アイマス最高!
イベント後の定例タイトルになってきましたね。参加された先輩方は
お疲れ様でした。私も心地よい疲労ですが、流石にヘトヘトですね。
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■ THE IDOLM@STER 4th ANNIVERSARY PARTY
 SPECIAL DREAM TOUR’S!! IN TOKYO(JCBホール)


ということで、本日はアイマス4周年記念イベントの東京公演。
今回は抽選漏れしてしまったので、オク参戦でゲットする執念を発揮。
風の噂に聞く新体制発表などで、期待と不安が交錯しながら当日を迎える。

◇ 開演前
朝はナギさんとブルーノートさんと物販並び。今回は一人じゃないだけに
長時間ながらも何とか乗り切った。ちょっと面白かったのが、

物販の人「2000円お買い上げごとにアナザージャケットが手に入ります。
12000円で全6種類揃います。定額給付金でコンプリートできますよぉぉ」(要訳)


新単位・1定額給付金(=12000円)誕生。そんな、ささやかな笑いを提供されつつも、
筆者はイベントパンフレットが無事手に入ったので安堵。財政面は今回、緊縮気味です。

その後、ベンさんと合流してドームのイタリアンで昼を食し、前哨戦と休憩を兼ね
カラオケに行く。割と聞き込んでるわりに春香さん以外は歌えない自分に危機感が。
カラオケ終了後、会場に再移動し、恒例のE口さんと遭遇、兄者とも合流して勢力下。

開場から30分後くらいに入る。初のJCBホールだが、バルコニー席の臨場感が凄い。
アリーナの立ち見席も思ったよりもスペースがあった。そりゃ1000番台なるわ(私)。

◇ ライブ概要

今回は恒例の小鳥さんではなく、ダンス審査員・軽口氏による軽快な注意事項。
暗転したステージにキャスト登場。全員で『THE iDOLM@STER』(ショート)
(筆者の独断と偏見だが、ドレスはAKBアイドリングの『チューしようぜ』に似てた)

初期(および基本)配置は、記憶の限りではこんな感じ。

智秋・若林・仁後・今井・閣下・長谷川・原・沼倉・平田・滝田

のっけからトークで無駄に盛り上げる左サイドの二人は流石(笑)

トップバッターの閣下とあっきーは、準備のため早々に舞台下にさがり、
時間稼ぎ(笑)のため、ハラミーとヌーヌーのあだ名を考えようコーナー。

これはあんまりにもズンドコだったので、内容はほぼ割愛させてもらうが、
神の原さん案「原、たいらさんに3000点」は、いい昭和テイストだった(笑)
あと、滝田さんが必死に沼倉さん案「ぬりゃぬりゃ」をこっそり推していた(爆)

(なお、あだ名は変わることはなかった。ブルノさん曰く「WWEハウスショー」)

(1)中村・長谷川組(春香・美希)
中「乙女よ大志を抱け」→ 中「I want」→ 長「ショッキングな彼」(新曲)
→ 長「ふるふるフューチャー」→ 二人「Shiny Smile」


P.S.プロデューサーコンビ。いきなりの筆者が大好きな春香さん楽曲で、
テンションがぶっ壊れる。。。中村閣下は「I want」歌うたびに自分色に(笑)

続いて、アッキーはいきなりの新曲がカワイイ感じの楽曲なのとアッキーがまた
セクシーポーズなんかするから「けしからん」と、恒例のお父さんの視点でした。

(2)平田・沼倉組(真・響)
平「迷走Mind」→ 沼「Next Life」 → 平「自転車」(新曲)
→ 沼「太陽のジェラシー」 → 二人「relations」


ボーイッシュコンビ。ヌーヌーの「Next Life」の冒頭の

「あなたの遺伝子が、呼んでる」

に鳥肌が立った。なんてか、昨年のライブで初お披露目から1年もたたずに
こんなカッコよくきめちゃうなんて、ヌーヌーすげー。楽曲も含めて、好き。
真の新曲「自転車」は疾走感のあるナンバー、真「らしさ」がよく出ている。
ちなみに、立憲マーメイ党としてはヌーヌー版「太陽のジェラシー」も公認です。

(3)若林・たかはし組(律子・あずさ)
若「いっぱいいっぱい」→ た「mythmaker」→ 若「livE」
→ た「隣に...」 → 二人「シャララ」


年長組。見所大杉。若林神は、相変わらずパフォーマンスレベルが高かった。
観客レスポンス「いっぱいいっぱい」大連呼は流石。あずさ新曲はキング色強い。
そして、ようやく「隣に...」フルで聞けた。やはり、いい曲すぎて泣きそうだった。
昨年はショート版でしか聞けなかっただけに、感慨深し。気持安らぎすぎ、観客拍手。

(4)仁後・滝田組(やよい・小鳥)
二人「Here we go」→ 仁「キラメキラリ」 → 滝「空」
→ 仁「ゲンキトリッパー」→ 滝「花」


仲良し+自由。合間に没になったEXILEダンス風な動きを披露するなど。
やっぱ「キラメキラリ」は大盛り上がり、この日一番のウルトラオレンジ旋風。
小鳥楽曲は何度聞いてもイイ。「空」はしみじみしながらもアップテンポだし、
対して「花」はそれこそ「いい歌だなぁ」(しみじみ)なナンバー。また安らぐ。

ちなみにMCで(3)コンビにフリーザ様好きを突っ込まれた滝田さん。
ボソッと「デスボール」を発して、吹いた。It’s so ジュリーダム!!

(5)今井・原組(千早・貴音)
今「目が逢う瞬間」 → 貴「フラワーガール」 → 貴「My Best Friend」
→ 今「arcadia」 → 二人「青い鳥」


ミンゴス必殺フルコース。「arcadia」はElements Garden(上松)楽曲だけに
テンションの高ぶり方が「エタブレ」のそれに近い。ミンゴスのキメも良かったわ。
「フラワーガール」は筆者的にはド直球のコース。これまたハラミーがカワイらしい
衣装を着ていてねぇ(しみじみ)ミンゴスの強烈な色に負けず劣らず、良かったです。

そして「青い鳥」のデュオ版もおみごと。

(6)アイマス2ndビジョン関係発表
そして、ここからが中継枠にもなった新体制発表コーナーへ移行。
VTRでDS版ソフト「アイドルマスターディアリースターズ」発表。
BGMには3人の新アイドルの楽曲『Hello』に合わせて、ゲーム概要等が説明。

全キャスト集合。そして、坂上“変態”陽三Pが登場 with 大変態コール(笑)
ガミPからやや詳しくゲーム概要が説明。今回は「自分がアイドルになる」
というセルフプロデュースを体験する、アドベンチャーゲームらしい。何だってぇ。。

そして、新キャラのキャスト紹介。会場全体が期待や不安が入り混じった空気に(笑)
発表されたのは

日高 愛:戸松 遥 / 水谷恵里:花澤香菜 / 秋月 涼:三瓶由布子

の三人。筆者は非常に複雑な感情を抱くも、展開は待ってくれない(論点整理は後日)
新キャストの中で、欠席となった三瓶さんを除く二人が登場し、早速『Hello』披露。
流石にソロとしても活躍中だけあり、戸松さんは自然に。花澤さんはややギコチナク。
ちなみに、坂上Pは本作の続編については触れたものの、特段、具体的な話にはならず。

そして、最後に今後の抱負を一言。ツボだったのは滝田さんで
「健康なまま年越しを」って、まだ樹里さん、半年ありますよぉぉ!

ラストは全キャストで『THE iDOLM@STER』を歌う。生放送中なのに、
閣下が歌詞のフライングでミスる(笑)まぁ、ここら辺は愛嬌といったところかと。

最後、そしてアンコール代わりの挨拶として、中村さん号令のもと
「アイマスですよアイマス」で締め。

終了後、観客からは恒例の「アイマス最高」コールに包まれた。

今日はライブだと思ってたなかっただけに、こんなに歌を聴けるだけで幸せです。

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ここからは追記です

■ 『ディアリースターズ』という“アイマゲドン”をどう捉えるか?

◇ はじめに:私が非常ベルを今、鳴らす理由
アイマスライブのサプライズ。新キャストに非アーツ・アイム系声優という
だけでなく早い年次から、メインなどで実績を積んでいる、若手人気声優を起用。

今回の出来事を筆者はハロプロに激震を与えた歴史的事件「ハロマゲドン」から
そのネーミングセンスを文字って、「アイマゲドン」と仮称したいと思う。

結論から言えば、筆者は今回の中期ビジョン(=2ndビジョン)に諸手を上げて
賛成できない。なぜなら、これだけの危惧感を示しているのは、今回の出来事が
私の支持基盤でもある「アイマスの魅力」を損なう可能性を想定できるからだ。

◇ 仮説:「アイマスの魅力」=『ワシが育てた感』の共有
私はその声優が好きとか嫌いではない、という意図で述べているのではないことを
前提としておこう。そもそも、筆者は三瓶さん以外の二人はよく存じ上げていないし。

筆者は以前、アイマスの魅力として「『ワシが育てた感』の共有」があると
述べた。『ワシが育てた感』とは、アイマスならば「アイマスという
コンテンツを(自分も含めた)皆で育ててきたんだ」
という感覚である。

アイマスの場合、この意識が支持層の間で、ヲタク文化圏においても強いのではないか?
コアユーザーがコンテンツの二次創作や動画サイト等で広めてきたことが、ジャンルの
知名度、内容の充実に積極的な役割を担ってきたという意識があるからである。制作側
やメーカーも扉をある程度、開いてくれた。この距離感も、私はなかなか良かったと思う。

もう一つの内なる『ワシが育てた感」は機会に恵まれてなかった、もしくは若手の
キャストの成長を見守る視点が補完できることにある。これが元々声優ファン
的視点から、作品に関わった私としては頑張って支えたいと思うし、見守っていきたい
という、声優ファンの原点に戻った気持ちで取り組めたのが、本当にやりがいだった。

だから、私は現体制化(特に360版以降)のアイマスの理念を象徴するのは星井美希
であり、声優・長谷川明子であると思っている。360、そしてSPは二つの星井美希の
物語でもあり、デビュー作となった長谷川さんが歌やダンス、ラジオパーソナリティ
を経験する機会にもなり、昨年から原さん、沼倉さんといった人も迎えることができた。

二つの美希の物語の進行とともに、アイマスの世界観は深まっていったし、少しずつ
新しいファンを増やすことができた。美希はアイマスの羅針盤のような存在、とも思った。

また、地味なところかもしれないが、長谷川さんが今回、先生とメイン進行を担当したり、
歌を見て、馬鹿だけど「頑張ってるなぁ、本当に成長してるなぁ」としみじみ思っていた。
また、上記のハラミーやヌーヌーも同じ視点で、1年間の頑張りを見てとれたのが嬉しかった。

ゲームコンテンツ、しかもアケや360という家庭普及率の低い機種で展開してきた
アイマスの魅力であり、支えたのはこうした『ワシが育てた感』を基盤としたユーザー
の緩やかな共同体意識によるところが非常に大きい、と筆者は考えている。

◇ アイマゲドンの世界観が見せるモノとは?
そして、アイマゲドンは、連続性・継続性が育んだものとは異なるアプローチを仕掛けた。

誤解を招くようだが、筆者は全てを反対していない。ナレにもあったユーザーの「飽き」に
対してカミングアウトし、真摯に取り組む姿勢を表明した製作者側の意思には好意的である。
そのための変化である、という点では昨年のSP発表、美希移籍という事件とは類似している。

ただ、この変化には連続性と継続性がない。完全な地続きではないにしろ、これまで育んだ
支持基盤や構造の一部を取り入れてほしかった。私個人としては、繋いできたモノ分断された
心境だった。また、3人の新キャストにとって、この活動が+になるのかも疑問に感じた。

表層的に言えば「アイマスユーザー」という中規模のコア勢力へのアピールにはなるだろう。
しかし、例えば、戸松さんは多くのアニメレギュラーの仕事や「スフィア」という別途、
活動している現実?のユニットがあるわけだし。「こっちの仕事は大変では?」と思った。

(これを述べると「今の釘宮さんとかキングのAice5はどうなるんだ!」と思うだろうが、
発表当初、釘宮さんはブレイク数分前だし、キングはAice5直前なので、状況は異なる)

そう考えれば、せめて、アイマスの内なる魅力だけでもという思いから、新人起用の方が
いいと思った。これがアーツ系以外からの参戦だったら、さらに画期的だと思ったわけで。

整理すると、今回のアプローチはこうして作り上げてきたモノ=ストロングポイントを
欠いた「中抜け状態」になるのではないか、というのが筆者の考えである

◇ 最後に:アイマスユーザーにとっての「選択」が要求されるのか?
筆者はいかんせん声優側の視点を持っているので、特に過剰な反応をしていると思う。
ただ、アイマスを支持してきたものとして、今回の新作に魅力が損なわれる可能性を
感じる以上、イエスとは言い切れない。この違和感を、やっぱり拭えないのも現状だ。

アフターレポついでに長々と書いてきたが、最終的に考えついた方向性は、
アイマスユーザーの私が「冷静になって選択すること」なのかもしれない。

ただ、こういう思いはある。

Don’t wanna close my eyes
Don’t wanna fall asleep

Cause I’d miss you baby
And I don’t wanna miss a thing
Cause even when I dream of you

The sweetest dream would never do
I’d still miss you baby

エアロスミス『I don’t wanna miss a thing』(映画『アルマゲドン』より)

89年、週刊少年ジャンプで『電影少女』の連載が始まった。
今で言う「イケてない」主人公の高校生とビデオテープから
実体化したビデオガールを中心とした、恋愛模様を描いた物語だ。

映像の世紀とも言える20世紀の末、テレビを中心にメディアは回っていた。

しかし、ゼロ年代を終えようとする現在、メディアは混とんとした状態に。
先進国では、テレビの視聴時間とネットの接続時間の差が埋まり、若者を
中心にメディアの中心がテレビからパソコンのディスプレイへと置き換わる。

そんな時代にディスプレイ、テレビの向こう側から現われたのがPerfumeだ。

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元々、Perfumeはステージパフォーマンスが大きなセールスポイントといえる。
そんな彼女達が「画面の向こう側」に足を踏み入れることで、大衆性という
不鮮明で大きなモノと接することとなった。画面越しで多くの人たちの目に
入ったからだろう。それはネット動画だとか、MADのBGMかもしれないが。。

昨年の武道館ライブは、そんな画面の向こう側に我々が入り込んだような世界観。
DVDやテレビで見た、3人の動き、ステージを照らすレーザー、画面の中の世界に
入り込んだような感覚を筆者は感じた。GAMEでの演出の再現もあったり、武道館
の箱を生かした演出があったり。非常に、作り込み間の溢れる内容に私も感服した。

対して、今回の代々木第一体育館。一転して、演出による作り込み感を放棄し、
ステージで成長してきた彼女たちが得意としてきた一体感あるライブの雰囲気作り
を目指した。今回のテーマたるディスコ的なる空間への(観客共犯型の)模索という
作業、過程こそ、今回の大きな演出意図なのである。彼女たちは、現実に降り戻る。


楽曲も『コンピューター・シティ』頃の未来都市、ネットワーク世界を描いたもの
から、最新作『ワンルーム・ディスコ』のような等身大の女子像を描いた作品へと
進化している。少しずつだが、楽曲の世界観において、具現化が現在進行している。

まさに『ディスコ!ディスコ!ディスコ!』は、そんな彼女たちの現在位置を表す
形だったのではないか。彼女たちは、コンピューターの世界から現実の世界へと、
改めて、その姿を現してきたのだ。画面の中からPerfumeが飛び出してきたのだ。


それは、まるで『電影少女』のビデオガールのように・・・

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日曜日が終わった時はどうなるかと思ったけど、何とか乗り切れた。
やっぱ土日両日、外に出るのは危険だな。日曜日の試合日は怖すぎ。

とはいえ、明日もサッカーだったり(笑)相変わらずです。
雨ふらなきゃいいのだが、今年は天気に恵まれてただけにねぇ。
Perfume ディスコ!ディスコ!ディスコ!
Perfume ディスコ!ディスコ!ディスコ!
代々木第一体育館に初進出のPerfumeライブ、dj.negireoさんと参戦。
何だかんだで、楽しみにしていたライブなので、テンションもいい高さで。
昨年の奈々ライブから約1年、こんなに早く訪れることになるとはねぇ。

■ ライブ雑感

前回の武道館ライブは作り込み要素が強いという意味で、人工的な
完成度が高かった。これに対して、今回のライブは自然体で攻める
という意味では真逆のアプローチ。ディスコというコンセプトの下、

「What is DISCO?」

の問いに向かって、ライブは進行していった。

新曲は『ワンルーム・ディスコ』のみという点を考慮すれば、
まったく異なる風景を見せたのだから、驚くべきことだろう。

観客の雰囲気も良かった。これといって規則正しいコールが支配した
わけではないが、会場全体を包み込む、独特の雰囲気が自然と手を挙げ、
クラップさせていたような感じであった。。

曲構成はスタートの段階で

ワンルーム・ディスコ→ポリリズム→シークレット・シークレット

→ edge

という最新曲、人気曲を惜しみなく投入してきて、流石に驚かされた。

演出の妙として、前回のライブ以上に際立ったのが映像演出との連携の巧さ。
曲間での映像→ディスコMiXメドレーの部分で、会場がディスコづいてきた感じ。
そして、定番曲でもあり、テーマとばっちりの「チョコレート・ディスコ」へ。
ジワジワと盛り上がってくるパターンは、私的に好きな型であります。

また、7月発売のアルバムで新録される『NIGHT FRIGHT』がすごく良かった。
この曲は今年のエスキモーpinoで使用されているが、フライトアテンダントに
扮した3人が活躍するCMを思い起こされる振付も含め、私好みの楽曲だった。


とまぁ、まだPerfumeライブは2度目で、前回の見切れ+立ち見という環境から
席があって見える位置に来れただけでも満足なので、今回の感想はこんなところで。
月曜から飲みがあって帰りの電車で『まだ明日は火曜なのか』
と頭を抱えていたのだが、PerfumeのライブDVDというニンジン
があったので、一日が過ぎるのが早かった。この時期の発売に感謝。
『ワンルーム・ディスコ』といい、Perfumeは新社会人に優しい。
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■ DVD:Perfume 『BUDOUKaaaaaaaaaaN!!!!!』

昨年、11月の日本武道館ライブの模様を完全収録。

昨年末にNHKにてダイジェスト+ドキュメンタリー形式での
放送はあったものの、ライブの名場面・神演出は割とカット。
私もいい年だが、発売日まで指折りで楽しみにしていた。。

私は好きなライブ会場を聴かれて「武道館」と即答するくらい、
日本武道館は思い入れのある会場。剣道、プロレスの大試合で
行ってたりもするので、もう、何回行ったかは定かではない。

そんな筆者だが、このライブは3本の指に入る感動モノ。
(残り2つは奈々さんの最初の武道館、小橋健太復帰戦)

平日にもかかわらず超満員札止めの武道館の壮観さ
開演前、観客の期待でパンパンに膨れた会場の空気、
ダンス、映像、レーザーで表現された幻想的な世界、
ひたむきに取り組む最先端アイドルと観客たちのC&R、

ライブの完成度(=パッケージングのレベル)が観客含め、高すぎ。
5月の代々木も今から楽しみになってきた。また指折りで数えます(笑)
お祝いですよお祝い
4月3日は春香のバースデー+09年日本プロ野球開幕。
立憲マーメイ党にして野球ファンの筆者としては、ダブルにめでたい。
マッハで帰宅して奇跡的に1回表に間に合う。まぁ、来年からは無理だが。
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ということで、相変わらず評論家ぶって開幕戦雑感。

■ 開幕戦:東京読売巨人軍―広島東洋カープ(テレビ観戦)

開幕カードの対広島、対ヤクルト戦というのは、私的にいい思い出がない。
何故かと言えば、負けたインパクトの強い試合がイメージに残っているからだ。

広島といえば近年でも、巨人ファン以外に大人気のミセリの救援失敗など、
序盤のリードをひっくり返されて敗戦という、痛い敗戦のパターンが多かったり。

ヤクルトは野村監督時代の嫌な印象が強い。筆者の記憶に痛烈に残ってるのは、
97年開幕戦の斎藤雅から放った小早川の三連発。まぁ、昨年も負けているしねぇ。

さて、本日の試合を見て、今シーズン中に多く想定されうる試合展開だと私は考えた。
つまり「早い回で先発投手が崩れた場合、いかにしのぎ、逆転に結びつくか」なケース。

特に、今季は上原を欠いているだけに、計算不能・未知数の先発候補が名を連ねているのだ。
昨年のスターターでも、昨年は出来杉のグラやWBC組で不安の残る内海、高橋尚にしても、
各々に不安は残っている。チームをけん引する「絶対的エース」を欠いていることのが今季
巨人の最大のウィークポイントであると筆者は考えている。

そのため、筆者は当面の巨人は中盤までリードを許すケースが多くなってしまうのでは?
と考えている。巨人は伝統的に「先行逃げ切り」のチームであるため、こうした体質
も含め、戦力の底上げと様々な状況に応じた戦い方が、求められるだろう。


投手に関しては、従来の形でいえば「逃げきる」ための、筆者が想定する試合であれば
「しのぐ」ため、リリーフ陣の安定は絶対条件であるが今日は各投手、上々の立ち上がり。
(もちろんクルーンなどは怖い)となると、今シーズンは先発の踏ん張りが勝敗に大きく
かかっていると言えるだろう。


打線に関しては、亀井・タカヒロの1・2番は想定していた。悪くはないかなと。
タカヒロの足は魅力的だが、依然、出塁率に関していえば安定感に欠くと思われる。
塁に出るという意味では亀井の方がいいかと。しかしながら、今日の1回の走塁判断
などもそうだが、もう少し亀井にいやらしさ、クレバーさを強く求めていきたいと思う。

主軸はガッツ、ラミ様にまず1発。1・2番コンビもそうだが、これでまずひと安心。
スンヨプはオープン戦バカ当たりだった記録が逆に怖いが、案の定バットが湿ってた。
打線は当分、これでいいかな。とりあえずは、アルフォンゾの耐久力次第といったとこ。


ともかく、例年通り春先は厳しいと思います。4月は借金2くらいで済めばいいかな。

今年も各球団のファンの皆様、時には勇ましく、時には謙虚に
贔屓チームを大いに盛り上げていきましょう。


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アイマス

春香さん、誕生日おめでとう。この日に合わせてフリープロデュースで
クリアとか狙っていればいいのだが、そこまで機転が利かないのはダメPな筆者。

そこで、やや強引に関連付けた話をば。先日、遅ればせながらSPの攻略本を購入。

しかしながら、筆者は「敏腕」の称号を獲得し、精度も含めて、戦えるだけの技術
はある程度、身につけてきた。つまり、攻略情報云々への興味はさほど湧いてない。

柔道の山下泰裕選手がロス五輪決勝にて「出したことのない技が体から自然と出た」
という無意識に出したことのない技を出したように、筆者も日々のプロデュース業
から「考えたことのない行動で自然と手が出た」のである(笑)(ここまで言い訳)

率直にいえば、最新インタビューを読みたかっただけ(笑)その中で、下田あさぽん
が述べていた「自然とキャラクターがひとり歩きして、皆さんの中で彼女たちの
人生が始まっている」
というコメントが印象に残った。

この文面を読み返して、筆者はこうして1キャラの誕生日を祝えるのも、歳月を重ねた
「アイマス」というジャンルが、ファンや演じ手の中で「成熟」してきたからだと感じた。

ヲタク的だと思うのだが「(自分も含め)皆で育ててきた」という実感
(私はこれを『「ワシが育てた」感の共有』と仮称したいと思う(笑)
が、ここ1年くらいのモチベーションになっている。

春香さんの誕生日を祝いつつ、関わったジャンルの到達点を改めて噛みしめたいと思う。



Shoko Nakagawa MAGICAl TOUR 2009
Shoko Nakagawa MAGICAl TOUR 2009
しょこたんさんの2ndアルバム『MAGIC TIME』も素晴らしかったので、
フィールドワークとしても、是非とも行ってみたいと思っていたライブ。
運良く、平日の首都圏開催の公演に参加することができた。いざ、千葉へ。
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■ 開場前
駅からも離れた会場とあって、余裕を持って会場を目指すことに。
会場の千葉県文化会館には開場の約50分前に到着(ぶっちゃけ早すぎた)
一応、パンフだけ買おうと物販に向かうが、館内の異様さに筆者、戸惑う。

端的に言えば、何か磁場が違った。私の見解が甘かったことを思いしらされた。
『アウェーの洗礼』は過去の経験から見慣れ、許容してきたという自負がある。

女性客は多いのはともかく、コスプレイヤーの観客はたくさんいるわ、
小綺麗なカップル客は多いわ(笑)、一見サンの筆者の場違い感がマジマジ。。

さて、グッズ。久々に、この手のライブで応援ハッピの販売を見かけたり。
最近の声優・アニメ系はむしろ一般アーティスト風のグッズ展開が定石に
なりつつあるだけに、ハッピ+はちまきとかを着用する観客が逆に新鮮だった。

■ 公演雑感

そんなこんなで回りの装飾の異様さに圧倒されたわけですが、フタを開ければ、
大丈夫。飛んでいない人も多かったので、普通に飛んだ私が逆に目立ってしまった。

セットリストを参照にしながら、感想をば。

Spiral → Shiny Gate

[MC]

1/2 → そばかす



東京オンリーピックのテーマでもある『Shiny Gate』は筆者、結構お気に入り。
MC以後はプチ『るろ剣』メドレー。やはり器用なので、難なく歌ってしまうのが凄い。

ストロベリmelody
みつばちのささやき
through thelooking glass
シャーベット色の時間


このパートではアイドルポップ調の楽曲が中心となった。
筒美京平+松本隆コンビの『シャーベット色の時間』は素敵だった。


CAT Life【振り付け】
pretty please chocolate on top


振り曲の時に観客の何人かがステージに。参加型ライブのイメージ。
『pretty-』は1stアルバムで筆者が一番好きな楽曲。しょこたんさんの振りも良い。

冬の遊園地 → 綺麗ア・ラ・モード
[MC]
snow tears → 君にメロロン


ここで落ち着いた楽曲が続いた。やっぱり『綺麗ア・ラ・モード』は最高だ。
バック演奏をピアノのみにした鬼太郎楽曲2つ。『君にメロロン』もグッド。


続く世界 →空色デイズ
→happily ever after → calling location
[MC]
涙の種、笑顔の花


終盤は貪欲ロック(もしくはしょこロック)を固め打ち。ラストは今度のグレン劇場版
主題歌。観客のテンションも一気に高まり、マックスのところでアンコール前を締める。

アンコールは「翔子」コール。しょこたんとかで聴きなれると、逆に新鮮に聞こえる。

【アニソンメドレー】
めざせポケモンマスター →プレパレード→ 創聖のアクエリオン
→ 残酷な天使のテーゼ → 魂のルフラン → DANZEN! ふたりはプリキュア
→ 星間飛行 → ライオン → もえよ ギザみみピチュー!(4月よりポケモンED)
[MC]
Ivy



何かと『星間飛行』のカバー聞く機会に恵まれているようだ。
テレビで見たしょこたんのランカコスの再現度は結構高いため、
気がつくと関係者か何かと勘違いしてしまう。

公演時間は約2時間


■ 感想:中川翔子というハイブリットカー

テレビなどと比較すると、何となくライブでのしょこたんは「解き放たれた」という
印象を持った。彼女は「貪欲」という言葉を多用することでも有名だが、ライブにも
只管、貪欲に取り組んでいった。パフォーマンス云々の前に、気持ちで伝わってきた。

構成はコンセプト別にまとめ、一気に畳み込むような構成は。一見の私にとっても
良かった。「冬の観覧車」→「綺麗ア・ラ・モード」や「続く世界」→「空色デイズ」
といった繋ぎも非常に良かった。

また、公演の感想だが、観客層のバランスも偏っているようで、意外とバラバラなのが
良かったと思う。特に、女性ファンが多かったのはいいことだ。自分のことをさらけ出し、
様々なことに貪欲に取り組む姿勢は同姓にも好印象なのだろう。改めて、しょこたんさん
の良さを感じた。たぶん、現在よりも大規模のステージで歌う機会も出てきそうだ。


例えば、アイドルという存在を車で表すのならば、Perfumeは一般アイドルという
カローラのボディに最先端のテクノポップというフェラーリエンジンを積んでいる
ようなものだと、ライムスター宇多丸氏は語っていた。

この考え方でいけば、中川翔子というアイドルはハイブリットカーだと筆者は考える。
つまり、彼女は二つの動力源を使い分けて、芸能界という公道を走っているのではないか。

1つはA系というエンジンだ。彼女といえばオタク文化に理解があるアイドルとして注目
を浴びてきた。今日のライブでもそうだが、A系文化へのリスペクトをヒシヒシと感じる。

(このエンジンは、公道を走っていないが中野森腐女子シスターズも高性能だろう。
残念ながら、スザンヌはエンジンを積み替えてしまったようだが、元々は中野製である)

もう1つの動力源、これが筆者が関心を持った理由にもあるのだがアイドル燃料である。
彼女は80年代のアイドルポップに対して理解が深く、松田聖子などを神として崇めている。

以前も書いたかもしれないが、中川翔子はアイドルであってアイドルを意識するメタ構造
を有している。さらに、筆者の中川さん評は『綺麗ア・ラ・モード』以降、急上昇している
ように、彼女は王道継承を行った。だからこそ、歌姫系アイドルの希望の星として、彼女を
今一度注目すべき存在である。是非とも、今後も定期的にこうした楽曲に挑戦して欲しい。

ある意味で今度のイーストウッドの映画ではないが、しょこたんはグラン・トリノかも
しれない。アイドル・カーオブザイイヤーの中川さんの今後にも大いに期待していきたい。


とりあえず、筆者的には『綺麗・ア・ラ・モード』が聴けただけでも今回は満足です。




最近、林原めぐみさんと様々な職業人との対談集を読んでいたんですが、ちょっとした気づき。
仁後ちゃんが使ってる「ホクホク」って、そういえばめぐさんも使っていた。あと、中村先生
なんかが使う「キャラを(自分の中に)下ろす」って表現も、林原さんが発端だった気がする。
こんなところでちょっとしたアーツ(アイム)の系譜を感じた。いやまぁ、偶然だと思うけど。
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アイマスSP発売まで1週間ですか。何というか、とにかく落ち着かない。
PSP進出のミッションが失敗すれば、プロジェクトアイマスは減速ないし消滅する。
ある程度、成功すれば何かが見えてくる(はず)。ユーザーとしても大勝負なのだ。

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サッカー

■ 日本代表―オーストラリア代表

ヒリヒリした緊張感が画面越しに伝わってくる代表の試合は久しぶり。そこはまず楽しめた。
近年の代表戦をずっと見てきた筆者としては、内容に関して崩し方などの形がよく出来てた。
不安視されていた守備に関しても、相手がさほど攻めてこなかったこともあり、安定してた。

課題としては、ゴールまでのプロセスはだいぶ出来てきたけど、フィニッシュですねぇ。
FWばっかりはセンスの世界だ。ゴールの嗅覚に冴えた、ストライカー出現を待つしかねぇ。
どっかに日本語ペラペラなブラジル人ストライカーいないかな(ジュニーニョは無理だった)

総括としては、岡田ジャパンは少しずつだが伸びていると思う。世界標準には、程遠いけど。
岡ちゃんは「W杯ベスト4」なんて言ったんだ。目標は低すぎず、高すぎずがいいんだろう。

あと、川崎勢が全く出番がなくてフロサポの自分は涙目。

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最近読んだ本

■ 高野陽太郎『「集団主義」という錯覚 日本人論の思い違いとその由来』
これは面白かった。学術書としても読みやすいし、論文を書く学生にも勉強になる本。
よく言われる「日本人は集団主義で欧米人には個人主義である」という通説に対して、
それがいかに思い違いであり、バイアスがかかった論説であるかということを証明する。

通説として広く言われているだけに見落としがちな視点だ。
状況とバイアスの影響を非常によく説明している事例としても参考になる。

■ 小川光生『サッカーとイタリア人』
イタリアのサッカークラブと郷土愛について紹介。光文社新書はサッカー本ブーム。
クラブと町が歩んできた歴史を中心に、その奇妙な関係について詳しく知ることができる。
日本のサッカークラブは、これほど地域とともに歩んでいるイメージがないのは少し残念。

■ 町山智浩『キャプテン・アメリカはなぜ死んだか 超大国の悪夢と夢』
アメリカ在住の映画評論家の筆者のコラム集。町山さんの映画批評は面白い。
流石はアメリカ、といわんばかりに面白いニュースネタが多すぎる。
いやいや、この高度情報社会の現代においても拾えてないネタが多いとは。

こんな本ばっか読んでるから「〇〇は、雑学王にでもなりたいのか」と
研究科で言われるんだろうな。知的好奇心があるだけ(それ変わりないじゃん)
ネット中心の生活ってのはどうも好きじゃないですからね。読書は好きですね。

あと『べしゃり暮らし』を一気に読んで、デジきんの話で泣きそうになった。
ジャンプ連載分は綺麗に終わってるだけに賛否あると思うが、私は他誌に
移ってでも連載が続いて良かったと思う。とにかく、早く続きが読みたい。

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野 球

■ BS特集『わが愛しのヤンキースタジアム』
昨年末に放送していた番組をようやく視聴。昨シーズンを最後にヤンキースの本拠地
としての役目を終えたヤンキースタジアムと関わりのある出来事を取り上げた番組だ。

80年以上の歴史を持つ球場だけに、本当に多くの人々の多くの思いが込められていた。
野球場としてではなく、9・11の合同慰霊祭やローマ法王のミサ、マンデラ氏の演説
なども行われた場所でもある。まさに、ニューヨークに暮らす人々の心の拠り所といえる。

ヤンキースファンを自称する筆者としては、一度は行きたかったという気持ちでいっぱい。
あの球場で「私を野球につれてって」を歌いたかった。次の夢は、上原登板を見ることかな。
White Album

tvkが最速だったのか?ゆうすけ解説委員に補足説明をしてもらいながら1話を視聴した。
私は原作情報は皆無(先輩等から伝聞した程度)、視聴にあたって公式ホームページを一覧。

時代設定が1986年、主人公たち大学生にとっては非常に景気のいい話が続いた時期ではないか?
ここから私が連想した「めぞん一刻」である。五代君が就職を逃したのは本当に凄い話だった。

このように語る筆者も80年代生まれ。東京を彩ったバブルの夢とその崩壊も伝聞レベルだ。
とはいえ、最近では見なくなった公衆電話を使うシーンなどはイメージレベルで「懐かしい」
感覚を想起させる。予想であるが、この感覚に訴えかける手法は今後も使われる部分だろうか。

設定と解説委員によるストーリー展望から、私は本作品のある程度の「手堅さ」を感じた。
制作者側サイドが本作をピックアップした背景として、私は以下の仮説を立てたいと思う。

1.ストーリーの昼ドラ的展開(予想:解説委員による供述を総合して判断)
2.80年代という舞台装置から作り出された「アイドル」(私見とWikiの供述から)
3.Leaf原作でありながら98年の発売以降に移植されていないが、伝え聞く名作(資料)


1は『School Days』から昼ドラ的要素を加味した作品がヒットしたというケースがある。
フラグの視点で物語をみていく形が定着しているだけに、この形は話題を作りやすいと思う。

2は声優のアイドル的人気、キャスト関連でのマーケティング戦略(企画CD、イベント)から。
昨年の「マクロスF」のケースから考えると、意外にもアイドル的な要素は有効な策ともいえる。

3はある一定層から下の世代にとっては「まだ見ぬ強豪」であった作品という希少性の部分だ。
逆を言えば、比較的上の年齢層にはピッタリとあたる作品からも、幅広い注目を集めるという
ポテンシャルを秘めている。そう考えれば、なかなか絶妙な原作配置かもしれない。

さらに「なのは」シリーズ等で知名度があるセブンアークス+キングレコード陣営は強力だ。
そこから、満を持して水樹奈々を抜擢していることで、鋭いクロスを放り込んでる印象がある。

良く言えば「しっかり」とした、悪く言えば「手堅い」戦略も垣間見えると私は考えている。
そのため、ある程度のヒットをしても(もちろん盛り上がらないかもしれないけど)驚くべき
作品ではないことは指摘できる。むしろ売れなかったら大失敗なのかもしれない、そのレベル。

もちろん私は儲かったとか、盛り上がったとかはどうでもよくて、作品として唸らせてくれれば
万々歳です。1話を見た印象では手ごたえはありましたが、「暖簾に腕押し」でなければと。。。

幾つかの手ごたえから、私的な部分で期待したいのは平野綾。意外とハマりそうな雰囲気が。
どこかに余裕さがあるキャラクターが多かった彼女だが、私としては「二十面相の娘」の
時同様にストイックさが求められたり、気を揉んでいるようなキャラのほうがいい気がする。

過酷な状況や場面におきながらも、どこかで明るく振舞うキャラみたいな。そんなところか。
彼女自身、現在の職業像だって被せることだってできると思う。いや、これは邪推ですね(笑)


割と軽い感覚で見てはみたものの、今年のトレンドなどを図るものさしとしては興味深いです。
「8時だよ全員集合」が面白い。TBSは年中、昔の番組アーカイブでいいよ。
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■ NANA MIZUKI LIVE FIGHTER-BLUE SIDE-
RED SIDEと一緒に予約先から受け取ってきた。DVD見ながら論文書きます(笑)
パッケージデザインがFORMULAと同じ感じなので、並べて置くと良いですね。
内容については、これからという感じですが、一番最初の「Astrogation」で
飛んでいく時、観客席の青サイリウムは圧巻。何というか、大海原って感じっす。
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声優ネタでもう一つ

今日は大学で論文指導という名の昼食を囲む会に参加した帰りの電車。
吊革広告にグラビア雑誌の『sabra』。そこに「たかはし智秋」の名前があって驚く。

頭の中が紫色になってので中身を拝見させていただいた。感想、富士サファリパークでした。
キング、ジューシーすぎて頭が上がらん。キングはアイマス楽曲絡みで、片瀬那奈みたいな
本格的なクラブサウンドをフューチャーして歌ってもらいたいYO!

A系文化圏に迷い込んだFly-GIRLに感謝。ジューシーポーリーリスペクト!!

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【短期連載】2008年総括:読書編

今年発売された本というより、今年読んだ本ですかね。最近の私は貧乏性なので、知識となって
自分の血となり肉となるような本ばかり読んでる感じです。強化系読書とでもいうべきですか。
そんな中で「面白い」「これはオヌヌメ」という本を再掲していこうと思います。

■ 宇都宮徹壱『股旅フットボール』(東邦出版)

本書はテレビでも取り上げられることもない地域リーグや都道府県リーグのチームに焦点を
あてたルポタージュ。筆者の宇都宮さんはスポナビで「JFL定点観測」というコラムを連載。

Jリーグ百年構想の最前線はこうした下部クラブにあるという視点から、地域クラブが抱える
目標や課題について取り上げている。クラブライフについての海外からの事例調査という形で
は吉崎エイジーニョ氏の「オレもサッカー「海外組」になるんだ!!! 」が非常に面白いかと。

■ 小島和宏『ぼくの週プロ青春記』(白夜書房)

90年代、新日本プロレスや全日本プロレスは深夜放送に移行して、長らく続いてきたテレビ
プロレスの時代は終わりを告げていた。一方で、専門誌である週刊プロレスはターザン山本!
編集長体制で驚異の週60万部を売上げ、デスマッチやルチャを看板にしたインディー団体
によるライブプロレスが新たな活路を見出していた。筆者は大仁田厚が率いたFMWやG.サスケ
のみちのくプロレス、90年代の女子プロブームを取材を通じて追ってきた、元・週プロ記者。

週プロに青春を捧げた筆者が語るプロレスノンフィクション、暴露本の存在がチープに見える。

■ 鈴木敏夫『仕事道楽 スタジオジブリの現場』(岩波書店)

ポニョも絶好調のジブリを支える鈴木敏夫氏が語る、宮崎・高畑監督や仕事のことについて。
パヤオさんについては今年発売した「折り返し点」や「宮崎駿の世界」なんかもあるのだが、
たぶん一番近い人が語る第3者の視点というのは非常に興味深かった。また、ジブリのことは
語られることは多いが、親元で会った徳間書店については触れられることはあまりなかった。

元アニメージュ編集長でもある鈴木氏によると、また徳間の社長も面白い人物だったようだ。
アレだけの多忙にも関わらず、タイトルに道楽という言葉が使われているのが押井監督が言う
ように「仕事を自由にこなせるという意味で本質的な自由人」だから、仕事を楽しめていると
いうことなんだろう。今までとはまた違った、ジブリに対する視点を与えてくれたと思う。

番外・マンガ編


今年発売されたマンガで10点配分で分けると、

羽海野チカ「3月のライオン」1・2(白泉社)3点 
小山 宙哉「宇宙兄弟」1-4(講談社)3点 
ツジトモ/綱本将也「GIANT KILLING」4-8(講談社)2点
あずまきよひこ「よつばと!」8 2点


「3月のライオン」は広告が異常に多くて、鼻につく人がいるかもしれないんですけど、
そんな期待にしっかり応え、進化を感じる羽海野ワールド。白泉社も必死に出すわけだ。
ジャンル漫画としての挑戦も期待したいところだ。

「宇宙兄弟」はモーニングで宇宙ものだと筆者は「プラネテス」なんかを想起してしまうが、
それとはまた違った面白さがある。主人公のムッタがどこか憎めないキャラなのが好きです。

「GIANT KILLING」は筆者が投げかけているテーマ設定が興味深いと思ったから。FWと決定率
の関係性とか、サポーターの立ち位置とか、こうしたテーマにどういった形を原作者が提示する
のかどうかも気になる。今年中に単行本でガンナーズ戦は終わってほしかったなぁ、ので2点。

「よつばと!」年1冊でも十分に満足してしまう内容。よつばとの魅力に関して、マンガ夜話
でも、よつばを囲むコミュニティの存在が大きいという指摘があったが、そんなコミュニティ
を8巻ではお祭りというイベントで奥行の感じる描写をしてくれたという意味で印象に残る。

まぁ、今年発売じゃないが島耕作は就職活動しながら読んでたら課長から常務まで集まった。
並行して社長編も読んでるんですけど、社長秘書が面白すぎて、これはこれでありかな、と。
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第6回:ダン・グラッデンPが語る秋月律子論


765プロの知性派アイドルである律子さんはあずさ・千早とは異なった部分でアイドルっぽさがない。
(ここまで5回も書いてきて、今更ながらアイドルっぽさを醸し出すキャラが少ないことに気づいたり)
律子さんは事務能力に長けている。現在でも事務員兼任で働いていることも既に周知のところだろう。

しかし、私は律子さんを大いに「アイドル」を見るのだ。
輝くアイドルという仕事と地味な事務職の両面を知っている彼女の特異性があるのだと思う。。
律子さんは働く人に愛される側面を持っていると私は感じているし、努力をする人は好きだ。

私がアイドルの中でも特にプロを感じるほしのあきも売れないときは事務員的なことをしたとか。
今、強制卒業の危機に瀕している大堀恵もまた劇場カフェのスタッフから加入したという。

自分は思うのだが、律子さんのような人だからこそアイドルとしての意識って強いものだと感じている。
律子さんのプロ魂みたいなものをプロデュースしているときはひしひしと感じているんですよ。
だから、プレイヤー側も「頑張らないと」思わせてくれますね。そこが私は好きですね。

そんな、プロ魂をもって取り組むPが語る、律子ベストソング3


■ 第3位:「1/6の夢旅人」(MASTER ARTIST10)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1090424
http://www.nicovideo.jp/watch/sm900346(原曲)

私も大好きな「水曜どうでしょう クラシック」のテーマのカバー。若林神も好きだったはず。
2002というより、たぶんテンポなんかはオリジナル版に近いと思う。全然違います。
原曲が大好きなんだけど、これはこれで好きです。

■ 第2位:「いっぱいいっぱい」(MASTER ARTIST10)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1907480

初公開されたとき、幾多のPが腕を振っていたのを思い出す(しみじみ)
律子さんのテーマ曲としてぴったり。これもマスアの遺産として誇るべき楽曲です。

■ 第1位:「魔法をかけて」(MASTER ARTIST10)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5082874

現実と向き合っているだけに「夢見る少女じゃいられない」のはわかってる、だけど、
だからこそ輝く乙女ちっくな内容。本当、大学院の講演会準備のときは毎日のように聞いてた。

やや内容が薄くなってきましたが、次回は真君→ゆきぽ→亜美・真美(→小鳥さん)
アイマス

■ 勝手にベスト盤『MASTER OF MASTER』発売記念企画! 今こそアイマスを語れ!!

第5回:ダン・グラッデンPが語る星井美希論


そろそろ身内の中でも異論反論が出てきそうなキャラを取り扱う段階になってきました。
それで今回はSPに向けて大きな変化がある美希なので「これは違うぞ」と思えばどうぞどうぞ。

星井美希はモーニング娘。における後藤真希を意識していたというのは、たしか制作陣の
インタビューで何度か読んだことがある(記憶に新しいのはアニソンマガジンVol.5か)
ちなみに後藤真希は加入時、夏休みだったこともあり、金髪にしてたのは私も覚えている。

リアル厨学生だった私のクラスではASAYANが必須科目だったので意外とちゃんと見てたり。
モー娘。の曲は好きだったけど、別にリアリティショーはどうでもいいやと思っていたので。
むしろ、チェキッ娘の名前はあんまり覚えてなかったけど「DAIBAッテキ!!」のほうが好き。

言い訳がましい解説はさておき、

後藤真希の加入→LOVEマシーンのミリオンヒット(路線転換)→名実ともに全国区のアイドルへ

という事実は広く認識される部分であるが、

星井美希の加入→360版アイマスのヒット(路線転換)→ ネットメディアのメジャーな存在へ

という流れも結果として、筆者は非常に似通っていたものになったと考えている。
両者に共通するのは、彼女の存在だけが要因ではないにしろ、起爆剤になったことは確かだ。

美希は(ゴマキを評したつんくP風にいえば)「才能が飛び抜けた存在」として扱われている。
アイマスには意外といなかった天才型だ(千早は才能があるだろうが、秀才型の典型でもある)
逆に、その才能と若さゆえに奔放なところがあったりと、ジェネギャを含めた難しさもある。
それが紳士達に何ともいえない快楽を覚えさせることは言わずもがな押さえておくべきことだ。

そんな彼女の覚醒を含めた成長を描いた360版は、広義の意味でいえば「美希の物語」といえる
作品だと考えている。悲観する方も少なくないだろうが、PSP版は「もう一つの美希の物語」と
筆者は捉えている。対峙することで、改めて並び立つことで彼女を知り、そして我々は彼女の
大きさを知ることになる。

プロレスで語れば、三沢光晴というレスラーはジャンボ鶴田というトップと対峙する意味で
超世代軍を作り、立ち上がったことでエースとして並び立ち、そしてプロレス界の盟主として
位置するようになった。古くなれば長州力、天龍源一郎もそうであった。現代のプロレス界が
世代交代できずにいる部分が、このアクションと影響力がいまだに弱いからだと私は考える。

プロジェクトフェアリー(美希・貴音・響)は後藤真希におけるプッチモニなのかはともかく、
この美希という存在のポテンシャルを今一度引き出す意味で大切な動きだというのが、私は
支持している。そして、成長して、いつかは765プロに戻ってきてほしいと願っている。

そんなエールを送るPが語る、美希ソングベスト3は

第3位:「Here we go!(REM@STER-A)」(MASTER LIVE 01)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4331140

美希のウィスパーなんて、もはやハグされた時の囁きに近いくらいのアレだ。
ライブのとき聴いて「うわあ」と盛り上がった後に歌われて、静まりかえるほどの衝撃。

第2位:「涙のハリケーン」(MASTER ARTIST 03)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm771241
http://www.nicovideo.jp/watch/nm3357736(原曲)

ボンボンブランコのカバー。ハロプロ黄金期に現れたボンブラなんですが、アイドル評論家
の論評などからはワンピ主題歌でのヒット以前も完成度が評価されるくらい楽曲で勝負してる
アイドルだったので強敵な楽曲だが原曲とは違った、カワイく仕上げているのがまたいい感じ。
しかしまぁ、これをリクエストしたPのセンスに脱帽です。わかってらっしゃる。

第1位:「relations」(MASTER ARTIST 03)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5077582

上の2曲はいわゆるカワイイ楽曲が多いんですけど、いやいやカッコいいのだってできます。
ボーカリストとしての美希の振り幅がこうやって聴いていくと、改めてすごいなぁと感じます。
関係ないが動画の衣裳・ライブフォーヴィーナスは結構好きです。1000ゲイツで買った。


次は律子さんで行く
寒いですね、もう真冬みたいな格好ですよ。
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格闘技とか

今年の大晦日の「Dynamite!!」のサブタイトル「勇気のチカラ」というセンスにぶっ飛ぶ。
何てか、「24時間テレビで10年以上前にありました」と言われたら信じそうなネーミング。
「格闘王」の裏実行委員会でますだおかだの秀逸なセンスのほうが素晴らしかったな、うん。

田村と桜庭の対戦が今更になって決まったので、やっぱ見に行きたいようなそうでないような。
青木が秋山とやりたいようだけど、階級差考えたら、リスク高すぎだよな。青木好きだけどさ。

というより、現段階だと圧倒的に「ガキ使」の6時間特番のほうが楽しみだわ。
紅白はのぞみたん次第だ、あとはSuperfly。Perfume?出るにきまってるでしょ(ドン)

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アイマス

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第2回:ダン・グラッデンPが語る高槻やよい論


高槻やよいを語るならば、私はアイドルはアイマスのシステムに最も適したアイドル像を
提示していると考えている。春香と異なり、やよいは「貧乏」という特殊な設定を持っている。

ギャラ前借で給食費を払う(旧ドラマCD2巻より)
ベロチョロを10年使用(今のは春香母と春香さん作成:春香バースデー企画CD)
一連のもやし発言(MASTER ARTIST 02より)

という、エピソードを数々と披露されていることが共感をよんでいる。

私は「家なき子」直撃世代なので「同情するならカネをくれ」という、たくましさと
同時に貧乏に対するネガティブなイメージを連想していまう。しかし、やよいは違う。

彼女はその現状を辛いと思わず、むしろ当たり前のこと捉え、前向きに、明るく生きる。
貧乏な家庭事情に対して悲観をせず、アイドルになったのも借金を返すためでもないのだ。
彼女のドラマは「お涙頂戴」の物語と捉えてはいけない。どんな状況でも笑顔で乗り切る、
そんな絶対的な明るさに我々は微笑むのだ。そして、それを人は「愛でる」というのだろう。

アイマスというゲームは恋愛ゲームという側面よりも、育成ゲームという側面が強いと思うが
私は折衷的な表現をすれば、それは「愛でる」ゲームなのだと思う。その適正おいて、私は
やよいのもつファクターはその要素を最も満たしていると思うのだ。ある意味で、やよいは
アイマスというゲームの持つ特殊性をも体現する、そんなアイドルだと私は考える。

そんな、愛でるPが考える高槻やよいベスト3は以下の通り

第3位:「サンタクロースはどこのひと」(Chrismas For You!)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1807148

第2位:「Go my way!」(MASTER ARTIST 02など)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5196757

第1位:「キラメキラリ」(MASTER ARTIST 02)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm575091

動画はショート版とかですが、まぁ紹介程度なんでご容赦を。

3曲に共通することは、いわゆる「舌ったらず」なところがスイングしている楽曲ということ。
私がやよいに興味を持ったのは今回は入れてないけど「ふたりのもじぴったん」カバーの時。

これはまだゴマエが世に出る前に収録された楽曲で、やよいの歌い方の持ち味を引き出した
エポックメイキング的な曲ともいえる。知っての通り、360楽曲で最初にリリースされたのは
「私はアイドル」であり、ゴマエはプロモで使用されていた楽曲であった。

ゴマエは「ゴマエ」というフレーズが耳に残るアイドルソング特有の現象であったが、後々
抜擢されたやよいの「見てぅ」の言い方が話題になったこともある。そして、この持ち味を
増幅させた形となって歌われたのが1位3位の楽曲である。「キラメキラリ」はやよいという
キャラを本当にストレートに表現しているテーマソングのような楽曲として評価できると思う。

MASTER ARTISTシリーズという地上戦が強いられた展開の中で、やよいの02は起爆剤として
機能したことが、継続的なシリーズの売上にもつながったのではないかと私は考えてもいる。

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ゲーム

■ レッスルエンジェルス サバイバー2
時代は「群雄割拠」にしてマネジメントは10年で設定して、今日までに2年目終了。
現在の所属選手は(参照:http://www.tryfirst.co.jp/was2/character.html

マイティ祐希子@中原麻衣、菊池理宇@水樹奈々、メイデン桜崎@生天目仁美

藤島 瞳@桑谷夏子、伊達 遥@浅川 悠、真田美幸@雪野五月 

永原ちづる@豊口めぐみ、草薙みこと@能登麻美子 


不定期参戦してもらっているフリー選手は


サンダー龍子@渡辺明乃、南利美@沢城みゆき、ソニックキャット@斎藤千和


当方好みのセレクトで巡業中。とりあえず一万人規模の会場を札止めできるようになった。
巡業を組むにあたってプヲタとして、改善点というかシステムでやりやすくなったのは

・参戦交渉:フリー選手との数カ月おきで契約して参戦することができたこと
・タイトルマッチ:複数のタイトルマッチを1興行で組めるようになったこと
・集中興業:一つの会場で集中して興業が組めるようになったこと(例:後楽園3連戦)

ですかね。あとは昔のビューティペアとか、クラッシュギャルズみたいに歌手デビューと
コンサートがイベントで開けるようになったこと(しかも、コンサートは売上があったり)
昔の全日本女子のような飲食店経営ができるようになったことなど、古き良き女子プロレス
の姿が追求できるようになったのではないかと。慣れると1よりはやりやすいシステムです。

育成面に関しては経験値などやトレーニングが細かくなったので、解剖ができてないが
1同様であれば体力等の基礎能力の数値が攻撃、防御ポイントに振り分けられるはずとの
仮説を立てて、今のところは育成中。今回は才能がヘボの選手でも結構伸びるので嬉しい。

相変わらず藤島ちゃんをアイドルレスラーとしてプロデュース中です(何か勘違いしながら)
■ Perfume First Tour 『GAME』
年甲斐もなく、結構楽しみにしていたPerfumeのライブDVD。
最近では珍しいCDジャケットサイズ、価格もリーズナブルな設定。

Perfumeのようなアイドルなら箱庭することはいつでも可能だが、
ファンの輪を広げていくことが大切であって、その裾野もあるわけで
CDアルバムレベルで手に取りやすい価格に設定したという意味では
プロモーションの戦略としても、良いのではないかと思う。

MCなんかも含めて、3人が噛みしめながら楽しんでいるのがとても伝わる。
私的べストは「Take me Take me」。激しさはないが動きのしなやかさがイイ

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サッカー

■ 日本代表-ウズベキスタン代表
テレ朝の煽りを見ると「裏切りのジーコ」なんてサブタイトルですかね(笑)

アングル論で考えると、ジーコは悪役にしてはインパクトに欠けますけどね。
監督ならともかく、ぶっちゃけテクニカルアシスタントだか何だかでしょ。
そんなこんなでウンザリしたので、いつものように可も不可もないNHKで見る。

解説の山本昌邦氏も言ってたが、とにかくウズベキスタンのプレスが早かった。
アウェーとなる敵さんとしては守備に人数をかけてできるだけ失点を防いで、
ドロー狙いでもいい試合だと思うし。ゴール前をしっかり守って、カウンター一発。

早いプレス展開は想定外かもしれないが、守備で固めるのは誰だって想定できるでしょう。
だから、中央突破というのは大変だ。(テレ朝推奨)サイド攻撃、クロスは重要だろうか。

見ていた感じ、サイドからの仕掛けが少なかったのは課題かもしれない。
例えば、予選同組でもある長身選手をそろえる豪州相手ならば。。。

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野 球

CSで悪夢を見ることも想定して、今のうちに優勝記念号などを買い漁る。
今週の「週べ」に対阪神、対中日の主力の対戦防御率や対戦打率がありましたが、
改めてドラゴンズ戦に対する相性の悪さ、苦手であることを再認識することになる。

内海なんか0勝5敗という阪神戦との真逆の成績、上原もノリや井端がかなり苦手。
両チーム、後ろの投手には安定感があるだけに(そこは突っ込まないで)、先発カードの
切り方次第であろう。初戦はグラでいくとして、2・3戦のスターター起用が気になるとこ。
今年の中日戦にありがちな、序盤で決してしまった大敗パターンにすら陥る可能性もある。

一方、阪神戦に関しても、終盤戦の1点を争う試合になるのは固いだろう。ジャイアンツの
ウィークポイントは実戦経験が直前まで乏しいところ。今季成績、もしくは額面通りの活躍
をしてくれればいいのだが、勘が鈍った状態で突入して、ひっ繰り返すだけのパワーが発揮
できるかどうかが心配なところ。

中日戦におけるスターターの起用、阪神戦における短期決戦での打線力の維持、
そして、両チームに共通する不安要素、それは阿部の不在だ(陵南・田岡監督の形相で)

この大一番で主力打者、正捕手であり、主将である阿倍がいないのは痛い。
ということでCSのキープレイヤーはたぶん起用されるで鶴岡一成選手ではないか。
■ 平野綾『涙 NAMIDA ナミダ』
『unnamed world』と夏に発売された『RIOT GIRL』でアヤロック路線に
私は光明が見えたと思ってた矢先の本作のリリース。

ヒップホップ界随一のアイドル批評家のライムスター宇多丸氏をして、
「高打率」の評価を確立してきた平田祥一郎氏、後藤真希のソロ楽曲を
担当していた鈴木 Daichi 秀行氏という編成で、割と待遇も良かった。

タイトル曲は今までの平野綾の楽曲には感じることのなかった
「セクシーさ」のような色気を感じさせる部分、♪涙 NAMIDA ナミダ あたりの
フレーズあたりは、流石はつんくPだなと思った次第です。

一方で、カップリングの『WIN』はロックな曲調。しかしながら、どちらかといえば
最近のロック路線で打ち出していた従来のアニソンとは一線を画すサウンドとはいえず。
突き抜けた感がしなかったという意味では、想定内な楽曲かもしれない(消極的な意味で)

私見としては、結果的に次回作でもう一度カジを切らなければならないと考えれば、
一歩後退だったかもしれない本作だが、この経験が今後のアイドルシンガーとしての
あーやに何かしら生きてくれればいいと思う。そうした意味で次回作の動向が気になる。


そういえば『ペッパー警部』のモーニング娘。版も聞いた、アレンジも含めて良かった。
ただ、間奏の部分で♪ペッパー ペッパーというエフェクトはいらないと思ったけども。

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たまには書籍の話

■ 吾妻ひでお『うつうつひでお日記 その後』
序盤は完全に文字+スケッチの日記、後半は完全に絵日記テイストで電車では読めない。
相変わらず視点が広い吾妻氏、『ドクロちゃん』をしっかり押さえているあたりがすごい。

■ 木村元彦『誇り ドラガン・ストイコビッチの軌跡』
『オシムの言葉』の木村元彦氏の初作、98年当時までのストイコビッチの半生を振り返る。
世界最高のフットボーラーであるストイコビッチが6年近く日本にいたというのは、今考えれば
かなり奇跡的な出来事だと思った。『オシムの言葉』でも触れられていたが、ストイコビッチは
内戦による92年の欧州選手権の旧ユーゴの出場権剥奪による強制帰国を命じられていた選手。

ユーゴ内戦については日本でもあまり多く語られていないが、こうしたユーゴの人たちの視点
から考えていくも、NATOの介入、国外試合禁止、クロアチアとのマッチアップというのは非常に
重い出来事だったと10年以上たった現在になって感じた。

丁度、フランスワールドカップの時に日本以外でよく見えていたのがストイコビッチが「10」
を背負ってたユーゴの試合だった。ベテランとなった彼のプレイに気迫を感じたのは子供ながら
覚えている。ユーゴサッカーを取り上げた木村氏の他著に「悪者見参」も読んでみようと思う。


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