今年2冊目の中村俊輔本(1冊目は『スコットランドからの喝采』)。
噂の『夢をかなえるサッカーノート』を読む前にも、丁度いい内容。
俊輔がサッカーを続ける中で、どんなことを意識してきたかという内容。
端的に述べれば、俊輔が語る「察知力」とは「空気を読む力」である。
相手が要求すること、考えていること、語らないことを考えて対処する。
そのために自分を知り、人々を観察をする。それが「察知力」のようだ。
彼を支える「サッカーノート」は、そうした考えや準備の手助けになる。
もちろん壁にぶつかれば、それを乗り越えるために考え、取り組むヒント
を与えてくれる。だから、彼は辛いときほどノートをたくさん書くらしい。
また、俊輔らしい考え方かな、と思ったのは相手の要求に応えるために、
プレイのオールマイティーな部分を売りにする点。イタリア時代の経験が
大きいのかもしれないが、誰が監督でも選ばれるためには、相手の求める
部分に対応していかねばならない。そこでも、やはり「察知」するらしい。
なお、察知力を磨いた場として、彼は海外リーグでの経験について多くを
語っているが、過酷な環境に片道切符で突っ込むことが、人を逞しくする
という点は共感する部分が多い。先述の『スコットランドからの喝采』の
著者も述べていたが、セルティックでの成功の陰にはレッジーナ時代での
苦難が大きかったのではないか。最近の俊輔、年をとったせいもあるけど、
大人に見える部分、視野を広く見えている部分も、そのせいかもしれない。
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そういえばNHK杯の女子フィギュアスケートで、ひそかに応援している
武田奈也選手が出場と思ってたら、ゆかりんしかいなかったんだけど。。
筆者は、例によって「ナナ VS ゆかりん」と勝手に盛り上げてたのに。
女子代表は魔王(真央)、安藤はほぼ確定として、第3候補が熱いねぇ。
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ハイビジョンの再放送で『マンガノゲンバ』の島本和彦先生特集を見た。
島本先生、年齢も若い方ではあるが、エネルギッシュという部分でも若い。
また、改めて、先生のスタイルを拝見していて、サンデー系にいるというのは
丁度いい収まりどころだと思った。「編集者と一緒に頑張る」タイプではない。
漫画に己を映し、漫画で凹み、漫画で生き返る。そんな熱さが惹かれる。
あと、最新作の1つである「アスカ@未来形」が普通にSFドラマという
ことがわかった。「アオイホノオ」同様、ここにきて意欲作に挑戦してる。
漫画は、少なからず読み手を引き込むかどうかが評価を左右すると思うけども、
ここまで力技で引き込む作家というのも、最近じゃいないなぁと再認識させた。
噂の『夢をかなえるサッカーノート』を読む前にも、丁度いい内容。
俊輔がサッカーを続ける中で、どんなことを意識してきたかという内容。
端的に述べれば、俊輔が語る「察知力」とは「空気を読む力」である。
相手が要求すること、考えていること、語らないことを考えて対処する。
そのために自分を知り、人々を観察をする。それが「察知力」のようだ。
彼を支える「サッカーノート」は、そうした考えや準備の手助けになる。
もちろん壁にぶつかれば、それを乗り越えるために考え、取り組むヒント
を与えてくれる。だから、彼は辛いときほどノートをたくさん書くらしい。
また、俊輔らしい考え方かな、と思ったのは相手の要求に応えるために、
プレイのオールマイティーな部分を売りにする点。イタリア時代の経験が
大きいのかもしれないが、誰が監督でも選ばれるためには、相手の求める
部分に対応していかねばならない。そこでも、やはり「察知」するらしい。
なお、察知力を磨いた場として、彼は海外リーグでの経験について多くを
語っているが、過酷な環境に片道切符で突っ込むことが、人を逞しくする
という点は共感する部分が多い。先述の『スコットランドからの喝采』の
著者も述べていたが、セルティックでの成功の陰にはレッジーナ時代での
苦難が大きかったのではないか。最近の俊輔、年をとったせいもあるけど、
大人に見える部分、視野を広く見えている部分も、そのせいかもしれない。
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そういえばNHK杯の女子フィギュアスケートで、ひそかに応援している
武田奈也選手が出場と思ってたら、ゆかりんしかいなかったんだけど。。
筆者は、例によって「ナナ VS ゆかりん」と勝手に盛り上げてたのに。
女子代表は魔王(真央)、安藤はほぼ確定として、第3候補が熱いねぇ。
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ハイビジョンの再放送で『マンガノゲンバ』の島本和彦先生特集を見た。
島本先生、年齢も若い方ではあるが、エネルギッシュという部分でも若い。
また、改めて、先生のスタイルを拝見していて、サンデー系にいるというのは
丁度いい収まりどころだと思った。「編集者と一緒に頑張る」タイプではない。
漫画に己を映し、漫画で凹み、漫画で生き返る。そんな熱さが惹かれる。
あと、最新作の1つである「アスカ@未来形」が普通にSFドラマという
ことがわかった。「アオイホノオ」同様、ここにきて意欲作に挑戦してる。
漫画は、少なからず読み手を引き込むかどうかが評価を左右すると思うけども、
ここまで力技で引き込む作家というのも、最近じゃいないなぁと再認識させた。
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