隣で「大島優子が・・・」と言う声が聞こえてきたら会社のPCで
総選挙速報を見てる先輩だった件。そして総選挙結果確定とともに
何故か皆帰りだす。何かおかしい、残業切り上げざる得ない展開に。
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好きな映画の一つに「オール・ザ・キングスメン」という作品がある。

血気盛んで正義感あふれる市民が市長に立候補するも金と権力を持つ
現職に勝つことができず。しかし、彼もまた手を汚しながら栄光を
掴んでいく。高い理想の実現のために汚れていくという様が何とも
複雑でそれを取り巻く人々との人間ドラマの濃厚さも含め骨太作品だ。

推しの子をAKBの選抜、キングにするために金という金が注ぎ込まれた。
正直3回目になると「地盤・看板・鞄」のあるメンバーとそうでない子の
格差が酷い。もしかしたらダンスとかボーカルがメチャ上手い子とかがい
てもわからないだろうしね。そもそも、立候補者数が多すぎだろという。。

ゆきりんが3位に入ったからいいか(笑)倉持さんも21位に入ったし、
フレンチキス安泰や。流石、親御さんに紹介したくなるユニットだぜ。

これだけの金まみれで正直CDの売り方とかモラルハザードとも言える側面が
あるのに、あのAKB商法の時のようにどこもロクに取り上げない。何と言うか
弱体するマスコミにとってはAKBは切っても切れなくなっちゃったんだよな。。

このようにAKB48拡大の要因は一連の販売・プロモーション展開もさることながら、
AKBにおける「利権構造」の確立にあると私は考えている。特に旧態依然とした
テレビ・出版のマスメディアとは蜜月関係といえる。本当、コンビニを見れば
週に何誌が表紙においてるだろうかと思うほど。

AKB:マスメディアを通じて、広範に情報発信してもらいたい
メディア:若者層に対する強烈なアピールと売上の拡大を期待

両者の利害が一致していると考えられる。特にメディア側の弱体化が
顕著なことから、以前に比べると安易にトレンドに流れやすい傾向にある。
それに「購買力の高さ」「若者」というキーワードは魅力的に見えるだろう。

新自由主義的政策の末、格差が明確なかたちで見えるようになった今の日本社会
に類似する点に、私はAKBが「時代を映す鏡」の役割を感じている。まぁ今日の
結論は日本で首相公選制を実施するのは難しいということだな。腐っても議会制
民主主義でいいよ。それが一番マシなのかもしれない。。

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