皆のタイトルの流れで書くと、誤解されそうで怖い。。
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仙台戦の翌日、ボロボロになった足腰を引きずりつつ(笑)
池袋テアトルダイヤにて、映画「魔法少女を忘れない」を
見てきた(何でも5月末で閉館らしい、ココでしか見れない
映画も多かっただけに残念だ。昔、皆でパプリカとか見たな)。
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物語。主人公・北岡悠也のもとに半年前、妹・みらいがやってきた。
母親が突然連れてきた妹、唯一知りうることは彼女が元・魔法少女
であること。最初、悠也もみらいに対して、どのようにふるまえば
よいか戸惑ったものの、幼馴染の千花、友人の直樹や担任の希美も
交え、交流を深めていくことになるのだが。。。
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◇予告編:「魔法少女を忘れない」
http://www.youtube.com/watch?v=0MYD8QaQVRQ
■ 個人的には色々と「惜しい」気がする作品
原作は同名のライトノベル。約半年でラノベ原作の映画3本見たことに
なるのだが、ラノベ原作の実写映画化はトレンド?実写化そのものは、
割と見る気がするけどね。「みーまー」に続いてまたも未読でトライ。
元々、千花役で森田涼花さんが出演されるということで気になってた
のと、主演の谷内里早さんも我らが富士通様のCMに出演されてるので
見に行ったという微妙な動機(公開劇場が圧倒的に少なかったことも)。
女性客がそれなりにいたのも、男性陣がD-BOYSの人だったからなのか
本作は大きく分けて前半・後半の2パートに分かれていると思う。
前半は悠也・みらいの兄妹に千花・直樹を加えた4人の送るひと夏の
思い出を明るく描き、一転して後半部はタイトル通り人々の記憶の中
から消えゆく妹・みらいの存在を忘れないようにする必死になる4人の
姿を何とも切なく描かれていた。
見終わった直後の感想としては「惜しい」という気持ちでいっぱい。
青春もの、SF(すこし不思議)作品として、物語のポテンシャルは
すごい感じた。
■ 極私見:何が足りないのか?≒5W1H?
(クオリティや予算面はともかく)本作において何が足りなかったのか?
原作未読での私見ではあるが、おそらく「5W1H」が曖昧なのではないか。
特に1番不可解だったのは「元・魔法少女」の定義付けが曖昧だった点だ。
みらいが何故やってきたのか、魔法が使えなくなったのか、そして消えて
しまうのか。本来であれば核心部になってもおかしくもない部分なのだが、
語り手ないしはキーパーソンが不在のまま、設定だけが横たわっていた感。
インパクト、というより、基本的な?が取れないまま終わってしまったか。
前半部の友人たちとの交流なんかもそうで、イベントが唐突に発生しては
終わるという流れ。海に行ったりと夏休みが挟まったと思うが、その点も
何となく過ぎ去ったという感じだ。後半部の切なさ・もの悲しさとの対比
でも前半部の「楽しい思い出」の描写をしっかりと繋いで描いてあれば、
「忘れる」ことの衝撃もまた、短い上映時間の中でも与えられたと思う。。
■ 地方+絶対的ヒロイン+SFの融合が醸し出す「角川映画」っぽさ
個人的には上記のようにいいつつも、実は結構好きな作風なのはたしか。
まぁ、地方ロケーション+ヒロイン+SFという式が作り出す「角川映画」
感ではないだろうか。。
特にみらい役の谷内里早さんは「萌キャラ」なるものを演じたというか、
実写作品の感覚では納まらないキャラクターの側面を演じていたような。
いかに暗い映画館の中でニヤニヤしていたか、そんな私を自己批判する。
森田さんは普段か知るところでもあるが、表情の豊かさが何よりの魅力で
本作でもそのバリエーションを見せてくれた。凛とした表情なんかも普段
のフリーダムな彼女とは打って変わって(笑)、何とも素晴らしかった。。
割とここら辺の相性もあって、内容の割に満足度とかも大甘な感じがする。
妙に納得してしまおうとしているような、何か大切なことを見落としている
ような。とりあえず、原作読んでみて説明不足なのか否かは確かめよう。。
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仙台戦の翌日、ボロボロになった足腰を引きずりつつ(笑)
池袋テアトルダイヤにて、映画「魔法少女を忘れない」を
見てきた(何でも5月末で閉館らしい、ココでしか見れない
映画も多かっただけに残念だ。昔、皆でパプリカとか見たな)。
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物語。主人公・北岡悠也のもとに半年前、妹・みらいがやってきた。
母親が突然連れてきた妹、唯一知りうることは彼女が元・魔法少女
であること。最初、悠也もみらいに対して、どのようにふるまえば
よいか戸惑ったものの、幼馴染の千花、友人の直樹や担任の希美も
交え、交流を深めていくことになるのだが。。。
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◇予告編:「魔法少女を忘れない」
http://www.youtube.com/watch?v=0MYD8QaQVRQ
■ 個人的には色々と「惜しい」気がする作品
原作は同名のライトノベル。約半年でラノベ原作の映画3本見たことに
なるのだが、ラノベ原作の実写映画化はトレンド?実写化そのものは、
割と見る気がするけどね。「みーまー」に続いてまたも未読でトライ。
元々、千花役で森田涼花さんが出演されるということで気になってた
のと、主演の谷内里早さんも我らが富士通様のCMに出演されてるので
見に行ったという微妙な動機(公開劇場が圧倒的に少なかったことも)。
女性客がそれなりにいたのも、男性陣がD-BOYSの人だったからなのか
本作は大きく分けて前半・後半の2パートに分かれていると思う。
前半は悠也・みらいの兄妹に千花・直樹を加えた4人の送るひと夏の
思い出を明るく描き、一転して後半部はタイトル通り人々の記憶の中
から消えゆく妹・みらいの存在を忘れないようにする必死になる4人の
姿を何とも切なく描かれていた。
見終わった直後の感想としては「惜しい」という気持ちでいっぱい。
青春もの、SF(すこし不思議)作品として、物語のポテンシャルは
すごい感じた。
■ 極私見:何が足りないのか?≒5W1H?
(クオリティや予算面はともかく)本作において何が足りなかったのか?
原作未読での私見ではあるが、おそらく「5W1H」が曖昧なのではないか。
特に1番不可解だったのは「元・魔法少女」の定義付けが曖昧だった点だ。
みらいが何故やってきたのか、魔法が使えなくなったのか、そして消えて
しまうのか。本来であれば核心部になってもおかしくもない部分なのだが、
語り手ないしはキーパーソンが不在のまま、設定だけが横たわっていた感。
インパクト、というより、基本的な?が取れないまま終わってしまったか。
前半部の友人たちとの交流なんかもそうで、イベントが唐突に発生しては
終わるという流れ。海に行ったりと夏休みが挟まったと思うが、その点も
何となく過ぎ去ったという感じだ。後半部の切なさ・もの悲しさとの対比
でも前半部の「楽しい思い出」の描写をしっかりと繋いで描いてあれば、
「忘れる」ことの衝撃もまた、短い上映時間の中でも与えられたと思う。。
■ 地方+絶対的ヒロイン+SFの融合が醸し出す「角川映画」っぽさ
個人的には上記のようにいいつつも、実は結構好きな作風なのはたしか。
まぁ、地方ロケーション+ヒロイン+SFという式が作り出す「角川映画」
感ではないだろうか。。
特にみらい役の谷内里早さんは「萌キャラ」なるものを演じたというか、
実写作品の感覚では納まらないキャラクターの側面を演じていたような。
いかに暗い映画館の中でニヤニヤしていたか、そんな私を自己批判する。
森田さんは普段か知るところでもあるが、表情の豊かさが何よりの魅力で
本作でもそのバリエーションを見せてくれた。凛とした表情なんかも普段
のフリーダムな彼女とは打って変わって(笑)、何とも素晴らしかった。。
割とここら辺の相性もあって、内容の割に満足度とかも大甘な感じがする。
妙に納得してしまおうとしているような、何か大切なことを見落としている
ような。とりあえず、原作読んでみて説明不足なのか否かは確かめよう。。
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