アイマス

■ 勝手にベスト盤『MASTER OF MASTER』発売記念企画! 今こそアイマスを語れ!!

第7回:ダン・グラッデンPが語る真、雪歩、伊織とアイドル性の検証


下書きを書いてもうまく書けなかったので、仕方なく合わせ技一本狙いです。
亜美・真美はこれでも当てはめられなかったので、何とかこれはこれで書こうと思います。

誰しも思うアイドル志望の女の子は必ずしもクラスの人気者ではないという漠然とした仮説が
今年読んだ吉田豪『元アイドル!』で確信に近づいてきた。それがまた、現代なら違うかなと
思った矢先に同著者の最近のインタビュー本『hon-nin列伝 セキララなオンナたち』を読み、
やっぱり変わってないという証言を知ることができた(中川翔子、麻生久美子は目から鱗モノ)

アイドルになることを、自己啓発であり変身願望に近い希望が込めるパターンがあったりする。
つまり、今までの自分に何かしらのコンプレックスを持っていて、アイドルになることで、それ
を克服したいという願望がある少女もいる。そんなアッパーでありながら、ダウナーなところを
持っているからこそ、アイドルの魅力というのが形成されるのではないかという意見もある。

余談となるが、そうした大嫌いだった自分をブログを通じて貪欲に生きることを追及しだした
中川翔子が歌う「綺麗ア・ラ・モード」には一段と重みがあるから私は最高と思った次第です。

アイマスの場合、自分のありのままの姿を表現しようとする春香、やよい、あずさ、美希の型。
冷静、ストイックに高みを目指そうとする千早や律子の型とは異なる今回の3人は、いうなれば
この「自己啓発、変身願望」型に適応できるのではないかというのが私の考えである。

真の場合は「クールでカッコいい」女子という一人宝塚ワールド炸裂のタイプなのだが、
彼女自身はカワイイ系への憧れというのがあり、伊織も兄妹へのコンプレックスの克服であり、
そして雪歩こそ臆病な自分から脱却するためにアイドルになった。

このベクトルは大きな力だ。

一人のアイドルをずっと見守っていくことは、人生の一部を見ることだと私は考えている。

その人の何かを変えたり、乗り越えたいと思う気持ちが伝わってくるから、応援したいと
思うのではないだろうか。企業人、アスリートのように、アイドルにも精神力があるのだ。

そんな気持ちを大切にするPが選ぶ曲は(今回は1人1曲)


■ 伊織:「relations(REM@STER-B)」(MASTER LIVE04)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5084433

■ 雪歩:「Here we go!!(REM@STER-B)」(MASTER LIVE04)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3698014

■ 真:「迷走Mind」(MASTER ARTIST03)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4745955(平田さん版)

私的に、伊織と雪歩は「MASTER LIVE」シリーズから評価がかなり上がってきた感じがします。
伊織はREM@STER版はいい味を出している。あと、VFYの「カナリア諸島にて」もグッドですね。
雪歩は頑張ってB系に走ったけど駄目でしたみたいなラップが化学反応を起こしているのがウン。

真は良曲が多いので、ダンスナンバーやジャニーズナンバーを今後もカバーする機会があれば。
個人的には最近の嵐楽曲とか是非とも。ということで「迷走Mind」はそんな思いも込みですが。

てなところで、一気に3人という反則技で次回の亜美・真美でラストの予定。

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