■ テレ朝:50周年企画、過去の人気番組一挙公開特番

何周年企画でよくやってる「氷点」が結構、リメイクしていたのに驚いた。
あと、末永遥ちゃんが出ていたのも知らなかった。もちろん、かわいかった。

圧巻だったのは『西部警察』ですね。特撮もビックリの仕掛け満載。
アメリカだったら『特攻野郎Aチーム』みたいな傭兵軍団のところを、日本では
警察組織で表現するんだからスゴイ。全国ロケハンはビックプロジェクトだなぁ。

あと「大門」を見ていると、ヘイローのてんびん君を思い出す。
やっぱ、彼も西部警察みたいにアジトを爆破したりするのか(勘違いしながら)

ところどころでアニメ番組が出てきて、父や母なんかも反応する。60年代の作品は
父親のほうが懐かしがっていたものだ。あと「一休さん」のスポンサーが何とか組合
(筆者は忘れたが、父が克明に記憶していた)だったという逸話を聞く。なるほどね。

改めて、かつてのアニメが「生活にもっと近い位置」にあったことを感じさせた。
我々の世代も再放送やリメイクで、過去の名作を地上波で見ることができたのだ。
私でさえ「魔法使いサリー」や「ひみつのアッコちゃん」はリメイクで何度も見てる。

たしかにアニメ放送は深夜や朝に拡大されたり、専門チャンネルもできたりする。
つまり、視聴層や環境の拡充は行われた。だが、子供にとってアニメは身近なのか?
私は大分離れたと思う。夕方のアニメの再放送もテレ東以外のプライムタイム枠も
激減した。そう、生活からアニメが離れていく感覚を私はずっと悲しく思ってきた。

テレビを見る若年層が減った原因の一つも、アニメをはじめ子供とテレビの接点を
大人たちが奪ったからではないか?将来の視聴者たる子供も楽しめるような番組が、
7時から9時までにいくつあるか?現在の負のスパイラルは先行投資の失敗ではないか?

近年、特撮やアニメを大人が語ることはさほど珍しくなくなった。悪いことではない。
しかし、今の子供たちが大人になって、思い出として語ってくれるようにもしてほしい。

元始、アニメは太陽だったのだ。
夜行性のヲタクの月だけであってほしくはないと今も思う。

製作費が厳しいのか露骨に過去の映像ライブラリー作品が
どの局でも増えてきた。こうなってくるとNHKが圧倒的に有利なのだが。
今週になって、BSや総合でやってる手塚治虫特集が本当に面白いし。

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