Jリーグ 第9節:川崎フロンターレ-ジュビロ磐田 -等々力劇場-
2011年5月4日 スポーツ
昨日は等々力陸上競技場にてJリーグ。前節から中3日となる。
フロンターレは仙台に逆転負け、名古屋に完敗と連敗となって
本節を迎えた。流石に3連敗だけは避けたい、特にホームでは。。
■ トピックス:福島と相撲を救え
この日のメイン“イベント”は「イッツ・ア・スモウ・ワールド」。
4年目を迎えた川崎唯一の相撲部屋・春日山部屋さんとのコラボ企画だ。
等々力スタグルのエース「塩ちゃんこ」も力士がついた餅が入った特別版。
餅最高!きなこ+あんこの餅も食った。ついでに、某スレでも取り上げてた
シュラスコも決めた。シュラスコの味って、男の子だよな(孤独のグルメ風)
この日はフロンターレのご支援を長年行っていただいている「ふくしまの米」
やアスパラガス等の福島物産展を開催。私も米2キロ購入。スタジアムで米が
買えるのは、おそらく等々力くらいだろうな。コメどころでも流石にねぇ。
試合前に例の騒ぎの中で引退することとなってしまった春日王関の挨拶に涙。
川崎サポも皆、春日王が大好き。幕内復帰したばかりだっただけに残念な気持
でいっぱいだ。本当、これからも頑張ってほしい。色紙はずっと大切にするよ。
■ スタメン:4-4-2
GK:相澤貴志
DF:田中裕介、井川祐輔、菊池光将、小宮山尊信
MF:柴崎晃誠、中村憲剛、山瀬功二、田坂佑介
FW:ジュニーニョ、矢島卓郎
負傷の杉山、稲本に変わって相澤・田坂が先発。ジュニーニョも初先発。
中村憲剛をボランチに配置、山瀬もセカンドストライカーから2列目へ。
移籍組を除くと、昨季後半の布陣にかなり近いメンバー構成とはいえる。
■ 試合雑感
磐田は駒野選手、前田選手といった代表クラス選手を中心に若手も積極的に
ボール絡んでいる。ここまでは失点も少なく、崩れてはいない。ここ数年の
序盤の出遅れを感じない、着実なスタートを切っているという印象を受ける。
序盤はやや押しこまれた雰囲気が強い。前田選手がゴール前に飛び込んだり
してくるとやはり怖い。前半にコーナーからの高い打点のヘディングが襲う
が、相澤のナイスセーブで助けられる。昨季後半のザワの名シーンが蘇る。。
攻撃は名古屋戦に比べると個の意識が少しずつ垣間見える展開。なおかつ、
サイドへの意識も強く、2列目の田坂・山瀬は非常にサイドから積極的に
相手陣内へと攻め込むシーンが見れた。そんな田坂の飛び出しがファウル
を誘い、退場者を出すこととなる。人数での優位を早い時間帯に作れた。。
それだけに、田坂が負傷交代したのは痛かった。負傷明けでいよいよ本領を
発揮し出したという実感があっただけに、軽傷であることを願いたいところ。
前半の途中で11対10となり、磐田さんは守備に重きを置きしっかりブロックを
形成してきた。特に0-0で折り返したこともあり、確実に勝ち点1を取りに
いく意識も見えた。
後半は川崎が圧倒し、記憶ベースだが磐田さんのシュートは後半では1本のみだった
と思う。川攻めども、攻めども、壁を崩せず、無情にも時間が過ぎゆく。。よくある
①数的優位を活かしきれずドロー、②相手にカウンターorロング一本で得点を許す、
という負のスパイラルが頭によぎるほど、応援しながら次第に不安度があがる一方。
相馬監督は後半途中投入の登里に代えて、小林悠(not画伯)を投入。中盤の選手に
変えてフォワード投入に?に感じたが、これが功を奏す。投入直後からサイドからの
クロスボールに反応し、ゴール前での飛び出しを見せるなど、クロスを受ける人数を
増やすための投入であったことは、試合後に改めてわかった。
後半45分近く、粘り強く攻めた形が結果となる。
左サイドの小宮山からのクロス⇒ジュニーニョがシュート⇒DFに弾かれる
⇒そこに詰めてた小林!⇒ゴール!!⇒スタジアム大爆発、これぞ“等々力劇場”!
悠様素敵杉、流石はアンパンマン(愛称)。。正義のヒーローは最後に必殺技を
持ってるんだもんな。。残りわずかの時間をしっかりと守り、連敗を脱出した。
■ 感想:スタイルへの挑戦は続く、その成長を見守ろう
高速カウンターからポゼッションサッカーというスタイルの転換を掲げた相馬監督。
実際のところ、連敗によって「川崎には無理ではないか」をはじめ、早くも暗雲が
立ち込めてる。今日もいくらか改善されたものの、23本のシュートで1得点という
のは何とも厳しい。。
とはいえ、名古屋戦後も考えたが、やはり過去のサッカーの限界が09年、憲剛抜きの
脆さを知った10年を見れば、未来と進化を見据えた模索はいずれ必要だと思っていた。
ダメになってからでは遅いというのは様々な分野において言えることだ。この挑戦を
私は見守りっていきたい。今年だけではなく、もっと先を目指して。。
あと、等々力の雰囲気はスゴイ良かった。サポーターゾーンの熱も新チャントがフィット
してきて力強さが出てきたし。天気は微妙だったが、スタジアム全体も良い雰囲気を作れた
と思う。やっぱ、愛すべき等々力。大好きだわ。
次節、少し安心して次の神戸戦を迎えられそうだ。。
フロンターレは仙台に逆転負け、名古屋に完敗と連敗となって
本節を迎えた。流石に3連敗だけは避けたい、特にホームでは。。
■ トピックス:福島と相撲を救え
この日のメイン“イベント”は「イッツ・ア・スモウ・ワールド」。
4年目を迎えた川崎唯一の相撲部屋・春日山部屋さんとのコラボ企画だ。
等々力スタグルのエース「塩ちゃんこ」も力士がついた餅が入った特別版。
餅最高!きなこ+あんこの餅も食った。ついでに、某スレでも取り上げてた
シュラスコも決めた。シュラスコの味って、男の子だよな(孤独のグルメ風)
この日はフロンターレのご支援を長年行っていただいている「ふくしまの米」
やアスパラガス等の福島物産展を開催。私も米2キロ購入。スタジアムで米が
買えるのは、おそらく等々力くらいだろうな。コメどころでも流石にねぇ。
試合前に例の騒ぎの中で引退することとなってしまった春日王関の挨拶に涙。
川崎サポも皆、春日王が大好き。幕内復帰したばかりだっただけに残念な気持
でいっぱいだ。本当、これからも頑張ってほしい。色紙はずっと大切にするよ。
■ スタメン:4-4-2
GK:相澤貴志
DF:田中裕介、井川祐輔、菊池光将、小宮山尊信
MF:柴崎晃誠、中村憲剛、山瀬功二、田坂佑介
FW:ジュニーニョ、矢島卓郎
負傷の杉山、稲本に変わって相澤・田坂が先発。ジュニーニョも初先発。
中村憲剛をボランチに配置、山瀬もセカンドストライカーから2列目へ。
移籍組を除くと、昨季後半の布陣にかなり近いメンバー構成とはいえる。
■ 試合雑感
磐田は駒野選手、前田選手といった代表クラス選手を中心に若手も積極的に
ボール絡んでいる。ここまでは失点も少なく、崩れてはいない。ここ数年の
序盤の出遅れを感じない、着実なスタートを切っているという印象を受ける。
序盤はやや押しこまれた雰囲気が強い。前田選手がゴール前に飛び込んだり
してくるとやはり怖い。前半にコーナーからの高い打点のヘディングが襲う
が、相澤のナイスセーブで助けられる。昨季後半のザワの名シーンが蘇る。。
攻撃は名古屋戦に比べると個の意識が少しずつ垣間見える展開。なおかつ、
サイドへの意識も強く、2列目の田坂・山瀬は非常にサイドから積極的に
相手陣内へと攻め込むシーンが見れた。そんな田坂の飛び出しがファウル
を誘い、退場者を出すこととなる。人数での優位を早い時間帯に作れた。。
それだけに、田坂が負傷交代したのは痛かった。負傷明けでいよいよ本領を
発揮し出したという実感があっただけに、軽傷であることを願いたいところ。
前半の途中で11対10となり、磐田さんは守備に重きを置きしっかりブロックを
形成してきた。特に0-0で折り返したこともあり、確実に勝ち点1を取りに
いく意識も見えた。
後半は川崎が圧倒し、記憶ベースだが磐田さんのシュートは後半では1本のみだった
と思う。川攻めども、攻めども、壁を崩せず、無情にも時間が過ぎゆく。。よくある
①数的優位を活かしきれずドロー、②相手にカウンターorロング一本で得点を許す、
という負のスパイラルが頭によぎるほど、応援しながら次第に不安度があがる一方。
相馬監督は後半途中投入の登里に代えて、小林悠(not画伯)を投入。中盤の選手に
変えてフォワード投入に?に感じたが、これが功を奏す。投入直後からサイドからの
クロスボールに反応し、ゴール前での飛び出しを見せるなど、クロスを受ける人数を
増やすための投入であったことは、試合後に改めてわかった。
後半45分近く、粘り強く攻めた形が結果となる。
左サイドの小宮山からのクロス⇒ジュニーニョがシュート⇒DFに弾かれる
⇒そこに詰めてた小林!⇒ゴール!!⇒スタジアム大爆発、これぞ“等々力劇場”!
悠様素敵杉、流石はアンパンマン(愛称)。。正義のヒーローは最後に必殺技を
持ってるんだもんな。。残りわずかの時間をしっかりと守り、連敗を脱出した。
■ 感想:スタイルへの挑戦は続く、その成長を見守ろう
高速カウンターからポゼッションサッカーというスタイルの転換を掲げた相馬監督。
実際のところ、連敗によって「川崎には無理ではないか」をはじめ、早くも暗雲が
立ち込めてる。今日もいくらか改善されたものの、23本のシュートで1得点という
のは何とも厳しい。。
とはいえ、名古屋戦後も考えたが、やはり過去のサッカーの限界が09年、憲剛抜きの
脆さを知った10年を見れば、未来と進化を見据えた模索はいずれ必要だと思っていた。
ダメになってからでは遅いというのは様々な分野において言えることだ。この挑戦を
私は見守りっていきたい。今年だけではなく、もっと先を目指して。。
あと、等々力の雰囲気はスゴイ良かった。サポーターゾーンの熱も新チャントがフィット
してきて力強さが出てきたし。天気は微妙だったが、スタジアム全体も良い雰囲気を作れた
と思う。やっぱ、愛すべき等々力。大好きだわ。
次節、少し安心して次の神戸戦を迎えられそうだ。。
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