好きなアーティストは「2ndアルバムから入る」ジンクスがある。
浜崎あゆみもヒスブルも飯塚雅弓もこのルールにのっとる。
でも、前のはベスト版だから、正確にはこれが1stになるかな?
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本作はヒット曲も連ねているだけでなく、総合力も非常に高い。
私的ベストは今度のスパロボの主題歌らしい『Butterfly』と
pinoのCMで使われている『シークレットシークレット』かな。
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ここからは前書こうと思ってた Perfumeの私的分析
忘れないうちに書こうと思った、丁度ガムさんも取り上げてるし。
手法としては、2月にAKB48で使った手法を織り交ぜて考えていきたいと思う。
以前から、掟ポルシェが大プッシュしていたので名前くらいは知ってたけど、
真面目に聞きだしたのは本当に最近なので、過去データに頼らざるえない。
80年代以降にアイドル業界が玉石混合の状態であるといわれて久しく、
人気アイドルを創り出す条件として、自分は以下の3点を挙げてみた。
広汎性
特殊性 限定性
そこで、近年のブレイクに着眼点を置いてみると
■ 広汎性:NHKキャンペーン「リサイクルがECOマーク」
(http://www.ad-c.or.jp/campaign/nhk/01/index.html)
ブレイクの大きな後押しとなったのは、やはりこのCMの存在は大きいだろう。
民放とNHKの両方で流れ、後述するが懐かしくて新しいテクノポップサウンド。
一般層には未知の存在だったわけだから、インパクトは絶大だと考えられる。
■ 特殊性:懐かしくて新しいテクノポップサウンド
知る人ぞ知る『ライディーン』が代表作となるYMOや電気グループなどの
テクノポップサウンド。これを武器にしてる部分がPerfumeをアイドルという枠を
ぼやけさせている。ただのアイドルソングでは済ませない、懐かしくて新しい音。
ユニット最大の色であると考えており、昨今のメディア露出にも繋げている。
特に音楽番組での起用されることからも、アーティストサイドでアプローチできる。
■ 限定性:地方発 ストリート経由 メジャー行き
高いパフォーマンスで確実にファンを増やしてきたのだが、プロセスがすごい。
Perfumeの歴史自体はかなり古く、広島のアクターズスクールで結成されたとか。
Wiki参照だけど、広島時代→東京インディー時代→東京メジャー時代という過程。
常にタメがあるサクセスストーリー、アキバ路上やら亀戸サンストリートやら
結構なまでの下積みがある。これはコア層ってのは相当の硬度だと伺える。
こういうところもアーティスティックというか、アイドルとはまた違うなぁと。
それで、ポテンシャルについても二点取り上げたい。
ひとつはメディア露出による知名度の拡大、しかもNHKのお墨付きである。
というのも、これまではマスメディアを介しないでの活動が中心だった。
しかし、アルバム発売をかねて一気にテレビ出演が増えたことからも、
今後はマスメディアを通じての知名度拡大が狙えるのではないだろうか?
しかも、テレビメディアの中で女性アイドルの枠というのは空き屋状態ではないか。
ハロプロがアングラ化してしまい、グラビアアイドルも現段階では転換期といったとこ。
だから、歌番組以外のチャンスも考えられる。ブレイクのタイミングも良かったと思う。
並行して、もうひとつのポテンシャルはメンバーのキャラによる個性ではないだろうか。
よく、彼女たちの売りとして、MC等に特徴されるトークパフォーマンスをあげる声が多い。
東京、大阪圏とは異なる地域性の織り成す独自の魅力とでもいうべきだろうか。
90年代以降、席巻した沖縄出身タレントの世界観に近いものを引き出すのでは。
また、モー娘。全盛期を支えたのは歌よりメンバーのキャラの確立が大きかったと
私は考えており、メディアの抜擢を踏まえた上で、こうした側面は売り込みやすい。
実際、メディアの露出の中で(特に西脇が)、少しずつであるがメンバー個々への注目も
移りつつある。メンバー3人という人員構成も含め、パッケージングして売り出しやすい。
まとめ
現在のPerfumeが駄目になら、向こう10年は国民的アイドル候補は
(かなり独断と偏見だけど)日本には出てこないと私はマジで考えている。
それだけの機運を感じているだけに、がんばってほしいですね。
浜崎あゆみもヒスブルも飯塚雅弓もこのルールにのっとる。
でも、前のはベスト版だから、正確にはこれが1stになるかな?
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本作はヒット曲も連ねているだけでなく、総合力も非常に高い。
私的ベストは今度のスパロボの主題歌らしい『Butterfly』と
pinoのCMで使われている『シークレットシークレット』かな。
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ここからは前書こうと思ってた Perfumeの私的分析
忘れないうちに書こうと思った、丁度ガムさんも取り上げてるし。
手法としては、2月にAKB48で使った手法を織り交ぜて考えていきたいと思う。
以前から、掟ポルシェが大プッシュしていたので名前くらいは知ってたけど、
真面目に聞きだしたのは本当に最近なので、過去データに頼らざるえない。
80年代以降にアイドル業界が玉石混合の状態であるといわれて久しく、
人気アイドルを創り出す条件として、自分は以下の3点を挙げてみた。
広汎性
特殊性 限定性
そこで、近年のブレイクに着眼点を置いてみると
■ 広汎性:NHKキャンペーン「リサイクルがECOマーク」
(http://www.ad-c.or.jp/campaign/nhk/01/index.html)
ブレイクの大きな後押しとなったのは、やはりこのCMの存在は大きいだろう。
民放とNHKの両方で流れ、後述するが懐かしくて新しいテクノポップサウンド。
一般層には未知の存在だったわけだから、インパクトは絶大だと考えられる。
■ 特殊性:懐かしくて新しいテクノポップサウンド
知る人ぞ知る『ライディーン』が代表作となるYMOや電気グループなどの
テクノポップサウンド。これを武器にしてる部分がPerfumeをアイドルという枠を
ぼやけさせている。ただのアイドルソングでは済ませない、懐かしくて新しい音。
ユニット最大の色であると考えており、昨今のメディア露出にも繋げている。
特に音楽番組での起用されることからも、アーティストサイドでアプローチできる。
■ 限定性:地方発 ストリート経由 メジャー行き
高いパフォーマンスで確実にファンを増やしてきたのだが、プロセスがすごい。
Perfumeの歴史自体はかなり古く、広島のアクターズスクールで結成されたとか。
Wiki参照だけど、広島時代→東京インディー時代→東京メジャー時代という過程。
常にタメがあるサクセスストーリー、アキバ路上やら亀戸サンストリートやら
結構なまでの下積みがある。これはコア層ってのは相当の硬度だと伺える。
こういうところもアーティスティックというか、アイドルとはまた違うなぁと。
それで、ポテンシャルについても二点取り上げたい。
ひとつはメディア露出による知名度の拡大、しかもNHKのお墨付きである。
というのも、これまではマスメディアを介しないでの活動が中心だった。
しかし、アルバム発売をかねて一気にテレビ出演が増えたことからも、
今後はマスメディアを通じての知名度拡大が狙えるのではないだろうか?
しかも、テレビメディアの中で女性アイドルの枠というのは空き屋状態ではないか。
ハロプロがアングラ化してしまい、グラビアアイドルも現段階では転換期といったとこ。
だから、歌番組以外のチャンスも考えられる。ブレイクのタイミングも良かったと思う。
並行して、もうひとつのポテンシャルはメンバーのキャラによる個性ではないだろうか。
よく、彼女たちの売りとして、MC等に特徴されるトークパフォーマンスをあげる声が多い。
東京、大阪圏とは異なる地域性の織り成す独自の魅力とでもいうべきだろうか。
90年代以降、席巻した沖縄出身タレントの世界観に近いものを引き出すのでは。
また、モー娘。全盛期を支えたのは歌よりメンバーのキャラの確立が大きかったと
私は考えており、メディアの抜擢を踏まえた上で、こうした側面は売り込みやすい。
実際、メディアの露出の中で(特に西脇が)、少しずつであるがメンバー個々への注目も
移りつつある。メンバー3人という人員構成も含め、パッケージングして売り出しやすい。
まとめ
現在のPerfumeが駄目になら、向こう10年は国民的アイドル候補は
(かなり独断と偏見だけど)日本には出てこないと私はマジで考えている。
それだけの機運を感じているだけに、がんばってほしいですね。
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