キャプテン穂稀 ワールドカップ編
♪バモス サメシマ ファイティーング!
(川崎の左SB小宮山のチャントを勝手にフューチャー)
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なでしこJAPAN、ワールドカップ優勝。か、か、勝ったぞ。。

北京五輪のソフトボールの状況と同様、一度も勝ったことが
無い世界ランク1位の米国、二度リード許してもなお澤姐さん
の執念の同点弾が炸裂。ドイツ戦同様、まさに死闘だったわ。
PKは海堀さんが本当イイ読みしてた。佐々木監督の始まる前の
笑顔もよかった。本当に、タフなメンタリティには感服したわ。

翼君よりも先にワールドカップで日本人が優勝カップをあげる
なんて。。個人的な澤姐さんの扱い「キング(notクイーン)」
⇒「ゴッド」に昇格。。

なでしこJAPANは熊谷・岩渕たちをはじめ、U-17女子W杯での
準優勝メンバー(田中陽子・仲田歩夢両選手等)、才能あふれる
選手たちが多くいる。今後の活躍にも相当期待できるしな。。

その前に、とりあえず9月から五輪予選。マジ、きっついなぁ。
しかも、予選は中国で開催かよ。アジアは強国揃いだしな。。
皆がメダルというように、やはり五輪で優勝することも大きな
目標だからな。このメンバーのサッカーを成熟させ二冠王者へ。

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でも、コレ全てがオールオッケーというわけではないんですな。
選手の受け入れ環境、特に育成年代の子は小学生までは男子と
混じってプレイすることで何とかなるが、流石に中学校以上は
厳しい。女子サッカー部を置いている学校が少ないのは確かだ。

なでしこリーグも必ずしも良い環境とはいえない。読売クラブ
の伝統を引き継ぐ日テレ・ベレーザも練習場等の環境は厳しく
なっており、成長著しかった東電サッカー部であるマリーゼは
活動停止(鮫島彩選手の前所属クラブ)。リーグとしての収益
性も低く、ほとんどの試合が無料試合なのはあまり芳しくない。

永里選手たちをはじめとした海外選手の強化支援、育成年代の
重点強化等で何とかしてきたが、結果として、Jリーグ同様に
国内環境の充実化と競技人口の拡大が大きな課題となってくる。

ドイツ・米国のようにクラブチームが整った環境に足を運んで
磨いていくことは大切だが、その前の段階、そこに向かうまで
のステップも含めて、ココを何とかしないと列強各国に後れを
とってしまうのではなかろうか。

以前読んだ本に書いてあったが、いわゆる企業の福利厚生という
立ち位置の延長から抜け出た、地域に対する社会公益性を有する
ためのものであるという形に、スポーツクラブのあり方を変えて
いくべきで、まさしく米国とドイツはその考えがスタンダードだ。

丁度、現在の通常国会で「スポーツ基本法」が成立。東京五輪時の
「スポーツ振興法」から約半世紀ぶりに全面改正が行われており、
地域スポーツにおける支援等も盛り込まれている。真の意味で、
日本における女子サッカー、クラブスポーツという文化が定着して
いくかどうか、ここからが本当の勝負なのである。

今回のなでしこをバルサに例えた間抜けなメディアもあったけど、
バルサのような「地域に密着した総合スポーツクラブ」が出来ることが
本当に望ましいことなのかもしれない。Jサポーター的に大変で困難な
道のりなのも重々承知だが、少しずつ道のりを切り開いていく努力を
してもらいたい。まず、我々サッカーファンが盛り上げていくことから
始めないとな。。

ああ、姐さんにチューするならラモスはまず髭それよ。。

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