オーストラリア戦とオイルショック
無事、修士論文が通った。相変わらず、実感はないんですけどね。
ドクターになりたいえばなりたいですけど、今の専攻では難しいですね。
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サッカー

さて、明日は運命の日本-オーストラリア戦。エバートンの試合でケーヒルが
シャドーボクシングするのを見て「カイザースラウテルンの惨劇」を思い出す。

日本サッカーの成長は、戦後の日本経済になぞられると思う。
日韓W杯にむけて日本サッカーは世界でも稀に見る高度成長を遂げた。
初勝利、決勝T進出を決めた代表に、日本中が熱い視線を注いだのである。

日本はその後も04年のアジア杯連覇、05年のコンフェデ杯でブラジルを
追い詰めるなど、06年のW杯では、さらなる飛躍を遂げると皆が信じていた。

しかし、あの夏、ドイツのカイザースラウテルンで日本は豪州に逆転負けする。
高度経済成長に陰を落としたオイルショックのように、大きなダメージを与えた。

以降、日本サッカーははゼロ・低成長時代に突入した。低迷を脱するカギを握っていた
オシム監督が倒れ、再び日本サッカーは苦境に立たされた。そして、明日を迎える。

あまり知られていないが、日本は第二次石油ショックを早々に立ち直らせている。
何故なら石油ルートの拡大と備蓄体制の強化、そして省エネ対策を打ち出したからだ。
日本経済の立ち直りとアメリカ経済の停滞は、プラザ合意とそれに伴うバブルを生んだ。

日本代表がオーストラリアと対峙する。もちろん絶対に負けられない戦いである。
この壁を乗り越えることで、この停滞を脱してほしいというサポーターの思いは強い。

格上の相手。そう簡単に勝ちは拾えないのもわかっている。だからこそ、勝ってくれ!

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■ NHK特集「トキワ荘の時代 現代マンガ家立志伝」

昔からテーマの着目やBGMのセレクトが素晴らしい。
当時のトキワ荘の取り壊しと漫画ブームを取り上げたドキュメンタリー。

昔のコミックマーケットの映像は初めて見た。テーマの幅が広そうだ。
番組ナレーションに藤子先生(二人の頃)が担当したのも何気にすごい。

作中の手塚賞で手塚先生に大絶賛されていた青年、若き日の荒木先生だ。。

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