(画像は書籍版のものです)
南大沢で見てきた、出演はアル・ゴア氏。
クリントン政権の副大統領で大統領候補にもなった人。
ブッシュとのフロリダでの歴史的敗戦は7年も前になるか。
今、何をしているのかと言えば、世界規模の講演活動である。
===============================
映画はゴア氏の実際の講演の風景を中心に進められる。
彼の講演の内容は「地球温暖化問題」についてである。

普段、我々が見ないような写真やグラフを彼はデータとして提供してきた。
私が驚いたのはキリマンジャロの比較写真、頂上に雪はほとんど残っていない。
“わかりやすさ”をモットーにして、ユーモラスな話術を駆使して語りかけるゴア氏。

炭素税などのアメリカの環境政策の主導だっただけに、彼の専門性は素晴らしい。
日本の政治家でココまで語れる人がいたら、自分は是非会いたいくらいである。
彼が大統領になっていたら、少なくとも京都議定書の発効も早まったかもしれない。

アメリカは京都議定書に批准していない、その国に誰より危機感を抱くゴア氏がいる。
米政府は知ってしまった「不都合な真実」を隠しながら、ココまで来てしまったと彼は話す。
また、環境が再生可能であり、そのためには国民の意識を変えていく必要だと言っている。
この映画、アメリカでなかなかの反響だったらしいが、果たしてドコまで届いたのか?
=====================================
割とドキュメンタリー映画は好きなんで、すんなり見れた。
なんか大学の授業を受けているような雰囲気、90分くらいだったし。
環境問題や温暖化に興味がなくても、ある程度理解は出来る内容かな?
ただ、形式的に苦手な人は大学の授業同様に寝てしまうかもしれないな。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索