映画
■ 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程
ナギーさんが前に劇場鑑賞していた作品。ようやくDVD化。
連合赤軍の結成から1972年のあさま山荘事件までの過程を
ドキュメンタリータッチに描く。上映時間190分という大長編。
押井守氏は近著『凡人として生きること』や赤軍を描いたマンガ
『レッド』の著者・山本氏との対談で自身が高校時代に参加した
学生運動の経験を語っている。監督は、中核を担っていた大学生が
アジトや家に閉じこもり、現実と何も向かい合ってないことを指摘した。
作品のラスト、山荘内に取り残された管理人の奥さんの
「権力と戦うって何ですか?」「革命って何ですか?」という
問いに対し、メンバーが答えられなかった。それは、現実と
理想の乖離を象徴するシーンにも思えた。
理想が独り歩きし、次第に現実離れしていったことが赤軍の内ゲバの
最大の要因であると私は考える。具体的には、権力の対立構造における
「絶対的正当性」が成立しない構造主義的な思考に結びつかなかったこと。
また、空念仏のように唱えられている「個人の共産主義化」や「総括」
「自己批判」といった具体的なイメージの伴わずに流布したスローガン。
そして、設立当初は二流幹部だった森恒夫のなし崩し的台頭、
革命左派の永田洋子の女のエゴといった指導部の無能さも大きい。
(参考文献「赤い雪 総括 連合赤軍事件」(角間隆:新風舎文庫)
そう考えると、連合赤軍とは失敗する組織の構図をよく表わしていて、
作中もそうした描写をよく描いていたと思う。しかし、長かった(笑)
==========================
サッカー
■ Jリーグ09年シーズン展望
今シーズン、J1・J2ともに混戦するのではないかと私は考えている。
優勝候補筆頭は3連覇がかかる鹿島、続いてはACL王者のガンバ大阪が大方の意見。
客観性を「やや」重視して、筆者が考える優勝候補は
本命:鹿島 対抗:浦和 単穴:川崎 連下:名古屋
ですかね。理由としては、以下の部分がある。
鹿島:成熟度と勝者のメンタリティが強み。内田やコウロギの飛躍も期待される。
浦和:若い力を加え、レッズ復活なるか?Jサポとしてはフィンケ監督にも注目。
川崎:抜群の得点力で押し切れるか?ACLでの試合増や選手層の問題が心配だが。
名古屋:ダヴィという得点源も獲得。こちらも試合数との兼ね合い。あとは楢崎。
ガンバは新戦力とのマッチに時間がかかりそう。清水や大分なども戦力維持ないし
プラスさせてきているだけに、正直、上4チームの下位低迷だってあり得ますなぁ。
J2候補は
本命:仙台 対抗:C大阪 単穴:札幌 連下:甲府
J2は今年から3チーム自動昇格。筆者の予想は戦力キープに成功したベガルタをファースト
チョイス。北朝鮮代表でもあるリャン・ヨンギをはじめ、関口などの若手選手の伸びも加え
ベテラン勢も心強い。昨年の悔しさを晴らしてくれるか?心配なのは、ユアスタ使えないとこ。
日本代表の香川君がいるセレッソは伝統的な浮き沈みのあるチームをいかにキープできるか?
札幌は再びJ2に戻ってきた石崎さんのハードワークがはまれば、戻ってこれるのでは?
あと、注目は反町新監督率いる湘南。私はまだ将来の代表監督候補だと思ってるし。
■ 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程
ナギーさんが前に劇場鑑賞していた作品。ようやくDVD化。
連合赤軍の結成から1972年のあさま山荘事件までの過程を
ドキュメンタリータッチに描く。上映時間190分という大長編。
押井守氏は近著『凡人として生きること』や赤軍を描いたマンガ
『レッド』の著者・山本氏との対談で自身が高校時代に参加した
学生運動の経験を語っている。監督は、中核を担っていた大学生が
アジトや家に閉じこもり、現実と何も向かい合ってないことを指摘した。
作品のラスト、山荘内に取り残された管理人の奥さんの
「権力と戦うって何ですか?」「革命って何ですか?」という
問いに対し、メンバーが答えられなかった。それは、現実と
理想の乖離を象徴するシーンにも思えた。
理想が独り歩きし、次第に現実離れしていったことが赤軍の内ゲバの
最大の要因であると私は考える。具体的には、権力の対立構造における
「絶対的正当性」が成立しない構造主義的な思考に結びつかなかったこと。
また、空念仏のように唱えられている「個人の共産主義化」や「総括」
「自己批判」といった具体的なイメージの伴わずに流布したスローガン。
そして、設立当初は二流幹部だった森恒夫のなし崩し的台頭、
革命左派の永田洋子の女のエゴといった指導部の無能さも大きい。
(参考文献「赤い雪 総括 連合赤軍事件」(角間隆:新風舎文庫)
そう考えると、連合赤軍とは失敗する組織の構図をよく表わしていて、
作中もそうした描写をよく描いていたと思う。しかし、長かった(笑)
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サッカー
■ Jリーグ09年シーズン展望
今シーズン、J1・J2ともに混戦するのではないかと私は考えている。
優勝候補筆頭は3連覇がかかる鹿島、続いてはACL王者のガンバ大阪が大方の意見。
客観性を「やや」重視して、筆者が考える優勝候補は
本命:鹿島 対抗:浦和 単穴:川崎 連下:名古屋
ですかね。理由としては、以下の部分がある。
鹿島:成熟度と勝者のメンタリティが強み。内田やコウロギの飛躍も期待される。
浦和:若い力を加え、レッズ復活なるか?Jサポとしてはフィンケ監督にも注目。
川崎:抜群の得点力で押し切れるか?ACLでの試合増や選手層の問題が心配だが。
名古屋:ダヴィという得点源も獲得。こちらも試合数との兼ね合い。あとは楢崎。
ガンバは新戦力とのマッチに時間がかかりそう。清水や大分なども戦力維持ないし
プラスさせてきているだけに、正直、上4チームの下位低迷だってあり得ますなぁ。
J2候補は
本命:仙台 対抗:C大阪 単穴:札幌 連下:甲府
J2は今年から3チーム自動昇格。筆者の予想は戦力キープに成功したベガルタをファースト
チョイス。北朝鮮代表でもあるリャン・ヨンギをはじめ、関口などの若手選手の伸びも加え
ベテラン勢も心強い。昨年の悔しさを晴らしてくれるか?心配なのは、ユアスタ使えないとこ。
日本代表の香川君がいるセレッソは伝統的な浮き沈みのあるチームをいかにキープできるか?
札幌は再びJ2に戻ってきた石崎さんのハードワークがはまれば、戻ってこれるのでは?
あと、注目は反町新監督率いる湘南。私はまだ将来の代表監督候補だと思ってるし。
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