼンチンの試合は、誰よりも目立っていたのはマラドーナ監督ってね。
スーツと髭はギャグにしか見えねぇし、いちいちカメラ目線だし。。
絶対にベッカムとマラドーナには専用カメラがある、と思った次第です。

イングランドは弟と「イングランドはGKがなぁ」と話をしていたところで
グリーンさんがアレだったので、兄弟で俯いてしまった。

そういや韓国の2得点の選手って、二人とも京都サンガにいたの選手だなぁ。
サンガが天皇杯制覇したときのパク・チソンと松井大輔の左右って、今思うとスゲー。

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Buono!が新CMを獲得した。名前のおかげか過去に出演したピザーラと
同系列のパエリアだ。何も動きが無かっただけに、ちょっと嬉しい。。

http://www.youtube.com/watch?v=7YUNJsUVQ9U

うん、ちょっとだ。。

レスラー

2010年6月9日 映画
主人公は80年代にトップレスラーとして一時代を築いた
プロレスラー・ランディ。現在は小さなインディー団体の
試合とスーパーのバイトで日銭を稼ぐという日々を過ごす。

ある時には若手を相手に、ある時にはデスマッチにも挑む
ランディだが、ある時、心臓疾患で病院に運ばれる。。。

丁度、公開直後、三沢さんの事故があって見れなかった。
少しでもアメプロに触れたことのある人は是非見てほしい。

物語はプロレスラー版「ロッキー」とでも言うべきだろうか、
ランディ不器用ながらも映し出す男の生き様に心を打たれる。
私の大好き、というか弱いパターンです。ああ、BD買おう。。

また、元プロレス者の視点で見ても「よくできてる」と思った。
WWEの世界観しかり、『ビヨンド・ザ・マッド』が世に出てる
アメリカだからこそ描ける映画。逆にカミングアウトに対して
未だに敏感な日本であったら出来ない描き方、だと思ったり。。

肝心のプロレスシーンは主演のミッキー・ロークが素晴らしい
パフォーマンスを見せていて、試合の臨場感がよく出ていたり。
アメリカのインディー団体の興行らしい、小さい会場ながらも
非常に熱気のある雰囲気が伝わってくる。

なお、米インディーの大物・ネグロ・ブッチャーが普通に出て、
話をしていてびっくり。リングとは大違い、これもまたレスラーか。

プロレス映画としては最高傑作かもしれない。

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仁志引退。巨人で終わってほしかったなと思う選手の1人。

常総学院-早稲田大学-日本生命、文字通りの野球エリートで
大胆な発言も数多くしてきた方だけど、野球に対しては真摯な
姿勢は好感を持てるし、視野も広い人だから、個人的にはね、
巨人のフロントやコーチとして、という気持ちはある。。。。

まずはG+で清水と仁志の解説1、2番コンビが見たいなぁ。

あと、どうでもいいけどベイスターズに移籍したのにノア好きが
高じて小橋建太復帰戦のゲスト解説を務めてたのはよく覚えてる。

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先日、NHKで松本隆先生の作詞家40年の足跡を描いた番組を見た。

松本先生と言えば、我々の世代ならば『硝子の少年』をはじめとした
KinkiKidsの初期の作詞で有名で、上の世代は『赤いスイートピー』等
の松田聖子プロジェクト、はっぴいえんどでの活動で幅広く認知されてる。

70年代までは阿久悠先生の時代であるのに対して、80年代は松本先生の時代。
80年代のアイドル楽曲は本当に質も高い、いい歌が多くて、レベルの高い競争。

WhiteAlbumで平野綾がカバーした中山美穂の「ツイてるね ノッてるね」が
少し番組でも流れてたけど、都会的な雰囲気とか、微妙な女性心理なんかは
非常に松本先生らしい、と感じた次第です。

■ 中山美穂「ツイてるね ノッてるね」
http://www.youtube.com/watch?v=BRjZZUJ0elw


現代は良質のアイドルソング不足。KAN先生、早く真野さんに曲を書いて!!

第九地区

2010年5月30日 映画
第九地区
振替休日の金曜日。新宿ピカデリーにて「第九地区」を見てきた。
SF+フェイクドキュメンタリーという作風で結構、自分好みだった
のと、米国公開中に町山智浩さんが好意的な評価でもあったので。。

物語。南ア・ヨハネスブルクに飛来した宇宙船。宇宙船の中には
弱り果てたエイリアンの群れが。南ア政府はエイリアン達を地上に
降ろし、ヨハネスブルクにある第九地区に住まわせることにした。。
月日は流れ、政府は管理をNMUという多国籍企業に委託していたが、
市民との対立が激化し、NMUはエイリアンの立ち退きに着手する。。

感想。「パッと見ても面白いが、よくよく見れば深い」作りは、
非常に好感触。プロデューサーを務めたピーター・ジャクソンが
映画版「Halo」を企画し、本作の監督を抜擢していた(が、頓挫)
だけあって、数多くの戦闘シーンが展開されるは「Halo」を思い
起こされせた(とはいえ、私は人のプレイを見ていた程度だが)。

また、板野サーカスを連想させるようなミサイルの軌道があったの
だが、パンフレットによると監督が「マクロス」大好きらしい。。。
(ちなみにマクロスに出てきたバトルスーツみたいなのもあったり)
こうした戦闘シーンだけでも十分楽しめるし、見る価値はあると思う。

ただし、深いと思ったのは、エイリアンに対する差別描写について。

序盤からエイリアンの描写は徹底して、おぞましい、救いようのない
存在として描いており、エビに類似していることから「エビ」という
差別的な呼ばれかたもしている。主人公のNMU職員はエイリアンたちに
立ち退きに際して酷いことをしていくが、物語の展開につながる事件を
通じて、エイリアン(=差別される側)に近づいていくことになるのだ。

作中を通じて、差別に対する意識というのを、主人公の立場の変容から
考えることができるという点では、深さを覚える。本作の舞台もまた、
人種隔離政策が行われた南アフリカであったという点も興味深い。。

個人的な難点は人がバッサバッサ死んでいくところとか、グロい描写
が多いところ(見に行ったスクリーンにカップルがいなくて安心した)。
そういうのが苦手じゃない人ならば、普通にオススメです。

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サッカー

本日、日英決戦。とりあえず3-0くらいで許してはくれまいか。

今更、新しい布陣とか初めての起用するとか、テスト2時間前に
ヤマ張って暗記モノしてるのと同じくらい酷すぎる。

今ちゃんと阿部ちゃんがかわいそう。所属クラブでもやっていない
ポジション、役割で使わされるとか無理だろ。。ワンボランチなら
稲本にすればいい(川崎ではアンカー)、左は長友で右は駒野で
いいじゃんか(不動の左サイド・長友に急に右でやれって酷いな)。

グラーツと言えば、オシム前監督がジェフの指揮を執る前に監督を
務めていたのがグラーツのチーム。爺のお膝元で酷い負けはできん。
本当、お爺ちゃんが評価してくれたケンゴも試合に出てほしいよ。

いや、こうなったら日本代表にイナズマイレブンの円堂守入れようぜ。
ゴッドハンドで0点に抑えてもらうしかないよ。
下書きとtwitterで書いてた内容をまとめる。
書けるうちに書いとく。途中で投げるパターン多いし。
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私が昨年公開した「チェ」2部作を急にみたくなったのは、
ゲバラ率の高い浦和のゴール裏を90分直視していたからだろう。。

チェ・ゲバラという革命家が死後、これほどまでに人気を
博しているのかはこの2部作を見終わってもなおピンとこない。
何となく、街などで見かけるゲバラ肖像画Tシャツがカコイイから
というレベルに思う(浦和さんは深い意味で使ってるに違いない)。

本編は「28歳」がキューバでゲリラ戦を展開、革命に向けて邁進した頃。
「39歳」ではボリビアの戦闘で最後に政府軍に捕えられ、処刑されるまで。
おそらく、彼の生涯における2つのハイライトを上手く取りまとめた内容だ。

まぁ、チェについて知識を得る入口的な作品としては手ごろな作品といえる。
ゲリラ戦らしい有事における生活感であるとか、チェの性格や思想というのを
象徴するようなシーンが多く盛り込まれている。「伝記もの」といえば正しいか?

内容としては「28歳」編の方が出来がいいと思う。作品のタイムラインでは
革命後の国連での演説のシーンをモノクロで小出しにしつつ、ゲリラでの日々
を映すといった構成。革命を回想録のように振りかえったようにも見えるか。

史実とはいえ、39歳編の流れは「あさま山荘への道程」に少し近いものを
感じた。改めて、理解されない高い思想の迷いどころというのが無情にも
感じてしまった。武装闘争という過度な手段がゆえに、終わりがないし。。

39歳編は革命後のゲバラの行動等を周辺知識として見た方が良いだろう。
彼が再び戦いの場に身を投じ、ボリビアを選んだのか。最低限でもそこを
抑えておいた方が、作品を見るうえではよいのではないかと思ったりする。

こうした部分に限らず、私が入口的作品だと思うのは、当たり前ではあるが
説明不足な部分が多いからだ。一度見てから?や気になる部分を中心にチェ
についての見聞を深め、再度観賞することが正しい本作の消化方法かもしれん。


ちなみに、大学生なら同じゲバラ作品でも「モーターサイクルダイアリーズ」
をオススメしたほうがよいだろう。自分探しや将来とかに悩んだら見るべし。
また、社会主義を語らずして、社会主義国家の外観が見えてくる良作としては
「グッバイレーニン」がオススメ。面白おかしく、でもグッとくる内容です。

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何でもWWEのドラフトが行われたらしく、相変わらずRAWチームに人員が偏りがち。
エッジ(not同期)、ジェリコが入る。来日公演メンバーが豪華になるから良いか。
オートン、バティスタ、シナが揃ってるわけだし、これにエッジが加わるわけだし
WWE王座争いは目が離せないが、サバイバーシリーズとかは大変なことになりそう。

時をかける少女

2010年3月15日 映画
時をかける少女
奈々ライブ前、仲里依紗主演の実写版『時をかける少女』を見に行く。

ご存じのとおり「時かけ」は幾度となく映像化されてきた作品である。
実際、細田守監督の「時かけ」を最初に見に行った時に不安ギッシリ
の袋づめ状態だったのは、ある意味で「使い古された」原作だからだ。

そんな不安と期待を半々にして、前日の名古屋遠征の疲労を抱えながら
新宿ピカデリーへ。若者が皆無で、オールドファンっぽい人が多かった。


■ 感想:私にとって大好物?な部類、満足度は高かった

まず、端的な感想としては「普通に」オススメできるといったところです。
「普通に」というのは「ゴリ押し」してでも推薦しない、というレベル感。
ただ、私個人では大好きなモノばかり入っていたので「おかわり」したい。

本作は、原作(映画)「時かけ」の続編?と言われれば違和感を覚えてしまう。
おそらく、立ち位置でいえばリバイバルとも異なり、「サブストーリー」とでも
言うべきだろうか。世界観としては、和子・吾朗・深町君(ソゴル)のいる世界
を継承しており、実際、主人公の芳山あかり(仲里依紗)は和子の娘なのである。

しかし、本作は、入口と出口こそ和子と深町君の物語の延長線にあるのだが、
中身に関しては「あかりの物語」なのである。つまり、繋がっていながらも
独立したドラマとして見ることができる。このバランスはかなり高評価だった。

そして、本作における「あかりの物語」もまた、幾度となく繰り返されてきた
物語達と同じように、「時」という壁が立ちふさがる、切ない人間模様が展開。
筆者はこの手の展開は、途端に見る目が甘くなる。案の定、終盤はグッとくる。

また、あかりが飛んだ1974年の世界観の再現度に驚かされる。
実際に、私はその時代を生きてはいないが、妙なまでのあるある感。
おそらくであるが、かなり細かいところまで、作り込まれているのでは?
実際、ロケ等もパズルのように当てはめていったようだし(パンフより)

以上の作品の持つイズムを継承しながらも新たなモノを作ろうとする姿勢、
作品の世界観に対する作り込み、最後はドラマ(物語)で見せてくる内容、
あたりは個人的に大好物な要素ですし、何だかんだで見ごたえを感じます。

もちろん、シナリオや演出で私が微妙に感じたところも割とありますし、
手放しに褒めるわけにはいきませんが、総合的には良かったと思います。

最後に、主演の仲里依紗の良さについては言葉にしづらい。正確には何処がいいと
言語的に説明するとなると、難しさがある。おそらく、表情作りではないかと。。
色々な顔を見せることで、場面によっては同じ人物とは思えぬくらい、変化がある。
何となくだけど、彼女については表情に惹かれる人が多そうである。


素朴な疑問として「BDで昔の映画を見たら、どんな感じだろう?」と
思っていまして、見ようと思っていた新作映画とともに好きな映画を
借りてみた。パットンを選んだのは、ブルーレイコーナーで何となく。

「軍人であること」を貫き通しながらも、不器用な名将の生きざまに
惚れてしまう作品。戦争絡みの映画でも、「アラビアのロレンス」や
「シンドラーのリスト」のような個人史に近いタッチの作品が好きだ。

また、広大なアフリカ・欧州の大地や迫力の戦闘シーンが収録されて
いることもあり、BD化の力を図る上でも、結果的には良かったかも。
いやぁ、音質・映像ともに、素晴らしいものでした。

次は、スピーカー?というか音周りを充実させたいなぁ。

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「坂の上の雲」に続き「Wの悲劇」を見て、「曲げられない女」が始まり
続けて、菅野美穂さんの演技を見る機会に恵まれた。(ついでに「キイナ」
の再放送もやっているそうだが、こちらは本放送時にギブしたのでパスだ)

「働きマン」もそうだったが、「アラサ―の独身女性」の役柄が回ってくる感。
ただし、それぞれの役柄で性格面の硬さが違うと思った。例えば「Wの悲劇」は、
押しは強いけども修羅場でさえも「面白い」と言ってしまうような柔らかさが。。
「曲げられない女」は「意思の強さ」が際立つ、どちらかといえば硬派な印象。

だから、菅野さんは現在の実年齢に近い役柄ならば何でも出来そうな気がする。
同じような発想は、過去に声優についてでも考えたことがあった。


声ヲタだったときに、キャスティングのイメージは、性格等の内面的な部分の
相性から考えたものだ(例えば、快活なタイプなら・・、ツンデレなら・・・)。

こうした、役柄のポジション競争みたいなものを確保するかどうかが人気声優への
第一歩だと考えていたことある。ただし、私は若手の頃はいろんな役に挑戦すべき
だと思っていた。むしろ、何かと癖のある役柄の方が面白いと思っていたりする。

声優の引き出しとしての性格硬度の調整(悪魔将軍みたいな能力だな(笑))や
キャスティングに対する発想が、女優さんを見るうえでも、少し役に立っている。
キャピタリズム マネーは踊る
押井監督の最新作「アサルトガールズ」や「アバター」も気になって
いたのですが、今日はマイケル・ムーア監督の「キャピタリズム」を
見てきた。丁度、今日から放映劇場が拡大して、新宿でも見れたので。
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タイトル通り、本作のテーマは「キャピタリズム(=資本主義)」である。
一昨年、米国発の金融危機および世界同時不況が世界経済を直撃した。
経済が苦手な筆者はこの機会を通じて、米国の金融機関事情について、
知りえることができた。最近は仕事で、定期的に米国の金融専門誌を
読む機会も増えてきたので、ようやく全体像というのがわかってきた。

また、NHKスペシャルで「マネー資本主義」が昨年放送されたことで、
80年代以降の米国経済と金融業界の変遷についても学ぶことができた。

こうした部分的に学んできたものの取りまとめとしても本作は非常に
見ごたえのある内容であった。金融を学ぶ人には是非とも見てもらいたい。

初期のムーア作品のテーマは元をただせば80年代のレーガン政権以降の
ウォール街の暗躍が遠因となっている(ロジャー・ミーやビッグワン等)。
これまでアメリカという国が抱える問題点・矛盾を取り上げてきた監督に
とっては、ある意味では原点の源泉となる部分を扱っているのかもしれない。

アメリカは「世界一の経済大国」。私も小学生のころから学んできた。

しかし、その格差は異常なものである。考えてみれば、あれだけの金融
危機を起こした張本人である金融機関の経営陣は、未だ高額報酬を得てる。
一方、市中には、ずっと暮らしてきた家を差し押さえられた人たちの姿が
増え続けている。どっちが被害者で加害者なのかわからない、おかしすぎる。

危機前から問題になったサブプライムローンやクレジットカード問題も
そうであった。充分な支払い能力を有していない多くの人たちに、業者は
無責任に押しつけてきた。FRBや監督機関は彼らを見過ごし、後押しする
ことすらあった。それもそのはず。行政の中心に投資金融機関の出身者で
固められ、多くの有力議員がロビーを受け、VIP待遇を受けているからだ。

金融派生商品の存在は一種の賭けに近く、リスクを多く抱えるもの。
そんなものが市場で多く売買され、結果、金融危機を引き起こしたのだ。
公的資金注入の法案は日本でも話題になったが、そうした金融機関を救う
ための法律。なぜ国民の税金でわざわざ肥えた猫を救う必要があるのか?

金融機関が統治する国家、それが20世紀末から現在までのアメリカである。
オバマ大統領が就任以降、横暴な権力者に立ち向かう国民の動きが出てきた。
ムーア監督自身、映画の終盤で国民1人ひとりの行動を促している。

この問題はTo Be Continuedであり、むしろ今後が大切な部分である。
日本も対岸の火事とはいえず、金融機関や業者を今後どのように監督を
していくのか、という議論はアメリカの帰省が大きく関係してくるから。
今後もアメリカを見ていく1つの視点として注視していくべきところだ。

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あと、内容について言えば、ムーア監督らしいというか米国ドキュメンタリー
映画らしいというのか、映像素材と音楽の使い方が絶妙だった。内容が真面目
な一方で、そうした崩しでは笑いが聞こえる。ムーア監督のセンスはやはり好き。

テーマ曲を聴くと、三重で忍者マフィアを率いているてんびん君
を思い出す(何か勘違いしながら)。最終戦はゴッドファーザー。
何だかんだでコレもしっかりと全部見たことがなかったんですよ。

丁度、昨シーズン終盤「Foot!」のユベントス特集で映画に出てきた
ような土地を訪れていたので。3時間、とても見ごたえのある作品だった。

ジュリアーニ氏がイタリア系でNY市長になった時に、この映画の影響を
話していたけど、何となくわかる(実際、彼の親戚はマフィアもいたとか)

銃撃戦のような派手さはないが、淡々と残酷に行われる殺人シーンが多い。
映画作品としての重厚さとはこういうことか、という基礎を学んだ気がする。
音楽も好きですね。ようやっと、こういうサウンドも好きになってきたり。

余談だが、吹き替え版がアル・パチーノが山路和弘氏で文句なかったが
野沢那智氏でも聞いてみたい。ついでにドンの麦人氏はピッタリだと思う。
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ナビスコ準決勝1st、2-0。決勝の国立へ、一歩前進。
中村憲剛、川島神の柱を欠きながらも何とか手にした勝利。


さて、土曜日は日本代表―オランダ代表。フル代表では初の日蘭決戦だ。
海外サッカーファンにもお馴染みの有名選手も名を連ねているようなので、
久々の強豪国との対戦は普通に楽しみ。しかも、オレンジ軍団ですからね。

注目は大爆発中の本田△(本田さんカッケー)こと、本田圭介というのが
大方のアレなんですけど、やっぱり川崎サポ的には楢崎の欠場を埋めるGK
に川島が出れるかどうかってところ。エイジの凄いところは、ゴールキック
の精度が高いところ、攻撃的な守備ともいえるほど反応が鋭さで果敢に守る
ところか。コロコロじゃなかったとはいえ、ヤットのPKも止めたしなぁ。

エイジは海外志向も強いので、良い機会になればと思います。

それはそうと、本田さんはどこまで面白いことを言ってくれるか
ワクワクさせちまうぜ。岡ちゃんとは違う意味で驚かせてくれるぜ。

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選挙が終わって、業務的には戦々恐々の日々なんですけれども、やはり
小沢一郎選対が強かったなと思う。野球でいえば「勝ち方」を知ってる
ベテランが経験が足りたない若いチームを支える構図に近いと思ったり。

何となくだけど、98年の日本ハムに入った奈良原と野口みたい。
あの年、ビッグバン打線と言われた日ハム率いる上田監督が、何故に
西武から奈良原浩内野手、ヤクルトから野口寿久捕手を獲得したのか?

奈良原が常勝西武の緻密な野球(サイン含む)を熟知していて、
野口が長年、野村野球の手ほどきを受けていたからだとされている。
つまり常勝チームの頭脳をそのまま入れたこと、これがチーム躍進に
繋がったとされる(ただし、その年は夏以降に失速したのだが。。。)

小沢一郎氏は自民本丸にいた人物であり、地上戦を熟知している。
勢いに加え、大物議員に切り込んだ新人候補者たちを躍進させたのは、
そこら辺のノウハウではないかと思う。演説は上手くないんだけどね。。


主人公・デューイはロックに燃えるギタリスト。しかし、その余りある情熱
がたたってバンドをクビにされる一方で、滞納を続ける家賃を同居人達から
請求される始末。金に困ったデューイは、友人・ネッドにかかってきた教師
の代行の仕事を勝手に受けて、名門小学校の教壇に立つのだが。。。。

日本でジャック・ブラックの知名度を高めた作品の1つではないか。
何だかんだで、今年DVDで彼の作品見るのは4本目だったりする(笑)

本作品は以前(衛星か?)テレビで見たのだが、続きからだったので、
改めて借りて視聴。私はまだ、巷で話題の「けいおん!」というのは
見てないんですが、現段階での物語イメージはコレ(違うみたいだが)。

情熱の偏ったダメ人間を演じるジャック・ブラック、見事にハマってる。
(ナチョ・リブレしかり、逆回転しかり、世間ズレした熱いバカをやると
似合いすぎるのは、いささかチートの領域かもしれない)

彼の演じるデューイは育ちのいい子供たちに、徹底的にロック魂を教え込む。
ロックファンの弟は何度も見ていて、こと細かい小ネタも良くできているとか。
駄目なオトナよろしく、子供たちに対して彼への絶対的な忠誠とメインボーカル
の座を確約させたところ(笑)劇中で、それこそ権力の打倒=ロックな事象が
起こるのではないかとハラハラしてしまった。

また、ライブシーンは実際に子供たちが演奏してることもあって、非常に説得力
があった。本篇のラストを飾るに相応しい。何度も繰り返して、見てしまった。

音楽、特にロック好きの評価も良いというのは納得できました。

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次に見た作品ですが、メインテーマを聴くとてんびん君のことを思い出します。
こんな着メロが流れる彼が現在の仕事に就くとは。権力と結びついて、闇社会
から三重を牛耳るに違いないですね(何かを勘違いしながら)

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弟「兄貴のipodって、新しいのにするにしたがって人に見せられないよね」
私「う、うん(ディスプレイいっぱいに映るBuono!のジャケットを見つつ)」

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今日は赤ブリこと赤坂ブリッツでケータイ刑事(not捜査官7)のイベントを
見てきたんですが、銭形海だった大政絢さんに目が釘付け(イベレポは書かない)。
(アリストテレス風に言えば)イデア界の人ですな。女優としての活躍に期待だ。
現役の誌上モデルだけあって、同性からの声援が聞こえたり、珍しい現場だった。

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サカつく

■ めざましキャスター・皆藤愛子がサッカークラブの秘書に!
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/08/27/021/

秋に発売のサカつく6が、何とセントフォースとコラボ。
「セントフォース=最強アイドル軍団説」を訴える筆者としては
気になるところ。というか、実在Jチーム運営ができるのは魅力的。

まぁ、愛ちゃんはいいんだ。やっぱり、我らがJサポの心強い味方、
「Jリーグタイム」の山岸舞衣さんが登場されているのが嬉しいぞ!

山岸さんは番組でも取り扱わない試合等でも、熱心に足を運んでるし、
スポーツ番組を多く担当されているだけに、非常に頼もしい方である。
たぶん、来年のワールドカップ中継でも大活躍されるので要チェック。


何でも、上手くいったら秘書候補になるとか(何なんだ、その機能!!)。
ただ、私が好きな八田亜矢子さんが敵チーム秘書というのが残念でならない。
というか、ライバルクラブの監督・ラモスかよ。微妙に心配になってくる。。

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