観戦記2013:VS大分トリニータ(3月10日)
観戦記2013:VS大分トリニータ(3月10日)
■ 川を越えて サポよ来たる

ホーム開幕戦は等々力ではなく聖地・国立競技場で開催。

国立競技場と言えば、1964年の東京オリンピックのメイン
会場となった場所。2020年に2度目の開催を目指して絶賛
招致活動中であるが、川向こうのクラブが前回の招致の際に
「TOKYO 2016」とデカデカと書かれた横断幕を出していたこと
と落選の自虐ネタをナビスコ決勝のVTRで利用していたことを
思い出したりする。

安倍首相がスピーチで東京五輪の歌を口ずさんだことがが少し話題
になった。調べてみたところ「海を越えて友よきたれ」という楽曲とか。
我々の場合、海を越えてというよりは、多摩川を越えてだけれども(笑)

単なる観客ではなく、応援するクラブを応援するために来るのでは
気持ちの入り方がだいぶ違ってくる。目指すは勝ち点3、勝利のみ。

■ 前 半

<大分の圧力に苦しめられる展開に>

キックオフ直後、相手のプレスでボールを奪われてゴール前に運ばれる
という衝撃的なシーンから試合が始まる。

案の定、川崎の最終ラインからのビルドアップのところに大分の選手たちの
厳しいプレスが襲い掛かる。そのため、なかなかリズムを作ることができず、
苦しい展開が続く。最終ラインが窮屈なために前線に良い形でボールを送る
ことができず、そのボールをまた相手に取られるという展開もあった。

とはいえ、一方的な劣勢であったわけではない。少ないボールタッチの中で
右に入った小林がゴール前まで運び、シュートを打つなど、形は出来ていた。

先制点は大分。丁度、直前に井川が負傷により交代を余儀なくされており、
宏樹が入ってすぐのプレイであった。クロスボールの混戦を押し込まれた。
不運もあったとはいえるが、前節に続いて先生を許す展開を余儀なくされた。

■ 後 半

<システム変更で一気に攻勢に出る川崎>

後半に入り、フロンターレはシステム変更を行った。田中裕介をボランチ、
実藤を右SBに配置することで4バックに以降。憲剛をトップ下に上げて
前線の3枚とより近い位置とした4-2-3-1となった。これがハマる。

大分の運動量の低下もあったが後半は、川崎が圧倒する展開が続いた。
憲剛がより高い位置で効果的なパスを供給し、前半は見られなかった
ロングボールを利用したショートカウンターの形も見られるようになった。

同点弾は田中裕介のロングボールを受けた大久保が振り向きざまにシュート。
試合後に風間監督も絶賛していたが、ゴール前での落着きたるや素晴らしい
モノを感じた。移籍後初ゴールが早くも決まったのも嬉しいことだ。

その後も逆転の機会は何度もあったが、あと一歩のところが決められない。
実藤、憲剛がフリーの状態で打ったシュートが決まれば、といったところ。
これは開幕戦欠場の試合勘の問題か、やはり最後のところの落ち着きなのか、
思い返せば、またもったいなかったというところだろう。

試合はそのまま1-1で終了。ともあれ、勝ち点はゲット。

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