共犯関係とグルーブ感における私見

昨日は一月ぶりに鎌倉に行って、父親の誕生日祝いをしてきた。
セレクトした店の料理に、父親以上に弟が感動していたりする。
大学があったから早めに退散してしまったが、鎌倉は癒される。
本当、一月に一回は行きたい。今の時期の風景は、特にいいな。
写真は円覚寺、博士課程で円覚寺で泊り込んだという人がいた。
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先日、自分は大会場におけるイベントの雰囲気を「グルーブ感」という言葉で
表現しようとしたが、これは格闘技興行において観客の集中度が非常に高い
状態を表現していた言葉を引用させてもらった。それは雰囲気が似ているからで。

最近『元アイドル』を読んだこともあり、吉田豪氏のpodcast『豪さんのポッド』
を聴くようになった。インタビューの仕事における裏話など、非常に面白い内容で
ipodに入れて、聴きなおしてしまうくらいだ。

■ 吉田豪『豪さんのポッド』:http://gosan.cocolog-nifty.com/pod/

その最新回の冒頭で良いヒントをいただいた。それはアイドルとファンの
距離のバランスだ。吉田氏は、悩みのないアイドルというのは
アイドルとして
マイナスだと述べている。ブログにしても9明るくして1ブルーにするくらいが
丁度いいのだという。普段の明るい部分に対して、時折見せるブルーな部分に

ファンは

「僕が何とかしてあげなきゃ、僕が離れたらダメなんだ」

という意識を植え付けるのだという。その必要性は自分も感じている。

ブルージーな部分を含めて、秘密を共有しあっている感覚を私は「共犯関係」
と表現したかった。

自分は、密室性と広汎性が上手くバランスのとれているモノに傾倒する傾向が
ある。声優とかアイマスとかフジテレビショック以降のPRIDEとかはそうかな。

メジャー思考とマイノリティ思考という相容れないはずのマインドが同居する。
それこそ自分がオタクカテゴリーに傾倒し、考え方に矛盾が生じる部分なのか。