Jリーグ第34節:柏レイソル-川崎フロンターレ
Jリーグ第34節:柏レイソル-川崎フロンターレ
残念会@溝の口が深夜まで及び、今更起きました。喉が痛いです。
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00年、川崎の史上最速(当時)となるJ1降格が決まった日立台。
05年、J1復帰した川崎が開幕戦でぶつかった相手も柏レイソル。
09年、最終節までもつれた優勝争い。川崎サポ、柏を目指した。

川崎の鬼門(鬼門というか苦手会場多すぎ)日立柏サッカー場。
優勝するためには、勝つしかない。ジンクス、過去のデータなど
気にしない。仲間を信じて、勝つしかない。最後のワンステップ。

ということで、ずっと温存?してきたイナズマイレブン主題歌
のBerryz工房『流星ボーイ』を聞きつつ、テンションを高める。
(参照:http://www.youtube.com/watch?v=0V1clwUE-5k
流石はダンス☆マン編曲だけあって、イケイケドンドンだなぁ。

毎年のことだがこの時期は入場待ちが辛い。アウェイ待機場所は
日の当らない場所で。体を動かしておこうと、会場周辺を街歩き。
柏サッカー場は住宅地に近い場所なので、自転車で向かわれてる
柏サポをお見受けしたのですが、この距離感は素晴らしいですね。

開場後、アウェイゴル裏に。日立台の特徴は、ピッチ距離が近い。
今年もサッカー専スタは結構足を運んだが、日立台は圧倒的かな。
本当、キーパー練習してるエイジの顔もよく見えた。イイ会場だ。

■ 試合概要等

スタメンは前節・新潟戦と同じ。CBは寺田周平、伊藤宏樹のコンビ。
中盤の底には田坂佑介、横山智伸。前節同様、しっかり抑えてほしい。

立ち上がりから一進一退の攻防が続く。柏の攻撃の起点・フランサが
躍動している。ネルシーニョ監督の就任以降、改めて怖い存在として、
機能している。川崎もケンゴを起点に、前線の選手にボールを供給する。

試合が動いたのは30分頃。勇介が倒されてPK獲得。キッカーはジュニ。
去年の最終節でPK獲得→ジュニ失敗があったし、筆者はゴル裏でお祈り。
今日はキッチリ決めて先制点。いい時間に取れた。ここから川崎ラッシュ。

テセがキーパーと競り合った末に振り切って2点目。さらに、キーパーの
ミスからレナトがシュート、はじいたところにケンゴ!前半で3得点ゲット。
この時点で途中経過は会場の放送で聴く。0-0、浦和に粘ってもらうしかない。

後半は一転して守勢に立たされる。バランスを意識しだしたのか、強引な攻め
を封して、カウンター気味に守っていたようだが、逆に柏を躍動させる結果に。
柏は途中、退場者を出すものの、人数差を感じさせない攻め(川崎の悪い癖だ)

フランサにPKを決められ、さらにはフランサに角度のないところからゴールを
奪われ、あっという間に1点差。川崎は谷口、菊池を投入し、逃げ切り体制に。

中盤でのミスが目立ち、危ないところで相手にボールをとられてしまっていた。
あとはクリアミス。雨のせいかもしれないが、そこでボールを奪われたりした。
とにかく、死闘だった。筆者も前半から飛び続け、声を送って、心で念じ続けた。

筆者は後半40分くらいに右脚に激痛が。飛びすぎて、足がつったようだ。
それでもバーにしがみついて、声を発した。足がどうなってもいい、勝利を!!

チームはロスタイム4分も凌ぐ、試合終了。
ベンチを見る選手・サポ。そして、ピッチに倒れ込む選手達。

その瞬間、サポは鹿島の優勝を知ることになった。雨は涙雨となった。
選手がいったん下がった後、ケンゴが挨拶のために出てきてくれた。。
サポなんかよりも、ずっと辛いだろうに。ケンゴ、本当にありがとう。

■ 09年シーズン、終了

サポ10年目という節目の年となった09年シーズン、本当に楽しかったです。
選手、スタッフには感謝×2、サポーターには「1年間お疲れ様」と言いたい。

リーグ戦は2位でフィニッシュ。まぁ、直近の大分戦の敗戦が大きかった
と言われるが、例えば、3月はリーグ戦未勝利だったことや苦手会場での
未勝利記録も結構、更新してしまったし。1年間トータルで見ないと駄目。
これは残念会の席でも友人と話していた。「まだ3月だから」じゃ優勝無理。

J1復帰して5年間で準優勝3回。冷静に考えてみれば3回の過程は大きく違う。
06年は最終節で滑り込み。08年は首位には一度もたたず、離れた状態だったし。

今年はカップ戦に専念した07年と同様の結果を残しつつ、リーグ戦で優勝争い
を展開したし、終盤に首位に立った。今年の経験は、来年以降の糧となるはず。


私は「川崎はタイトルを奪取できる」と言う反面で「今年の鹿島は最強だ」とも
言い続けていました。何故なら、監督・ベテランの豊富な経験と実績を背景とし、
中堅・若手の力が融合され、なおかつ連覇による自信にみなぎっていたからです。
実際、アントラーズは今年も終盤戦は強豪クラブを挟みながらも4連勝している。

鹿島とは「王者・鹿島」。悔しいけど、勝ち点2差以上の大きな何かがあります。


ただ、川崎は進化の過程にあります。2年目の田坂、菊池、横山の大卒トリオが
レギュラークラスの働きをしました。中村憲剛を1列上げた変則4-4-2では
システム可変性を含めて、思考錯誤しながらも良い仕上がりになったと思います。
1年間の休養を経て、復帰した関塚監督のキレのある采配も頼もしいものでした。

来年はこの形をベースにさらに上積みをしていけば、必ずや結果に繋がるでしょう。
08年に捲いた種は、09年に芽が出て膨らんできた。あと、来年こそ花を咲かせよう。

まぁ「来年こそタイトル」と言い続けてるが、少し前は「来年こそJ1昇格」
だったのだから、ものすごい進歩だよ。いや、フロンタのことを応援しだした
ときは「来年こそJリーグ(JFL成績の都合でJ加入失敗)」だったんだし(笑)


あと、嬉しいことに天皇杯もある。J2を制覇した仙台を相手にいかに戦うか。
敵地・ユアテックに蒼黒の川崎魂を見せてほしい。もう一度、立ち上がれ川崎F。

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