愛はブーメラン

2007年8月13日 映画
墓掃除も仏壇の磨きも終わった、大掃除なんて盆か年末くらい。
今年は弟君が受験生なので例年以上にずっと駆り出されている。
昨日も両国までG1の決勝見に行こうと思ったのに、手伝いだし。
永田さんが優勝できなかったのは残念だ、棚橋は頑張ったなぁ。

とりあえず、今年はお盆と闇と被ってないのが普通に嬉しいです
とはいってもカタログチェックしていないんだよな、どうしよ。
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土曜日のアニメギガ

■ 最終日:劇場版「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」
夏、特にお盆ごろにになると自分は無性に見たくなるのが「うる星2」だったり。
初めて見たのが高校2年くらい、たしか当時DVD化されて間もない頃だったかな。
(ラジオでおたっきぃ佐々木が信者発言していた作品だったのは、よく記憶してる)

押井作品における「現実と虚構」というテーマを「現実と夢」という形でストレートに表現。
まさに押井監督の世界観の雛形にもなっており、原点とも言える作品だと言えるだろう。

「パト2」を見たのもこの前後であり、自分が本格的に信者傾向を強めた作品でもある。
見てすぐに(松田聖子的な意味で)ビビッときた、というか自分が好きな作風だった。

作品の特徴は、やはりテレビシリーズでは困難であろう世界観と大胆な演出であろう。
近年のアニメ作品にもスゴイ演出は数多く使われているが、自分の好みとかはこれが根か?

当時の技術では細かくて大変だが、何度見てもどれも印象的な演出が随所に光る。
ゲストで来ていた演出を担当していた西村純二氏も当時の撮影の苦労を話していた。

そういえば私もゲスト同様に何度も見ているのに最後にタイトルが出てきたことにハッとした。

ちなみにそんな私が好きなシーンは、トラック搭乗中のメガネの独白シーンである。
ヴェルレーヌの「選ばれし者の恍惚と不安、二つながら我にあり」引用は覚えている。
自分の中で『語り部』のメガネを最も印象づけているシーンであり、彼が好きになったシーン。

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