インドアにアウトドア
今日は両国まで浮世絵を見に行ったり、プロレスを見に行ったりしていました。


美術館、てっきり「大琳派展」にいくものだと思い込んでいたら、ウチの弟が
行きたがってたのは「ボストン美術館所蔵 浮世絵名品展」だったらしいので。

日本史に詳しい方ならご存知だと思いますけど、世界で最も浮世絵を
所有しているのはボストン美術館(明治時代のお雇い外国人が大量購入した)。
ですから、教科書などに掲載されている有名な浮世絵の中でも、日本には残ってないもの
もあるんですね。欧州に渡った浮世絵も万博で持ち込まれた陶磁器の包み紙代わりだったし。


ベタですが、創生期の鈴木晴信の錦絵、北斎や歌川派の絵というのは素晴らしかった。
北斎の絵のベロ藍であるとか、絶妙な遠近法であるとか、学部の時の芸術史のことを
思い出します。芸術史とエンターテイメント法と社会学は本当に好きな授業だったよ。

あと、源氏物語をなぞって現在(当時の江戸時代風)に絵を描いてみたり、
遊郭の花魁と詩をモチーフに描いたというのもあったり、昔からリバイバルとかコラボ
みたいなことはしていたんだなと思ったり。弟の花魁の浮世絵=アイドルグラビア説は笑った。
本当、こういう馬鹿センスは似ているというか、思考回路が似ている。

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プロレス

■ NOAH「Autumn Navigation 08」最終戦
ノアの10月ツアー最終戦。半年ぶりのノアであり日本武道館での観戦。
観戦目的は1試合、メインの丸藤正道 VS KENTAのダブルタイトルマッチ。

2年前の1月武道館(そういえば前日が奈々ライブで武道館連戦だったりする)の
一騎打ちを観戦して鳥肌モノの試合を展開し、10月の試合でも死闘を繰り広げた。
06年のベストバウトを獲得した試合だけであって、ゼロ年代プロレスのトップブランド。

試合は丸藤の近年の試合では最も輝いた、前のKENTA戦からの2年の集大成のような試合。
ジュニアとヘビーの中間に位置する体格でスピード、技の完成度、可変性、意外性を表現。
06年にMVP間近と言われた頃を凌駕した、それくらいのシングルレスラーとしての評価が。

60分引き分けという、よく考えれば、その手もあったかという結末だったが、拍手喝采。
何だかんだで丸ケン対決はモノが違うよ、お互いのベルトをこれからも高めてほしいですわ。


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てなわけで、CSは今日は携帯観戦だったわけです。そして「奪回」を目指して。
6年ぶりのGL決戦ですね。ちなみに私のアシスタントの相方は所沢在住の西武ファンです。

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