観戦記2013:VS 栃木SC戦(2月16日)
2013年2月18日 スポーツ
開幕の足音も聞こえてきた2月16日。私はプレシーズンマッチ観戦
のため宇都宮に足を運ぶ。今年初遠征ということでのんびりと電車
で現地に向かう。
駅から試合が行われる栃木県グリーンスタジアムにはシャトルバス
を利用。無料運行のシャトルバスは非常に立派な観光バス。
栃木SCのホーム・栃木県グリーンスタジアムに来るのは初めて。
サッカー専用スタジアムで個人的には規模的にも丁度良い感じ。
間近に見えるピッチを見つつ、少しずつだが気持ちも入ってくる。
早く飛びたい、歌いたいという気持ちに。
栃木SCのスタジアムグルメといえば一枚岩チキン。
スゴイ大きさだったが何とか完食。本当、スタ飯はイイで。
スタジアムで食べる飯は美味い。
■ 試合雑感
試合はPKを2本決められて0-2と敗戦。
プレシーズンなので結果以上に内容がある程度問われるべき試合でしょう。
私的に気になった点についてをいくつか。
<攻撃面について>
昨年の終盤から、川崎の得点パターンの1つが左サイドのノボリとレナトが
サイドからゴール前に侵入するかたち。彼らが真ん中に送り込んだボール
を真ん中にいる悠様が押し込んだり、侵入したレナトが直接決めることで
得点を重ねていった。
んで、雑感ではあるが、栃木戦はココが機能しなかった。ノボリのところに
プレッシャーがかかり駆け上がることが出来ず、レナトは侵入しても西澤に
抜けなかった。また前半にはサイドにいたノボリが取られ、一気に相手に
ゴール前まで走られるなど逆起点にもなってしまった。
また、真ん中の憲剛からの長短のパスからチャンスという選択肢はある。
しかし、この日は憲剛がスタメンから外れ、真ん中は人がしっかりケアを
してたから難しかった。肝心のCFであるパト様もなかなか自由には出来
なかったため仕事ができなかった。
このように攻撃の形がなかなか作れなかったのはこの日の最大の課題だ。
ただ、印象に残ったのは森谷の飛び出し。昨年の憲剛がそうであったように、
パスの出し手だけではなく真ん中に入って得点を狙っていくシーンが何度か
あっただけに、こうした動きは引き続き見たいところ。
<守備面について>
エル・ゴラッソの金曜日の記事で担当の江藤さんがディフェンスラインを高めに
設定するテストを課すことが書いてあり、実際、この日の最終ラインは高かった
と思う。一方、栃木はボールを奪えば、前線にいるサビアや近藤に対してロング
ボールを通すカウンターの姿勢を一貫して行っていた。
この点について守備陣が裏を取られて突破を許すというかたちはあまり見られ
なかったと思う。実藤・井川ともにしっかりと付いていき、足が伸びていたと思う。
ただし、相手の決定機は数多く見られたのもたしか。これは昨年から不変の
要因で、ボールの取られ方・失い方によるところが大きいと感じた。特に川崎
の場合、ビルドアップのところでCBの井川や実藤が高い位置まで上がる。
例えば、この日も井川が上がって入れた縦のボールを奪われ、ロングボールを
そのまま相手に送り込まれたというシーンがあった。ボールを保持することの
大切さは攻撃よりも守備の方が重要だと感じる。
<試合全体を見て>
この日は栃木SCの対戦は、柏、大分、鳥栖といった序盤の対戦相手を
踏まえると良いシュミレーションにもなったと思われる。繋ぎをフィジカルで
潰される、カウンターに沈められるといったことが無いために、いかにスピード
とテクニックで上回れるかが鍵となってくる。
この日先発した森谷は判断スピード・パス精度ともに光るものを感じた。
憲剛とのコンビでどのように作用するかが非常に大きな注目点と言える。
また、右の田中裕介と大久保の連携面がさらに改善してくれば、左右
ともに怖さが出てくる。パトリックのフィットは時間がかかるかもしれないが、
一方の小林悠の好調さは頼もしい。
不安と期待は交差しながら、開幕は近づく。
のため宇都宮に足を運ぶ。今年初遠征ということでのんびりと電車
で現地に向かう。
駅から試合が行われる栃木県グリーンスタジアムにはシャトルバス
を利用。無料運行のシャトルバスは非常に立派な観光バス。
栃木SCのホーム・栃木県グリーンスタジアムに来るのは初めて。
サッカー専用スタジアムで個人的には規模的にも丁度良い感じ。
間近に見えるピッチを見つつ、少しずつだが気持ちも入ってくる。
早く飛びたい、歌いたいという気持ちに。
栃木SCのスタジアムグルメといえば一枚岩チキン。
スゴイ大きさだったが何とか完食。本当、スタ飯はイイで。
スタジアムで食べる飯は美味い。
■ 試合雑感
試合はPKを2本決められて0-2と敗戦。
プレシーズンなので結果以上に内容がある程度問われるべき試合でしょう。
私的に気になった点についてをいくつか。
<攻撃面について>
昨年の終盤から、川崎の得点パターンの1つが左サイドのノボリとレナトが
サイドからゴール前に侵入するかたち。彼らが真ん中に送り込んだボール
を真ん中にいる悠様が押し込んだり、侵入したレナトが直接決めることで
得点を重ねていった。
んで、雑感ではあるが、栃木戦はココが機能しなかった。ノボリのところに
プレッシャーがかかり駆け上がることが出来ず、レナトは侵入しても西澤に
抜けなかった。また前半にはサイドにいたノボリが取られ、一気に相手に
ゴール前まで走られるなど逆起点にもなってしまった。
また、真ん中の憲剛からの長短のパスからチャンスという選択肢はある。
しかし、この日は憲剛がスタメンから外れ、真ん中は人がしっかりケアを
してたから難しかった。肝心のCFであるパト様もなかなか自由には出来
なかったため仕事ができなかった。
このように攻撃の形がなかなか作れなかったのはこの日の最大の課題だ。
ただ、印象に残ったのは森谷の飛び出し。昨年の憲剛がそうであったように、
パスの出し手だけではなく真ん中に入って得点を狙っていくシーンが何度か
あっただけに、こうした動きは引き続き見たいところ。
<守備面について>
エル・ゴラッソの金曜日の記事で担当の江藤さんがディフェンスラインを高めに
設定するテストを課すことが書いてあり、実際、この日の最終ラインは高かった
と思う。一方、栃木はボールを奪えば、前線にいるサビアや近藤に対してロング
ボールを通すカウンターの姿勢を一貫して行っていた。
この点について守備陣が裏を取られて突破を許すというかたちはあまり見られ
なかったと思う。実藤・井川ともにしっかりと付いていき、足が伸びていたと思う。
ただし、相手の決定機は数多く見られたのもたしか。これは昨年から不変の
要因で、ボールの取られ方・失い方によるところが大きいと感じた。特に川崎
の場合、ビルドアップのところでCBの井川や実藤が高い位置まで上がる。
例えば、この日も井川が上がって入れた縦のボールを奪われ、ロングボールを
そのまま相手に送り込まれたというシーンがあった。ボールを保持することの
大切さは攻撃よりも守備の方が重要だと感じる。
<試合全体を見て>
この日は栃木SCの対戦は、柏、大分、鳥栖といった序盤の対戦相手を
踏まえると良いシュミレーションにもなったと思われる。繋ぎをフィジカルで
潰される、カウンターに沈められるといったことが無いために、いかにスピード
とテクニックで上回れるかが鍵となってくる。
この日先発した森谷は判断スピード・パス精度ともに光るものを感じた。
憲剛とのコンビでどのように作用するかが非常に大きな注目点と言える。
また、右の田中裕介と大久保の連携面がさらに改善してくれば、左右
ともに怖さが出てくる。パトリックのフィットは時間がかかるかもしれないが、
一方の小林悠の好調さは頼もしい。
不安と期待は交差しながら、開幕は近づく。
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