アスリード・シャフトとルチャリブレの共通点を考察する
2009年1月5日 アニメ・マンガまさか今年一発目のバイトが代行とはいえ、世界史とは。帝国主義とかロシア革命とかでした。
授業中に、第一次世界大戦で獲得した山東半島と青島は、パラオやトラック諸島と交換したこと
を思い出した。不謹慎かもしれませんが、日本の領土に南洋の島があったなんて夢のようです。
(南洋庁という部署もあったらしい)ちなみに、トラック諸島は連合艦隊の停泊地ですね。
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「みなみけ おかえり」と「まりあ・ほりっく」
アスリード(筆者も昨年の『みなみけ』問答で知識を得た。もう「知らない」では通用しない)
とシャフトという、言うなれば名前で客を呼べるスタジオの最新作をうまい具合に見れたり。
「おかえり」はキャラがリアル思考なのか、表情の作り方とかの彫り深かったという印象が。
ナギー先輩の記述を見ると作画崩壊という判断までされているとは。贅沢な時代になったな。
「まりあ・ほりっく」は演出技法的に、名刺代わりのような「らしさ」があったと思う。
苦手分野である同陣営の作品でも物語との調和があった「ひだまり」シリーズと異なり、
むしろ、このスタッフに対する期待値としては、このレベルこそ満たしているのではないか。
内容について、私が特段触れる必要はないでしょう。何よりも、頼もしい先輩方もいるので。
ただ、この二つのスタジオの作品を見ていて、ルチャ・リブレを連想してしまった。
ルチャ・リブレとはメキシカンスタイルのプロレス。マスクマンが多く活躍している。
日本でもグレート・サスケ議員が率いたみちのくプロレスなどで普及されているスタイルだ。
参照:http://www.nicovideo.jp/watch/sm1784814
上動画でも取り上げられているが、ルチャの代名詞といえば華麗なる空中技である。
体の大きさ関係なく、目にものを疑うような、素晴らしいパフォーマンスで魅了する。
『フタコイ』の時のufotableであるとか、一連のシャフト+新房作品の魅力はこれに近い。
ルチャの空中技が試合の攻防とは別の部分で魅了する華麗さがあり、大きな売りになるように
こうしたスタジオの技術は物語ではなく、演出と絵の巧みさで魅了する部分が大きいのでは?
しかし、ルチャの特徴は空中技だけではない。ルチャのもう一つの代名詞が関節技・ジャベだ。
メキシコ語でジャベとは鍵の意味であり、複合関節技で複雑な技のかかり方からほどくことさえ
困難と言われる妙技も数多く。キン肉バスターの原型もジャベのラ・マテマティカという技で、
あの体制で持ち上げることで複数の関節にダメージを与えるというものである(豆知識)
アスリードの見せ方は、以前弟子さんが熱く語ってくれた解説を読み返したりすると、
どちらかといえばジャベに近い。華麗さこそはないが、その細かさは評価を与えている。
そんなジャベを作中で繰り出していた細田監督、人によっては悪のルチャドールかも(笑)
さらに、強引な解釈を用いれば、ルチャの試合形式はタッグマッチないし6人タッグ主体だ。
双方のアニメもまた、数多くのキャラクターを存分に駆使することが一般的で、逆に一人に
絞った使い方(シングルマッチ)では上手くかみ合わないことも。まさにルチャワールド(笑)
以上のアプローチから、近年のアニメにおける技術的な見せ方にメキシカンスタイル
すなわち、ルチャ・リブレの構造が見れるのではないかという仮説を立証してみた。
と、裏番組の新日本プロレスの東京ドーム大会を見ながら考えていた(これがオチ)
授業中に、第一次世界大戦で獲得した山東半島と青島は、パラオやトラック諸島と交換したこと
を思い出した。不謹慎かもしれませんが、日本の領土に南洋の島があったなんて夢のようです。
(南洋庁という部署もあったらしい)ちなみに、トラック諸島は連合艦隊の停泊地ですね。
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「みなみけ おかえり」と「まりあ・ほりっく」
アスリード(筆者も昨年の『みなみけ』問答で知識を得た。もう「知らない」では通用しない)
とシャフトという、言うなれば名前で客を呼べるスタジオの最新作をうまい具合に見れたり。
「おかえり」はキャラがリアル思考なのか、表情の作り方とかの彫り深かったという印象が。
ナギー先輩の記述を見ると作画崩壊という判断までされているとは。贅沢な時代になったな。
「まりあ・ほりっく」は演出技法的に、名刺代わりのような「らしさ」があったと思う。
苦手分野である同陣営の作品でも物語との調和があった「ひだまり」シリーズと異なり、
むしろ、このスタッフに対する期待値としては、このレベルこそ満たしているのではないか。
内容について、私が特段触れる必要はないでしょう。何よりも、頼もしい先輩方もいるので。
ただ、この二つのスタジオの作品を見ていて、ルチャ・リブレを連想してしまった。
ルチャ・リブレとはメキシカンスタイルのプロレス。マスクマンが多く活躍している。
日本でもグレート・サスケ議員が率いたみちのくプロレスなどで普及されているスタイルだ。
参照:http://www.nicovideo.jp/watch/sm1784814
上動画でも取り上げられているが、ルチャの代名詞といえば華麗なる空中技である。
体の大きさ関係なく、目にものを疑うような、素晴らしいパフォーマンスで魅了する。
『フタコイ』の時のufotableであるとか、一連のシャフト+新房作品の魅力はこれに近い。
ルチャの空中技が試合の攻防とは別の部分で魅了する華麗さがあり、大きな売りになるように
こうしたスタジオの技術は物語ではなく、演出と絵の巧みさで魅了する部分が大きいのでは?
しかし、ルチャの特徴は空中技だけではない。ルチャのもう一つの代名詞が関節技・ジャベだ。
メキシコ語でジャベとは鍵の意味であり、複合関節技で複雑な技のかかり方からほどくことさえ
困難と言われる妙技も数多く。キン肉バスターの原型もジャベのラ・マテマティカという技で、
あの体制で持ち上げることで複数の関節にダメージを与えるというものである(豆知識)
アスリードの見せ方は、以前弟子さんが熱く語ってくれた解説を読み返したりすると、
どちらかといえばジャベに近い。華麗さこそはないが、その細かさは評価を与えている。
そんなジャベを作中で繰り出していた細田監督、人によっては悪のルチャドールかも(笑)
さらに、強引な解釈を用いれば、ルチャの試合形式はタッグマッチないし6人タッグ主体だ。
双方のアニメもまた、数多くのキャラクターを存分に駆使することが一般的で、逆に一人に
絞った使い方(シングルマッチ)では上手くかみ合わないことも。まさにルチャワールド(笑)
以上のアプローチから、近年のアニメにおける技術的な見せ方にメキシカンスタイル
すなわち、ルチャ・リブレの構造が見れるのではないかという仮説を立証してみた。
と、裏番組の新日本プロレスの東京ドーム大会を見ながら考えていた(これがオチ)
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