■ 水樹奈々『深愛』(筆者の「はてな」記事を一部改編)
私見だが昨年の2枚は、奈々さんの引き出しの多さの印象が強かった。
本作もアプローチが違う楽曲なので、そんな姿勢を継続した形といえる。

本作の評価は、表題曲の『深愛』だけでも揺るぎないものになるだろう。
ストリングス(アルファ奏者の上松さんも)の畳みかけるようなサウンドと
奈々さんの透き通るボーカルの融合が素敵杉て、通して聴いて鳥肌モノ。

『深愛』の作詞も奈々さんが担当。インタビューやコメントなどを聞いてみると、
二方向のアプローチが浮かび上がった。せっかくなので、取り上げたいと思う。

ひとつは『WHITE ALBUM』だ。奈々さんのコメントによると、この曲の作詞をするに
あたり、作品の脚本を一通り目を通したとか。そこから、森川由綺の好きな人に
会えない「もどかしい」という気持ちを表現した*1とか。作品の世界観ピッタリ。

もう一つは、文字どおり「深い愛情」だ。筆者はインタビューで初めて知ったのだが、
昨年のコマ劇公演の直後に、10年間の闘病生活を続けていた父親が亡くなったという。
その際、彼女はファンをはじめとした多くの人々の励ましをもらい、愛情を感じたとか。
そうした周囲への感謝の思いを詞に込めたらしい*2。何か、詞の重さを感じる話だった。


今年も歌とともに邁進する奈々さんだが、足取りはしっかりとしたものになりそうだ。
筆者はライブ等に足を運びつつ、今年1年のさらなる飛躍とご活躍を期待しております。

*1:TOKYO FM『GOLD RUSH 水樹奈々のMの世界』1月7日放送分より
*2:「歌にもはじける行動派 武道館で23日から3日連続公演する声優・歌手 水樹奈々」
(朝日新聞1月16日夕刊より)

===================================

↑と一緒に今更ながら『ロザバン CAPU2』の萌花さんのキャラソンCDを購入。

オリジナル曲の「あなたにCAPU2」は、タイトルからしてアレな楽曲と思ったのだが、
松田聖子の「Rock’n Rouge」っぽい感じで、なかなか良かった。というか化けた感じ。
購入動機であった中森明菜「Desire 情熱」のカバーは、とっても良かった。元とれた。

こっちもオススメです(親指立てながら)

あと、渋谷アニメイトの新曲コーナーにPrits『Sakura Revolution』があって驚いた。
何でもアンコールが多かったため、再プレスされたとか。5の2でもカバーされたみたいだ。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索